| 明治年表 1879−89年(明治12−22年) |
| 明治後期年表へ行く |
| 明治年表フロントに戻る |
| |
| 1879(明治12)年 |
| | |
| 1月 4日 | 梟首刑を廃止し、斬罪となる。 |
| 1月 9日 | 大蔵省に商務局を設置。 |
| 1月11日 | 熊本荒神党の鎮台占拠計画が発覚する。 |
| 1月25日 | 朝日新聞創刊。 |
| 1月29日 | 万国電信条約に加入。 |
| 2月 7日 | 大蔵省、はじめて明治8年の歳入歳出決算報告書を発表する。 |
| 2月13日 | 横浜の洋銀相場会所相場取引を禁止し、株式取引所条例に準じて、用銀取引所設立出願を命じる。 |
| 2月17日 | 洋銀取引所設立を許可。 |
| 2月23日 | 「忠臣蔵銘々伝」がパリで上演される。 |
| 2月24日 | 医師試験規則制定。 |
| 2月 | 東京法学社(後の法政大学)創立。 |
| 3月11日 | 琉球藩王に廃藩置県を伝え、藩王を華族に列し、東京居住を命じる。 |
| 3月14日 | 松山でコレラが発生し、全国へ拡大。 |
| 3月31日 | 内務大書記松田道之、2個中隊を率いて首里城を接収。 |
| 4月 4日 | 琉球藩を廃して、沖縄県を設置する。 |
| 4月14日 | 京浜間鉄道に日本人機関士がはじめて乗務する。 |
| 5月 4日 | 西本願寺大教校(後の龍谷大学)創立。 |
| 5月 9日 | 官吏の職務以外の政談演説を禁止する。 |
| 5月20日 | 清国公使、日本の琉球編入に抗議。 |
| 5月27日 | 寺島宗則外務卿、清国の琉球処分抗議に対し、この件は内政問題であると回答。 |
| 6月 4日 | 招魂社を靖国神社とする。 |
| 6月27日 | 大隈重信大蔵卿、「財政四件ヲ挙行セルコトヲ請フノ議」を建議。地租問題、貯蓄備蓄法、紙幣償却、外国度支、国債紙幣償却に関して。 |
| 6月27日 | 虎列刺病予防仮規則を制定。 |
| 7月 3日 | 寺島外務卿、コレラ予防のため、検疫停船仮規則を列国に通告。英・仏・独が異議を申し立てる。 |
| 7月 3日 | 琉球関係者、清に援助を要請する。 |
| 7月 9日 | 東京府、各区に一校ずつ庶民夜学校を設置。 |
| 7月14日 | 海陸虎列刺病伝染予防規則制定。 |
| 7月 | 東京府、癲狂院を開院。 |
| 8月10日 | 天皇とグラント前アメリカ大統領が琉球処分などについて会談。 |
| 8月15日 | 東京府、コレラ患者罹患のために、本所病院を設置。 |
| 8月27日 | 東京府、コレラ患者罹患のために、大久保病院を設置。 |
| 9月 9日 | 東京府、コレラ患者罹患のために、駒込病院を設置。 |
| 9月19日 | 外務卿、条約改正方針を英国公使に伝える。 |
| 9月29日 | 学制を廃止し、教育令を制定。 |
| 10月 4日 | 郵便汽船三菱、香港航路を開設。 |
| 10月 8日 | 拷問に関する全法規を廃止する。 |
| 10月10日 | 砲兵工廠条例及び、陸軍職制を制定。 |
| 10月13日 | 侍補制度廃止。 |
| 10月27日 | 徴兵令を改正。 |
| 10月28日 | 東京警視本署、京橋新船町に水上警察署を設置する。 |
| 10月 | 猪苗代湖疎水事業始まる。 |
| 11月 1日 | 三田育種場に農具製作所を開場。 |
| 11月 5日 | 共同競馬会設立。 |
| 11月 7日 | 愛国社大会、国会開設上奏署名運動を可決。 |
| 11月18日 | 沼間守一、横浜毎日新聞を買収し、東京横浜毎日新聞を発刊する。 |
| 11月22日 | 安田銀行設立許可。 |
| 11月28日 | 大阪交換所設立許可。 |
| 11月30日 | 共同競馬会による第1回共同競馬開催。 |
| 11月 | アクレー、横浜に神学校を創立(後の青山学院)。 |
| 11月 | 愛国石油会社、日本初の石油輸送管を新潟県萩平に設置する。 |
| 11月 | 雅楽課内に洋楽協会が設立される。 |
| 12月 1日 | 大阪交換所、同盟銀行と合議して手形交換を開始する。 |
| 12月 5日 | 文部省、師範学校を経ずして公立小学校教員となる者の、学力検査を行うよう各府県に指示する。 |
| 12月 6日 | 函館大火。 |
| 12月 8日 | 頭山満、箱田六輔ら、筑前共愛会を結成。 |
| 12月11日 | 群馬県、群衆雑踏や夜間に自転車に乗ることを禁止する。 |
| 12月26日 | 日本橋や京橋で大火。 |
| 12月26日 | 筑前共愛会、条約改正と国会開設の請願を決議。 |
| 12月27日 | 大隈重信大蔵卿、旧暦慶応3年12月から、新暦明治8年6月までの決算報告書を提出する。 |
| 12月27日 | 官禄税を80年1月1日より廃止することが決定する。 |
| 12月 | 各参議に立憲政体について意見を求める。 |
| 12月 | コンドル設計の筑地訓盲院が完成。 |
| | |
| 1880(明治13)年 |
| | |
| 1月 1日 | 安田銀行開業。 |
| 1月 5日 | 楽善会により筑地訓盲院の業務を開始。 |
| 1月10日 | 陸軍省に軍用電信技手を置く。 |
| 1月16日 | 筑前共愛会、条約改正と国会開設の請願書を元老院へ提出する。 |
| 1月17日 | 薬品取扱規則制定。 |
| 1月25日 | 交詢会が発会。 |
| 1月26日 | 高崎大火。 |
| 1月31日 | 飾隊式を観兵式と改める。 |
| 1月31日 | 飾隊式を観兵式を改める。 |
| 1月 | 桜井 静、大日本国会法私案を全国の有識者に配布し、討議集会開催を呼びかける。 |
| 2月 3日 | 日本橋浜町などで大火。 |
| 2月 5日 | 第3回地方官会議開催(〜28日)。 |
| 2月 9日 | 英国政府、香港における日本1円銀を法貨として認められないことを通告。 |
| 2月12日 | 下士官、兵士、軍学校生徒の政談演説会の傍聴を禁止する。 |
| 2月22日 | 府県会議員104人が東京の中村楼に会合し、国会開設に関する討議を行う。 |
| 2月23日 | 横浜正金銀行設立免許が公布される。 |
| 2月24日 | 府県会議員34人が再度国会開設に関する討議を行い、開設建言の提出を決定。 |
| 2月28日 | 横浜正金銀行開業。 |
| 2月28日 | 有栖川宮熾仁親王を左大臣に任命。 |
| 2月 | 初の軽便鉄道、工部省鉱山局釜石鉄道開業。 |
| 2月 | 筑前共愛会、大日本国憲法大略見込書を起草。 |
| 3月 2日 | メーソン来日。 |
| 3月 5日 | 大蔵省検査局を廃止し、会計検査院を設置。 |
| 3月 8日 | 開拓使、紋鼈村に官営甜菜糖製造工場を建設。 |
| 3月15日 | 愛国社第4回大会始まる。 |
| 3月17日 | 愛国社第4大会で、国会期成同盟が成立する。 |
| 3月30日 | 陸軍省、村田銃を正式採用。 |
| 3月 | エッケルト来日。 |
| 4月 1日 | 第1回観古美術会開催。 |
| 4月 5日 | 集会条例制定。 |
| 4月 8日 | 府県会規則を改正し、区長村会法を制定する。 |
| 4月12日 | 洋銀相場が高騰し、株式取引所、横浜取引所の金銀貨取引と全国米商会所の米穀限月売買を緊急停止。 |
| 4月17日 | 政府、宮古・八重山諸島の清国への割譲と交換に最恵国条項を求める決定をする。 |
| 4月17日 | 片岡健吉、河野広中ら国会期成同盟、「国会を開設する允可を上願する書」を政府に提出するが、受け付けられず。その過程を一般に公開。 |
| 4月17日 | 筑紫新報を福岡日日新聞と改め発刊。 |
| 4月26日 | 日本地震学会設立。 |
| 4月28日 | 内国通運、東京−寒川間に汽船航路を開設。 |
| 4月 | 楊守敬来日。 |
| 5月 4日 | 停止していた株式取引所、横浜取引所、全国米商会所の取引を再開する。 |
| 5月 8日 | 大蔵省銀行課を廃止し、銀行局を設置する。 |
| 5月10日 | 弘前大火。 |
| 5月14日 | 大隈重信大蔵卿、外貨5000万円募集による不換紙幣償却法案を提出するが、政府部内で紛糾する。 |
| 5月20日 | 地租特別修正許可布告。 |
| 5月21日 | 東京警視本署、府下の大弓半弓営業人に対し、酩酊者入場禁止及び賭博類似行為禁止を通達。 |
| 6月 1日 | 元老院民法編纂局を設置。 |
| 6月 1日 | 東京警視本署から消防本部が設置される。 |
| 6月 3日 | 外貨導入による不換紙幣償却案、勅諭により中止となる。 |
| 6月 6日 | 斯文学会発会。 |
| 6月15日 | 準備金貸付が廃止され、地租による備荒貯蓄法を制定する。負担増により府県会が猛反発。 |
| 6月28日 | 逢坂山トンネルが削岩機をはじめて使用し日本人のみで完成。以後、トンネル工事は日本人の手に移る。 |
| 7月 1日 | 京都府画学校開校。 |
| 7月 1日 | 東京府書籍館を文部省東京図書館と改める。 |
| 7月 6日 | 古寺社保存内規制定。 |
| 7月 9日 | 虎列刺病予防仮規則を廃止し、伝染病予防規則を制定。 |
| 7月15日 | 京都−大津間の鉄道が開業。 |
| 7月16日 | 条約改正案がリークし「ジャパン=ヘラルド」紙上で発表される。 |
| 7月17日 | 刑法、治罪法が制定される。 |
| 7月 | 岩倉具視、元老院で起草中の国憲案は不完全であるからとして、太政官に国憲調査局設置を建議する。 |
| 8月 7日 | 東京大学の法・理・文の3学部に学士研究科を設置。大学院の前身。 |
| 8月10日 | 東京風帆船会社創立。 |
| 8月20日 | 魁新聞創刊。 |
| 8月21日 | 東海経済新報創刊。 |
| 8月23日 | 岩倉具視、五代友厚の地租1/5米納案を提出する(詔書により不採用となる)。 |
| 8月 | 専修学校(後の専修大学)創立。 |
| 9月 1日 | 東京銀行集会所設立。 |
| 9月 3日 | 東京銀行集会所設立に伴い、拓善会は解散となる。 |
| 9月12日 | 東京法学社開校。後の法政大学。 |
| 9月13日 | 横浜取引所を横浜株式取引所と改称する。 |
| 9月16日 | 釜石鉱山製鉄所に火入れ。 |
| 9月27日 | 酒類税制を廃止し、酒造税則を制定する。 |
| 9月29日 | 生糸直輸出商社同伸会社創立発起人総会開催。 |
| 10月 4日 | 東海から関東にかけて台風が上陸横断し、死傷者120余人を出す。 |
| 10月 8日 | 小笠原諸島を内務省から東京府へ移管する。 |
| 10月12日 | 基督教青年会が、上野精養軒で野外大演説会を開催。 |
| 10月15日 | 群馬県榛名山麓80余ヶ村の入会地大野をめぐり騒擾が起こる。 |
| 10月19日 | 横浜正金銀行に対し、別段預金運転規則を命じる。 |
| 10月21日 | 宍戸駐清公使、清国政府との間で琉球分割による最恵国待遇に関する条約案を議定。 |
| 10月25日 | 宮内省雅楽課で君ヶ代が作曲され、エッケルトが編曲する。 |
| 10月25日 | 李鴻章、朝鮮に対し、西洋と通商して国力を貯め、日本、ロシアに対し備えるよう勧告する。 |
| 10月 | 大蔵省印刷局印刷工場が完成。 |
| 11月 3日 | 君ヶ代が初演奏される。 |
| 11月 4日 | 高島炭坑で、坑夫数百人が、賃上げ拒絶に対し反発して暴動を起こし、施設に放火する。 |
| 11月 5日 | 工場払下規則制定。 |
| 11月 5日 | 地方税規則改正。 |
| 11月10日 | 国会期成同盟第2回大会が開催され、大日本国会期成有志公会と改称する。 |
| 11月11日 | 李鴻章、琉球分割による最恵国待遇条約に反対する旨、皇帝に上奏し、結果条約は調印されず。 |
| 11月28日 | 開拓使所管の幌内鉄道、手宮−札幌館を開通。 |
| 11月30日 | 山県有朋、臨邦兵備略を天皇に提出する。 |
| 11月30日 | 土地売買譲渡規則制定。 |
| 11月 | 高松砂糖会社設立。 |
| 12月 8日 | 明治法律学校(後の明治大学)創立。 |
