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| 2001(平成13)年 |
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| 1月26日 | インド西部で大地震。死者行方不明者は2万人以上。日本からも援助部隊派遣決定。 |
| 1月27日 | 東日本で大雪。 |
| 1月 | この月、有明海の海苔がプランクトンの増殖により大凶作。諫早湾閉鎖に対する疑問が生じる。 |
| 2月 5日 | 海苔凶作により、入札で値が高騰。 |
| 2月11日 | 茨城県波崎町(現神栖市)でカズハゴンドウイルカ約50頭が砂浜に乗り上げる。 |
| 3月23日 | ロシアの宇宙ステーション「ミール」を落下処分。大気圏で大半が焼失。一部が南太平洋に落下。 |
| 3月24日 | 安芸灘を震源とするM6.4の地震。芸予地震。最大震度6。死者2名、負傷120名以上。建造物や道路鉄道に被害多数。芸予地震。 |
| 3月27日 | 農水省で、有明海の調査結果が発表される。自然環境は悪化しており、調査のため、条件付きで水門開放を決定。 |
| 4月 3日 | 早朝、東北・北海道でやや強い地震。最大震度4。深夜、静岡県を中心とした東海地方でやや大きな地震。静岡市で震度5強。 |
| 11月19日 | 未明にしし座流星群出現。大流星雨となる。 |
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| 2002(平成14)年 |
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| 2月25日 | 天理市櫟本町の赤土山古墳で、大規模な地震による地滑りの痕跡があることが判明。同古墳は国史跡で、左右非対称で変形しており前方後円墳か前方後方墳かで意見が分かれる。 |
| 2月25日 | 茨城県波崎町(現神栖市)でカズハゴンドウイルカ約85頭が砂浜に打ち上げられる。 |
| 3月19日 | 同月8日に直径100m程の小惑星2002EM7が地球から46万3000kmのところを通過していたことが判明。 |
| 8月20日 | 香川県丸亀市本島で山火事が発生。15日間にわたって燃える。 |
| 8月27日 | 868(貞観10)年、播磨地方を襲った大地震が起こしたとみられる噴砂の痕跡が姫路市内の遺跡で発見される。 |
| 8月31日 | 台風15号が、九州西方を北上し、朝鮮半島南部に上陸。大きな被害を残す。日本政府支援を表明。同台風の雨雲による豪雨で、高知県で土砂崩れなどが多発。 |
| 9月 3日 | 経済産業省、ヒートアイランド現象対策の省庁にまたがる連絡会議を設置。 |
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| 2003(平成15)年 |
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| 3月13日 | 文部科学省の科学技術・学術審議会は、今後5年間に取り組むべき防災分野の研究課題をまとめる。地震や噴火、水害といった自然災害以外に、テロ行為による都市災害も視野に含めてある。 |
| 3月15日 | WHO、東アジアでの原因不明の肺炎の流行に注意を勧告。 |
| 3月18日 | 政府の中央防災会議は、東海地震が発生した場合の被害想定を発表。死者は最悪約1万人に達し、経済的損失は約37兆円。避難者は約200万人、500万人以上がライフラインに被害。 |
| 3月24日 | 地震調査委員会は、北海道の東側の千島海溝沿いを震源とする地震発生確率を発表。十勝沖でM8.1前後の大地震が今後30年以内に起きる確率が60%程度と高く、根室沖でも、M7.7程度の大地震が起きる確率が20〜30%に達した。 |
| 3月24日 | 三宅島の火山ガスによる健康影響を調べていた政府と東京都の検討会は、ガス警報システム、避難所の整備などを条件とした上で、「ある程度の健康被害をこうむるリスクはある」としつつ「地区によっては帰島が可能」と報告。 |
| 3月25日 | 西日本で黄砂が飛来し始める。中国・蒙古地域の状況から、この黄砂は中東から飛来したものと推定。 |
| 4月 1日 | WHOは、新型肺炎の原因をコロナウィルスと発表。 |
