「巴里・妖都変」の続編。何故か出版社変更。ま、書いてて楽しいんだろうけど、書き続けないシリーズいっぱい抱えたままなのも如何なものかと思うが、どうでしょう?→作者さま。
前に読んだ「鷲の驕り」は「特許」をめぐるサスペンスだったが、今回は企業買収に絡んでの「著作権」をめぐる攻防。
企業名は架空の物だが、モデルはあきらかにマイクロソフトとディズニー。日本ではあまりなじみがない(俺だけかも)が、大企業のトップが会社を売って自分が儲けようとするその考え方。小説の一番表面だけでも面白かったぞ。<オススメ>
猫探偵正太郎のシリーズ。今度は短編集。んが、正太郎は登場するだけで人間の視点のハナシも混ざっている。「(1)」と言っているからには更に更に続くのであろう。
40歳の男が23年前、17歳の時代にタイムスリップしてしまう。意識だけが跳ぶのではなく、肉体ごとである。即ち、40歳のまま、そして17歳の自分も同時に存在するのである。
内容は、その23年前に殺された父親を救おうとする、というもの。ま、事情はいろいろあるのだが。
ドミノ。伝統的遊具でありながら、日本では単に倒されるだけの牌としか認識されていない。あぁ可哀想なドミノ。本の内容とは関係ない。
内容は、倒される方のドミノ。様々で且つ大勢の人がそれぞれ倒した最初の牌。それらが互いに影響を及ぼしあい結果大騒ぎ。そして、それぞれの結末。やがて物語は収束してゆく。
いや、ジェットコースター的なハナシでした。
なにも書かない。でも、<オススメ>
前に読んだ「仔羊たちの聖夜」の後。大学生4人組のシリーズ。しかし、その前に「スコッチ・ゲーム」があるはずだが、なかなか見かけない。早く文庫化してもらいたい。
それはそうと、身近にいくつかの事件(?)がおこり、それらをヨッパライながら解釈してゆくのはいつものパターン。しかし、今回はさらに大きな事件が。主役の一人が背負っていた過去が明らかに。
宇宙戦艦ではない。ハルキ文庫なので45秒ほど悩んだが、文庫書き下ろしで悩んでどうなるものでもないだろうと結局購入。 前に読んだ「ONOGORO」の続きだし。前のサブタイトルは「千年紀末古事記伝」、これのサブタイトルは「新千年紀古事記伝」。
海幸彦、山幸彦のあたりから推古天皇誕生のあたりまで。古事記自体殆ど知らないので何処らへんが鯨味かは不明。んで、連環。
プロット協力に「稗田阿礼」って・・・ま、確かに。
重いな〜。
痴呆病棟で生活する患者達の相次ぐ急死。病棟での生活のきめ細やかな描写も然ることながら、各々の患者の入院までの半生までも描かれている。重いぞ。
趣味の問題かもしれないが、同じ重さにしても「臓器農場」のような爽やかさみたいなのがなく、「閉鎖病棟」のようでもない。ひたすら重い。別につまらないと言っている訳ではない。
読みにくかったのである。奥付によると1964年出版。仕方ないか。儂生まれとらん。
でかい砲弾で3人を月に送るハナシ。砲弾なのでそれ自体に推進力はなくて、地上から火薬で発射されたその勢いだけで進んでいく。その途中様々な苦難が降り掛かる。進路修正はできません。
SF(直訳:科学小説)の名作なんだろうけど、今読めばコメディだな。宇宙空間で窓開けるのはやめましょう。気圧も然ることながら進路変狂うのでは?後書きによれば1869年の作である。これは仕方なくはないか?
パリで出会った男女二組(男女の出会い×2ではなく、既に出会ってる男女がパリで出会った)。そして・・・。
バリバリ(?)のラブストーリーかな。しかし、タイトルの意味って一体?「不幸な犬達」?う〜む。犬は1匹登場するが、こいつではなかろう。う〜、コメントしにくいのぅ、このテのハナシってば。
悪夢のもと(?)と戦う異世界からやってきた賞金稼ぎのSF短編(中編かな?)集。ミヤベさん久々に軽めの小説です。
3編のうち1編はe-NOVELSで連載していたもの。どーも、PDFファイルを買う気になれなかったんだが、本になってくれてよかった。やっぱり小説は紙の本でなきゃぁねぇと思ってしまう。加納朋子もe-NOVELSで連載していたが、紙になってくれないかしら。
ミヤベさんはこのシリーズをまだ書くつもりらしい。期待を込めて<オススメ>
ん〜、久々のアヤツジユキトですな。何年か前にハードカバーで出てたけど短編集だったので見送っていたのでした。
5編とも「綾辻行人」が犯人当ての謎を提示されるというもの。さらに4編に挑戦状が挿入されている。
しかしなー、4編目がブラックだなー、夢に出てきそうである。
ん?SFかな?