| 12月15日 | 沼間守一、松田正久、山際七司、河野広中、植木枝盛ら自由党結成4ヶ条を決定する。 |
| 12月15日 | 釜石製鉄所、木炭欠乏に伴い運営を停止する。 |
| 12月15日 | 生糸直輸出商社同伸会社開業。 |
| 12月16日 | 大阪専門学校を廃止し、官立大阪中学校を新設。 |
| 12月17日 | 福岡県人の臼井六郎、父母の仇として、一ノ瀬直久判事を殺害し自首。従来の敵討ちとしては最後と言われる。 |
| 12月23日 | 集会条例改正。 |
| 12月24日 | 大隈重信、伊藤博文、井上馨、福沢諭吉ら、政府系新聞の発刊を協議。 |
| 12月24日 | 大阪笠屋町で大火。 |
| 12月26日 | 製紙所連合会設立。 |
| 12月27日 | 元老院国憲取調局、日本国憲案を議長に提出。 |
| 12月28日 | 教育令改正。 |
| 12月28日 | 元老院、日本国憲案を天皇に提出。 |
| 12月28日 | 兵庫県、芸妓・舞妓の営業地制限を撤廃。 |
| 12月30日 | 神田鍛冶町で大火。 |
| | |
| 1881(明治14)年 |
| | |
| 1月14日 | 東京に警視庁を再設置。 |
| 1月14日 | 東京薬舗学校開校を上申。後の東京薬科大学。 |
| 1月15日 | 宍戸公使、清国政府に対し、琉球案件については、今後自由措置を採ると通告。 |
| 1月25日 | 神道事務局神殿の祭神をめぐり、神道伊勢派と出雲派の対立が激化したため、内務省は、勅命を持って、神
道大会議を召集する。 |
| 1月26日 | 東京神田松枝町から出火し11000戸が焼失する。 |
| 1月29日 | 文部省、就学督責規則起草心得を定める。 |
| 1月31日 | 文部省、小学校教員免許状授与方心得を定める。 |
| 2月 7日 | 福井県を設置し、堺県を廃止して大阪府と合併する。 |
| 2月10日 | 三重・愛知・静岡・山梨の4県が棉糖生糸繭茶共進会を静岡で共同開催。 |
| 2月11日 | 東京神田小柳町から出火し、7700戸が焼失。 |
| 2月15日 | 芝紅葉館会館。 |
| 2月21日 | 東京四谷箪笥町から出火し、1500戸が焼失。 |
| 2月23日 | 勅裁により、神道事務局神殿祭神は、宮中所斎の神霊とされる。 |
| 2月28日 | 朝鮮政府と仁川開港交渉で、開港を82年9月と決定する。 |
| 2月28日 | 郵便汽船三菱、ウラジオストク航路を開設。 |
| 2月 | 頭山満、向陽社を改称して、玄洋社を設立。 |
| 2月 | 東京府、禁止していた獅子舞を許可。 |
| 2月 | 東京日本橋に東京名所案内社が設立される。 |
| 3月 1日 | 第2回内国勧業博覧会開催(6月30日まで)。 |
| 3月 5日 | 群馬県榛名山麓の入会地騒擾が再発し、3万人が参加。 |
| 3月11日 | 憲兵条例制定。 |
| 3月11日 | 内務省勧農局、3符37県の農業関係者を集め、農淡会を開く。 |
| 3月15日 | 榛名山入会地騒動に、警官隊170人を投入して鎮圧する。入会地は御料林へ移される。 |
| 3月18日 | 西園寺公望、中江兆民ら東洋自由新聞を創刊。 |
| 3月21日 | 日蓮没後600年の遠忌を開催。 |
| 3月23日 | 元老院提出の日本国憲案は採択されず、この日元老院国憲取調局閉鎖。 |
| 3月25日 | 朝鮮の儒者李晩孫ら、「衛正斥邪」を唱え日本排撃論を展開。 |
| 3月 | 大隈重信、国会開設と政党内閣設置論を左大臣有栖川宮に提出。 |
| 4月 1日 | 内国通運、東京−大阪間に郵便及び荷物輸送馬車定期路線を開始。 |
| 4月 1日 | 岩崎弥太郎、後藤象二郎から借財を負担するのを条件に、高島炭坑を譲渡される。 |
| 4月 5日 | 大日本農会設立。 |
| 4月 7日 | 農商務省を設置し、大日本農会を外郭団体とする。 |
| 4月 8日 | 西園寺、天皇の内勅を受けて東洋自由新聞社を辞職。 |
| 4月 8日 | 亀井忠一、三省堂を興す。 |
| 4月16日 | 芝能楽堂完成。最初の一般能楽堂。 |
| 4月25日 | 交詢社、私擬憲法案を発表。 |
| 4月25日 | 福島大火。 |
| 4月27日 | 文部省、小学修身書編纂方大意を内示。 |
| 4月28日 | 会計法制定。 |
| 4月28日 | 田中智学、蓮華会を創設。 |
| 4月30日 | 東洋自由新聞廃刊となる。 |
| 5月 1日 | 高木兼寛ら成医会講習所(後の東京慈恵医大)開設。 |
| 5月 3日 | 山口にセメント製造会社設立が許可される。後の小野田セメント。 |
| 5月 3日 | 洋画家川上冬崖自殺。 |
| 5月 4日 | 小学校教則綱領制定。 |
| 5月 9日 | 朝鮮政府、弁理公使花房義質の提案を受け、堀本礼造少尉を教官とした別技軍を創設する。 |
| 5月19日 | 陸軍戦時編制規則制定。 |
| 5月23日 | 府県農商諮問会規則制定。 |
| 5月24日 | 東京女子師範学校皇后行啓の際に、はじめて管弦楽を演奏。 |
| 5月26日 | 東京職工学校設立。 |
| 5月30日 | 太政官統計院設置。 |
| 5月30日 | 外務省の建物が完成する。 |
| 5月 | 九段遊就館完成。 |
| 6月11日 | 横浜連合生糸荷預所設立。 |
| 6月15日 | 東京大学、法・理・文と医学部を統一。総理を設置。 |
| 6月15日 | 文部省、直轄の学校・図書館・教育博物館の職員を官吏待遇とし、公立学校の教職員の准官などを定める。しかし農商工諸学校の管轄をめぐり、農商務省と対立。 |
| 6月18日 | 小学校教員心得制定。 |
| 6月22日 | ユーイング、上下動地震計を発表。 |
| 6月27日 | 大蔵省会計局設置。 |
| 6月27日 | 伊藤博文、3月に発表された大隈政策案を閲覧。 |
| 6月30日 | 地租改正事業が一段落し、地租改正事務局が廃止される。 |
| 6月 | 参謀本部施設完成。 |
| 7月 1日 | 明治日報創刊。 |
| 7月 4日 | 地租改正事務局の残務を租税局へ移す。 |
| 7月 5日 | 右大臣岩倉具視、井上毅起草の憲法大綱領を太政大臣と左大臣に示す。また伊藤博文と大隈重信が会見し、伊藤は大隈案に反対を表明。 |
| 7月 8日 | 文部省、小学校教員免許状授与方心得を改定。 |
| 7月 8日 | 明治生命保険設立。最初の保険会社。 |
| 7月21日 | 黒田清隆開拓使長官、開拓使官有物の払い下げを申請する。 |
| 7月21日 | 学校教員品行検定規則制定。 |
| 7月23日 | 英外相、駐英公使森有礼に対し、日本の条約改正案に反対し、東京での列国代表会議開催を示す。 |
| 7月24日 | 首切り浅右衛門、斬首刑廃止により、刀剣鑑定家へ転業する。 |
| 7月26日 | 開拓使官有物払い下げ申請が東京横浜新聞に暴露され問題となる。 |
| 7月29日 | 中学校教員規則制定。 |
| 8月 1日 | 開拓使官有物、30万円無利息30年賦で五代友厚らの関西貿易会社に払い下げられる。 |
| 8月 1日 | 華族などが参加して、私立鉄道日本鉄道の創立が決定。 |
| 8月 1日 | 東京の瓦斯(ガス)製造所などを、警視庁の監督管轄下に置く。 |
| 8月 2日 | 東京大学で、本科の生徒を学生と呼び生徒とは区別するようになる。 |
| 8月 3日 | 海軍機関学校を設置。 |
| 8月 6日 | 教育博物館を東京教育博物館と改称。 |
| 8月13日 | 石油取締規則制定。 |
| 8月15日 | 僧侶の托鉢の禁を解き、免許制とする。 |
| 8月16日 | 3世三遊亭円生死去。 |
| 8月19日 | 師範学校教則大綱制定。 |
| 8月20日 | 東京大学に諮詢会を設置。 |
| 8月25日 | 払い下げ問題で沼間守一、肥塚竜、福地源一郎らが反対演説会を行う。 |
| 8月 | この月、開拓使官有物払い下げに対し、各地で反対運動が起こる。 |
| 8月 | この月、東京猛暑。 |
| 8月 | 植木枝盛、日本国憲法草案を起草。 |
| 9月11日 | 東京物理学講習所を設立。 |
| 9月15日 | 横浜連合生糸荷預所開業。 |
| 9月18日 | 独逸学協会結成。 |
| 9月19日 | 監獄則制定。 |
| 9月23日 | 尾崎行雄、政府改造を主張する。また板垣退助らは政党結成を説く。 |
| 9月28日 | 谷干城、佐々木高行ら、元老院一派と会合して、開拓使官有物払い下げ反対と民権運動に反対を表明。 |
| 9月 | 大阪中学校に屋内体操場が竣工する。 |
| 9月 | 東京大学理学部、数学科、物理科、星学科を分設。 |
| 10月 3日 | 神社・寺院以外の葬祭執行を禁止。 |
| 10月 5日 | 横浜在港生糸荷主総会、横浜連合生糸荷預所と外国商会との紛議に関し、外国商ボイコット盟約締結を決議。 |
| 10月11日 | 御前会議で立憲政体方針、開拓使官有物払い下げ中止、大隈重信らの参議罷免が決定する(明治14年政変)。 |
| 10月13日 | 大隈重信免官に反対して、犬養毅、尾崎行雄、小野梓、中上川彦次郎、矢野文雄ら政府関係者辞職する。 |
| 10月18日 | 自由党結成。 |
| 10月20日 | 大隈免官に反対して、河野敏鎌が辞職。 |
| 10月21日 | 参議・省卿兼任制度が復活し、松方正義が参議大蔵卿に、佐々木高行は参議工部卿に、大山巌陸軍卿と川村純義海軍卿は参議に、それそれ任命される。また太政官6部が廃止され、太政官中に参事院を設置する。 |
| 10月23日 | 明治23年に国会開設を行う詔勅が発せられる。 |
| 10月25日 | 英国代理公使から外務卿井上馨に列国会議が提案される。 |
| 10月29日 | 板垣退助、自由党総理となる。 |
| 11月 1日 | 植木枝盛、酒税の増税に反対する檄文を発し、その中で翌年5月1日に酒屋会議開催を発表。 |
| 11月 2日 | 日本基督教一致協会、第1回大会開催。 |
| 11月 8日 | 宮地茂平・栗村寛亮が、日本政府からの支配脱管届を提出。 |
| 11月 8日 | 大隈免官に反対して前島密が辞職。 |
| 11月10日 | 諸省事務章程通則制定。 |
| 11月11日 | 政府、私鉄日本鉄道に特許条約書を下付して同社は正式に成立する。資本金2000万円。 |
| 11月14日 | ドイツ人ケルネル来日。 |
| 11月22日 | 内務省、加藤弘之の絶版届けに基づき、「真政大意」「国体新論」販売禁止。 |
| 11月25日 | 日本政府支配脱管届けを出していた宮地茂平に懲役100日。 |
| 12月 3日 | 布告・布達・達・告示の区別を規定。 |
| 12月 7日 | 紅綬・緑綬・藍綬の褒章が定められる。 |
| 12月14日 | 高知新聞が発行を停止し、土陽新聞が創刊される。 |
| 12月17日 | 大日本水産会設立。 |
| 12月18日 | 学校施設の各種集会使用が禁止される。 |
| 12月28日 | 陸軍刑法、海軍刑法が制定される。 |
| 12月 | 官営愛知紡績所開業。 |
| 12月 | 東京薬学社設立。 |
| | この年、服部金太郎が京橋に時計店を開業。後の服部セイコー。 |
| | |
| 1882(明治15)年 |
| | |
| 1月 4日 | 「陸海軍軍人に賜はりたる勅諭」いわゆる軍人勅諭が発布される。 |
| 1月 8日 | 京都に体育演武場開場。 |
| 1月 8日 | 札幌基督教会設立。 |
| 1月15日 | フランス人画家ビゴー来日。 |
| 1月21日 | 大日本山林会設立。 |
| 1月23日 | 大阪府、旧堺県の和泉・河内・大和の合併に当たり、同地方の鍼灸、水蛭、吸玉による治療の新規開業を禁止。 |
| 1月24日 | 神官の教導職兼補を廃止。 |
| 1月25日 | 条約改正協議の第1回各国連合予議会が開催。井上馨外務卿が議長。 |
| 1月 | 東京日日新聞と東京横浜毎日新聞の間で、主権所在論争が起こり加熱。 |
| 1月 | 玉島紡績所開業。 |
| 2月 1日 | 日本立憲政党結成。総理は中島信行。 |