| 4月 3日 | 政府、新型肺炎の流行している香港への渡航自粛勧告を決定。 |
| 4月14日 | 新型肺炎の感染者が全世界で3000人を越える。 |
| 4月16日 | WHO、新型肺炎の原因をSARSウィルスと命名。 |
| 4月20日 | 中国政府、SARS感染者の数を約8倍に上方修正。張文康衛生相と孟学農北京市長を更迭。 |
| 4月22日 | 政府、SARSが流行している北京への渡航延期勧告を決定。 |
| 4月27日 | 全世界のSARSの感染者が5000人を突破し、死者も300人を突破する。 |
| 5月26日 | 東北地方で規模の大きな地震。死者はなし。負傷者100人を超える。新幹線の一部橋脚が破損。 |
| 5月30日 | 台風4号が本土に上陸。5月の台風上陸は1965年以来38年ぶり。 |
| 6月16日 | 夜、関東東部で怪光と爆発音が響き渡る。火球か隕石が上空を通過したものとみられる。 |
| 7月 5日 | WHO、SARSの感染地域として最後まで残っていた台湾の指定を解除。世界的流行は一旦終息。世界32カ国・地域で8439人が感染発症し、812人が死亡(3日時点)。 |
| 7月26日 | 宮城県を中心に、一日で3度も震度6級の地震が起こる。0時13分M5.5、震度6弱。7時13分M6.2、震度6強。16時56分M5.4、震度6弱。重軽傷約650人。 |
| 8月10日 | 6日にから10日にかけて、台風10号が沖縄から九州南部をかすめて四国に上陸、近畿、北陸、東北、北海道と縦断。特に北海道では、洪水など予想以上の被害を出す。 |
| 8月 | お盆前後に、東日本で異常低温。関東でも最高気温が20度程度という状況が数日続き、稲や野菜の生育に問題が生じる。一方、ヨーロッパでは異常高温が続き、フランスでは死者が1万5千人、ヨーロッパ全域では3万人が死亡。スペインなどでは山火事、スイスでは氷河が溶ける事態となる。 |
| 8月19日 | 気象庁は、8月2日に出した関東甲信・東北南部地方の梅雨明け宣言を撤回。 |
| 11月20日 | 産業技術総合研究所は米国とカナダの地質調査所との共同研究で、日本の古文書に残る津波の被害を調べた結果、1700(元禄12)年に北米西海岸沖で発生した地震の規模は、モーメントマグニチュード(Mw)で9と推定でき、襲来した津波の規模は、1960年のチリ地震と同レベルであると発表。 |
| 11月25日 | 2003年のエイズウイルス(HIV)の感染について、全世界での感染者は約4000万人(250万人は15歳以下)、2003年の新たな感染者は500万人、死者は300万人を超え、その多くはサハラ以南のアフリカ諸国となっている(国連エイズ合同計画(UNAIDS)報告)。 |
| 12月 1日 | 英王立天文台の研究チームは、織姫星として知られる、こと座の恒星ベガが、地球に似た惑星を持っている可能性があるとの分析結果を発表。電波望遠鏡で観測した結果、海王星ほどの惑星が海王星と同様の軌道で回っていることを発見し、その内側に地球型惑星がある可能性を指摘している。地球型惑星は小さすぎるため、恒星間では直接観測するのは困難だが、観測可能な大型ガス惑星の軌道を計算することで推測出来ると言われる。 |
| 12月18日 | 南極近くから北極域までの大西洋で過去40年ほどの間に、海水中の塩分濃度の分布が大きく変化したとの解析結果を、米ウッズホール海洋学研究所や英国の研究グループがネイチャーに発表。高緯度域から中緯度域で海水表面の塩分濃度が減少する一方、赤道をはさんだ海域では、濃度が高くなっているという。地球温暖化によって降水量や、水分の蒸発量が原因とみられ、海中の塩分分布の変化は、深刻な異常気象を招くと言う指摘もある。 |
| 12月26日 | イランで大地震。年内までに2万8000人以上の死亡を確認。死者5万人との推定も。各国が救援。 |
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| 2004(平成16)年 |
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| 2月20日 | 米カリフォルニア工科大などのグループが地球から約70億キロ離れた太陽系外縁部カイパーベルトに、直径が冥王星の6〜7割ほどもある小惑星を発見。同グループは2002年にも小惑星クワオアーを発見している。 |