突然パラレルワールドに行ってしまった主人公。その世界が、おふざけ度満点。正義の味方(?)になって強いんだか弱いんだかよく分からない敵を倒し、さて、元の世界に戻れるか、ってなカンジ。
薄いのはいいとして、活字でかくて行間広くて上下左右の余白が多いような気がしますが?
今回文庫購入で暫く悩んだ。タイトルは記憶にあるが読んだ記憶が無い。読んでない自信がなかったが、やっぱり読んでなかった。
市井の人たちの日常の暮らしの中の小さな謎を扱った短編時代小説集。
地方自決構想に基づく組織である自治体警察局特殊捜査局の面々の活躍を描く連作短編集。
ただ、全体に流れる「敵」に無関係な編があるのが残念至極。ただし、それぞれの編は色々趣向が凝らされていていたって面白い。
う・・・。
1988年、43歳で突然死亡、そして何故か18歳で目覚めた。タイトルのとおり、人生をリプレイする。そしてまた43歳で死亡、また目覚める。またリプレイ。そしてまた・・・。
未来の知識により自分の人生を組み建て直してゆく。新しい出逢いと別れと反省。そしてやはり人生を繰り返している女性との出逢い。なんだろ、長いラブストーリかしら。例えば恩田陸の「ライオンハート」みたいな。そういえば、テレビドラマにもなってたのかな?<オススメ>
近未来サスペンスか。
西暦2024年、スラム街と化した上野に住む警察官が死刑を執行されたはずの連続殺人鬼を再び追うことになる。そしてその真相は?
近未来である必要はどうだろうか。街の雰囲気と事件の内容はマッチしている。時代考証(っつーのか?)も面白い。曰く「ガソリン車なんか白い目で見られるので乗りたくない」
このヒト、こんなのも書くんだぁ。驚いた。
九十九里浜に突如現れた巨大な土木作業員。身長100メートル、安全帽、地下足袋、作業服、首にピンクのタオル。
政府の管轄の押し付けあい、利権の貪りあいの皮肉たっぷり。ちょっとブラックなコメディか。踊る国家、民衆、メディア、躍らされる土木作業員。
読んでて作者誰だったか忘れてしまいそうでした。
占星術探偵御手洗潔のデビュー作、らしい。
40年前に起きた連続大量猟奇殺人事件を2つの手記と発表データのみで解く。密室、アリバイ、バラバラ殺人のてんこ盛り。バラバラ殺人は死体6人分の大盤振舞い(大判でないのか?)。
バラバラ殺人の謎は判った。どっかで読んだのかしら?芋づる式に密室も判明。何はともあれ、王道的っつーのかしら?
はぁ、のぉこめんと。
28年振りに再会した小学校の同級生。失われた記憶を得る、或いは、曖昧な記憶を補完してゆく度に現れる謎と事実。そして、真実は・・・。ってなハナシ。
しかし、この人の小説って大概呑みっぱなしなんですが、なぜなんでしょう?
森江春策のシリーズ。ここでの彼は弁護士。前は新聞記者だったが。
陪審員制度が日本に導入されたら?っつー設定。法廷推理とでもいうのでしょうか?日本にはあまりない様な気がするが(知らないだけかも。「赤かぶ〜」とか?)、とにかく、それ。
しかしね、背表紙にあらすじみたいなの書いているじゃないですか。それって、ドコまで書いていいと思いますか?この本思いっきりネタバレしてますけど。
だけど、内容は面白かった。くどいようだが、背表紙読んでなかったらもっと驚けたでしょう。<オススメ>
前に読んだ「ラグナロク洞」の続き、というか、シリーズ。
今度は・・・何だろ。暗号モノ?いつもの面々が、廃園になったテーマパークに残されている通称「首吊り塔」の内と外で操り、操られ。
これまでも予感(?)はあったが、いよいよ入れ子か?と。
前に読んだ「ねむりねずみ」の続き。
同じく梨園を舞台にしたミステリ。毎日舞台の演目とは無関係に降ってくる一枚の花びら。その謎を追ううちに行き当たる悲しい現実。個人的にはいやぁ〜な結末。
数十年封印されていた無人島の洋館に収蔵された美術品の鑑定にやってきた大学美術サークルの面々。
閉ざされた環境で起こるのはお決まりの連続猟奇殺人事件。昔の事件やら今の事件やらが絡んで結局泥沼。
これもまたよし。
久し振りに本読みましたな。つーか、読んでなかったわけではないのだが、暫く過去本三昧だったもので。
前世の記憶を持つ中学生の両親が相次いで殺される。前世で殺された自分との関連から自力で事件を解明しようとする。探偵はネットで知りあった天才少年。なんと11歳。
半年ぶりに、<オススメ>
近所の町会長が殺された。彼氏の入院先で不審な死亡事件が。
彼氏が2つの事件に係わっているのではないかと単身事件を解き明かそうとするシナリオライタ。結局終わりはこんなもん。
この人の本て3冊目(多分)だけど、なんだか不思議な感じがする。探偵小説ではない。サスペンスでもない。警察小説でもない。いくつかの事件と謎と感情が絡むカンジで割とスラスラ読めるが重い?ッてカンジ。
昭和9年、日本最大都市大阪で発生した連続殺人事件。殺された人たちをつなげるものは何か?
