三国志関連データ

年表に掲載しました出典について

正史『三国志』はいうまでもなく『三国志演義』とは異なります。演義の方は、正史の注釈に載せられた種々エピソードを元につくられた小説ですので、裴松之の注釈には演義と似たような話が載っています(もちろん注釈の方がずっと先ですが)。
正史『三国志』は、魏志30巻、蜀志15巻、呉志20巻からなり、それぞれ魏書、蜀書、呉書という場合もあります。
唐の頃には、魏志、蜀志、呉志はそれぞれ別の本という扱いをされており、現在でも学者の中には、蜀志のみ陳寿が書いたかのような意見を言う人もいるようです。
陳寿は蜀の人間だったこともあって、蜀には詳しいようですが、魏と呉に関しては蜀ほどではなかったと見られ、様々な同時代の魏と呉に関する書物を参考にしています(この参考にしたという点から見て、蜀志のみ陳寿の作という説があるのでしょう)。
ただ、怪しげな話や主観的な説は排除しているため、裴松之が補う形で注釈書を記したようです。実際、陳寿の記した部分はかなり短く、文も簡潔です。

なお、年表には魏書と呉書という名前の書物を挙げてますが、これは魏志、呉志のことではなく、王沈の撰した魏書と韋昭の撰した呉書のことです。内容はともに陳寿の記述に比べて主観的と言われてます。なお、魏志、蜀志、呉志からの出典の場合は、武帝紀、先主伝、袁紹伝といったように紀伝名を挙げています。
他にも主観的な書物の記事が多く含まれていますので、年表には必ずしも正確でないところがあることはご了承ください。
なお、年表は『三国志演義』の記述を参考にしておりません。

TOPに戻 る