| 2月25日 | 1888(明治21)年7月に大噴火を起こした磐梯山の噴火直後の被災地を撮影した写真21枚が、中央防災会議「災害教訓の継承に関する専門調査会」の「1888年磐梯山噴火分科会」の調査により宮内庁で発見される。当時の新聞に磐梯山噴火の写真を宮内庁の侍従が明治天皇と皇后に献上したという記事があったのを発見したのがきっかけで調査となった。 |
| 2月29日 | 京都丹波町の養鶏業者が鳥インフルエンザに感染しているのを隠して鶏を出荷していたことが判明。 |
| 3月19日 | イギリスの研究チームが、イングランド、ウェールズ、スコットランド地方で調査した結果、鳥類、蝶、植物の数が大幅に減少していることが判明したと発表。この40年間でイギリスの鳥類種の54%、在来種の植物の28%が減少しているという。現在の生物種の絶滅速度は、過去数度の大絶滅期よりも速いと言われている。過去の絶滅は天体衝突や、地球内部の活動などが原因と指摘されているが、現在の絶滅は人間の活動に原因がある。 |
| 3月 | 京都の感染事件により鳥インフルエンザが近畿中国地方各地に拡大。感染を恐れた人が鶏を捨てたり殺す例が相次ぎ、鶏の処分に自衛隊を投入したり、政府が対処法を全国へ配布するなどの騒ぎに。 |
| 4月 3日 | 富士山の構造が3層ではなく4層であることが、東大地震研究所のボーリング調査で判明。従来、富士山は、小御岳、古富士という二つの火山の上に出来たと言われていたが、小御岳より前にもう一つ火山があったことが明らかになった。 |
| 4月23日 | 国の天然記念物に指定されている京都の深泥池で、絶滅の危機にある貴重な植物5種が最近20年余りの間に絶滅したとみられることが、光田重幸・同志社大工学部助教授の調査で判明。富栄養化などが原因と見られる。 |
| 4月30日 | 長崎県・国営諫早湾干拓事業で、亀井農相が潮受け堤防排水門の中・長期開門調査を実施しない意向を表明したことにより、調査を求める佐賀県有明海漁協水産振興研究連絡協議会のメンバーらが長崎県諫早市沖の堤防排水門前で漁船約200隻による抗議の海上デモを実施。有明海では海の環境悪化が急速に進んでいるが、干拓事業が原因という説が有力で、各方面から開門調査が求められている。 |
| 5月 9日 | 最近5年間の日本の平均海面水位は過去100年で最も高いレベルとなっていることが気象庁の調べで判明。海面上昇は1985年以降の日本近海の水温上昇と関係があると見られ、各地で浸水が発生している。 |
| 5月 9日 | 高松市の地下にある直径4kmの「高松クレーター」について、カナダの地球衝突データベース管理委員会は、隕石衝突の証拠不足を理由に隕石クレーター国際リストへの登録を見送ったことが明らかになる。同クレーターは火山の噴火による陥没説が有力だが、隕石衝突を唱える学者もいる。 |
| 5月14日 | 米カリフォルニア大サンタバーバラ校などの研究チームがオーストラリア北西沖約200キロの海底で、約2億5000万年前の古生代末期に地球に衝突した巨大隕石の跡と見られる直径190kmの地質構造を発見。同時期に生物の9割が滅ぶ大異変が起こっているが原因は諸説あって不明。 |
| 5月18日 | 三宅島の噴火活動で放出された火山ガス中のアンモニアが海に溶け、栄養分となって植物プランクトンが繁殖していることを、東京大や東海大などの研究チームが突き止める。三宅島近海は、海流の位置から栄養分には乏しいと言われている。 |
| 5月18日 | WHO(世界保健機関)の年次総会が17日にジュネーブで始まったが、台湾のオブザーバー参加をめぐって紛糾、初日に予定されていた李鍾郁WHO事務局長と金大中・前韓国大統領の演説が18日に延期される異例の事態となる。台湾の参加については、中国が猛反対し各国が同調しているが、感染症流行は各国の政治主張とは関係なく拡がるため、関係の深い日本やアメリカは台湾の参加に賛成している。 |
| 7月 5日 | トカラ列島の諏訪之瀬島で爆発的噴火。 |
| 7月13日 | 新潟県と福島県で集中豪雨となり、新潟では死者15人。道路損壊・崖崩れなど多数。 |
| 7月24日 | 福井県で豪雨。堤防の決壊で福井市・鯖江市などで洪水。 |
| 8月30日 | 台風16号により高松市などで高潮被害。1万戸以上が浸水。 |
| 9月 1日 | 浅間山が噴火。 |
