辛口オーディオコラム

column 88 「過渡期のDVD」  3/15
 DVDがどうやら離陸の兆しを見せている。映画ものとなればテープに勝ることははっきりしているし、ソフトの価格も手ごろである。

 このシステムが家庭用の録画システムとして定着するかどうかは、レコーダーとしての価格がVTRに比較してどうなるのか、ブランクディスクの価格がテープに近くなるかであるが、まだはっきりしない。

 しかし、メーカーとは知恵のあるもので、録画はVTRで、映画はDVDでという二刀流の機械が出現した。何となくちぐはぐな感じがしないでもないが、DVDの録画の規格がはっきりし、価格がVTRに近づくまでは存在価値があろう。
 どっちがぢっちの「おまけ」なのかは分からないが、過渡期の製品としては重宝する人もいるに違いない。

 それに引っ張られてDVDオーディオが離陸するか、となると、これは難しそうだ。なんと言ってもソフトの数が少ないし、オーディオファンがそれを求めているという声も聞こえてこない。

 たびたび言及しているが、オーディオファンは現行16ビットCDで、まずは「知足」しているのである。

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