| 2月 8日 | 開拓使を廃止し、函館、札幌、根室の3県を設置。 |
| 2月12日 | 矢野文雄・尾崎行雄・犬養毅ら、東洋議政会を興す。 |
| 2月15日 | 警視総監と東京府知事が、劇場を10座に制限するなどの劇場取締規則を定める。 |
| 2月21日 | 明治天皇が、儒教主義教育を文部卿に指示。 |
| 2月25日 | 九段遊就館会館。 |
| 2月 | 開拓使廃止により、同地方所管の電信業務が工部省に移り、電信事業が統一される。 |
| 2月 | 桑原紡績所開業。 |
| 3月 1日 | 松方正義大蔵卿、中央銀行設立・外国為替取引などを太政官に提出。 |
| 3月 1日 | 軽便鉄道の工部省鉱山局釜石鉄道、旅客・貨物輸送の営業を開始。 |
| 3月12日 | 熊本で九州改進党結成。 |
| 3月14日 | 伊藤博文ら憲法調査班の一行が渡欧に出発。 |
| 3月18日 | 福地源一郎ら、立憲帝政党を組織。 |
| 3月20日 | 上野公園に博物館と付属動物園が開館。 |
| 4月 1日 | 西北社が、東京、高崎、前橋、坂本(碓氷)を結ぶ馬車輸送業を開始。 |
| 4月 1日 | 三菱商船学校、農商務省所轄となり、東京商船学校と改称。 |
| 4月 4日 | 鳥取県八東郡で小作米軽減騒動が起こる。 |
| 4月 4日 | ドイツ人ラートゲン東京大学に着任。 |
| 4月 5日 | 井上馨外務卿、日本の法律・裁判所に服することを条件に、外国人内地全面開放を列国に提案。 |
| 4月 6日 | 自由党総理板垣退助が遊説中の岐阜冨茂登村で襲われ重傷。 |
| 4月12日 | 日本鉄道の川口−前橋間の建設が始まる。 |
| 4月14日 | 群馬県は、県下の遊郭を廃止すると布告。ただし延期される。 |
|
|
| 4月16日 | 立憲改進党が結成され、大隈重信が総理に選出。東洋議政会が合併する。 |
| 4月20日 | 工部大学校、造船学科を設置。 |
| 4月26日 | 駒場農学校と商船学校以外の実業学校を文部省所管と決定。 |
| 4月26日 | 大阪府知事、開催予定日が近づいている酒屋会議の開催禁止を告示する。 |
| 4月30日 | 神宮皇学館が伊勢神宮に設置される。 |
| 4月 | 奈良正倉院を内務省から農商務省へ移管。 |
| 5月 1日 | 太湖汽船、大津−長浜間に鉄道連絡航路を開港する。 |
| 5月 3日 | 東京気象学会が設立される。後の日本気象学会。 |
| 5月 4日 | 植木枝盛ら、前年予告していた酒屋会議について協議。 |
| 5月10日 | 植木枝盛ら、酒屋会議を京都で開催。 |
| 5月12日 | 福島県会は、三島通庸県令の県内新道路(通称三方道路)の建設に反対し、地方税議案を否決。 |
| 5月12日 | 天理教、地元警察の摘発を受ける。 |
| 5月15日 | 神道事務局から、神道の神宮派、大社派、扶桑派、実行派、大成派、神習派が独立する。 |
| 5月15日 | 富山氷見で大火。 |
| 5月24日 | 富くじ再度禁止となる。 |
| 5月25日 | 長崎県島原で、樽井藤吉らが集会し、東洋社会党党則を設定。 |
| 5月27日 | 医学校通則制定。 |
| 5月29日 | 東京芝・神田でコレラが発生。流行が始まる。 |
| 5月30日 | 東京大学文学部、古典講習科設置。 |
| 6月 3日 | 官営広島紡績所を広島県に移管し、すぐに広島綿糸紡績会社に払い下げる。 |
| 6月 5日 | 嘉納治五郎が下谷永昌寺書院に柔道場を開設。後の講道館の始まりで、当初は9人。 |
| 6月10日 | 集会条例改正で、学生・生徒の学術演説禁止布告が、各県に通達される。 |
| 6月15日 | 空知集治監設置。 |
| 6月16日 | 統計局、日本帝国統計年鑑刊行を開始。 |
| 6月25日 | 日本馬車鉄道が、新橋−日本橋間に営業を開始。後、東京電車鉄道となる。 |
| 6月26日 | 植木枝盛ら、元老院に酒税減額を建白する。 |
| 6月26日 | 法相宗が独立する。 |
| 6月27日 | 日本銀行条例制定。 |
| 6月30日 | 工部美術学校、彫刻学科を廃止。 |
| 7月 7日 | 長崎の東洋社会党の結社を禁止する。 |
| 7月10日 | 東京女子師範学校で、予科を廃止し、日本で最初となる付属高等女学校を設置。 |
| 7月10日 | 医療服薬を行わず、禁厭祈祷のみを行う治療術を禁止する。 |
| 7月14日 | 渋沢栄一・益田孝らが、共同運輸会社を設立。 |
| 7月23日 | 朝鮮王国の漢城で、軍隊が俸禄米支給遅延に反発して蜂起。重臣や日本人軍事顧問らを殺害。日本公使館も襲撃される。公使花房義質らは、一旦脱出。日本政府は、軍艦4隻を派遣し、清朝政府も、北洋艦隊を派遣す
る。いわゆる壬午事変。 |
| 7月31日 | 工部美術学校の彫刻家廃止に伴い、ラグーザ解任される。 |
| 8月 5日 | 軍隊に非常事態統治権の戒厳令が定められる。 |
| 8月 9日 | 清国政府、属邦保護のためとして朝鮮派兵を通告。 |
| 8月11日 | 吉田清成外務卿代理、日本は朝鮮を自主国と認めると通告。 |
| 8月12日 | 戦時調達を定めた徴発例が定められる。 |
| 8月30日 | 壬午事変の賠償金と公使館駐兵権、開市・開港などを定めた済物浦条約が調印される。 |
| 8月 | 会津自由党員宇田成一ら、福島県新道路建設反対の抵抗運動を開始。 |
| 9月 9日 | 立憲改進党系の東京横浜毎日新聞が、板垣退助の外遊資金疑惑について非難。これを受けた自由党は、立憲改進党と三菱との関係を攻撃。 |
| 9月22日 | 陸軍裁判所廃止。 |
| 10月 1日 | 第1回内国絵画共進会が開催。 |
| 10月 4日 | 馬車鉄道が出現したことにより、失業対策として人力車夫懇親会が結成される。 |
| 10月10日 | 日本銀行開業。 |
| 10月10日 | 曹洞宗、大学林専門学本校を開校。後の駒沢大学。 |
| 10月19日 | 朝鮮全権大臣兼修信使朴泳孝ら、天皇と会見し、国書を提出する。 |
| 10月21日 | 大隈重信、小野梓ら、東京専門学校を設立。後の早稲田大学。 |
| 10月27日 | 売薬印紙税規則制定。 |
| 10月31日 | 日朝修好条規続約批准書交換。 |
| 11月 1日 | 東京電灯会社設立事務所が、会社設立の宣伝を兼ね、銀座大倉組前でアーク灯を点灯。大評判となる。 |
| 11月 1日 | 東京職工学校開校。 |
| 11月 4日 | 皇典講究所開設。 |
| 11月10日 | 幌内鉄道、幌内まで全通。 |
| 11月13日 | 陸軍大学条例制定。 |
| 11月24日 | 宮中に地方長官を集め、軍備拡張・租税増徴について勅語が下される。 |
| 11月 | 福島県新道路建設に反対していた農民らの所有地が公売処分されることになり、会津自由党の宇田成一らが抗議を行い逮捕される。 |
| 11月28日 | 道路建設で紛糾する福島県で、数千人が工事中止と弾圧抗議のため警察署に押し掛け、警察官と衝突(福島事件)。 |
| 11月 | ドイツ人フェスカ来日。 |
| 12月 1日 | 農商務省東京山林学校開校。 |
| 12月 1日 | 福島事件の首謀者として、河野広中ら逮捕。ほか、自由党員などの一斉検挙される。 |
| 12月 3日 | 天皇、「幼学綱要」を地方長官らに下付。 |
| 12月 7日 | 岩倉具視、府県会が政府に批判的だとして中止するよう意見書を提出。 |
| 12月16日 | 郵便条例が定められる。 |
| 12月18日 | 朴泳孝、横浜正金銀行と紙幣17万円借款協定に調印。 |
| 12月30日 | 軍備拡張を陸海軍両省に通達。 |
| 12月 | 東本願寺、貫練教校を真宗大学寮と改称。後の大谷大学。 |
| | この年のコレラ流行で、3万3784人が死亡。 |
| | |
| 1883(明治16)年 |
| | |
| 1月 1日 | 共同運輸開業。 |
| 1月 4日 | 叙勲条例制定。 |
| 1月11日 | 京橋の明治会堂で西洋風舞踏会が開催される。 |
| 1月23日 | 府県に兵事課が設置される。 |
| 1月23日 | 工部美術学校廃止。 |
| 2月 2日 | 鳩山和夫ら全国府県会議員が、日本同志者懇親会を開催。 |
| 2月 3日 | 政府、日本同志者懇親会を禁止。 |
| 2月 7日 | 東京で大雪。日本橋白木屋に来客皆無。 |
| 2月11日 | 工部美術学校が廃止されたことにより、サンジョヴァンニ解任。 |
| 2月16日 | 赤羽工作分極を廃止し、その設備は海軍省兵器局に移管される。 |
| 2月21日 | 郡区長の給料・旅費は、1883年度より国庫支給と定められる。 |
| 3月 1日 | 東京気象台が、天気図を作成して毎日配布をはじめる。 |
| 3月 1日 | 農商務省、第1回水産博覧会を開催。 |
| 3月 3日 | 朝鮮と海底電線設置条約に調印。 |
| 3月10日 | 清・朝鮮在留日本人取締規則制定。 |
| 3月15日 | 前年結成の日本立憲政党、集会条例の影響を避けるため解散。 |
| 3月20日 | 新潟県頸城郡の自由党員20数人が、大臣暗殺・内乱の陰謀容疑で逮捕される(高田事件)。 |
| 3月22日 | 国庫出納条例制定。 |
| 3月26日 | 井上馨外務卿、日清通商章程満期につき、条約改正希望を清国公使に通告する。 |
| 4月 7日 | 地方巡察条規制定。 |
| 4月10日 | 大倉喜八郎らが発起人となり、中華料理店「偕楽園」が開業する。 |
| 4月11日 | 文部省、農学校規則を制定。 |
| 4月12日 | 馬場辰猪、政治講談論議を禁止される。 |
| 4月16日 | 改正新聞紙条例が制定される。 |
| 4月19日 | 米公使下関取極書に基づき償金785000ドルを井上馨外務卿へ返還。 |
| 4月23日 | 自由党が大会で改進党攻撃を決議し、偽党撲滅演説会を各地で開催。 |
| 4月27日 | 大蔵省、日本銀行に国庫金取り扱いを命じる。 |
| 4月28日 | 府県選挙師範生徒募集規則制定。 |
| 5月 1日 | 共同運輸が、横浜−神戸間の航路を開設し、三菱との競争時代に突入する。 |
| 5月 5日 | 各国立銀行紙幣の償却を行うため、国立銀行条例が改正される。 |
| 5月 9日 | 富山県、佐賀県、宮崎県を設置。 |
| 5月10日 | 官報発行条例が定められる。 |
| 5月10日 | 地学会設立される。 |
| 5月18日 | 農商務省に蚕糸諮詢会を設置する。 |
| 5月22日 | 官省院庁の「達」「布告」は官報に掲載することが決定する。 |
| 5月26日 | 布告・布達の施行期限、到達日数を制定する。 |
| 5月30日 | 各国立銀行紙幣償却のため、銀行紙幣合同銷却方法を日本銀行に下付。 |
| 6月 2日 | 函館県が、移住資金の不足する士族のために、移住士族取扱規則を制定。 |
| 6月 5日 | 海軍兵学校が設置される。 |
| 6月 7日 | 函館県に続き、札幌県でも移住士族取扱規則が制定される。 |
| 6月16日 | 東京大学法・理・文学部と大学予備門が合同陸上競技会を開催。 |
| 6月22日 | 第十五国立銀行の紙幣制限外発行権が廃止される。 |
| 6月29日 | 改正出版条例が定められる。 |
| 6月29日 | 根室県でも移住士族取扱規則が制定され、「北海道」地方全てで適用される。 |
| 6月30日 | 釜石鉱山分局廃止。 |
| 6月 | 日本蚕糸協会の設立が決定する。 |
| 7月 1日 | かな文字運動3団体が合併し、「かなのくわい」が結成される。 |
| 7月 2日 | 官報第1号が発行。 |
| 7月 6日 | 府県立師範学校通則制定。 |
| 7月10日 | 鉄道略則、鉄道犯罪罰令を私鉄にも適用することが決定。 |
| 7月19日 | 岩倉具視、病気のため右大臣を辞任。 |
| 7月20日 | 岩倉具視、食道癌で死去。 |
| 7月25日 | 岩倉具視の国葬が行われる。 |
| 7月25日 | 朝鮮政府との間に、日本人民貿易規則、海関税目規則、間行里程取極約書、日本人漁民取扱規則を調印し、最恵国待遇を得る。 |