| 9月 5日 | 紀伊半島沖を震源とする地震が発生。三重県庁では地震速報システム「ナウキャスト地震計」が振動を観測して揺れが到達する前に地震警報を出す。14万人に津波避難勧告が出されたが、その後の調査で、実際に避難をしたのは6%たらずの8600人にとどまっていたことが明らかになる。 |
| 9月29日 | 小惑星トータチスが、時速3万5000kmのスピードで、地球から155万キロまで接近通過。1353年以来の大接近となる。 |
| 9月30日 | 台風21号が日本列島を縦断。同日だけで死者18人、行方不明7人。 |
| 10月 1日 | アメリカ・セントヘレンズ山が噴火。4日には水蒸気爆発。同山は1980年に山頂が吹き飛ぶ大爆発で57人が死亡している。 |
| 10月 8日 | 海上保安庁は、宮城県沖100キロの海底が年間8センチの速度で西北西に移動している実態を初めて測定したと発表。同地域は近い将来に大地震が発生する可能性が高いと言われている。 |
| 10月14日 | 国際自然保護連合(IUCN)などの専門家チームによって、初めて両生類の包括的な調査が行われ、その結果、約5700種の両生類のうち、約2500種で数が減っており、1980年以降、少なくとも9種が絶滅し、113種が生息地が確認できず絶滅した可能性が高いことが明らかになる。 |
| 10月16日 | ロシア極東地方で発生した森林火災が拡大し、煙は中国や北海道にも達する。 |
| 10月20日 | 大型で強い台風23号が、高知県土佐清水市付近に上陸。上陸は今年10個目で、観測史上最多記録を更新。京都府舞鶴市では由良川が決壊し、観光バスやトラックなどが濁流に取り残されるなど洪水が多発。富山港では帆船海王丸が座礁。22日の時点で、全壊37、半壊62、一部破損1088、床上浸水8201、床下浸水16581。23日までに死者80人、行方不明者12人。 |
| 10月22日 | ロシア下院、京都議定書を批准。 |
| 10月22日 | 沿岸の比較的浅いところで起こる地震は、月の引力の向きに合わせて増減する可能性が高いことが、防災科学技術研究所とカリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究で明らかになる。1977年から2000年までに起こったマグニチュード5・5以上の地震のうち、深さ40キロ・メートル以内で起こった、断層の上の面がずり上がる「逆断層」型の2027地震を解析した結果、約12時間周期でピークを迎える月の引力の、ピーク前後に地震が集中。地形のひずみがたまっているところへ、月の引力が引き金となり、誘発される地震の割合が増えるという。 |
| 10月23日 | 新潟県中越地方を中心とする断層型の大地震が発生。震度6級の地震が短時間に3連続して起こり、川口町では震度7に達する。11月11日までに死者40人。負傷者は少なくとも2500人以上。死亡者の中には、避難先でのエコノミークラス症候群などが含まれる。上越新幹線が脱線して運行停止になったほか、中越各地で建造物少なくとも2500戸以上が全壊、多数が損壊。道路が寸断し土砂崩れで川がせき止められてダム化が各所で起こった山古志村は全村避難へ。避難者数は10万人を超す。 |
| 10月23日 | トカラ列島の諏訪之瀬島で7月に続き爆発的噴火。 |
| 10月25日 | 新潟県中越地震を激甚災害に指定。 |
| 10月26日 | 土星探査機カッシーニが土星に最接近。衛星タイタンなどの調査に当たる。 |
| 10月26日 | 豪雨による不作で野菜が高騰しているため、農林水産省は価格安定策を実施すると発表。大都市圏では品不足が続いているため、不揃いの野菜の販売や、短期生育できる野菜の生産促進を行う。野菜の他、鳥インフルエンザの影響で卵も不足し高騰。 |
| 10月26日 | 国土交通省は、中越地震の救援物資輸送車両に対しては、有料道路の料金を徴収しないよう通達。 |
| 10月26日 | 総務省は、地上デジタル放送を活用して、災害発生時に個人の携帯電話に避難命令を送信するシステムの開発や実証実験に2005年度から乗り出すことを決定。06年度の実用化を目指す。 |
| 10月27日 | 中越地震の長岡市の土砂崩れ現場から2歳の男の子が発見され生き埋めから92時間ぶりに無事救助される。母親、姉とともに車で移動中に地震に遭遇し生き埋めとなったもので、母親と姉は死亡。 |
| 10月27日 | 中越地方で震度6弱の余震が発生。 |
