図書目録13
●朝鮮・韓国問題 


韓国経済の実相

IMF支配と新世界経済秩序

郭 洋春著

ISBN4-8068-0424-X
46判並製 208頁 1800

 果たして、韓国通貨危機は何であったのか?果たして、韓国経済は本当に回復したのか?
IMFという国際機関=善であり、通貨・金融危機に陥った国の経済構造=悪なのか?
著者は、韓国経済の実相に迫り、その疑問に明解に応える。著者は、グローバリゼーションの本質は、IMF帝国主義である、と喝破する。著者は、警告する! アメリカは自らが創造したグローバリゼーションによって墓穴を掘りかねない、と。


ソウル
――日帝下の遺跡を歩く

中村欽哉著

ISBN4-8068-0409-6
四六判上製 264頁 2000

 何度訪問しても、日帝の残した傷跡には気付かなかった――。歴史に無頓着な日本人観光客を、傷跡は呼び寄せてはくれないのだ。

 じっと立ち止まって、発見するのを待っているかのようだ。(本書序章より)



韓国四月革命
(アジア叢書)民族統一への序曲

刊行委員会編・訳

ISBN 8068-0245-x
四六判上製 304ページ 1400円

統一朝鮮をめざす韓国民衆の闘いの先頭に立った六〇年四月の学生決起は、李独裁打倒に勝利した。その体験は現在に受けつがれ発展させられている。本書は、『東亜日報』に連載された四月革命ドキュメントに韓国思想界の元老咸錫憲の論文、宣言文を併せて収録したもの。


抗日民族論
(アジア叢書)

白基▲著 小杉尅次訳

ISBN 8068-0246-8
四六判上製 304ページ 1400円

腐敗と堕落深める韓国現支配体制に対する民衆の闘いは、背後にある日本の帝国主義的野望に向けられる。民主化の要求は民族の尊厳を取り戻そうとする民衆の息吹となって現出せざるを得ないところに「抗日」の意義がある。韓国思想界の重鎮、白基▲の反日論文集。


韓国労働運動史
(アジア叢書)

金潤煥著 中尾美知子訳

ISBN 8068-0244-1
四六判上製 320ページ 1800円

韓国資本主義の高度成長下で、搾取と抑圧に苦しむ労働者大衆は、いま民主化闘争の前面に登場しつつある。戦前戦後にわたる朝鮮=韓国の労働運動を豊富な資料にもとづいて歴史的分析を加えた本格的な研究。韓国問題に関心をもつ人はもとより研究者にとって必備の著作。


全記録光州蜂起

全南社会運動協議会編/黄哲暎記録/光州事件調査委員会編

ISBN 8068-0258-1
四六判上製 224ページ 1700円

二〇〇人以上の生存者の証言にもとづく光州事件の生々しい記録、ここに刊行! 韓国民主化の砦・光州に、全斗煥は特殊空挺部隊を送り込み、殺戮をほしいままにした。パリ・コミューンを思わせる市民の雄々しい闘い。付・グラビア、韓国全学連の歴史的総括文書。


80年5月 光州・血の教訓

全国学生総連合編

ISBN 8068-0264-6
四六判並製 200ページ 1700円

一九八五年は、韓国民主化と南北統一の闘いに一大転機をもたらした。とりわけ学生運動の発展高揚がめざましく、「全国学生総連合」(全学連)が結成された。この全学連が結成後、最初に組織指導したのが「八五年五月闘争」で、闘いの最中、発行されたのが本書である。(品切れ)


韓国の労働者はいま
胎動する新しいうねり

刊行委員会編訳

ISBN 8068-0262-x
四六判並製 220ページ 1700円

ダイナミックに変わる韓国……資本主義としての発展と矛盾の蓄積。八五年韓国総選挙の結果が示したものは、情勢を動かす原動力としての労働者・学生の登場。本書は、韓国における最新の調査研究の結果を収録する『現場』誌の体系的紹介。


韓国の学生はいま

刊行委員会編訳

ISBN 8068-0263-8
四六判並製 210ページ 1600円

いま、韓国がおもしろい、学生たちはすがすがしい。『韓国の労働者はいま』の姉妹編の本書は、最新の地下文書を編み上げて八五年韓国全学連誕生までの闘いを紹介し、若者の主張と行動を伝える。とりわけ労働運動との結合をひたむきに求める姿は感動的だ。


獄中書簡
韓国学生は何を語るか

金春玉編/在日韓国人政治犯を救援する家族・僑胞の会訳

ISBN 8068-0257-3
四六判上製 304ページ 1700円

八七年六月、目を見張る高揚をみせた民主化闘争、その原動力は学生運動。本書は、全斗煥政権によって獄につながれた学生たちの珠玉の書簡集。民主化と統一を願って闘い続けるその姿勢は、私たちを引きこまずにはおかない。


韓国前衛の革命戦略

朴泰浩編訳

ISBN 8068-0261-1
四六判上製 240ページ 2500円

八〇年光州蜂起を闘い抜いた韓国の学生・労働者は、民衆民主主義による民主革命と民族統一の実現という戦略を獲得する。改憲問題を控えた韓国政治情勢を左右する韓国前衛の革命戦略の紹介。〔地下文書〕現段階における韓国革命の戦略と戦術。


