辛口オーディオコラム

column 46   「球アンプ3題」   6/15
「D−NFB」

 ラジ技7月号に面白い記事があった。出力から歪み成分だけを抜き出してNFBとするという、題して「D−NFB」。原理は出力管の出力電圧から同相・同振幅で出力管の入力電圧を引き算して、残りの歪み成分をNFBとするというものである。これによって歪み率が1/400になったと言うから凄い。

 この電圧の引き算というのは小生も「引き算式歪み率計」として、ずいぶん昔に実験記事を書いたことがあるが、確かに面白いテクニックである。ただ、NFB回路に応用したのは始めて見た。

「特許というOTL回路」

 同じくラジ技7月号/107ページに特許とか言うOTLの回路が載っている。打ち消し回路はお馴染みの「ドライバー管のプレート電圧を出力電圧でブートストラップしている」方式なので、どこが特許なのかよく分からないが、回路全体がスマートで自作派には参考になる。

「古典球花盛り」

 古典球と呼ばれる管種があって、その製作記事が結構賑やかである。 
 小生は「入手しやすく、かつ、安価な球」の記事の方が自作派の参考になると考えているが、古典球派の人にはそれなりの考えがあるに違いない。興味を持っている人たちの感想を聞きたいものである。

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