グルー、ジョセフ・クラーク(Joseph Clark Grew)
 1880.5.27〜1965.5.25。ボストン(米国)出身。
 1902年ハーバード大学卒。04年国務省に入る。カイロ総領事館書記官を振り出しにメキシコ、ロシアのアメリカ大使館勤務を経て、第一次世界大戦勃発時には駐ドイツ大使館参事官。アメリカ参戦の時はウィーン代理公使。対ドイツ休戦条約予備交渉に当たる。その後、デンマーク公使、スイス公使を歴任。24年から29年まで国務次官。27年から31年までトルコ大使、31年に駐日大使となる。日米開戦回避に尽力するもならず、42年交換船で帰国。国務長官特別補佐官。戦時中は親日派として通し、44年国務相極東局長、12月には国務次官。ポツダム宣言起草では天皇制存続を主張、また穏やかな対日占領政策となるよう尽力した。45年引退。60年勲一等旭日大綬章を贈られている。駐日大使時代の回想録などを著述。