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| Q&A 04 「音響パワー」 2007/2/1 |
| 質問 音響パワーと音響パワーレベルのことを説明してください。 回答 音響パワーは電気のパワーと同じと考えてよいもので、10Wのアンプが毎秒10Wの電気エネルギーを出すのと同じように、スピーカーが音響エネルギーを毎秒何W出しているかという数値です。仮に毎秒1Wの音響エネルギーを出せるスピーカーは「出力1Wのスピーカー」ということになります。75人のオーケストラの音響パワーは、強奏時に25Wくらいと言われています。 スピーカーの場合、この音響パワーは、通常は 音響パワー=電気入力×スピーカー能率 で求めます。スピーカーの能率は「出力音圧レベル」から計算しますが、これが92dBの時に1%(=0.01)です。したがって、3dB上の95dBは2%になり、89dBの時は0.5%です。仮に92dBのスピーカーに100Wの電気入力を入れたとすると、 100W×0.01=1W 出力される音響パワーは1Wです。 音響パワーレベルは、音響パワーをデシベル表示としたもので、基準は1pW(1ピコワット=10の−12乗ワット)です。したがって、音響パワー1Wをレベルに直すと、120dBになります。 [注] 「出力音圧レベル」は、スピーカーに1Wを入力したときの、正面1m点における音圧レベルで、カタログに「出力音圧レベル○○dB/W/m」と記載されています。ただ、この音圧レベルからの能率算出は簡便法で、正確には「残響室」で測定します。 なお、最近のカタログで「出力音圧レベル○○dB/2.83V/m」と書いてある場合があります。2.83Vは8Ωなら1Wですが、4Ωだったりすると2Wの入力となり、正しい出力音圧レベルではありません。カタログを見るときは注意しなければいけません。 この出力音圧レベルは、現在のJIS規格では「定格感度レベル」と言います。 |