| 11月 5日 | 防衛庁は、南関東直下型地震に備えて策定した自衛隊の災害派遣計画案を公表。地震発生から24時間以内に練馬の第一師団など1万9100人を、72時間以内に7万3300人の自衛官を投入し、最終的に約8万5000人で対応する。各都県別では、東京都に約3万4000人、神奈川県に1万5000人、静岡県に8000人、埼玉、千葉、栃木、茨城の各県にそれぞれ7000人。このほか、海上自衛隊は人員約5000人、航空機約50機、艦艇約50隻、航空自衛隊は人員約5000人、航空機約75機を投入する。 |
| 11月 9日 | 欧米の環北極8カ国の科学者らが実施した調査の結果がアイスランドで発表され、温暖化により平均気温は4−7度も上昇、氷河の溶解などで海面は10cm以上上がり、2100年までにホッキョクグマなどの動物は絶滅の恐れがあるとの予測が示される。 |
| 11月14日 | 浅間山が中規模の噴火。 |
| 11月17日 | 海上保安庁は、東海地方から九州沖にかけての海底で発生が予想されている「東海・東南海・南海地震」の津波災害について予想した「防災情報図」を発表。発生する津波の高さは、条件によっては、中央防災会議の予測(3m)よりも高い最大8mと試算。 |
| 11月25日 | 新潟県山古志村で、ヘリから電磁波を送って反射する波で軟弱地盤を探査する実験が行われる。農業工学研究所が考案したシステムで、地中の水分の量で異なる電気抵抗により、反射される波の違いから地盤が軟弱かどうかを判定する。 |
| 11月29日 | 北海道東部で地震。釧路町、弟子屈町、別海町で震度5強。小規模の津波を観測。12月6日にも震度5強の地震。 |
| 11月30日 | 三宅島が2年ぶりに小規模の噴火。 |
| 12月 3日 | フィリピン国軍の南ルソン司令部は、11月末から連続してルソン島東部を襲った熱帯低気圧と台風27号による死者が753人、行方不明者は345人に達したと発表。ケソン州で特に被害が大きく、その多くが土砂崩れと洪水で、違法伐採が原因と言われる。 |
| 12月 5日 | 台風級の低気圧が日本列島を移動。各地で暴風となり、交通機関に混乱。四国から東海では豪雨、北海道では大雪となる一方、関東地方では真夏日に。 |
| 9〜12月 | 主に東北北陸で食されるスギヒラタケによるとみられる急性脳症で死亡者が相次ぐ。スギヒラタケは常食の無毒のキノコで、原因は特定できず。 |
| 12月15日 | 中央防災会議は専門調査会で、首都直下で地震が発生した場合の被害想定をまとめ公表。最悪のケースで死者は東京、神奈川、埼玉の1都2県で約1万2000人。建物被害は8都県で約85万棟、帰宅困難者は、日中で650万人に上るとしている。 |
| 12月18日 | 厚生労働省と国立感染症研究所は、京都府丹波町の浅田農産船井農場で発生した鳥インフルエンザで、従業員らのウイルス感染の陽性反応が出た5人のうち、1人の感染をほぼ確認。 |
| 12月23日 | ドイツ・ベルリン自由大などのチームが、火星の赤道に近い地域に、約240万年前に火山活動があったことを突き止め、英科学誌ネイチャーに発表。将来噴火する可能性も考えられると言う。 |
| 12月26日 | スマトラ島沖で大規模な地震が発生。モーメントマグニチュード9.3という規模で、大津波が発生し、インドネシア、タイ、マレーシア、スリランカ、インドで大きな被害を出す。未確認ながら、ミャンマー、ソマリアでも大きな被害が出たと言われる。津波はアフリカ東岸を襲い、南極にも到達した。死者・行方不明者は判明しているだけで、翌年までに22万6500人以上。現地の住民以外にも、クリスマス休暇のためにタイやマレーシアのリゾートを訪れていた欧米人観光客が多く犠牲になった。日本人も少なくとも40人が死亡している。この大災害の中心地となったアチェでは独立運動による紛争が相次いでいたが、災害を受けて和平合意した。地震直後、日本でも地下水位が変動し、断層に影響を与えたとする説もある。地震波は翌年になっても地球を回り続け各地で観測、地球の地軸が2cm移動したと言われる他、1日の長さが100万分の3秒短くなるなど、地球規模の大変動となった。前後にオセアニアや東南アジアでM7〜8クラスの地震が頻発したほか、インドネシアでは火山の噴火が相次ぐなど、関連性を疑われる現象も頻発。津波報道がまったく為されなかったことが被害を大きくしたことから、日本主導でインド洋津波早期警戒・警報システムの構築が進められている。 |
