コネクターには沢山の種類がありますが、大きく分けると「業務用」と「民生用」です。
民生用の代表的なものがRCAピンジャック、ピンプラグでしょう。他にはDINコネクターがあります。
一方の業務用としては、日本ではNHKのBTS規格のものと、今回紹介するキャノンコネクターがありますが、現在の主流はキャノンになってしまいました。使いやすく、接続の信頼性も高いので、世界規格になったと言って良いでしょう。
種類の呼称を記憶しておくと、誤って購入する恐れがありませんから、一通り書いてみます。
◆ 正式な名称「キャノンコネクター」
ITTキャノン社の製品です。ただ、現在は数多くの部品メーカーで生産しています。
◆ 品種
XLG : コンタクトの部分にLC−OFC(高音質用に開発された銅の素材)を使用した高音質タイプ
XLR : オーディオ用の標準品
XLA : XLRの普及品
時々、XLRというのが正式の名称だと勘違いしている人がいますが、それは誤り。
◆ 基本の呼称
@ ソケットプラグ(メス):コンタクトの露出していないもの。型番は奇数。
A ピンプラグ(オス):コンタクトの露出しているもの。型番は偶数。
この2種類はケーブルに付けるもので、形は図1のようになっています。
図1

B プラグ:ケーブル側に使用する。
C リセプタクル:機器側に使用する。
D フランジ:リセプタクルの鍔。角形と丸形がある。
図2が角形の例。
図2

ピンの数は2ピンから7ピンまであります。
一番良く使用されるのは3ピンで、マイクケーブルをはじめ、バランスライン(平衡伝送)信号の伝送用に最も多く使用されています。
時々問題になる「ホット」と「コールド」の区別は、
● ヨーロッパ系 ♯1:グランド/♯2:ホット/♯3:コールド
● アメリカ系 ♯1:グランド/♯2:コールド/♯3:ホット
となっていて、逆に使用すると、そこで極性が反転しますから、注意が必要です。
(オーディオデータ便利帳から)
加筆訂正
ピン接続と出力/入力の使い分けは、その後次のようなものが世界基準となり、統一されたようです。ただし、古い機器については入り交じっていすので注意が必要です。
● ♯1:グランド #2:ホット #3:コールド
● 出力:オス 入力:メス
(オス:ピンが露出して見えるタイプ。メスは逆のもの)
(2002.5.6)
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