事件を目撃した女学生と新任新聞記者コンビの大活躍。如何にも活劇ってなカンジでサービス満点。
終わった。世界最長の本格推理小説である。
第三部までで出そろった状況証拠を元に謎解き謎解き謎解きのオンパレード。
その謎は恐らくこうではあるまいかと思っていた通りであったが、それ以上にあれやこれやで出血大サービス。最後の最後であれだし。ま、なんにせよ、終わってしまった。
ブ厚いのね。普通(?)の文庫本の3〜4倍位かしら。分冊するよりコストパフォーマンスに優れているのはいいが、持ちにくいのね〜。
ま、いいや。
二階堂蘭子のシリーズ。「悪霊館」と呼ばれる洋館で起きたおどろおどろしい雰囲気の密室殺人事件。ついでにバラバラ死体。ついでに連続。もう、これでもかってな探偵小説。
明日は「人狼城の恐怖 第四部 完結編」の発売日。
恐竜が出てくる。ジュラ紀、白亜紀、三畳紀おかまいなし。飛行船にユニコーンまで。ついでに宝探し。でも、ミステリ。なんでよってカンジか。ま、それはそれでよかろう。
バーチャルリアリティのハナシ。
虚構と現実の混同が起こるのはお約束。しかし、問題は結末で・・・なこと。ま、ここいらの謎は謎のままでいいのかもしれん。
いつ書かれた本か分からないが、パソコンのメモリは1メガが標準らしい。
ミニコミ誌の仲間が共同で住まう「泥濘荘」で起こる連続殺人事件。
第一部は探偵作家志望の仲間が記した手記。第二部は探偵登場、その手記を元に犯人を指摘する。
やっぱ好きなの。こーゆーの。
タイトルにある「触角」とは何か、ってのまあ、置いときましょう。
エロ青春小説かな。バイオレンス色はなし。
ずっと前に読んだ「麦酒の家の冒険」の少し後。大学生4人組のシリーズ。
4人のうちの3人が出会った(というほどでもない)エピソードを回想しつつ目の前で起こった連続自殺事件(?)の真相に迫る。
これまではなんとなく安楽椅子探偵的で論理の矛盾を解き真相に至っていただけだが、今回は推定犯人に「指摘」してますな。
ところで、このシリーズ、あと2冊はあるはずなのだが、いずれもハードカバー。早く文庫化してもらえないでしょうかね。
エロバイオレンス小説。なんだかコメント不能である。
ヒト殺してしまったガキと殺させてしまった警察官が一緒に堕ちていく。
人違いで強姦されたOLさん。しかし、その裏には・・・ってカンジ。
壊れていく(?)OLさんと強盗さん。その結末は?って。
ううう〜む。
なんだかヘンなカンジ。エロでもバイオレンスでもないな。SFっぽかったりもする。ジャンル分けする必要もないのだが。内容も不思議な感じ。なんだろ?
名探偵二階堂蘭子のシリーズ。
聖アウスラ修道院で寄宿生、修道女が失踪し、殺されていく。また、近くで司教の全裸死体(しかも首切断されて桜に逆さに吊るされていたりする)も発見される。
修道院に隠された秘密とは?
あの、御手洗潔が狂人の妄想と思しき手記を読み解き過去に行われた犯罪を暴く。
う〜む、なるほど。
前に読んだ「造物主の掟」の続き。
タイタンで人類が出会った機械文明。といっても、生物が進化して結果機械化した訳ではなく、そもそも機械生命として進化した異星人。
何故機械が単独で進化したかは前作で語られている。今回は時間的には前作の直後のハナシであるが、その機械を創造した文明(これは生物が進化した文明)での出来事も語られている。
今回はペテン師とその文明の生き残り(?)との戦い。
名探偵二階堂蘭子のシリーズ。美しい三姉妹の住む屋敷で起こる連続殺人事件。過去に起きた不可解な殺人事件との関連は?一族にまつわる秘密とは?