| 7月27日 | 小学校教員免許状授与方心得が改正され、免許授与規定に品行の項目が加わる。 |
| 7月28日 | 日本鉄道会社の建設していた上野−熊谷線が開通し、仮営業が始まる。 |
| 7月31日 | 小・中・師範学校の教科書採択が認可制となる。 |
| 7月 | 東京大学で、ワグネルらによる吾妻焼の研究が始まる。 |
| 8月 1日 | 小野梓、東洋館を開業。後の冨山房。 |
| 8月 3日 | 伊藤博文ら帰国。 |
| 8月 4日 | 軍法会議について定めた陸軍治罪法が公布。 |
| 8月 6日 | 関東と関西を結ぶ鉄道計画について、陸軍の意見が採り入れられ、中山道ルートの高崎−大垣間の建設が決定する。 |
| 8月16日 | 和歌山県名草郡で日照りによる分水騒動が起こる。 |
| 8月18日 | 文部省、教員講習所や督業訓導の設置を府県に指示。 |
| 8月26日 | 大坂紡績で、生産向上のための夜間作業が始まる。 |
| 8月 | 林遠里が、勧農社を創設し、農業技術の普及に当たる。 |
| 9月 5日 | 英国人ノット来日。 |
| 9月 5日 | 東京師範学校、中学師範学科規則改正。 |
| 9月 9日 | 東京教育学会が、全国規模の大日本教育会へ拡大。 |
| 9月11日 | 海軍退隠令を廃止して、海軍恩給令を定める。 |
| 9月13日 | 川上音二郎が、集会条例違反で1年間演説禁止の措置を受ける。 |
| 9月21日 | 三池炭坑で、就労中の囚人395人が灯心の配布が少ないことに抗議して暴動。詰め所に放った火が延焼し坑内火災に拡大。死者46人を出す惨事となる。 |
| 9月22日 | 京都に宮内庁支庁を設置する。 |
| 9月22日 | 工部省の工作局、鉱山局を廃止し、事務を直轄とする。品川工作局は、品川硝子製作所。兵庫・長崎工作分局は、兵庫・長崎造船局。佐渡・生野・阿仁・院内・三池の各鉱山分局は、それぞれの鉱山局となる。 |
| 9月24日 | 高島炭坑で、坑夫らが減給に反対して暴動を起こし、7人が死亡する。 |
| 9月26日 | 立憲帝政党解散。 |
| 9月 | 東京物理学講習所、東京物理学校と改称。後の東京理科大学。 |
| 9月 | 東京英学校、青山に移り、東京英和学校とあらためる。後の青山学院。 |
| 10月11日 | 東京商法会議所が解散する。 |
| 10月12日 | 岸田俊子、大津で「函入娘」の題で、女性の権利拡大演説を行い、集会条例違反として逮捕される。 |
| 10月12日 | 馬場辰猪、政治講談論議の禁止を解かれる。 |
| 10月15日 | 日朝間の、日本人民貿易規則、海関税目規則、間行里程取極約書、日本人漁民取扱規則を布告。 |
| 10月16日 | 東京商工会が設立される。 |
| 10月22日 | 独逸学協会学校設立。 |
| 10月24日 | 陸軍監獄則を制定。 |
| 11月16日 | 自由党が臨時大会を開催し、10万円の資金募集を決議。 |
| 11月28日 | 東京麹町に社交場鹿鳴館が竣工し、開館式に名士1300人が参列。総工費は18万円。 |
| 11月30日 | 大阪府下に憲兵を設置。 |
| 12月11日 | 英国外相、条約改正に関する覚書を森有礼駐英公使に送付。 |
| 12月12日 | 山県有朋、内務卿に任命される。 |
| 12月18日 | 海軍志願兵徴募規則制定される。 |
| 12月28日 | 徴兵令改正。代人料が廃止される。 |
| 12月28日 | 中山鉄道公債証書条例制定。 |
| 12月28日 | 金札引き換え無記名公債証書条例制定。 |
| | この年、英国人動物学者ブラキストン、動物棲息の範囲を定める津軽海峡ブラキストン線を発表。 |
| | |
| 1884(明治17)年 |
| | |
| 1月 3日 | 大阪鎮台兵数百人が、松島遊郭で巡査と乱闘に及び、9人が死傷する。 |
| 1月 4日 | 官吏恩給令が交付され、恩給局が設置される。 |
| 1月 4日 | 官吏非職条例制定される。 |
| 1月 4日 | 賭博犯処分規則制定。 |
| 1月26日 | 井上哲次郎、三宅雪嶺らが哲学会を結成。 |
| 2月 2日 | 黒田清輝、渡欧して法学を学ぶために横浜を出発。のち画家に転向。 |
| 2月 5日 | 農商務省、塩業諮詢会を神戸で開催。 |
| 2月 8日 | 海軍省軍務局を軍事部として改組する。 |
| 2月15日 | 学齢未満の幼児の小学校入学を禁じ、幼稚園設立を奨励する。 |
| 2月16日 | 大山巌、川上操六、桂太郎ら兵制視察のため渡欧に出発。 |
| 2月21日 | 品川硝子製造所を稲葉正邦、西村勝三へ貸下げる。 |
| 2月24日 | 第一国立銀行と朝鮮政府の間で、朝鮮開港場における海関税取扱に関する条約に調印。 |
| 2月25日 | 清水次郎長こと山本長五郎が賭博容疑で逮捕される。 |
| 2月 | フェノロサ、古美術絵画を鑑定する鑑画会を興す。 |
| 2月 | 初代梅ヶ谷藤太郎に横綱免許が与えられる。 |
| 3月 2日 | 旧岡山藩主庭園「後楽園」が公開される。 |
| 3月 3日 | 茶業組合規則制定。 |
| 3月13日 | 自由党大会が開催され、総理への専断決行権付与を決議。 |
| 3月17日 | 宮中に制度取調局が設置される。伊藤博文が長官に任命される。 |
| 3月21日 | 海軍治罪法制定。 |
| 3月23日 | 東京下谷竹町の雀を吹き矢で射らせる見せ物小屋が禁止される。 |
| 3月25日 | 質屋取締条例制定。 |
| 3月 | 東京大学予備門の学生が本郷弥生町の向ヶ丘貝塚から土器を発見。いわゆる弥生式土器。 |
| 4月 1日 | 鎮守府軍法会議条例を制定され、海軍裁判所は廃止。 |
| 4月 3日 | 一世竹本長尾太夫死去。 |
| 4月10日 | 英国公使、条約改正に関し、新覚書を井上外務卿に手渡す。 |
| 4月12日 | 海底電信線保護万国連合条約と追加条約に加盟。 |
| 4月16日 | 長浜−敦賀間の鉄道が開通。琵琶湖の連絡船を経由して、京都・大阪とつながる。 |
| 4月16日 | 静岡県相良、福岡、波津の巨大凧揚げ合戦で、紛争防止協定が結ばれ巨大凧揚げはなくなる。 |
| 4月17日 | 華族会館が経営している私立学校学習院が官立学校となる。 |
| 4月17日 | 神戸又新日報創刊。 |
| 4月 | 東京修身学社、日本講道会と改称。 |
| 5月 1日 | 皇室財産を臨時経費を除いて国家財政から切り離す。 |
| 5月 3日 | 英国東洋銀行横浜支店、支払い停止となる。 |
| 5月 6日 | 奈良正倉院を宮内庁に移管。 |
| 5月 7日 | 戸長公選制を廃止し、府知事・県令が選任することになる。 |
| 5月 8日 | 海軍監獄規則制定。 |
| 5月 9日 | 大阪道頓堀の中座に舞台用照明としてアーク灯が取り付けられ、評判となる。 |
| 5月13日 | 自由党員湯浅理兵らが、農民を妙義山に集める。 |
| 5月13日 | 水戸大火。1200戸焼失。 |
| 5月15日 | 葵祭復活。 |
| 5月16日 | 湯浅理兵ら、警察署などを襲撃(群馬事件)。 |
| 5月17日 | 東京大学理学部に造船学科が設立される。 |
| 5月20日 | 租税・関税両局を廃止し、大蔵省に主税局、府県に主税長を設置。 |
| 5月25日 | 長浜−大垣間に鉄道が開通。 |
| 5月26日 | 兌換銀行条例公布。 |
| 6月 1日 | 東京の派出所に天気予報が掲示されはじめる。 |
| 6月 7日 | 商標条例が定められる。 |
| 6月 7日 | 東京数学会社、東京数学物理学会と改組。 |
| 6月24日 | 和解調停の勧解略則制定。 |
| 6月25日 | 日本鉄道が高崎まで延長され、上野駅で開通式が開かれる。 |
| 6月26日 | フェノロサ、岡倉天心ととも関西を巡り、法隆寺夢殿を開扉して救世観音像を公開する。 |
| 6月26日 | 三角測量業務を参謀本部へ移管する。 |
| 7月 6日 | 長崎造船局が廃止されて郵便汽船三菱へ貸し下げられ、長崎造船所と改称する。 |
| 7月 7日 | 華族を5爵に定め制度化する華族令が制定される。公爵11人、侯爵24人、伯爵76人、子爵327人、男爵74人。 |
| 7月14日 | 群馬県中小坂鉱山を坂本弥八へ払下げを許可。 |
| 7月22日 | 横浜正金銀行の外国人為替取組手続きを定める。 |
| 7月 | 文部省に図画調査会設置。 |
| 7月 | 東洋絵画会結成を決定。 |
| 8月10日 | 自由党が文武研究所として有一館を会館。 |
| 8月11日 | 神仏教導職を廃止し、住職任免などを各管長へ委任。 |
| 8月19日 | 秋田小坂鉱山の払下げ許可が藤田組に下りる。 |
| 8月24日 | 森鴎外、ドイツ留学のため横浜を出発する。 |
| 8月25日 | 中国・四国に暴風雨。 |
| 8月 | 儒学者元田永孚、「国教論」を起草する。 |
| 9月 1日 | 83年10月に発生したマーシャル・ラエ島の日本人虐殺事件の調査に二人を派遣する。 |
| 9月20日 | 山際七司ら北陸自由党員、北陸7州共同連合会規則を定める。 |
| 9月23日 | 河野広躰ら自由党員16人が茨城県加波山に立て籠もり挙兵檄文をまいた後、下妻警察署町屋分署を襲撃する(加波山事件)。 |
| 9月24日 | 加波山事件のメンバーと警官隊が衝突する。 |
| 9月25日 | 夕刊の今日新聞が創刊。後の都新聞。 |
| 9月26日 | 加波山事件の14人が解散して逃亡するが、後全員逮捕される。 |
| 9月 | 秩父地方の農村で、自由党員井上伝蔵に指導された秩父困民党が結成される。 |
| 10月 1日 | 海軍艦隊編成例制定。 |
| 10月 1日 | 古河市兵衛、本所鎔銅所を開業。 |
| 10月17日 | 東京大学走舸組が隅田川で競漕会を開催。 |
| 10月22日 | 東京薬舗学校を東京薬学校と改称する。 |
| 10月26日 | 秩父困民党、埼玉県下吉田村粟野山会議で11月1日蜂起を決定。 |
| 10月28日 | 会計年度を改正し、86年以降は4月1日を決算日と決定。 |
| 10月29日 | 自由党、大阪大会で解党を決定。 |
| 10月31日 | 秩父風布村で農民が蜂起し、困民党蜂起の集結地吉田村へ向かう。 |
| 10月 | 名古屋の自由党員が蜂起し、資金調達のための強盗殺人容疑で逮捕される(名古屋事件)。 |
| 11月 1日 | 秩父困民党、一斉蜂起し吉田村に集結、小鹿野村の警察分署、高利貸しなどを襲撃する。 |
| 11月 1日 | 不忍池馬場で、第1回秋期競馬会開催。 |
| 11月 1日 | 東洋英和学校設立。 |
| 11月 2日 | 秩父困民党、秩父大宮郷へ進み、役所、警察、高利貸しなどを襲撃し、この日、秩父郡をほぼ制圧する。 |
| 11月 4日 | 秩父困民党の蜂起に対し、軍隊が出動、鎮圧に入る。 |
| 11月 4日 | 朝鮮の改革派独立党金玉均・朴泳孝ら、日本公使館で島村書記官とクーデターについて協議。 |
| 11月 9日 | 朝鮮政府と済物浦条約による壬午事変賠償金一部返還に関する日・朝往復文書を成立する。 |
| 11月11日 | 秩父困民党は制圧される。 |
| 11月12日 | 竹添進一郎朝鮮駐在公使、清国勢力打破のため、甲案として親日派を擁して内乱を起こす、乙案として親日派保護にのみ努める、と言う提案を伊藤博文・井上馨へ提示。 |
| 11月16日 | 坪井正五郎、白井光太郎らが、人類学会設立。 |
| 11月16日 | 猿若座、浅草西鳥越町に移り、新築開場式を挙行する。 |
| 11月28日 | 朝鮮問題対策乙案を採用。 |
| 11月29日 | 小学校の教科にはじめて英語が登場する。 |
| 11月29日 | 同業組合準則を制定。 |
| 11月 | 築地訓盲院を訓盲亞院と拡大。 |
| 11月 | フランス人ルルー来日。 |
| 12月 1日 | 横浜正金銀行ロンドン支店開業。 |
| 12月 4日 | 朝鮮王国の漢城で、金玉均ら改革派独立党がクーデターを敢行。武力で王宮を占領後、国王に日本軍の出動を強要し、守旧派閔泳穆らを殺害し、政権を掌握する。 |