ソウルの冬 バンコクの夏
アジア特派員覚書

猪狩 章著

ISBN 8068-0260-3
四六判上製 256ページ 1300円

特派員としての仕事をソウルからバンコクに移した筆者は七六年一〇月、タイの反共軍事クーデターを目撃する。インドシナ解放にゆれる激動のアジア、タイは韓国四月革命の後を追うのだろうか。確かな記者の目で事態を見とどけつづける現代アジア・ルポルタージュ。


独裁十八年の考察
朴政権の瓦解

猪狩 章著

ISBN 8068-0259-x
四六判上製 392ページ 2000円

韓国の朴大統領射殺事件の背景を、特派員時代の豊富な体験と資料考証により浮き彫りにするとともに、朴独裁十八年を支えた人脈・日米関係・反体制側の構図をドキュメンタリータッチで描く。韓国の今後の政治的動向を探る注目の書。猪狩章ルポルタージュ第三弾。


外報部デスク日記
アジアと日本を考える

猪狩 章著

ISBN 8068-0043-0
四六判上製 255ページ 1800円

外報部記者の冷徹な目で、新聞報道の背後から見えてくる朝鮮情勢の危険な動向を探りつつ、また抑圧されている民衆の抵抗に心を寄せる人々と、デスクを離れて触れ合う中で感じとっていく日韓連帯の広がりを、折々書き綴った貴重な「日記」。


荒野に呼ぶ声
恨と抵抗に生きる韓国詩人群像

金学鉉著

ISBN 8068-0078-8
四六判上製 304ページ 2300円

金芝河を生み出した韓国抵抗詩人の群像を民衆の「恨(はん)」思想史の中にとらえ、「光州」の民の血を作品に昇華する若い詩人たちを、金芝河から流れ出る新しい群像として位置づけ、韓国文学思想の現在的課題に言及する待望の韓国詩人論。


狙われるチマ・チョゴリ
“逆国際化”に病む日本

「朝鮮時報」取材班編

ISBN 8068-0254-9
四六判並製 260ページ 1500円

つくられた“パチンコ疑惑”を機に、朝鮮人子弟へのいじめが全国一斉に勃発した。そのなまなましいレポートである本書は、関東大震災以来繰り返される朝鮮人襲撃を通して日本社会の病弊を切開する告発の書である。本書から私たちは民族排他主義の深い罪悪を知らされる。


全記録ソウル労連
地域連帯スト 激闘の一週間

ソウル労働運動連合編/梁 官洙訳・解説

ISBN 8068-0256-5
四六判並製 304ページ 1900円

八五年六月、委員長以下中心的活動家の拘束を皮切りに、権力・資本一体となった大宇アパレル労組解体攻撃、本書は「大宇の仲間を守れ!」と続々連帯ストに突入していったソウル労働者たちの一週間におよぶすさまじいそして感動的な連帯闘争の記録。


疑惑の「真由美事件」
あの大韓機はどこへ行った?

中川信夫編著

ISBN 8068-0255-7
四六判並製 248ページ 1400円

「真由美」事件で得をしたのは誰か? あの機体はどこへいったのか? 自白は信頼できるか? 「恩恵」は実存するのか? 日韓両政府の発表、韓国国家安全企画部の情報操作、そしてマスコミの共和国犯行説の洪水、矛盾だらけの事件に警告を発する。


定住外国人と公務就任権
七〇万人を締め出す論理

中井清美著

ISBN 8068-0323-5
四六判上製 224ページ 1700円

強制連行された人々を含め、在日朝鮮・韓国人はおよそ七五万人といわれる。税を含めて義務は課せられているものの、国家、自治体、学校など公的職務から完全に締め出されている。新進ノンフィクション作家が、不当な就職差別の構造を追求する。


日本とアメリカは朝鮮で何をしたか

梶谷 善久遺稿

ISBN 8068-0253-0
四六判並製 256ページ 1700円

「36年」と「45年」、日本政府は何を謝罪しなければならないか? 朝鮮半島への侵略・植民地支配、南北分断固定化と共和国敵視政策――日朝友好運動に全存在をかけてきた著者が、説得力豊かに展開する現代朝鮮問題理解のための平易な「教科書」。全国図書館協議会選定図書


人間・文益煥
朝鮮統一の使者

康民華著

ISBN 8068-0252-2
四六判上製 264ページ 2500円

二一世紀まで分断を持ちこすのは民族の恥辱――89年全世界から注目を浴びた歴史的平壤訪問を断行、七千万朝鮮民族統一のため金日成主席と堂々の議論を闘わせた文牧師。師の人間像を、彼の文章や詩をつないで浮き彫りにする。


民族・生・文学
朝鮮文化論序説

金学鉉著

ISBN 8068-0077-5
四六判上製 324ページ 2825円

韓国、共和国についてどこまで識っていると、私たちはいえるか。国家分断の下で、一貫して闘い続けられる韓国民主化の闘い。朝鮮近代百年の道のりは、「恨みと自己闘争の過程であった」と唱破する著者が、熱い韓国を見据えた著作集。朝鮮文化論の好個のテキスト。