ってなカンジで。
帰宅後読了。
ミヤベさん初めての文庫書き下ろしだそうな。
罠、罠、罠。
でも、ミヤベさんのパソコンはスタンドアロンらしい。
飛行機中で読了。
全四部のうちの第三部。ドイツ・フランス国境を挟んで建つ双子の古城、銀の狼城と青の狼城。そこで起きた連続猟奇殺人事件に日本の名探偵二階堂蘭子が挑む。
主人公蘭子が事件に巻き込まれる経緯が描かれ、第一部、第二部の内容が蘭子に提示される。
次は大団円、完結編である。
小樽のホテルで読了。
全四部のうちの第二部。ドイツ・フランス国境を挟んで建つ双子の古城、銀の狼城と青の狼城。そのうち、フランス側に建つ青の狼城に招かれた招待客が遭遇した連続猟奇殺人事件。
取り敢えずミステリとしては完結したような、ホラーとしては中途半端なようなカンジ。ま、半分が終わったに過ぎない。
旭川のホテルで読了。
前に読んだ「人形は眠れない」の後。今回はユーモアミステリのシリーズ短編集。
6編のうち1編は書き下ろしで他2編は雑誌掲載時に読んだ。ま、シリーズだけあって登場人物は相変わらず。
巻末に腹話術師「いっこく堂」と我孫子武丸の対談が収録されている。
登別のYHで読了。
全四部のうちの第一部。ドイツ・フランス国境を挟んで建つ双子の古城、銀の狼城と青の狼城。そのうち、ドイツ側に建つ銀の狼城に招かれた招待客が遭遇した連続猟奇殺人事件。
取り敢えずサスペンスとしては完結したような、ミステリとしては中途半端なようなカンジ。ま、4分の1が終わったに過ぎない。
シリーズでない、単発のSF(?)ミステリ。
テレポート能力を使いロスに居る妻を殺そうと企むが思わぬ展開に・・・、ってなカンジ。
当然ながら、前に読んだ「上と外 5」の続き、そして完結編。
クーデター、成人式、家族、そして火山全てが大団円を迎える。丸く収まった、かな?
昔読んだ「ファイアボール・ブルース」の続きではなく、単発エピソードを綴ったシリーズ短編集。前作のようなミステリ仕立てではなく女子プロレスラーそのもののハナシ。
しかし、本読んでね〜な、ここんとこ。購入は今までのペースなので溜まる溜まる。
SF(?)ミステリ。
謎に直面すると時間を停止してしまう青年とそれに巻き込まれた女子高生。時間を動かすにはその謎を解かねばならない、って設定。
姿なき犯人に刺された被害者を目撃して時間が停止。その後調べるに従って町中でナイフを突き立てられた被害者を次々と発見。んで、その真相は?果たして時間は動くのか?ってなカンジ。
しかし、惜しいのは途中で犯人が解ってしまったこと。う〜む。
前に読んだ「玄い女神」の続き。建築探偵桜井京介の事件簿シリーズ。
前の「玄い女神」よりは建築探偵らしいかな。近代建築史として重要な資料となりそうな山奥の建物を訪ねたらそこで殺人が。100年に亘る血脈の愛と憎しみ。ってな感じ。
十二国記シリーズの短編集。既読1編、未読1編、新作3編の計5編。
これまでの長編の隙間を埋める感じの短編がいくつか。
場所場所によって時間がずれていく、ってな話のSF。
しかし、だね。それがナニモノかはともかく、その程度の物理的対処でナンとかなるような相手なのでしょうかね。
シリーズ物の短編集。登場人物は以前読んだ同一シリーズと同じ。でも、年代が学生時代であったり、社会人であったり。編ごとに一人称もそれぞれ違ってたりして。
ま、本格ミステリのシリーズ短編集です。
前に読んだ「なで肩の狐」の思いっきり続き。終わったその時点から始まります。しかし、なんでこうも簡単に人を殺してしまうのでしょうか。
ま、いいけどさ。
またしてもトラブルに巻き込まれた元やくざと元関取。終の住み処を見つけそこに向かううちにやはりやくざの魔の手が。
でも、やっぱり、みんな幸せになろうよ、って感じ。
普段は「暇つぶしで本読んでんじゃねーよ」なんて嘯いてはいるものの、通勤時間がイッキに2時間短縮されたら(電車は10分×2しか乗らないし)本読みゃしねぇ。ま、今は短い通勤時間と長い在宅時間をそれなりに楽しんでる。飽きたら本読むかも(あ、これってやっぱり暇つぶしってこと?)。
ま、いいや。昨日今日の昼休みと今日の帰宅後に読んだ。雰囲気は前に読んだ「最悪」とよく似た感じ。ロクでもない結果なのは同じ。暗いコメディーって感じか。悪い奴とロクでもない奴がいて振り回された揚げ句・・・・。
で、おかあさんの件はどうなったのかな?