| 12月 6日 | 朝鮮王国の閔妃らに要請された清国軍が漢城王宮を奪回。日本軍は撤収し、日本公使館なども放火され、独立党のクーデターは失敗に終わる。 |
| 12月 6日 | 愛知県と長野県の自由党員らが、名古屋鎮台襲撃計画を立てていることが発覚し、村松愛蔵らが逮捕される(飯田事件)。 |
| 12月12日 | 司法省法学校正則科を文部省に移管し、東京法学校と改称する。 |
| 12月14日 | 阪堺鉄道会社設立。 |
| 12月17日 | 立憲改進党の総理大隈重信と、副総理の河野敏鎌が離党する。 |
| 12月20日 | 華族就学規則制定。 |
| 12月23日 | 院内鉱山、古河に払下げ許可。 |
| 12月25日 | 海軍省軍事部を廃止。 |
| 12月25日 | 大日本節酒会結成。 |
| 12月26日 | 判事登用規則が定められる。 |
| 12月27日 | 火薬取締規則制定。 |
| 12月27日 | 往復ハガキの発行が始まる。 |
| | |
| 1885(明治18)年 |
| | |
| 1月 1日 | 往復ハガキの通用が始まる。 |
| 1月 1日 | 東京日日新聞が、1日分を甲版乙版に分けて発行。いわゆる朝刊夕刊制。 |
| 1月 6日 | 国道の等級を廃止し、幅7間以上を国道と定める。 |
| 1月 9日 | 井上馨特命全権大使、朝鮮王国と甲申事変に関する漢城条約に調印。賠償金13万円を得る。 |
| 1月10日 | 朝鮮国との交渉を行っていた井上馨帰国。金宏集朝鮮全権、井上に亡命した金玉均らの引き渡しを要求。 |
| 1月11日 | 井上馨、金玉均らの朝鮮引き渡しを拒否。 |
| 1月17日 | 矢田部良吉、外山正一ら、羅馬(ローマ)字会を創立。 |
| 1月20日 | 秋田院内鉱山が古河一兵衛へ払い下げられる。 |
| 1月25日 | 大山巌、川上操六、桂太郎帰国。 |
| 1月26日 | 南条文雄、はじめて東京大学で梵語を教える。 |
| 1月27日 | 第1回官約移民927人がハワイへ向けて出発。 |
| 1月28日 | 発火しやすい黄リンマッチを禁止。 |
| 1月 | 田中智学、立正安国会を設立。 |
| 2月 2日 | 静岡県下85か村の借金等農民1500人が、伊豆銀行や金貸業者を襲撃。 |
| 2月 7日 | 郵便汽船三菱の創設者岩崎弥太郎没。 |
| 2月 7日 | 閣議で、対清交渉方針を決定。 |
| 2月 9日 | 日本鉱業会設立。 |
| 2月20日 | 朝鮮国正使徐相雨ら来日し、天皇に国書を奉呈。 |
| 2月20日 | 農商務省水産局設置。 |
| 2月24日 | 伊藤博文を対清交渉全権大使に任命。 |
| 2月24日 | 内務省、国道表を告示。 |
| 2月 | 尾崎紅葉、山田美妙、石橋思案、丸山九華ら文学結社「硯友社」を結成。 |
| 2月 | 麻疹が大流行する。 |
| 3月 1日 | 日本鉄道山手線の品川−赤羽間が開通。 |
| 3月16日 | 福沢諭吉、時事新報に「脱亜論」を発表。 |
| 3月18日 | ドイツ人メッケルが軍制改革指導のため来日。陸軍大学校教官として着任する。 |
| 3月21日 | 万国郵便為替約定に加入。 |
| 3月31日 | 大阪商業講習所を府立大阪商業学校とする。 |
| 3月 | 女医第1号の荻野吟子、上野で開業。 |
| 4月 6日 | 農商務省が小作条例案を起草するため、全国の小作慣行調査を府県に指示。 |
| 4月10日 | 国防会議条例を制定。 |
| 4月18日 | 専売特許条例公布。 |
| 4月18日 | 伊藤博文大使、清国と甲申事変の処理として天津条約に調印。朝鮮の日清両軍の撤退、将来の派兵の際の照会などが決まる。 |
| 4月20日 | 英国公使、英国海軍による巨文島一時占領を通告。 |
| 4月25日 | 井上馨外務卿、条約改正草案を各国大使に送り、条約改正会議予備交渉を開始。 |
| 4月 | 横浜の衛生改善のため、上下水道の建設が始まる。 |
| 5月 2日 | 最初の文芸同人誌となる「我楽多文庫」が硯友社から創刊される。 |
| 5月 5日 | 札幌、函館、根室3県に於いて、徴兵令施行までの間、屯田兵を置いておく屯田兵条例が制定。 |
| 5月 7日 | 電信条例が改正され、電信取扱規則が制定される。 |
| 5月 9日 | 日本銀行から、兌換銀行券の発行が始まる。 |
| 5月18日 | 鎮台条例改正。監軍本部条例を廃止し、監軍部条例制定。 |
| 5月19日 | 品川硝子製作所を貸下げていた稲葉正邦、西村勝三へ払下げる。 |
| 5月23日 | 天理教、神道事務局6等教会となり合法化。 |
| 5月30日 | 預金規則制定。 |
| 5月31日 | 富山大火。6000戸が焼失。 |
| 5月 | 伊藤博文、官制改革を主張し、三条実美太政大臣らと協議。 |
| 5月 | 佐賀県で奇病が流行。後に肝臓ジストマと判明。 |
| 6月 2日 | 文部省東京図書館、東京教育博物館と合併し上野へ移る。 |
| 6月 3日 | 旅団条例制定。 |
| 6月 6日 | 松方正義大蔵卿、翌年からの兌換紙幣銀本位制を建議。 |
| 6月16日 | 日本経済会設立。 |
| 6月 | 町村法取調委員会、山県有朋へ町村法草案を提出する。 |
| 7月 1日 | 醤油税・菓子税が実施。 |
| 7月 3日 | 駐清公使榎本武揚、天津に李鴻章を訪問し、日清共同による朝鮮内政改革と大院君の帰国を提議。 |
| 7月 8日 | 500石以上の大型和船の建造を87年1月以降禁止する。 |
| 7月13日 | 大阪中学校を大学分校に改組。 |
| 7月16日 | 日本鉄道東北線の内、大宮−宇都宮が利根川橋梁を除いて開通。これにともない旧街道宿場の店が、宇都宮駅で駅弁販売を始める。 |
| 7月20日 | 「女学雑誌」創刊。 |
| 7月31日 | 農商務省、郵便線路規定を定め、3線路段階を決定。 |
| 7月 | 渡辺鼎、石川映作が、婦人束髪会を設立。 |
| 7月 | 日本鉄道の上野駅煉瓦造り駅舎が完成する。 |
| 8月 1日 | 郵便汽船三菱と共同運輸の過当競争に、政府が勧告を行い、この日三菱は両社合併の方針を表明。 |
| 8月12日 | 教育令が改正され、地方教育費の節減が進められる。 |
| 8月14日 | 初の特許7件が下りる。 |
| 8月15日 | 共同運輸、過当競争に対する政府の勧告を受け、郵便汽船三菱との合併を決定。 |
| 8月15日 | 土地賦課の区長村費は、明治19年以降地租の1/7以内とする。 |
| 8月19日 | 文部省、府県町村立の学校の授業料徴収を通達。 |
| 8月27日 | 東京女子師範学校を東京師範学校と合併し、同校女子部とする。 |
| 8月 | ローマ教皇レオ13世の親書、オズーフ司教の手で天皇に奉呈される。 |
| 8月 | 医師松本良順、大磯に海水浴場を開く。 |
| 9月 5日 | 学習院女子教科を廃止。 |
| 9月10日 | 英吉利法律学校開校。後の中央大学。 |
| 9月22日 | 東京外国語学校、同校高等商業学校、東京商業学校の3校を合併し、東京商業学校を新たに設立。 |
| 9月24日 | 違警罪即決令が制定される。 |
| 9月25日 | 政商五代友厚死去。 |
| 9月29日 | 郵便汽船三菱と共同運輸が合併し、日本郵船が設立される。 |
| 9月29日 | 東京法学校、東京大学法学部と合併。 |
| 9月 | 東京師範学校、女子部生徒の制服を洋服とする。 |
| 10月 1日 | 日本郵船営業を開始。 |
| 10月 1日 | 渋沢栄一、大倉喜八郎ら、東京瓦斯会社を設立。後の東京ガス。 |
| 10月 7日 | 高瀬真卿、本郷に私立予備感化院を開設。 |
| 10月12日 | 事業主で作られた東京活版組合、解雇職工の無断再雇用禁止を申し合わせる。 |
| 10月20日 | メートル法条約に加入。 |
| 11月 9日 | 種痘規則制定。 |
| 11月11日 | 三条実美太政大臣、黒田清隆の右大臣任命につき、諸参議と協議を行う。 |
| 11月11日 | 足利織物講習所設立。 |
| 11月13日 | 華族女学校が開校し、屋内体操場が竣工する。 |
| 11月14日 | 天皇、黒田清隆の右大臣任命を不適当と三条に伝える。 |
| 11月18日 | 佐々木高行、黒田清隆の右大臣就任に反対。 |
| 11月18日 | 兵式体操を学校で実施するため、教員の体操伝習所要請を決定する。 |
| 11月21日 | 黒田清隆、右大臣就任を辞退。 |
| 11月23日 | 自由党の大井憲太郎ら、自由民権運動の再興をめざした朝鮮でのクーデターによる日清対立計画が発覚し、大阪で逮捕される(大阪事件)。最終的な逮捕者は合計で139人に上る。 |
| 12月10日 | 文部省内に図画取調掛が設置される。後の東京美術学校。 |
| 12月12日 | 公立小学校の修業期間について、1年で1学級の学年制に改められる。 |
| 12月12日 | 大阪−堺間の鉄道開通。 |
| 12月16日 | 東京大学理学部鉱工業関係学科を分離し、工芸学部を新設。また文学部政治学科を法学部に移し、法学部を法政学部と改変。 |
| 12月21日 | 朝鮮と海底電線設置条約続約に調印。 |
| 12月22日 | 太政官制度が廃止され、内閣制度が設置される。初代内閣は、伊藤博文を総理大臣とする11名で構成される。また工部省と参事院、制度取調局を廃止し、宮中顧問官と逓信省を新設、工部省所管の燈台局・電信局を逓信省へ、鉄道局を内閣直属に、鉱山・工作関係事務を農商務省へ、長崎造船所を大蔵省へ移管する。 |
| 12月23日 | 内閣法制局と宮内省御料局を設置する。 |
| 12月24日 | 工部大学校、工部省廃止に伴い文部省へ移管される。 |
| 12月26日 | 鉄道局官制を制定。 |
| 12月28日 | 井上勝、初代鉄道長官に任命される。 |
| 12月28日 | 布告・布達は、官報掲載を以て公式とし、別に配布しないことを定める。 |
| 12月 | 東京商船学校、逓信省の所管となる。 |
| | |
| 1886(明治19)年 |
| | |
| 1月 9日 | 内閣に臨時修史局設置。 |
| 1月11日 | 神道事務局、神道本局と改組し、教名を神道とする。教派神道は独立教派の扱いとなる。 |
| 1月16日 | 機構改変に伴い、佐渡・生野・三池の鉱山事務を大蔵省へ移管。 |
| 1月26日 | 札幌、函館、根室の3県を廃止し、北海道庁が設置される。 |
| 1月28日 | ハワイとの間に渡航条約調印。 |
| 1月31日 | 朝鮮政府と絶影島地所借入約書に調印。 |
| 1月 | 東京葬儀社創立。 |
| 2月 5日 | 宮内省官制公布。 |
| 2月 9日 | 松本大火。1100戸焼失。 |
| 2月10日 | 和歌山に古義真言宗大学林を設置。後の高野山大学。 |
| 2月24日 | 公文式が公布。法律から各官庁規則までの形式を定めた物。 |
| 2月27日 | 外務省、内務省、陸軍省、海軍省、司法省、文部省、農商務省、逓信省の通則と各省官制が公布される。内務省には衛生局が置かれ、局内に衛生課と医療課が置かれる。 |
| 2月 | 東京師範学校で行軍旅行が行われる(最初の修学旅行)。 |
| 3月 1日 | 東京教育博物館から東京図書館が分離独立。 |
| 3月 1日 | 名古屋と武豊の間に鉄道が開通する。 |
| 3月 2日 | 帝国大学令公布。東京大学が帝国大学に改組。 |
| 3月 6日 | 東京師範学校校長にはじめて現役軍人の山川浩陸軍大佐が就任。 |
| 3月17日 | 高等官等俸給令公布。 |
| 3月18日 | 参謀本部条例を改正。陸軍部と海軍部に分けられる。 |
| 3月21日 | 物集高見、「言文一致」を発表して、口語体文章を主張する。 |
| 3月22日 | 宮川保全、那珂通世などによって共立女子職業学校設立。後の共立女子学園。 |
| 3月22日 | 海軍軍事部廃止。 |
| 3月23日 | 帝国大学大学院規程を制定。 |
| 3月26日 | 税関官制公布。 |
| 3月29日 | 郵便汽船三菱が三菱社と改名。 |
