パニック・イン・スタジアム   監督 ラリー・ピアース
音楽 チャールズ・フォックス
   
チャールトン・ヘストン
ジョン・カサべテス
マーチン・バルサム
デビッド・ジャンセン     
1977年公開
STORY
ロサンゼルスの大コロシアムでは10万人の大観衆が集まり、全米タイトルを懸けた
スーパー・ボウルの試合が行われた。
観客には大統領もいる、一大イベントである。そこにはしかし、テロリストが息を潜めていたのだ。
その存在を事前に知ることが出来た警察はスタジアムに、極秘に特別狙撃隊SWATを配備し、
事件を未然に防ごうとする。
警察の作戦、そして、いつ観客を恐怖のどん底に陥れるかわからない不気味なテロリストとの攻防。
そして、いよいよ運命の幕が切って落とされた・・・。

NOTE
これも当時のパニック映画ブームに乗ったタイトルである。
この作品はパニックの原因は災害や事故ではなく、巨大スタジアムに潜む、
誰を狙っているのかわからないテロリストの恐怖である。
映画の中だけでは済まされない現実的な恐怖は、実は似たような事件を扱った実話の映画化作品として
「パニック・イン・タワー」という作品があった。タイトルでもわかるとおり、当作品のヒットにあやかった題名で、
僕はテレビで観たのだが、劇場で公開されていたかどうかは不明である。
しかし、特別狙撃隊SWATの若い隊員を主人公とするこの作品は、実話だけに実にリアルに描かれていた。
正直に言って、こちらの方がオススメであるのだが・・・。