タイタンで進化した機械文明(999でなく)と人類が出会う話。その文明は地球で言う中世あたり。その存在を知った政府(?)がタイタンを植民地化しようとするが、心霊術師(つーか、ペテン師だな)がタイタン人の危機を救う。
しかし、彼らのいう「機械」は我々の言う「動植物」で、彼らの言う「動植物」は我々の言う「機械」である。ついでに我々は「ゼリーのようにかたちのない塊でグロテスク」なものらしい。
日本酒バーで繰り広げられるアリバイ崩しバトル9連発。そう、「邪馬台国はどこですか?」の趣。しかし、最後にあんなことが・・・。
短編集でした。しかもシリーズではない。勿論連作でもない。かなりブラックなカンジの短編が多い。
前に読んだ「殺竜事件」と同じ世界の話。ま、シリーズちゅう奴ですな同じ人出てくるし。科学ではなく魔法にて文明を築いている世界。
300年前に極悪な魔女が築いた紫骸城で行なわれる魔法大会で起きた連続大量殺魔導師事件。しかも紫骸城への出入りは不可。ファンタジックな設定ではあるがきっちりとミステリ。
同じ作者の「秘密」系の話(ホントか?)。
これはこれでつまらなくはないのだけど、昔の東野が懐かしい。そろそろどうよ?
う、内容でした。アメフト部の同窓生達が巻き込まれた事件。テーマは「性同一性障害」となっています。肝心の(違うかもね)事件のほうが中途半端に終わってる。さて?
前に読んだ「ガニメデの優しい巨人」の続き。昔太陽系から移住した異星人の母星からの接触。異星人社会と地球人社会との折衝。そして更に人類発祥の秘密が明かされる。
当然ながら、前に読んだ「上と外 4」の続き。
しかし、恩田陸さん、やってしまいましたね。2ヶ月に一回刊行のはずだったのですが、4月には出ませんでした。しかも当初5巻完結だったはずが、終わりませんでしたね。ま、いいけどさ。
豹との戦いに勝ったはいいけど、今度は人質に取られていた妹が行方不明。後を追う兄。地下の水路を進むうちに何となく大地震噴火の兆し。次回大団円か?
前に読んだ「星を継ぐもの」の続き。2500万年前に太陽系を離れた異星人の宇宙船がガニメデに帰ってきた。時間かかったのは、「トップをねらえ」と同じ理由。
所謂、ファーストコンタクトですな。タイトルのとおり、心優しい巨大な異星人。前作で語られなかった人類発祥の謎についても解き明かされる。う〜む。
前に読んだ「カレイドスコープ島」の続き、というか、シリーズ。
今回は嵐の山荘モノ。別に山荘ではないんだけど。洞窟を改造した地底のホテル。全ての出入り口を塞がれ出入り不可能な状況で連続殺人が起こる。ついでに地上でも何かが起こっている。
結構分厚い本。文庫だけど。しかし驚いたことに、「緑の底の底」「メビウスの時の刻」の2編を収録。それぞれがそれで1冊にしてもいいような長編。お買い徳。
この2編、タイトルはなんとなく関連していそうだが、全くベツモノ。
「緑の底の底」は、叔父の民俗調査に通訳として同行した日系ベネズエラ人の青年。アマゾンの奥に踏み込んで見たものは?って。
「メビウスの時の刻」はマフィアの抗争が多人数の視点から交互に描かれる話。
この人の本は初めてなんだが、なかなかよい。
財閥長老の広大な屋敷、徘徊する怪人、やがて起こる猟奇連続殺人事件。おどろおどろしく話は展開する。舞台は昭和42年。
ミステリ、とか推理小説ではなく、探偵小説といった趣。探偵役は女子高生。語り部はそのお兄さん。因にその親は警視庁の警視正。身内に警察の偉い人がいるという設定は妙に違和感があるのだが(あのシリーズとかそのシリーズとか・・・)、ま、素人探偵(しかも女子高生だし)が事件に首を突っ込むにはしかたないのかしらね。
デビュー作なのかな?少なくともシリーズ1作目みたいだが。違うのかな?ぶつぶつ。
かの名作、ブラム・ストーカの「吸血鬼ドラキュラ」(読んだことはないが)のモデルとなった、悪名高きヴラド・ツェペシュの生涯を描く。
晩年を過ごすブラム・ストーカのもとを訪れた謎の青年(内緒)の語るツェペシュの生涯に心打たれるストーカ。そしてその結末とは?