| 12月28日 | 地球から2万−3万光年離れた、いて座の方向にある中性子星とみられる天体で巨大な爆発現象が発生し、これまでで最大強度のガンマ線が地球に飛来。放出されたエネルギーは、銀河系のすべての星の光を合わせた数百倍に達すると推定されるという。 |
| 12月28日 | 日本政府は、スマトラ島沖の巨大地震による大津波災害をうけ、インド洋で津波の緊急警報システムと、各国の防災対策を共有する「災害データベース」の構築のための技術的支援を決定。同日、災害地域に海上自衛艦「きりしま」「たかなみ」「はまな」の派遣を決定。 |
| 12月28日 | 気象庁の生物季節観測で、ホタルが光る姿を初めて観測した「初見日」やアブラゼミの「初鳴き」が平年より早まり、秋にソメイヨシノが開花するなど、温暖化の影響と見られる異変が相次いで観測されていたことが明らかになる。 |
| 12月28日 | 野生パンダが生息する中国四川省の保護区で、餌となる竹が花を咲かせ、枯死する60年に一度の自然現象が広範囲に発生。餌不足によるパンダの減少が懸念されるため、パトロールを強化。 |
| 12月30日 | 世界保健機関(WHO)は、スマトラ沖地震と津波による被害で「300万人から500万人の被災者が清浄な水、適切な避難場所、食料、衛生施設、医療を必要としている」と指摘、最大で500万人が下痢やマラリアなど感染症の危険にさらされていると警告。 |
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| 2005(平成17)年 |
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| 1月 1日 | 2004年の出生数が、1899年(明治32年)の集計開始以来、最低の110万7000人で、前年比約1万7000人減となる見通しであることが、厚生労働省の人口動態統計の年間推計で判明。4年連続の減少となる。 |
| 1月 6日 | ジャカルタで開かれたスマトラ大津波の被災国支援緊急首脳会議で、国連主導で各国が結束して支援体制を作ることや、津波の早期警戒システム構築などをうたった共同宣言を採択。 |
| 1月 6日 | マックホルツ彗星が地球に再接近。3.6等級まで明るくなる。 |
| 1月 8日 | 自民党の武部勤幹事長は、ベトナムのハノイ市内でノン・ドク・マイン共産党書記長、ファン・バン・カイ首相らと個別に会談し、鳥インフルエンザなど感染症予防を研究するアジアの中核センターをベトナムに設置する構想で一致。 |
| 1月11日 | 世界最大の再保険会社ミュンヘン再保険は、津波や地震などが起きた場合の被害が世界で最も大きい大都市は東京・横浜圏だと警告する報告書「大都市・大リスク」を公表。東京・横浜圏は、3500万人が住み、火山噴火、地震、台風、津波、洪水の危険が極めて高いとして、リスク指数は710となり、2位のサンフランシスコの167と比べても圧倒的高リスクと判断。 |
| 1月12日 | 気象学者のエド・オレニック氏が、米西海岸で多数の死者を出している嵐について、原因はエルニーニョ現象ではなく、インド洋で発生する「マッデン・ジュリアン振動」と呼ばれる気象現象とする研究報告を発表。 |
| 1月12日 | 独立行政法人・防災科学技術研究所は、スマトラ大地震のあと、四国西部の地下で非常にゆっくりとした地震が6日間にわたって起こっていたと地震調査委員会で報告。誘発されたものと考えられる。 |
| 1月13日 | 地震学者でもある尾池和夫京都大学長は、関西プレスクラブ主催の講演会で、日本には気象庁しかないが、火山噴火や地震、津波の情報を集め広報する地震火山庁の設置が必要であると主張。 |
| 1月14日 | 米航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)が共同で土星の軌道に送った無人探査機カッシーニから、年末に分離した小型探査機ホイヘンスが土星最大の衛星タイタンの大気圏内に突入。タイタンの地表に着陸。 |
| 1月17日 | チリ中南部の港町コンセプシオンで、「津波が来る」とのデマが広がり、周辺住民約1万2000人がパニックを起こし高台に避難する騒ぎが発生。1人が死亡し50人以上が負傷。実際には津波はなし。 |