| 3月31日 | 井上馨外相、日清修好条規改正を清国政府へ提議するよう、公使塩田三郎に指示。 |
| 3月31日 | 大木喬任民法編纂局総裁、民法第2、3草案を内閣に提出。民法編纂局は廃止され、民法起草業務は司法省へ移る。 |
| 3月 | 埼玉県体育会設立。 |
| 4月 4日 | 改進党大会で、地方自治と言論集会の自由を政府に建議することが決議される。 |
| 4月10日 | 小学校令、中学校令、師範学校令が公布。 |
| 4月17日 | 会計検査院官制公布。 |
| 4月20日 | メートル法公布。 |
| 4月20日 | 井上外相、次官青木周蔵を条約改正委員に任命。 |
| 4月26日 | 海軍条例が公布され、5海軍区と鎮守府が設置される。 |
| 4月27日 | ドイツ人建築家ベックマン来日。 |
| 4月28日 | 帝国大学、詰襟洋服を制服とし、菱形帽を制帽と決定。 |
| 4月28日 | 農商務省の兵庫造船所を川崎正蔵に貸下げ。 |
| 4月29日 | 東京大学予備門を第一高等中学校、大阪大学分校を第三高等中学校、東京師範学校を高等師範学校と改組。 |
| 4月29日 | 日米犯罪人引渡条約に調印。 |
| 4月29日 | 高等師範学校、体操伝習所を廃止して、体操専修課を設置する。 |
| 4月29日 | 華族世襲財産法公布。 |
| 4月30日 | 判任官等俸給令公布。 |
| 5月 1日 | 井上馨外相、第1回条約改正列国会議に改正条約案を提出。 |
| 5月 5日 | 裁判所官制を公布し、治安裁判所、始審裁判所、重罪裁判所、控訴院、高等法院、大審院の裁判所制度が定められる。 |
| 5月 5日 | 第2海軍区鎮守府を呉、第3海軍区鎮守府を佐世保と定める。 |
| 5月 6日 | 農商務省、漁業組合準則を公布。 |
| 5月10日 | 教科用図書検定条例公布。教科書検定が始まる。 |
| 5月15日 | 押川方義、仙台神学校を設立。後の東北学院大学。 |
| 5月19日 | 川崎正蔵に貸下げられた兵庫造船所を川崎造船所と改名。 |
| 5月21日 | 各地の中牛馬会社を合同し、東京下谷に共同中牛馬会社を設立する。 |
| 5月28日 | 尋常師範卒業生服務規則公布。 |
| 5月31日 | 日清修好条規改正交渉開始。 |
| 5月 | 田中館愛橘、ヘボン式ローマ字に反対し、日本式ローマ字を提唱。 |
| 6月 5日 | 万国赤十字条約に加盟。 |
| 6月 7日 | 東大寺、浄土宗を離脱し、華厳宗となる。 |
| 6月 9日 | 長崎県喜々津村大火。1000戸焼失。 |
| 6月10日 | 伊藤博文宮内相、帝室典則等皇族関係法律案を提出。 |
| 6月12日 | 山梨県甲府の雨宮製紙工場で、過酷な労働に反発した女子工員がストライキ。 |
| 6月12日 | 自由党員が箱根離宮落成式襲撃計画を立てていたことが発覚し、逮捕される(静岡事件)。 |
| 6月14日 | 内務省、街路・乗合馬車・営業人力車・宿屋各取締規則標準を定める。 |
| 6月15日 | 第6回条約改正会議で、英・独両国公使、日本案を実行不可能として、共同案を提出。 |
| 6月17日 | 利根川橋梁が完成し、日本鉄道大宮−宇都宮間が全通する。 |
| 6月21日 | 陸軍軍医学舎開校。 |
| 6月25日 | 日本薬局方公布。 |
| 6月25日 | 北海道土地売貸規則が廃止され、北海道土地払下規則公布。 |
| 6月29日 | 第7回条約改正会議で、英独共同案の交渉を開始する。 |
| 6月 | 人類学会、東京人類学会と改称する。 |
| 6月 | 海軍兵器製造所、クルップ式25mm砲の製作と試射を行う。 |
| 7月 2日 | 米国人画家ラファージ来日。 |
| 7月 3日 | 加波山事件で7人に死刑判決。 |
| 7月 5日 | 東京電灯会社が開業する。後の東京電力。 |
| 7月 5日 | 内務省衛生局が越後屋呉服店の従業員の食料調査を実施。 |
| 7月10日 | 大日本音楽会が設立され、第1回演奏会を開催。 |
| 7月13日 | 東経135度子午線を標準時と設定。 |
| 7月19日 | 関東−関西間の鉄道計画を中山道から東海道路線に変更。 |
| 7月20日 | 地方官官制が公布され、府知事・県令の名称を知事に統一。 |
| 7月22日 | モッセ、町村制に関する意見書提出。 |
| 7月26日 | 亡命中の金玉均を、外交上問題を起こすとして拘留する。 |
| 7月26日 | 陸軍検閲条例、陸軍進級条例を改正。 |
| 7月 | 帝国大学運動会(組織)を結成。 |
| 8月 1日 | 東京第一基督教教会が設立される。 |
| 8月 5日 | 内務省、道路築造標準を告示。 |
| 8月 6日 | 条約改正のための法律取調所を外務省に設置。 |
| 8月 9日 | 金玉均を小笠原へ移送する。 |
| 8月13日 | 地所売買譲渡規則などを廃止し、登記法、公証人規則を公布。 |
| 8月13日 | 長崎で、清国水兵が飲酒暴行容疑で逮捕される。 |
| 8月15日 | 長崎で、清国水兵が暴動を起こし、日本巡査との間で争乱となる。 |
| 8月17日 | 農商務省、蚕種検査規則公布。 |
| 8月 | 干魃のため、全国で水騒擾が発生。 |
| 8月 | 6月から軽井沢に避暑に来ていた英国人ショーとデクソンが、同地を紹介。 |
| 9月 1日 | 秋葉原でチャリネ曲馬団が興業を開始。 |
| 9月11日 | 美術取調委員として、フェノロサと弟子の岡倉天心が渡欧を命じられる。 |
| 9月20日 | 大阪紡績で、夜間作業用にアーク灯が設置される。 |
| 9月25日 | 婦人あみもの会発会。 |
| 10月 5日 | 海軍検閲条例公布。 |
| 10月 7日 | やまと新聞(旧警察新聞)に落語・講談速記が連載される。 |
| 10月16日 | 横山久太郎、釜石で大島式高炉の操業に成功。 |
| 10月16日 | 整理公債条例公布。 |
| 10月20日 | 第8回条約改正会議で、英独共同案の審議が始まる。 |
| 10月23日 | ロエスレル、町村制に関する意見書を提出。 |
| 10月24日 | 英国貨物船ノルマントン号が熊野灘で座礁沈没。日本人23人は救助されず問題となる。 |
| 10月24日 | 星亨、中江兆民らが、国会開設に備えて大同団結を呼びかける全国有志大懇親会を開催。204人が参加。 |
| 10月25日 | 信濃教育会雑誌創刊。 |
| 10月30日 | 海上法の要義を確証する宣言に加入。 |
| 10月31日 | 臨時砲台建築部を設置。 |
| 10月 | この月、高等師範学校で学年を4月1日から3月31日までとする学年制を開始する。 |
| 11月 1日 | チャリネ曲馬団、吹上御苑馬場で天覧。 |
| 11月 4日 | 児島惟謙ら、関西法律学校を開校。後の関西大学。 |
| 11月 5日 | 伊勢屋丹治呉服店開業。後の伊勢丹。 |
| 11月 5日 | 海軍省、陸戦隊概則を公布。 |
| 11月 8日 | ノルマントン号事件海難審判で、神戸英国領事は、船長の措置に過失無しと判決。日本国民の間に猛反発が起こる。 |
| 11月11日 | 帝国大学の制服着用が実施に移る。 |
| 11月14日 | 政府、兵庫県知事の名で、ノルマントン号船長を殺人罪で告訴。 |
| 11月15日 | 万国赤十字条約公布。 |
| 11月20日 | 山口中学校、官立山口高等中学校に改組する。 |
| 11月29日 | 東京銀行集会所開業式で白熱灯40個が点灯される。 |
| 11月 | 旭玉山、石川光明、高村光雲ら、第1回彫刻協議会を開催。 |
| 11月 | 愛知紡績所を篠田道方に払下げる。 |
| 11月 | 東京棉社設立(鐘紡の前身)。 |
| 12月 1日 | 警備隊条例が公布され、対馬に警備隊が設置される。 |
| 12月 2日 | フランスで建造され日本へ回航中の軍艦「畝傍」、シンガポール港を出港。まもなく消息を絶つ。 |
| 12月 3日 | 4年間で5人を殺したピストル強盗清水定吉が逮捕される。後死刑。 |
| 12月 6日 | 矢島楫子ら、婦人矯風会を設立。 |
| 12月 8日 | 横浜英国領事裁判所は、ノルマントン号船長に、禁固3ヶ月の判決を下す。これを受け、条約改正の世論が高まる。 |
| 12月13日 | 帝国大学臨海実験所設立。 |
| 12月30日 | 水戸大火。1800戸が焼失。 |
| 12月 | 黙阿弥、チャリネ曲馬団を舞踊化した「鳴響茶利音曲馬」を千歳座で初演。 |
| | この年、吉松寿太郎ら、天皇暗殺を計画。 |
| | この年、コレラ、腸チフス、天然痘が猛威を振るう。コレラの死者10万8405人、天然痘の死者1万8678人、腸チフスの死者1万3807人。 |
| | |
| 1887(明治20)年 |
| | |
| 1月 9日 | ブッセ、ハウスクネヒトの両人、帝国大学に着任。 |
| 1月17日 | 皇后、婦人の洋装を奨励する思召書を出し、華族婦人などで洋装が広まる。 |
| 1月22日 | 東京電灯会社が移動式発電機を使って鹿鳴館に白熱電灯を点灯。これ以降、電灯設置営業が進む。 |
| 1月22日 | 日本基督教系の学校3つが合併することによる明治学院の創設が認可される。 |
| 1月24日 | 地方制度編纂委員会設置。 |
| 1月29日 | 大阪撚糸会社設立。 |
| 2月 8日 | 逓信省、郵便マークに「テ」を定めるが、外国では料金未払いの意味だと判り、まもなく「〒」とあらためる。 |
| 2月15日 | 徳富蘇峰、民友社を興し、雑誌「国民の友」を創刊。 |
| 2月 | 彫刻競技会、東京彫工会と改名。 |
| 3月14日 | 明治天皇、海防の整備のために、御手許金30万円を下賜。 |
| 3月20日 | 伊藤博文、柳原前光、井上毅、伊東巳代治ら、皇室典範、皇族条例草案を検討する。 |
| 3月23日 | 所得税法公布。 |
| 3月23日 | 海防整備費用の献金を府県知事に訓示して、地方有志から集めさせる。 |
| 3月23日 | 陸軍、東京と静岡県久能山の間を使って伝書鳩の実験を行い成功する。 |
| 4月 9日 | 日本郵船の官有株式260万円を皇室財産とする。 |
| 4月18日 | 文部省、仙台に第2高等中学校、金沢に第4高等中学校を設立を決定。 |
| 4月20日 | 首相官邸で、首相主催による過去最大の大仮装舞踏会が開催。批判が相次ぐ。 |
| 4月22日 | 条約改正会議で、欧化政策に基づいた法典と外国人も参加した司法制度の整備を行うことで、治外法権撤廃を決定。条約改正列国会議は終了するが、外国人を登用するなどの条件に政府部内を中心に反発の声が挙がる。 |
| 4月25日 | 木曽川橋梁完成。 |
| 4月25日 | 紋鼈製糖所を伊達邦成らに貸下げる(90年3月に払下げ)。これに合わせて紋鼈製糖会社とする。 |
| 4月26日 | 井上馨外相邸で、天覧歌舞伎興行を行い、国内外の関係者が観劇。演目は「勧進帳」ほか。 |
| 4月28日 | 東京人造肥料会社設立。後の大日本人造肥料。 |
| 4月30日 | ロエスレル、憲法私案を法制局長官井上毅に提出。 |
| 4月 | 浅野総一郎、浅野回漕部を設立。後の東洋汽船。 |
| 4月 | この月、塵芥取締規則が制定され、ゴミ回収業が始まる。 |
| 5月 5日 | 京都織物会社設立。 |
| 5月 6日 | 叙位条例を公布し、正1位から従8位までの16階を定め、従4位以上を勅授として爵に準じる礼遇にする。 |
| 5月 9日 | 板垣退助、大隈重信、勝海舟、後藤象二郎を伯爵に、他13人を子爵に叙する。板垣のみ、一旦辞意を表明した後、授爵。 |
| 5月11日 | 大阪織布会社設立。 |
| 5月14日 | 取引所条例公布。これにより米商会所条例と株式取引所条例は、営業が満期になった時点で廃止となる。 |
| 5月18日 | 私設鉄道条例公布。 |
| 5月21日 | 学位令公布。最初の学位は、大博士、博士の2種類。 |
| 5月23日 | 井上毅法制局長官、憲法草案甲案を提出。 |
| 5月24日 | 黄綬褒章制定。 |
| 5月30日 | 文部省、熊本に第5高等中学校を設立を決定。 |