タイトルのとおりか。有名どころの古典的ミステリのパロディあるいはオマージュ。
山間の閉ざされた村で起こる子守歌に見立てた連続殺人事件。村民達は別に閉鎖的ではないが。
一応SFなんだけどね。理論ぶち回している割には最後はなんだかなぁ、なカンジ。別にこんな結末のために長々とよーわからん理論に付き合っていたわけではない。ま、いいんだけどさ、丸く収まってさ。
昨日読んだ「聖母の深き淵」の続き。ハンサムな独身刑事連続猟奇殺人事件。やっぱり、リコはリコ。なんだが中途半端な終わり。バンちゃんのその後は?
前に読んだ、「RIKO」の続き。相変わらずばいおれんすちっく。
今度は、覚醒剤に溺れる売春婦になってしまった親友を探す女性(?)に端を発する根が深いんだか関係ないんだかな事件。
豪華客船から絵と乗客が消えた。
それだけっちゃそれだけなんだけど。ま、いつものメンバー大暴れ?
二部構成。一部は渋谷族(ってゆうの?)の少年少女達の青春群像(あ〜、書いてて恥ずかしい表現だ)。最後の最後で事件が起こる。
そして突然16年後に話が飛んで現在。少年少女は大人になった。ついでに一部の最後の事件も時効が成立。その事件を掘り返すオトコが一人。しかし、いろんな本書くね、この人。
黒祠というのは、政治的背景に由来する神道における邪教のことらしい。ま、それはそれとして、その黒祠を崇める閉鎖的な、あるいは排他的な島に消えた二人を探す探偵さん。果たして彼が見た、いや、見れなかったものとは。
結局なんだったのかな。最後の最後で嫌な気分にならずに済んだが、ま、いや〜なヤツらがいっぱい。
前に読んだ「ドッペルゲンガー宮」でちろっと触れられていた小説。古本屋で見かけたので取り敢えず買って読んでみた。
しかし、「ドッペルゲンガー宮」 で引用されていた何気ないそのセリフの1つだけで犯人は判ってしまっている。何て事するんだ。ま、つまらなくはないが、それまでであった。何も知らずに読んだらもう少し感想は違ったであろうが、ま、そゆことで。
前に読んだ「ドッペルゲンガー宮」の続き、というか、シリーズ。
偶然か必然か、因習に固められた閉鎖的なまたは、排他的な二つの島に集まった老若男女。となれば、当然起こるは連続殺人事件。
これぞ推理小説、ってなカンジ。いいぞー。
贋作を掴まされた古物商(の旗師)の女性(目利き殺しというそうな)。贋作を作り目利き殺しを仕掛け返そうとするが裏とその裏のは・・・、ってなカンジ。
月面で見つかった5万年前の人類(と思われる)の死体。なんで?
ついでに木星の衛星ガニメデ(またしてもガニメデだ!!)の氷の下から見つかった、何らかの事故に遭ったと思われる明らかに異星人の宇宙船。
さらについでにその宇宙船の中で見つかった人類の祖先の骨。さて、それらを繋ぐものは?
人類発祥の秘密に迫るSF。あのシリーズ(↓)とは少し違った雰囲気。<オススメ>
そ、あのシリーズの完結編。
う〜む。う〜〜〜〜〜む。ま、タイトルのまんま3001年の話。続いてます。
人類は神を殺し、その座に君臨しょうとした!(かなり違う)
偶然か必然か、ゴシック様式の怪しい洋館に集まった老若男女。となれば、当然起こるは連続殺人事件。大げさなトリック。
これぞ推理小説、ってなカンジ。久し振り。いいぞー。
時期としては前に読んだ「風の万里 黎明の空」の少し後、ハナシとしては「風の海 迷宮の岸」のその後、そして、まさに「魔性の子」の反対側のハナシ。だから、登場人物大盤振る舞い。
はぁ〜、やっと気になってた謎が解けた。戴に何が起きたのかって。まっ、それはそれでその後が気になる。今後描かれるのだろうか?