| 1月17日 | NASAの衛星による観測で世界最大の氷山B15Aが大氷岬の手前の浅瀬で座礁したことが確認される。この氷山は最大160kmもあり、水面上にある面積だけで3000平方キロメートル以上になる巨大なもの。 |
| 1月18日 | 神戸市で第二回国連防災世界会議が開催。年末のスマトラ大津波などを受けて、特に津波警報システムについて討議され、国際復興支援データベースの設置が決まる。 |
| 1月19日 | NASAは、火星で活動中の無人探査車オポチュニティーが、着陸地点のメリディアニ平原でバスケットボール大の隕石を発見したと発表。地球以外の惑星で初めて。 |
| 1月20日 | 米ノースカロライナ州立大などの研究チームが、1992年に南極半島先端に近いベガ島で見つけた化石から、カルガモやオシドリなどカモ類の祖先は、約6800万−6600万年前の白亜紀後期から既に生息していたことが分かったと、英科学誌ネイチャーに発表。6400万年前の大絶滅を生き延びたということになる。 |
| 1月21日 | 大量の花粉の発生が予測されたことを受け、厚生労働省がはじめて緊急の花粉症対策に乗り出すことを決定。 |
| 1月22日 | 気象庁は、火山の活動の程度を6段階で分かりやすく示す「火山活動度レベル」の制度を、新たに九州や関東、東北の7火山にも導入する方針を決定。「火山活動度レベル」は2003年に導入され、観測態勢の整っている浅間山、伊豆大島、雲仙岳、阿蘇山、桜島の5火山で始まった。新たに導入されるのは、吾妻山、草津白根山、九重山、霧島山、薩摩硫黄島、口永良部島、諏訪之瀬島の7火山。 |
| 1月 | 年末年始にかけてノロウィルスによると見られる感染性胃腸炎が全国的に流行。年末から含めると8000人以上が感染発症、5300人以上がノロウィルスと判明。広島県福山市の特別養護老人ホーム「福山福寿園」で入所者7人が死亡。他にも特別養護老人ホーム、介護保険施設、社員食堂などを中心に被害が拡がる。 |
| 2月 1日 | 本州各地で19年ぶりの大雪。特急電車の脱線や交通事故が多発。 |
| 2月 1日 | 三宅島の避難指示を解除。4年5ヶ月ぶりに島民が島に戻る。三宅村役場も再開。 |
| 2月 4日 | 前年12月になくなった男性が「変異型クロイツフェルト・ヤコブ病」の日本人初の感染者であることが確認される。移植や遺伝による発病ではないことが確認されたことと、渡英歴があることから、BSE(牛海綿状脳症)を食べたことによる発症ではないかと見られる。 |
| 2月 4日 | 例年より3週間ほど遅れてインフルエンザの流行が始まる。 |
| 2月 6日 | 国土交通省は、スマトラ沖地震による巨大津波被害を受け、日本の津波対策の在り方を検証する津波対策検討委員会の初会合を省内で開催。 |
| 2月10日 | 地震のメカニズムなどを調査する地球深部探査船「ちきゅう」が報道関係に初公開される。 |
| 2月14日 | 気象庁は、大地震の際に発表する余震の可能性について、対策を取りにくい、との意見が相次いだことから、地震規模を示すマグニチュードを使った表現から、震度を中心とする表現に切り替えると発表。 |
| 2月16日 | 地球温暖化防止のための京都議定書が発効。日本は温室効果ガスを08〜12年の間に、90年比6%削減することを義務付けられる。 |
| 2月22日 | 政府は、温室効果ガス排出量に関する報告書をまとめ、自民党地球環境特別委員会に報告。これによると、現行対策のままだと2010年の温室効果ガス排出量が京都議定書の基準年の90年に比べ6%増加するとの推計をまとめ、議定書に定められた削減目標を守るには合わせて12%を減らさなければならないが、二酸化炭素やメタンなどの追加抑制策や他国から得た排出枠を自国分として活用する「京都メカニズム」を組み合わせることで、達成できるとしている。 |
| 2月25日 | 東京直下でマグニチュード7級の大地震が起きた場合、経済被害は最悪の場合、112兆円に達する恐れがあることが政府の中央防災会議「首都直下地震対策専門調査会」が公表した被害想定報告で明らかになる。想定した地震18例のうち、「東京湾北部地震」の被害想定額112兆円は、建物やライフラインの破壊など「直接被害」が67兆円(うち建築物・家財の被害が55・2兆円)、企業資産が6・7兆円、交通施設が3・1兆円。交通・流通の途絶による経済的間接被害として地震発生後1年間で45兆円(東京都内分が13・2兆円、東京都外への波及は海外経済を含めて25・8兆円)に達するとしている。 |