| 6月 1日 | 首相伊藤博文をはじめ、伊東巳代治、金子堅太郎らが、また遅れて井上毅が参加し、憲法草案検討を開始。 |
| 6月 1日 | 司法省顧問ボアソナード、条約改正検討案の裁判管轄条約案に反対する意見書を提出。 |
| 6月 2日 | 軍事参議官条例公布。 |
| 6月 7日 | 長崎造船所、郵便汽船三菱に52万7000円で払い下げられる。 |
| 6月 9日 | 待合酔月楼の女将花井お梅が、使用人八杉峰吉を刺殺。芝居化される。 |
| 6月15日 | 陸軍幼年学校設置。 |
| 6月15日 | 博文館開業。 |
| 6月16日 | 陸軍各兵科現役士官補充条例公布。 |
| 6月18日 | 京橋で外人を含めた相撲興行が行われる。 |
| 6月23日 | ノットと田中舘愛橘、全国の地磁気測定を開始。 |
| 6月 | 新橋と横浜の両駅で小荷物の配送が始まり、内国通運に配達事務を委託。 |
| 7月 2日 | 東京−各鎮守府間、各鎮守府−各鎮台間の道路を国道に編入する件が公布される。 |
| 7月 3日 | 農商務相谷干城、裁判管轄条約案に反対する意見書を提出。 |
| 7月 7日 | 横浜正金銀行条例公布。 |
| 7月11日 | 横浜−国府津間鉄道開通。 |
| 7月12日 | 洋画家山本芳翠、フランスから帰国。 |
| 7月18日 | 井上馨外相、第27回条約改正会議で、裁判管轄条約修正のため本会議を12月まで延期することを発表。 |
| 7月23日 | 東京火災保険会社が設立。後の安田火災。 |
| 7月25日 | 文官試験試補及見習規則公布。 |
| 7月26日 | 谷干城、裁判管轄条約反対で辞職。 |
| 7月29日 | 条約改正交渉無期延期を政府が決定し、井上馨外相が各国公使へ通告。 |
| 7月30日 | 官吏服務規律改正。 |
| 7月 | 洋画家原田直次郎、ドイツから帰国。 |
| 8月 8日 | 気象台測候所条例が公布され、東京には中央気象台が設置される。 |
| 8月10日 | 逃亡犯罪人引渡条例公布。 |
| 8月11日 | 福陵新報創刊。のち九州日報。 |
| 8月14日 | 伊藤博文、黒田清隆に大隈重信を外相につけるよう大隈と交渉させる。大隈、議会開設後8年以内の政党内閣制樹立を条件に出し、伊藤はこれを拒否し、説得失敗。 |
| 8月19日 | 関東から東北にかけて皆既日食。 |
| 8月 | 本願寺普通教校生徒らが、「反省会雑誌」を創刊。のちの中央公論。 |
| 9月16日 | 井上円了、私立哲学館を開校。後の東洋大学。 |
| 9月17日 | 井上馨外相、条約改正交渉の破綻により、辞職。伊藤博文が臨時で兼任。 |
| 9月22日 | 石井十次、岡山に孤児院を設立。 |
| 9月 | 日本麦酒醸造会社設立。 |
| 9月 | 沖縄県尋常師範学校に天皇・皇后の最初の御真影が下付される。 |
| 10月 3日 | 後藤象二郎、丁亥倶楽部を興し、民権運動団体の糾合を目指す。 |
| 10月 4日 | 丁亥倶楽部による大同団結について、各党の関係者が協議。 |
| 10月 5日 | 文部省図書取調掛を東京美術学校とし、音楽取調掛を東京音楽学校とあらためる。両校は後の東京芸術大学の前身。 |
| 10月17日 | 横浜に上下水道が完成。給水人口は10万人。 |
| 10月29日 | 諸県の代表が東京に会合し、建白書提出について協議。 |
| 10月 | 民権運動を行っている片岡健吉ら、地租軽減・言論集会の自由・外交失政の挽回を謳った「三大事件建白書」を元老院に提出。 |
| 11月 4日 | 大阪府の大和地方を分離して奈良県を設置。 |
| 11月 6日 | 浅草六区に高さ32mの富士山の模型が置かれ、見せ物興業が行われる。 |
| 11月10日 | 警視庁、屋外集会及び示威運動の3日前届け出を命令。 |
| 11月21日 | 金光教、神道本局6等直轄教会として合法化。 |
| 11月29日 | 東京電灯会社が市内配電を開始。 |
| 11月 | 法律取調所を司法所へ移管する。 |
| 12月 1日 | 東京手形取引所が開設。 |
| 12月 4日 | 竜也会、日本美術協会と改称。 |
| 12月 6日 | 島津久光死去。 |
| 12月15日 | 日本鉄道郡山−塩釜間開通。これにより上野−塩釜が全通する。 |
| 12月17日 | 倉敷紡績所の設立許可が出される。 |
| 12月25日 | 保安条例公布。即日施行。同条例違反に当たる民権運動家ら570人が次々と東京追放処分となる。 |
| 12月27日 | 伊藤博文、大隈重信に外相就任の再交渉を行う。 |
| 12月28日 | 新聞紙条例、版権条例がそろって改正され、新聞紙発行届出制度が始まる一方、脚本・楽譜などにも版権が認められることになる。 |
| 12月28日 | 帝国生命保険会社設立。 |
| 12月29日 | 日本画家渡辺小華死去。 |
| | この年、先住民はアイヌかコロポックルかの先住民論争が起こる。 |
| | |
| 1888(明治21)年 |
| | |
| 1月 4日 | 時事通信社創立。 |
| 1月 4日 | 山陽鉄道創立。 |
| 1月10日 | 三田農具製作所、岩崎由次郎ら3人に入札払下げ。 |
| 1月11日 | 大日本帝国水産会社設立。 |
| 1月26日 | 国産初の自転車製造会社、帝国自転車製造所創業。 |
| 1月27日 | 大隈重信、外相就任の条件を撤回して入閣を了承する。 |
| 1月 | 日本セメント会社創業。 |
| 2月 1日 | 大隈重信外相に就任。 |
| 2月 1日 | 元老院、町村制修正案を上奏。 |
| 2月 3日 | 文部省、「紀元節歌」を学校唱歌と定める。 |
| 2月 8日 | 元老院、市制修正案を上奏。 |
| 2月 | 鈴木政吉、バイオリン製造をはじめる。 |
| 3月 1日 | 帝国生命保険会社開業。 |
| 4月 3日 | 志賀重昂、杉浦重剛、三宅雪嶺ら、政教社を結成。雑誌「日本人」を創刊。 |
| 4月 9日 | 陸羯南「東京電報」を創刊。 |
| 4月13日 | 鄭永慶、上野ではじめての本格的なコーヒーショップを開く。 |
| 4月17日 | 市制、町村制案を内閣で修正後裁可。 |
| 4月21日 | 三池鉱山払下規則告示。 |
| 4月25日 | 市制・町村制公布。 |
| 4月30日 | 憲法審議の天皇諮問機関として枢密院を設置。伊藤博文が首相を辞任し、枢密院議長へ就任する。 |
| 4月30日 | 黒田清隆内閣成立。 |
| 5月 5日 | 札幌製糖会社設立。 |
| 5月 5日 | 特別認可学校規則制定。 |
| 5月 7日 | 初の博士号に25人が授与。 |
| 5月 8日 | 枢密院開院式が行われ、臨席した天皇、皇室典範と憲法草案諮詢の勅語を下す。 |
| 5月 8日 | 東京洋紙会社開業。 |
| 5月10日 | 日本石油会社創立。 |
| 5月14日 | 鎮台条例を廃止し、師団司令部条例、旅団司令部条例を公布。これにより、鎮台は廃止となり、新たに師団が編成される。 |
| 5月14日 | 陸地測量部条例公布。 |
| 5月21日 | 鐘淵紡績所設立が許可される。 |
| 5月 | 日本麦酒醸造会社、麒麟ビールを発売。 |
| 5月 | 米津風月堂が、アイスクリームと、アイスキャンディーを発売。 |
| 5月 | 佐々木高行、西村茂樹ら明治会を結成。又この頃、西村茂樹と、西周、高崎正風ら日本文章会を結成する。 |
| 5月 | 電気学会創立。 |
| 6月 1日 | 後藤象二郎、大同団結運動の機関紙「政論」を発行。 |
| 6月 1日 | 帝国大学理科大学天象台と海軍水路部観象台の天文部門を合併し、麻布飯倉に東京天文台を設置。 |
| 6月 6日 | 宮内省御歌掛を廃止し、御歌所を設置する。 |
| 6月 7日 | 2回目の博士号が25人に授与される。 |
| 6月13日 | 市町村統合が始まる。 |
| 6月15日 | 皇室典範草案審議が終了する。 |
| 6月17日 | 島崎藤村受洗する。 |
| 6月18日 | 枢密院、大日本帝国憲法草案の審議を開始。 |
| 6月18日 | 整理公債条例追加公布。 |
| 6月18日 | 雑誌「日本人」に、高島炭鉱の労働実態を暴露する記事が掲載される。 |
| 6月27日 | 九州鉄道会社設立。 |
| 7月 4日 | 千作製絨所官制を公布し、農商務省から陸軍へ移管して、軍用絨品の生産に切り替える。 |
| 7月 5日 | 後藤象二郎、信越と東北での大同団結運動展開のため、出発する。 |
| 7月 8日 | 演芸矯風会が、各演芸の矯正を目指し、鹿鳴館で結成される。 |
| 7月10日 | めざまし新聞が東京朝日新聞と改名して発刊。 |
| 7月13日 | 大蔵省、市町村制における直接税と間接税を分類区別し告示する。 |
| 7月13日 | 枢密院、憲法草案審議が終了する。 |
| 7月15日 | 早朝、磐梯山系の小磐梯山が爆発消滅、大量の泥流が麓の3か村を襲い一帯は全滅。下流の河川をせき止め、100以上の湖沼が生まれる。死者461人。同日、皇室は、罹災金3000円の下賜を決定した他、新聞社15社が義捐金を募る。 |
| 7月18日 | 海水浴場での混永が禁止される。 |
| 7月19日 | 山岡鉄舟死去。 |
| 7月20日 | 石炭無税輸出の件公布。 |
| 7月21日 | 伊藤博文、憲法草案の内枢密院で問題になった点についての再検討を指示する。 |
| 7月29日 | 金玉均を小笠原から札幌へ移す。 |
| 7月30日 | 辰野金吾設計の工科大学本館落成。 |
| 8月 1日 | 兌換銀行券条例を改正し、発行限度7000万円とする保証準備発行を定め、特別の場合は政府の許可で制限外発行とする保証準備屈伸制度が布かれる。 |
| 8月 1日 | 内国通運、貨物早達便を開始。 |
| 8月 7日 | 読売新聞が、はじめて磐梯山噴火の写真記事を掲載。 |
| 8月16日 | 東京市区改正条例公布。 |
| 8月20日 | 三池鉱山が三井組へ払い下げられる。 |
| 8月21日 | 尋常師範学校設備準則を制定。 |
| 9月 8日 | 森鴎外、ドイツから帰国。 |
| 9月12日 | 地方制度編纂委員会、府県制、郡制の法案を提出。 |
| 9月12日 | 駐清公使塩田三郎、日清条約改正難航のため、一時中止と将来の交渉再開を清国に通告する。 |
| 9月13日 | 伊藤博文、西郷従道ら釜山、元山、ウラジオストクの視察のため出発する。 |
| 9月15日 | 尋常師範学校教員に執務中制服着用を命じる。 |
| 9月17日 | 枢密院、議員法の審議を開始する。 |
| 9月17日 | 深川洲崎遊郭が開業する。 |
| 9月25日 | 宮内省に臨時全国宝物取調局を設置。 |
| 9月26日 | 守田勘弥、歌舞伎座創立に備えて、新宮、市村、中村、千歳の4座同盟による興業の調整を提案。 |
| 10月 1日 | 伊藤博文、西郷従道ら帰国。 |
| 10月 1日 | 東京火災保険の営業が始まる。 |
| 10月 7日 | 新皇居が完成。 |
| 10月 9日 | 登記印紙規則公布。 |
| 10月 9日 | 紫溟新報を改題し、九州日日新聞が創刊される。 |
| 10月13日 | 帝国大学文科大学哲学科に精神物理学(実験心理学)科目が新設される。 |
| 10月14日 | 大同団結民権派385人が、大阪で懇談会を開催。 |
| 10月15日 | 本草学者らが多識会を設立。 |
| 10月21日 | 井上毅、憲法における軍隊編成権や議会予算議定権の問題をモッセとロエスレルに質問する。 |
| 10月27日 | 皇居を宮城とあらためる。 |
| 10月27日 | 深川骸炭所が創業開始。 |
| 10月28日 | 伊予鉄道、松山−三津ヶ浜間が開通。 |
| 10月28日 | 東京音楽学校が5線譜表記の箏曲集を出す。 |
| 10月28日 | 清国、日清条約改正交渉の一時中止と将来の再開を了承。 |
| 10月30日 | 帝国大学に臨時編年史編纂掛設置。 |
| 10月31日 | 議員法の審議が終了する。 |
| 10月 | コンドル設計の宮内省庁舎と木子清敬設計の皇居正殿・豊明殿が完成する。 |
