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秋に入ると1年草のシソ科のハーブは花を咲かせて店じまいです。 そんなシソの花にアブが来ていました。 花もいい匂いがするので、お刺身のツマなどに使えます。

バジリコもシソの仲間でやはり秋には枯れるのですが、今年は10月になってからも、わずかながらも収穫でき、11月に入ってもまだ全部枯れていなくて、花を咲かせている株もあります。 やはり年々暑くなっているのでしょう。

シソの花とアブ
シソの花とアブ

バジリコの花(11月)
バジリコの花(11月)


この秋の不思議なものを2つご紹介。

1つ目は、こぼれ種から芽生えたチャービルの双葉の形。

ふつうはこのようなすらりとした葉なのですが・・・

チャービルの普通の双葉
チャービルの普通の双葉

3つに分かれた双葉
3つに分かれた双葉

これは3つに分かれています。 こぼれ種だけに、本当にチャービルなのかなぁと見守っていました。
すると、なんてことなく普通の本葉が出てきました。

本葉はセリ科によくある奇数の羽状複葉という形なので、双葉がその形に近くなることもありえなくはないのかも。

その後
その後の本葉


ヒガンバナ紅白
ヒガンバナ紅白

2つ目はヒガンバナ。

やはり赤の花期がほうが早かったのですが、9月下旬に一部は花期が重なって念願の紅白。

で、不思議なのは・・・結実したこと。 ヒガンバナは普通は結実しないはずなのです。 でも、現実に赤の一本だけ子房がふくらんでいたので、そっとそのままにしました。 写真の左が花後の普通の状態、右が子房のふくらんだものです。

ふくらんだ子房
ふくらんだ子房

ツヤツヤの種子
ツヤツヤの果実種子

しばらくすると自然にはじけて、黒くてツヤツヤの果実種子が出てきました。
さて、ちゃんとこの果実には種子は入っているのでしょうか? ←果実だと思っていたのは種子そのものでした。 はたして発芽はするのでしょうか?

日本にある一般のヒガンバナは普通は三倍体(本来2本一組であるところの染色体が3本ある)といって、花が咲いても種ができないしくみになっています。 でも、原産地の中国では二倍体が普通に存在していますし、今わたしが栽培しているものの中にも二倍体の球根が少なくとも1つあったということではないかと思います。

二倍体のものは一般に見られる三倍体より早咲きでやや小さいという話を聞きますが、これは早く咲いた株だったでしょうか、特に花が小さいものはなかったように思うのですが。 あるいは四倍体という可能性も? いずれにしても家庭では染色体は確かめようがありません。 

今年はそういうつもりで見ていなかったので、よくわかりません。 昨年などは花が終わったらすぐに切り取ってしまっていたので、こういう株があることすら全く気がつきませんでした。 来年は注意して見ていようと思います。

種子のサイズ
果実種子のサイズ

さて・・・すぐに果実を裂いて種子をとり出していいものか、それをいつ蒔けばいいのか???

と、悩んだ末、種を採取に成功し見事に発芽させたとおっしゃる方のページを発見、石川の植物のmizuaoiさんです。

さっそく、どうしたらいいか教えていただきました。 まず、わたしが果実だと思っていたのは、種子そのものであること。 自然に近い状態でよいと考えて、すぐに蒔くこと、種子を土に深く埋めることは必要なく、覆土は乾燥を防ぐ程度に軽く、ということでした。
とってあった7粒の種子を急いで蒔きました。 採集してから3週間ほど経ってしまいましたが、果たして大丈夫かどうか。
発芽予定は7月ごろと半年以上も先ですが、この長い期間をあきらめずに干からびさせないで過ごすことができれば発芽するかもとのことです。 発芽率は低いそうですが、楽しみに待ちたいと思います。 mizuaoiさん、教えていただいてありがとうございました。

種蒔き
種蒔き

覆土
覆土、7粒あります


トホホだったつばめあさがお
トホホだったつばめあさがお

さて、昨年採った種からたくさん発芽したので期待していたつばめあさがおですが、花はほとんど咲かず、夏の終わりにとても小さな花が2つほど咲いただけのトホホな結果でした。 そんなわけで、今年は種は採れませんでした。 毎年種が取れれば永久にあさがおが楽しめるのではというモクロミは叶いませんでした。


秋の気温が高くなったのも含めて、やはり全般に年々気候がおかしくなっているのではと感じます。

たとえば庭園に登場する害虫の数。 いつもは春・秋はアブラムシ、真夏はハダニ大型のヨトウムシやアゲハの幼虫などが多いのですが、今年は比較的少なかったです。 その代わり、ゾウムシや葉を食べる小さなアオムシ類、コガネムシの幼虫が多発、明らかにその比率が違っていました。

もちろん、どの害虫が多くても困ることは困るのですが、特に土の中で根を食べてしまうコガネムシの幼虫には本当に参ります。 成虫も葉を食べたりして困るのですが、幼虫は土を掘り返さないと姿が見えないのでので、気づくのが遅れたり捕獲しきれなくて被害が大きくなってしまいます。

コガネムシの幼虫
コガネムシの幼虫

今年はいちごが一鉢と、なにより長年育ててきたスイートフェンネルの大きな株が被害ですっかりダメになってしまってショック!

フェンネルは細長いにんじんのような直根であるはずなのですが・・・枯れきってから引っ張ってみたら、いとも簡単にポコンと抜け、根の跡形もありません。 なんとなく喰い荒らされたっぽい断面です。

鉢土を出して探しても、もう成虫になったのか幼虫は見当たりませんでしたが、きっとコガネムシの仕業です。 フェンネルはとても丈夫で害虫の被害にも遭いにくかったので油断していました、くやしいです。

フェンネルの被害
フェンネルの被害


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