Tom Yum kung


タイ料理でいちばん有名なのがこのスープではないでしょうか。 タイ語で「トム」は煮る「ヤム」は混ぜる「クン」はエビのことです。
辛くて酸っぱい味ですが、それだけではありません。 一度食べたら、タイハーブのエキゾチックな匂いが忘れられなくなりますよ。
辛いのが苦手な人はナムプリック・パオ(チリ・イン・オイル)をほんの少しだけにしておけば大丈夫です。

トム・ヤム・クン


ざいりょう
(2人分です)

具)
殻付きのえび 大2尾 または 小4尾
きのこ(ふくろたけ または マッシュルーム) 10個くらい
パクチー(コリアンダーの葉) 適量


タイハーブ)
タクライ(レモングラス) 1〜2本
バイマクルー 2〜3枚
カー 5〜10g

タイハーブ(レモングラス、バイマックルー、カー)
上がタクライ、左がバイマクルー、右がカー


調味料)
ナンプラー 大さじ1
ナムプリック・パオ(チリ・イン・オイル) 小さじ1/4〜1
ライム または スダチ の果汁 大さじ1
水 または 鶏のスープ 250cc
ミルク(ココナツミルク または 牛乳) 100cc
少量

調味料
左から、ナンプラー、ナムプリック・パオ



つくりかた

1 タイハーブを切る。 タクライ(レモングラス)は3cmくらいのななめ切り、バイマックルーは大きければ半分に、カーは5mmくらいの輪切りにする。
2 鍋に分量の水またはスープを入れ、1を入れて火にかけ、煮立ったらえび、きのこを入れて煮る。
3 火がとおったら、ミルクを加えてひと煮立ちさせ、ナンプラーとナムプリック・パオを加えて火を止める。
4 果汁を加え、必要なら少量の塩で味を調える。
5 パクチー(コリアンダーの葉)を浮かべて出来上がり。
6 タイハーブ自体は食べられないので、残すか、供する前に取り除く。


以前はなかなか手に入りにくかったタイハーブも、デパートなどで見かけるようになりました。 タクライレモングラスのことで、スープには根元の方を使っています。 バイマクルーはこぶみかんという柑橘の葉、カーはしょうがの一種で、とても芳香が強いものです。 タイハーブが手に入らない時は、市販のトム・ヤム・ペーストを使って簡単に作れます。 その場合はチリ・イン・オイルも不要、ナンプラーと果汁は用意してください。 ペーストのパッケージにも作り方が書いてあったと思います。
殻付きのえびを使うのは、殻からだしが出るからです。 頭がついていればより良いでしょう。食べる時に殻をむくの面倒なら、いったん取出して身だけを戻します。 えびのかわりに魚を使ってトム・ヤム・プラー、鶏肉を使ってトム・ヤム・ガイ、などのバリエーションもお試しください。 また、具になすを加えてもおいしいです。
ナムプリック・パオ(チリ・イン・オイル)は干しエビ・とうがらし・にんにくなどの入った濃厚なオイルです。 少量でもたいへん辛いので、ごく少量から味を見ながら加えていってください。 もっと辛い味がお好みなら、さらにとうがらしの小口切りを加えてください。 その時、プリッキーヌが手に入ればパーフェクトです。 プリッキーヌはタイの緑色の小さなとうがらしで、強烈な辛さと独特の風味を持っています。
果汁は、ライムが手に入らない場合はレモンでもかまわないのですが、レモンは香りが強くすぎて合わないような気がします。 それよりもスダチの方がおいしいように思えますので、こちらをおすすめしています。


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