そういえば、メフィストにも短編が載ってたな。あれは「風の万里 黎明の空」の少し前の才のハナシだった。さて。
歴史モノではない。伝説のサイコセラピストと駆け出しサイコセラピストの連作短編集。これ、本格推理小説、って書いてるけど、そうかしら?
軽く読めます。何故かお茶の勉強にはなります。
やっと読み終わった。2週間かかってる。
1.本が重くて疲れた。
2.本が厚くて長くて疲れた。
3.嫌な話なので疲れた。
疲れただけかよ、おい!
主人公は本庁から栄転という形で所轄に追い出された女エリート刑事さん。追いかける事件は・・・う〜む。美少年輪姦ビデオの摘発に端を発する根のふか〜い犯罪。う〜む。
警察バイオレンスエロミステリ、かな。いや、犯罪者たちはエロっぽくないのだが、刑事さんたちが・・・・
連作でもシリーズでもない単なる短編集。コメント不能。
猫探偵正太郎シリーズ、下の「ゆきの山荘の惨劇」に続きシリーズ2作目。ついでに本日2冊目。今度のサブタイトルは「猫探偵正太郎上京」である。
東京で密室殺人事件。やっぱりタイトルのまんま。
サブタイトルは「猫探偵正太郎登場」である。そのまんま、探偵役は猫の正太郎。その正太郎の一人称で書かれている。
猫が探偵といえば「ホームズ」が有名であるが、20年程前に読んだきりなので何人称だったか憶えてない。
正太郎は日本語を理解できる。犬と会話も出来る。この辺は「マサ」と同じ。
飼い主(正太郎は同居人と呼ぶ。推理作家)とともに山奥の山荘に招かれてあとはお決まりのパターン。次々と人が死ぬが土砂崩れで道がふさがれ濃霧でヘリも飛べない、と。
預かっていた超高価な競走馬を骨折させてしまった牧場主たちが企む競走馬の狂言誘拐。ところが・・・ってなカンジ。
競馬はまるで詳しくないが、なるほどね。その身代金受け渡し方法、実際使ったらどうなるのかしら?
それはともかく、あまり好きな結末ではないな。何故最後の最後でそうする?
サブタイトルは「密室殺人が多過ぎる」となっております。
内容はサブタイトルのまま。コミカルな密室殺人7連発のシリーズ短編集。それ以上でも以下でもない。
泣ける!という感想を昔聞いた。文庫化されていたのでたまにゃ泣いてみるかと読んでみた。う〜む、感受性が足らんのかも。
都心部まで2時間のニュータウンで定年を迎えたオジサン達の話。確かに色々起こる。切なかったり、悲しかったりするが、どこか醒めてて他人事なカンジがする。どちらかというと、コミカルかも。文体のせいかな?
ま、つまらなくはないよ。
ところで、この文庫版には「帰ってきた定年ゴジラ」が収蔵されてます(だから何?)。
離婚届に判を押して欲しいがために悪い噂の絶えないパチンコ屋で目撃されたのを最後に失踪した夫を探す妻。
一応サスペンスなんだろうか。でも、あまり緊迫感とかなくて盛り上がりに欠けたような気がする。
ライトだね。これ、何?ミステリ?いや、その前に小説?
だいたい、括弧多過ぎ。
スペイン内戦の時に失踪した父を探しにスペインに渡り失踪した父を探しに恋人と共にスペインに渡ったフリーのカメラマン。
後はお決まりのコース。真相に近づく者とそれを排除しようとする者。内戦時代の亡霊。
ま、このテのハナシで嫌いなパターンの結末ではなくてホッとしている。
借金完済と引き換えに殺人を請け負った若夫婦。標的に近づき親しくなるにつれ実行を躊躇うがやがて遂に実行に移る。そして・・・ってなカンジ。
錯綜する現在と過去。そして叙述トリック。
覆面作家(?)にストーカと過去からの告発の手紙。そして狂気と驚愕の結末へ。気に入ったキャラクタは結局死んでしまうが、これは仕方ない。
個人的にはこーゆーの好きみたい。なのでやっぱり、<オススメ>
分譲マンションで起きる事件。
覗き、ストーカ、やがて専業主婦は狂気に走る。操り人形は誰?そして人形師は?
