アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)
 1889.4.20〜1945.4.30。オーストリア出身。
 少年の頃から画家になることを志し、ウィーンに出て画学学校を2度受験するが失敗する。一時浮浪者となっていたが、その後ドイツに移り、ミュンヘンに住む。第1次世界大戦にはドイツ帝国軍兵士として参戦。戦後、ミュンヘンに戻り共産党などにも関わるが、大ドイツ民族主義に傾倒。1919年ドイツ労働者党に入党した。アジテーションなどで活躍し、20年国家社会主義ドイツ労働者党(NAZIS)と改編し、21年党首となる。23年10月ミュンヘンで反乱を起こすが失敗。懲役5年の判決となる。獄中で「我が闘争」を書いた。この頃既に名を知られており、24年には釈放され、合法主義に転換。大衆運動を起こし、32年の総選挙で国民議会第一党となる。33年1月組閣し首相。英雄ヒンデンブルク大統領が死去すると、独裁体制を目指し、34年8月国防軍総司令官。36年非武装地帯となっていたラインラントに進駐。またベルリンオリンピックを演出した。38年オーストリアを併合。英・仏・イタリアとミュンヘン協定を成立させこれを認めさせた。39年独ソ不可侵条約を締結すると、ポーランドに侵攻。第2次欧州大戦を引き起こす。ポーランドに続き、ベネルックス3国、さらにはフランスに侵攻し、電撃作戦を展開して勝利を得た。が、ソビエトに侵攻後、スターリングラードの攻防戦で敗北。連合軍の大反攻で各地で敗退した。ソビエト軍が迫る中45年4月30日、首相官邸の地下壕で、前日に結婚した愛人エバ・ブラウンと自殺した。