ゼロシステム

領域化及び情動域欠落化装置

ゼロシステムは、CDについている解説が判りずらいが、詳しいので、説明部分を此処に抜粋する。(尚、改行及び一行空け等はこちらで加工した)

ゼロシステム(ZERO System=Zoning and Emotional Range Omited Syetem [領域化及び情動域欠落化装置])は、単純に言えば、コクピットに高性能はフィードバック機能を持つポジトロンCTに近い機器を搭載し、脳内の各領域の生体作用を走査し、逆に刺激を与えることもできるというインターフェイスシステムである。
つまり、人間の身体機能を操作、制御し、MSの期待華道に耐え得る状態まで向上させようというものなのだ。

ゼロシステムは、走査された脳内の活動状態からパイロットのコンディションを読み取り、MSの機動や運動によって発生する衝撃や荷重などの刺激情報の伝達を緩和あるいは欺瞞し、人間の限界を超えた環境下での期待制御を可能とするものである
概念的にMSを操縦させるための別人格を創出することも不可能ではないとされている。
・・・中略・・・

人間とコンピューターのインタラクティブなインターフェイスとして開発されたゼロシステムは、システムが分析、予測した状況の推移に応じた対処法の選択肢や結末を搭乗者の脳に直接伝達する。
その予測の中には当然、搭乗者の死傷も含まれる。

そして、その目的と深層意識がアンビバレンツな場合、搭乗者の精神状態に深刻な影響をもたらす。
ある局面では個人的な行動規範の放棄を強要することもあるという。
つまり、感情と戦術を秤にかけ、勝利するための行動を優先させようとするのである。
克服する為にはその選択肢に従うか、個人の欲求を追求する強靱な精神力をもつ以外ない。


上記より、ゼロシステムの効用は次の2点

  1. 人間の衝撃や加重などの伝達の緩和あるいは欺瞞により、限界を超えた機体制御を可能とする。
  2. システムが分析し、予測した状況の推移に応じた対処法を操縦者の脳に直接伝達する。
さて、これをふまえてふと考える。
言ってしまえば、私は後半の戦闘シーンによって、ゼロシステムの効用である2番が失われたようにしか思えないのである。

あれが、システムによって予測された戦闘だろうか。

結局、エピオンは、ガンダム4機を相手に勝利出来なかった。三機は完全にMDで押さえておきながら、どうしてかサンドロックが倒せないで終わる。

しかも、お得意の接近戦でだ。何故、そこで勝てないんだ(カトル至上主義の私がそう思うんだから相当だ)。はじめのころのエピオンのすばらしさを真面目に懐かしんでしまった。

1の効用の為にスピードも破壊力もずば抜けていて、しかも相手は元々宇宙用で無いために簡単なバーニアをつけただけの動きの鈍いサンドロック。MSの差は、バルジ攻防戦の際に嫌と言うほど見せつけられている。

果たして彼ら(ヒイロも含める。個人的な意見だが、ゼクスにつきあって接近戦をする必然性を私は認めない。エピオンに対しては距離をおいて戦うべきだ)は、本当にゼロシステムを完璧に使いこなせるようになっているのだろうか。

さて、説明には

「克服する為にはその選択肢に従うか、個人の欲求を追求する強靱な精神力をもつ以外ない」

とある。

だが、個人の欲求を追求すると言うことは、最も戦術的に優れている、適切だと思える選択肢を、自ら放棄することである。2番の効用を無視することである。

つまり、それだけ弱くなるということにつながる。

これで、使いこなしていると言えるのだろうか。

はっきり、私はゼロが好きである。ガンダムWで登場するMSでは一番好きだ。
だから、ゼロと対等(接近戦において)戦っていたエピオンが、サンドロック相手にすぐ倒せないのは許せないという思いがかなり強い。

でも、敢えて言いたい。あんなのゼロシステムを使いこなしているとは言えないし、ゼロもエピオンも、もっと強い機体の筈だ。

翻弄されるままに殺戮を繰り返す時こそ、ゼロとエピオンは、真価を発揮すると私は信じている。

備考・・・尚、此の戯言はCDの解説書とTVを照らし合わせて作られております。
ですが、私自身が指摘したようにCDの解説書には一寸おかしいのではないかと思われることがあります。
それにより、この資料自身の信憑性に疑問が生じ、この意見自身意味があるものかと思われるかも知れません。
ゼロシステムの効用については、私は正しいのではないかと思いそのまま利用しました。
それ故、これを読んだ皆様一人一人が、効用について自分の考えを持って判断し、この意見を評価してくれることを私は望みます。

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