
| column 48 「CDの商品見本」 7/15 |
| 電波新聞に「サウンド・ターミナス」なる製品の紹介が載っていた。これはCD試聴機というもので、透明な包装紙の外からバーコードを読みとり、その曲を45秒ほど聴かせて呉れる試聴専用機である。 発売はソニー・ミュージックコミュニケーションズで、現在は2,500タイトル/30,000曲が入っており、間もなく6,000タイトル/70,000曲になるという。その後は定期的に追加、補給が行われるということで、かなりの数のCDが試し聴きできるようになると思われる。 さて、考えてみるとこんな事は当然行われるべき事で、中身を見せない商品見本というのはよっぽど売り手市場でなければ成り立たないはずであった。現在は秋葉原に1店だけ、試聴に応じてくれる店があるが、全てのレコード店がこうなるのは当然の帰結であろう。 なんでこのような殿様商売が続いてきたのかよく分からないが、一つ言えることは「消費者がおとなしい」ことに原因があろう。遠慮なく要求すべきだったのである。 この「商品見本用CD試聴器」も、これも間もなく姿を消すものと考えられる。国内に数社のホストコンピューターを置き、インターネットで送信して貰えるようにすれば容易に容量を大きくできて、曲の保有数も飛躍的に増大できるようになろう。 音楽ソフトメーカーは競って登録するだろうし、輸入盤だから登録しないなどと言っていたら商売は成り立たなくなろう。
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