| 10月のある金曜日、帰宅するとバイクにかぶせてあるカバーが不自然な形ではがされていました。 翌朝土曜日に駐輪場に行くと、バイクは車体カバーをはぎ盗られ、丸裸の状態になっていました。周囲を探してみると、近くのゴミ箱に同様の車体カバーが捨ててあり、確認してみるとそれは私の物ではなく、「○田」という名前が書かれていました。 私の車体カバーはどこにもなく、あきらめてバイクのところに戻り、エンジンのキーを差し込もうとした時、さらに追いうちをかけるような事実が判明しました。 キーが入らない!カギ穴がぐちゃぐちゃにされているのです。 マンションの管理人のところに行き事情を説明すると意外な言葉が返ってきました。 「あぁ。あなたもやられたんだ。」 実はその日、私の他に、もう1件バイクの被害があり、住人の○田さんのバイクが盗まれたということでした。 10分後、交番から巡査がかけつけ、私ともう1人の被害者○田さん、管理人、および掃除のおばさんからの事情聴取に周囲はやじ馬でいっぱいになっていました。 |
「ここじゃなんだから・・・」ということで、交番まで行き、生まれてはじめて被害届けを書きました。 私の推理では、犯人はまず私の愛車を盗もうと、前日に車体カバーをはがして下見をしたのです。そして深夜決行に移し、用意したドライバーでカギ穴をこじあけようとしたが、うまくいかなかったのでしょう。そこで今度は隣のバイクを試みて、しめしめと盗っていったのです。 手口をみると犯人はプロではなく、バイクに乗りたいという理由で、平気で盗みを犯す未成年者の仕業だと思われます。 ところで愛車はキーシリンダーを丸ごと取り替えねばならず、修理費用は1万5千円也。その後、愛車には新しく購入した車体カバーと、前輪には鋼鉄製の大型U字ロック、後輪には極太ワイヤー錠をかけることになりました。 これでも対策は十分とはいえません。プロの手にかかれば、大型バイクもトラックで丸ごと盗られ、車体番号は焼き消され、東南アジアルートで輸出されてしまうのだそうです。 年々エスカレートする乗物の盗難に対して、守る術もエスカレートするばかりです。 (原文/1996年1月記) |
この美しい愛車(マシン)にイタズラしたのは誰だ!?ヒデキ感激!ならぬ、ヒデキ涙・涙・涙・・・。 1996年しるす。 |