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(January 14, 2002)
ハーレー・ダビッドソンの株主に
新年を迎えた現在、為替レートは、諸事情の流れを反映し1ドル131円〜132円を推移しています。
国内財政の悪化と貿易黒字の縮小で円が中期的に弱含むという見方が主流になってきました。 デフレを終わらせるには、円安しかないという認識も広まってきています。
このような状況の中で円資産に偏たらない、分散投資としての外貨投資に、注目が集まっているようです。 外貨投資と聞くと、ものすごいリスクを感じてしまいますが、自国通貨から、ユーロやドル、そして中国元に換えたいと思うのは、どうやらグローバルスタンダードな流れのようです。
具体的に外貨投資というと、外貨預金、外貨建てMMF、外国債券、外国株式、為替取引などがありますが、この中で、個人的に注目しているのが外国株式です。
最近ではネット証券会社が充実し、数年前では考えられなかった安い手数料で、ニューヨーク証券取引所やナスダックなどの株価をリアルタイム(注:20分遅れ)でみながら取引できる環境が整っています。
あの「ハーレー・ダビッドソン,Inc.」の株も、日本国内の自宅から、適切なタイミングで、売買できるのです。
外貨投資のメリット、デメリットは別として、ハーレー・ダビッドソンの株を買うということは、ハーレー・ダビッドソンの株主になれるということです。配当金は何ドルもらえるのか?は別にしても、株主優待で何がもらえるか(オイル?アクセサリ?)は興味シンシンだったりします。
そこで、米国株について検討してみることにしました。
● 銘柄選び
はじめての米国株投資ということで、最も思い入れのある、「ハーレー・ダビッドソン,Inc.」(以下、HDIと呼ぶ)を検討することにしました。
会社概要は、念のため米国ヤフー・ファイナンスのページを参照しました。
Harley-Davidson, Inc.(HDI) モーターサイクル関連のHarley-Davidson Motor Company、H-D Michigan、Buell
Motorcycle Company。ファイナンス関連のHarley-Davidson Financial Servicesを展開。
経営状況は、昨年の米国経済誌で上位に取り挙げられるほどで、今後も極端な不安は無さそうです。
調査機関のレーティングでは2002年1月14日現在、Strong Buy(強気)が6、Buy(やや強気)が7と、銘柄選びとしては堅そうです。
2001年7〜9月期の決算状況は、売上高で前年比19%増の851百万ドル。純利益は同35%増の112百万ドル。希薄化後1株あたり純利益は0.36ドル。
株価は、2002年1月11日現在 52.72ドル。
売買単位は10株から投資可能のようです。
● 買いのタイミング
HDIを選んだ際に、最も考慮しなければならないのは、買うタイミングでしょう。タイミングとしては、短期、中期、長期でとるスタンスが違ってくると思いますが、参考になるのは、株価チャートです。
HDIの株価は、1987年のニューヨーク証券取引所(New York Stock Exchange. NYSEとも呼ぶ)上場以来、ほぼ一直線の右肩上がりのトレンドを形成してきました。
超長期株価チャート(上場来)
直近の数年間も、+-10ドルの範囲での上下を繰り返しながら、緩やかな上昇トレンドを描いています。
長期チャート(5年)、(2年)
ここで注目したいのが、上昇傾向を描きながらも、数ヶ月周期で現れる+-10ドルの波動です。感触的には、2001年末〜2002年初めが株価の頂点のように見えます。このままいくと、2002年初から+-10ドルの波動が、下降傾向に転じるように見えます。
以降、40、45ドル近辺で、再び上昇に転じたときが、買いのタイミングではないでしょうか。
2002年1月11日現在、すぐ買うのは高値づかみになってしまう気がしてきました。
中期チャート(1年)
2002年1月14日現在、為替レートは1ドル131円後半です。 世間では、円が中期的に弱含むという見方が占めていますが、すでに弱含んでおり、為替差益のメリットは、いまさらという見方もできます。
また今後、ユーロに対して円安になるが、ドルに対しては、米国経済次第で円高への調整局面もありうるという見方もでてきており、これも無視できない考え方です。
買いのタイミングとしては、しばらく様子をみてみることにしました。
2月になるか3月になるかわかりませんが、+-10ドルの波動が、下降トレンドに入って上昇トレンドに転じるタイミングを持ち、その時の為替レートが130円以下であれば、Buy(買い)のチャンスを判断できるのでは?と思います。
株価チャートから判断する下降傾向、上昇傾向の大雑把な目安として、以下の内容が挙げられます。
下降傾向
・ ロウソク足が黒々としている。
・ 移動平均線(短期)が移動平均線(長期)を下回る。
・ Volume(売買高)の増加。
上昇傾向
・ ロウソク足が白々としている。
・ 移動平均線(短期)が移動平均線(長期)を上回る。
・ Volume(売買高)の増加。
参考チャート
この他、細かなパターン(クセ)が、でるようなので、注意深く観察する必要があります。また見極める際には、主観的、希望的観測になってしまう要素も多く注意が必要です。
● ネット証券選び
買うタイミングが来る前にやっておかなければならないことは、いろいろ多いと思いますが、その1つとして挙げられるのが、ネット証券会社選びではないでしょうか。 米国株の取引ができるネット証券会社は限られており、対象証券会社のなかから、手数料の安さや、情報、システムなど付加価値、信頼性などを基準に選ぶのですがそれだけでも結構な手間です。また、申し込んでから口座開設、資金移動まで、なんだかんだで実際に売買できるようになるまで1週間程度かかるようです。
オンライントレードの騎士
米国株取引が可能で、システム等いろいろな面で充実しているネット証券会社としては、DLJディレクトSFG証券
が代表的です。ここの提供する「マーケットスピード」というトレーディングソフトは、感動的な出来栄えです。
●その他
その他、米国株取引について、わからないことが、まだ多いですが、今後、調べていきたいと思います。
また、実際に買う際には、売るときのことを十分考慮した上で決めたいと思います。
手数料や税金(国内、海外)を考慮し、売値がいくらなら、どれだけの利益がでるのかを押さえておくことも重要ですが、もっと重要なのは、損したときにどうするかを決めておくことだと思います。ハーレーダビッドソンの株価は上場以来、一直線の上昇トレンドを続けているとはいえ、まったく不安がないわけではありません。
何ドル下がったら、売るのか、損きり(ロスカット)の基準をあらかじめ決めておき、一度決めたら必ず実行することが重要で、その損失額は、痛くない範囲に設定する必要があるようです。
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