| 11月 1日 | 馬場辰猪、アメリカで死去。 |
| 11月 1日 | 山陽鉄道、兵庫−明石間開通。 |
| 11月 1日 | 松旭斎天一の浅草文楽座での万国第一等手品が評判となり60日興業が行われる。 |
| 11月 5日 | 狩野芳崖死去。 |
| 11月16日 | 今日新聞と歌舞伎新報を吸収しみやこ新聞が創刊される。 |
| 11月20日 | 大阪日報をあらため、大阪毎日新聞創刊。 |
| 11月26日 | 大隈重信外相、大審院外国人判事任用の条約改正案をこの日、ドイツ公使に手渡し、以後各国公使にも手渡す。 |
| 11月26日 | 枢密院、衆議院議員選挙法の審議を開始する。 |
| 11月30日 | はじめての対等条約となるメキシコとの通商条約を締結。 |
| 11月 | 初の少年雑誌「少年園」が創刊。 |
| 11月 | 鈴木雅子、派出看護婦会を開設。 |
| 12月 2日 | 東京人造肥料会社、過燐酸石灰肥料の生産を開始する。 |
| 12月 3日 | 角藤定憲ら、大阪の新町座で壮士芝居を興業。 |
| 12月 3日 | 香川県が愛媛県から分離設置される。 |
| 12月 6日 | 第28、第35両国立銀行の合併が許可される。 |
| 12月 7日 | 後藤象二郎、東海と北陸へ、大同団結運動展開のために向かう。 |
| 12月13日 | 枢密院、貴族院令の審議を開始する。 |
| 12月17日 | 衆議院議員選挙法と貴族院令の審議が終了する。 |
| 12月20日 | 特許条例、商標条例、意匠条例が公布。 |
| 12月27日 | 陸軍軍医学舎を陸軍軍医学校とあらためる。 |
| 12月28日 | 文部省、学生生徒の健康診断に当たる活力検査を開始。 |
| | この年、民権運動家の川上音二郎、大阪の井筒寄席で政権を揶揄した「オッペケペー節」を始め、大人気を得る。 |
| | |
| 1889(明治22)年 |
| | |
| 1月 1日 | 日本標準時を開始。 |
| 1月 1日 | 東京−熱海間に公衆市外電話の通話を開始。 |
| 1月 1日 | 高島炭坑で、新規募集坑夫らが募集係の約束不履行に反発し紛争を起こす。 |
| 1月 3日 | 朝日新聞、大阪朝日新聞と改題。 |
| 1月 7日 | 英・仏・露・墺・伊の各国駐在公使へ、改正条約草案を送付し条約改正交渉再開を開始。 |
| 1月16日 | 枢密院、憲法修正案につき再審会議を開催。 |
| 1月17日 | 貴族院会再審会議を開く。 |
| 1月20日 | 大日本水産会の水産伝習所開所する。後の東洋水産大。 |
| 1月22日 | 改正徴兵令公布。 |
| 1月24日 | 官吏の政事上・学術上の演説、叙述を解禁する。 |
| 1月27日 | 中外物価新報、中外商業新報と改題。 |
| 1月31日 | 憲法修正案再審会議終了。 |
| 2月 1日 | みやこ新聞を都新聞とあらためる。 |
| 2月 1日 | 国府津−静岡間の鉄道開通。 |
| 2月 1日 | 静岡一番町で大火。1200戸焼失。 |
| 2月 6日 | 横浜正金銀行条例改正。 |
| 2月 9日 | 東京府の命で、東京在住の俳優・観察・納税事務のための東京俳優組合を結成。 |
| 2月10日 | 絵にふりがな付の文章が載った「風俗画報」が創刊。 |
| 2月11日 | 大日本帝国憲法発布。同日、皇室典範、議員法、貴族院令、衆議院議員選挙法、大赦令、会計法を公布。ただし皇室典範は公開されず。 |
| 2月11日 | 天皇、青山観兵場へ臨幸し、その時帝大教授外山正一の音頭によって万歳三唱が始めて行われる。 |
| 2月11日 | 大阪朝日新聞、憲法全文を東京より電報を使って入手し号外を発表する。 |
| 2月11日 | 文部大臣森有礼、暴漢に襲われ重傷。 |
| 2月11日 | 雑誌「日本」創刊。 |
| 2月12日 | 森有礼死去。 |
| 2月13日 | 海軍治罪法公布。 |
| 2月15日 | 秋田日報をあらため、秋田魁新報を創刊する。 |
| 2月20日 | 米国と新通商航海条約に調印。その後の事情で発効されず。 |
| 2月 | この月、全国で憲法発布の祝賀会が行われるが、理解していない人も多かったという。 |
| 3月 2日 | 東京図書館官制を公布し、東京図書館を文部省直轄機関として独立させる。 |
| 3月 4日 | 「頓智協会雑誌」、憲法発布を揶揄した記事が問題となり、発禁処分を受ける。編集発行人の宮武外骨は逮捕。 |
| 3月 9日 | 参謀本部条例、海軍参謀本部条例公布。 |
| 3月14日 | 電信電話線私設条規公布。 |
| 3月14日 | 国税徴収法公布。 |
| 3月15日 | 大日本紡績同業連合会、対罷工規約を制定。 |
| 3月16日 | 薬品営業・薬品取扱規則公布。 |
| 3月22日 | 後藤象二郎、逓信大臣に就任し、大同団結運動に亀裂が生じる。 |
| 3月22日 | 横浜相生町で大火。1600戸が焼失。 |
| 3月23日 | 北海道で麋鹿(となかい)保護のために、鹿猟が禁止となる。 |
| 3月23日 | 地券を廃止し、地租は土地台帳によって徴収する旨公布される。 |
| 4月 1日 | 2府32県で市制・町村制施行。 |
| 4月 7日 | 大阪北野茶屋に9階建ての凌雲閣が落成。 |
| 4月 8日 | 帝国大学文科大学に、中学校教員養成のため、特約生教育学科を開設。 |
| 4月11日 | 甲武鉄道、新宿−立川間が開通。 |
| 4月19日 | ロンドン=タイムスに大隈条約改正案が掲載され、論評が載る。 |
| 4月25日 | 宮武外骨に重禁固3年、罰金100万円。外骨、控訴。 |
| 4月26日 | 大阪府警本部、大阪壮士倶楽部の解散と壮士募集広告の取り消しを命令する。 |
| 4月26日 | 日本画家河鍋暁斎死去。 |
| 4月30日 | 大同団結運動の河野広中ら政社組織化を唱え、大井憲太郎らのゆるい連合組織形成派と対立する。 |
| 5月 1日 | 東京府で市制・町村制が施行される。 |
| 5月 3日 | 幸田 延、米国留学のため横浜を出発。 |
| 5月10日 | 大同団結運動は、政社派が大同倶楽部を、連合派が大同協和会を興し、事実上分裂。 |
| 5月10日 | 東海道線の下等列車に洋式トイレを設置する。 |
| 5月10日 | 会計検査院法公布。 |
| 5月16日 | 宮内省図書寮付属博物館を廃止し、帝国博物館、帝国京都博物館、帝国奈良博物館を設置する。 |
| 5月31日 | 6月2日にかけて、雑誌「日本」にロンドン=タイムスに掲載された大隈条約改正案が翻訳されて掲載され、波紋を引き起こす。 |
| 5月31日 | 新京孝正設計の華族女学校施設完成。 |
| 5月 | 北海道で鶴猟が禁止される。 |
| 5月 | 法学士会、法典編纂に関する意見書を提出し、民法施行延期を主張し、民法典論争が起こる。 |
| 6月 1日 | 青年絵画共進会、上野公園で展覧会開催。 |
| 6月11日 | ドイツと新通商航海条約に調印。しかし発効せず。 |
| 6月 | 陸海軍造兵廠や石川島造船所の機関部職工ら、同盟進工組を結成する。 |
| 7月 1日 | 呉・佐世保鎮守府が開庁。 |
| 7月 1日 | 大津−長浜間が開通し、東海道線が全通。新橋−神戸間に直通長距離列車が登場。 |
| 7月19日 | 第3高等中学校に法学部を設置。 |
| 7月24日 | 艦隊条例公布。 |
| 7月29日 | 英国公使、日本−メキシコ間の条約締結による内地居住権に関して、最恵国条項により同等の権利を要求。 |
| 7月31日 | 土地収用法公布。 |
| 8月 3日 | 大隈重信、英国の最恵国条項による内地居住権要求を拒否。 |
| 8月 8日 | ロシアと新通商航海条約に調印。しかし発効せず。 |
| 8月11日 | 甲武鉄道、立川−八王子間開通。 |
| 8月12日 | 藤岡市助、白熱舎で白熱電灯を製作。 |
| 8月15日 | 大同倶楽部、大同協和会、保守中正派、紫溟会、玄洋社、および「日本」「日本人」の関係者が、非条約改正委員会を開く。 |
| 8月25日 | 条約改正反対は、全国連合大演説会開催。 |
| 8月 | 大磯で水着を着た婦人が話題になる。 |
| 9月 1日 | 山陽鉄道兵庫−神戸間開通し、官有鉄道と接続。 |
| 9月11日 | 暴風雨が本州中部を縦断。死者890人。 |
| 9月14日 | 日本演芸協会が発足。 |
| 9月27日 | 地租代米納廃止を公布。 |
| 9月27日 | 改進党、条約改正断行全国同志大懇親会を開催。 |
| 9月28日 | 改進党、条約改正断行大演説会を開催。 |
| 9月30日 | 大阪天満紡績会社職工300人が賃上げを要求して同盟罷業を行う。 |
| 9月 | 屯田兵の士官教育のため、札幌農学校に兵学科が設置される。 |
| 9月 | 福岡高須炭鉱で賃上げを要求し、秋田太良鉱山では賃下げに反対し、同盟罷業が行われる。 |
| 9月 | 府立大阪商業学校を大阪市へ移管。 |
| 10月 4日 | 大阪天満紡績会社職工が集合するも憲兵出動により説諭解散する。 |
| 10月11日 | 伊藤博文、大隈条約改正案に反対して辞表を提出。 |
| 10月15日 | 条約改正に関する御前会議、賛否対立して結論出ず。 |
| 10月18日 | 大隈重信、玄洋社の来島恒喜に爆弾で襲われ重傷を負う。来島は自殺。 |
| 10月19日 | 首相黒田清隆、条約改正交渉の中止を決定。 |
| 10月24日 | 黒田清隆以下、大隈重信を除く各大臣が辞表を提出。 |
| 10月24日 | 朝鮮政府、不作のため咸鏡道に大豆輸出を禁ずる防穀令を布く。 |
| 10月25日 | 黒田清隆の辞表を受理し、三条実美、首相を兼任。他の閣僚の辞表は却下して、三条暫定内閣が成立する。 |
| 10月25日 | 宮武外骨の控訴を棄却し刑が確定、石川島監獄に収監される。 |
| 10月30日 | 伊藤博文の免官発令。 |
| 10月 | この月、山形県鶴岡町で困窮家庭の児童の就学を促進するため、給食が配られ始める。 |
| 11月 1日 | 史学会第1回会合が行われる。 |
| 11月 1日 | 伊藤博文、黒田清隆に元勲優遇の詔書が出される。 |
| 11月 3日 | 嘉仁親王立太子式典挙行。 |
| 11月 4日 | 横浜共同電灯会社設立。 |
| 11月 7日 | 代理公使近藤直鋤、朝鮮政府に対して咸鏡道防穀令施行は通商章程違反と抗議し、損害賠償を請求する。 |
| 11月 8日 | 議会及び議員保護令公布。 |
| 11月15日 | 門司、四日市の両港開港。 |
| 11月15日 | 内務省、裸体美人画を発売頒布禁止とする。 |
| 11月16日 | 内閣記録局篇「法規分類大全」が刊行される。 |
| 11月18日 | 北海道炭鉱鉄道会社設立。 |
| 11月20日 | 両毛鉄道小山−前橋間開通し、日本鉄道と接続。 |
| 11月21日 | 歌舞伎座開場。 |
| 11月26日 | 群馬県議会、廃娼建議案可決。 |
| 11月29日 | 地租条例施行規則公布。 |
| 11月30日 | 地租条例改正。 |
| 11月 | 東京−大阪間に自動電信開始。 |
| 12月10日 | 閣議、条約改正交渉延期を決定。 |
| 12月11日 | 北海道炭鉱鉄道開業。 |
| 12月13日 | 三条実美、米・独・露3カ国の駐在公使に対しての、調印した航海条約の実施延期を要請する旨訓令を出す。 |
| 12月14日 | 条約改正交渉失敗を受け、大隈重信辞表を提出。 |
| 12月17日 | 京都府画学校を市へ移管し、京都市画学校となる。 |
| 12月19日 | 板垣退助、旧自由党員と協議し、愛国公党結成を決定。大同協和会は同日、独自の自由党再興を決定する。 |
| 12月20日 | 大同倶楽部、愛国公党不参加を決定。 |
| 12月20日 | 帝国大学文科大学に仏蘭西文学科設置。 |
| 12月24日 | 三条実美と大隈重信の免官発令。三条暫定内閣終了し、山県有朋が首相に任命され第1次山県内閣成立。同日、内閣官制も公布され内閣制度も整う。 |
| 明治後期年表へ行く |
| < |