取り敢えず誘導されていたような気がする。最後で「マジ?」ってなカンジ。
「ハポン追跡」で出てきた探偵(というか、調査員)が出てくる(他にも出てたかと思うが、忘れた。思い出せない)シリーズ短編集。
恐らくこれがシリーズ最初かと思われる。やっぱりスペイン三昧。
メイズ。迷路っつー意味だって知ってるんだけど、何となく無限ループで落ちそう。
ま、戯言はいいとして、太古から何人もの人が消失している迷路状の謎の建造物(遺跡?)の謎に挑む一般人と胡散臭い人達。
ミステリ?からやがてホラーの様相を呈し、結末は?壮大なんだかみみっちいんだか。
よい。
やはりよい。やっぱりこいつはよい。次回は恐らくシリーズ完結。残念だが楽しみ。
主人公は格好良い悪人。何故か今回はCIAのエージェント。やっぱりトロいのは日本。なので<オススメ>
当然ながら、前に読んだ「上と外 3」の続き。
妹を人質にとられてマヤ(?)の成人式で豹(?)と戦う事になってしまった14歳の兄。ダイジョウブか?
次回は急展開か?
終わった。一年かかった。長かった。
大団円ですな。なんだかとっても突然な結論。果たして伏線は張られていたんでしょうか?誰も死なね〜し。
ロードムービー的ってやつ?
やくざ崩れのバーのマスターとママとその娘と元関取がもめ事に巻き込まれた揚げ句北海道へ行く。
ま、そんなカンジ。北海道、俺も行く。
失踪した元教え子を探す元教師。お定まりの展開。オトコの影がちらつき、そのオトコには犯罪の影。あまり深刻でないハードボイルド。こんなカンジの結末はよいね。せっかくだから、今年初めての<オススメ>
フランス(だったけか?)の城館を改装したホテルで死ぬ〜、ってなカンジ。
最初の登場シーンで「どっち?」と思った訳よ。その後「あれ?」と思った次第。ついでに「その夢(記憶か)って?」と思ってたら案の定だった次第。
ま、そゆこと。
この人の本は2冊目かな。3冊かも。
今ンところベスト。輪廻とか転生とか解脱とか臨死体験とか。
行きの電車で読み終わってしまって帰りが退屈だった。読み終わりそうなのにうっかり補充わすれてたのね。ま、んなこたど〜でもよいか。
紛れもなくホラーである。久し振りですね。
自殺したとされる女優の遺品を整理するよう命じられた学芸員に降り掛かる恐怖。猫が足下に現れた時にはちょいと寒けを感じましたな。最後は・・・そんなモンか。
風邪引いてたので本読んでなかったのよ。まだ完全復活にはほど遠いんだが。
んで、短編集。半分ぐらいは雑誌掲載時に読んでましたな。ま、そゆこどで。
この人の初めてのハードカバーかしらね。今度は消失した北京原人の化石の行方を追う。
相変わらず歴史の謎を独自の解釈にて追いかけるわけだが、これは割とハードボイルドというか、サスペンス色が強い。もっとお気楽に、そう、「邪馬台国はどこですか?」みたいなのを読んでみたいな〜。
うー。
久し振りの折原だが、相変わらず。失踪した人の伝記を書けと依頼された幽霊作家。その人の半生を調べるうちに・・・。ってなハナシ。
で、それは誰やねん?ってこと。
十二国記のシリーズ。「風の万里 黎明の空」にちょっとだけ登場した女王が女王となるまでの苦難の旅。妖魔の棲む荒野を進む。
「東の海神 西の滄海」に出てきたあの人もあんなになって登場。
年末からずっと積んでいたんだが、借り物だったことを辛うじて思い出し、慌ててよむ。
なんつーか、うん。タイトルから「紫蘭の花嫁」を勝手に連想して(何故か「螺旋階段のアリス」は連想しなかった)内容もそんなカンジかと思い込んで読んでいるとまぁ重いこと。
サイコサスペンス?サイコミステリ?う〜む。ま、いちいちカテゴライズする必要もないか・・・。
「ヴィラ・マグノリアの殺人」「クール・キャンデー」の舞台となった海沿いの町で起きる連続どたばた殺人。それほどの人数は死なないが・・・。懐かしの登場人物がちらほらと。
最後はまったりとお茶なんか飲んでみたりして。
サイコミステリーと書いてあったが・・・。
サイコでもミステリでもないような気がするなぁ。う〜む
引き続き倉知淳。これは連作短編集。「占い師はお昼寝中」とは違って最後で全ての作品が繋がる。
ま、繋がったところで、ってのはあるが、目次の体裁からしてアヤしい・・・。
今年最初の本。正月休み中は読まなかったぞ!(威張る程の事ではない)
インチキ占い師が探偵役の安楽椅子探偵モノのシリーズ短編集。手抜き気味だが、短編だとこんなモン。
ということで今年もよろしく・・・。