| 2月25日 | 第一管区海上保安本部と札幌管区気象台は、航空機で陸上火山の熱画像を撮影する業務協定を結ぶと発表。島嶼部の火山や海底火山での観測協力はすでに行われている例があるが、陸上火山では初。 |
| 2月26日 | H−UAロケット7号機でMTSAT−1R衛星を打ち上げに成功。3月8日に軌道に乗り、ひまわり6号と名付けられる。 |
| 3月 4日 | 核実験全面禁止条約機構(CTBTO)準備委員会の特別会合がウィーンで開かれ、同準備委が世界で整備を進めている監視網を津波警報にも役立てることで合意。 |
| 3月13日 | 警視庁は、13、19日の両日に、大規模震災に備えて、警察官や事務職員ら約4万2000人を、それぞれ自宅から徒歩などで同庁本部や各警察署に集まる「総員参集訓練」を実施。 |
| 3月15日 | 沖縄県で例年より遅い3月になってインフルエンザが流行する。 |
| 3月18日 | 米大気研究センターの2チームが、大気中の温室効果ガスの濃度を2000年レベルですぐに安定化させても、21世紀末までに海面が10センチかそれ以上上昇することは避けられないとする推計を、コンピューターモデルを使ってまとめ、科学雑誌サイエンスに発表。 |
| 3月20日 | 午前10時53分、福岡県西方沖玄海島付近でM7.0の地震が発生。福岡県福岡市・前原市と佐賀県みやき町で震度6弱。福岡市中心部でビルの窓や外壁が割れて地上に落下した他、海岸部では液状化現象が発生。玄海島では173棟が全半壊し、島民の大半が避難。韓国全土でも揺れを観測し、南部で被害が出たほか、中国の上海でも有感地震を観測。死者1名、重軽傷者1000名以上。国土地理院は、長さ約30キロ、幅約20キロの断層が平均で約60センチずれたとする解析結果を発表。 |
| 3月22日 | 米国雪氷データセンターの衛星観測で、2004〜05年にかけて、夏場に縮小する北極海の氷が、観測史上初めて、冬季にも十分に回復できなかったことが判明。 |
| 3月23日 | 政府の地震調査委員会は、10の活断層について、地震発生確率を発表。全国主要98活断層の地震確率データが出そろう。→http://www.jishin.go.jp/main/ |
| 3月24日 | 福岡沖地震の発生直後、災害発生時に優先して回線を利用できる「優先携帯電話」が九州全域で約二時間にわたり、一般の携帯電話と同じようにつながりにくくなっていたことが明らかになる。NTTドコモ九州は「地震の振動で、一般の携帯電話の利用を規制する通話コントロール装置が故障したのが原因」と説明。 |
| 3月24日 | 厚生労働省は、皮下注射する現在のインフルエンザワクチンを約50年ぶりに見直し、ウイルスの変異への対応力が高く、感染の場となる気管支やのどの粘膜に達して直接作用する鼻に噴霧する経鼻ワクチンの開発に乗り出すことを決定。 |
| 3月24日 | 2003年に当局によるSARS(新型肺炎)の患者隠蔽を告発したが、その後自宅軟禁となっていた中国の軍医、蒋彦永氏が共同通信の取材に対し「2日前に自宅軟禁を解かれた」ことを明らかにする。 |
| 3月25日 | 2005年日本国際博覧会(愛知万博/愛・地球博)が愛知県長久手町、豊田市、瀬戸市の会場で開催。開催前に会場の環境問題が出たため、環境重視の博覧会へ変更された。 |
| 3月28日 | 気象庁は、国境を越えた地震・津波災害の監視を強化するため、世界各地でマグニチュード7以上の大地震が起きた場合、独自に解析し、速報を開始。国際的な津波監視拠点となる「北西太平洋津波情報センター」も同日、庁内に新設される。 |
| 3月28日 | スマトラ島西岸沖で大きな地震が発生。ニアス島を中心に少なくとも430人が死亡。小規模の津波も発生。先の大地震の余震という説と、先の大地震によって別の地震が起きやすくなったという説に分かれる。 |
| 3月29日 | 政府の地球温暖化対策推進本部は「京都議定書目標達成計画案」を決定。自然エネルギーの利用などを謳う一方で、環境税の導入などは先送りとなる。 |
| 3月30日 | 米オレゴン州立大学の研究者アンドレアス・シュミットナー氏は、地球温暖化によって、極地方の氷が溶け、北極海に流れ込むことで海水濃度が薄くなると、大西洋北部地域を温暖にしている主要海流が同地域に到達しなくなり、深層の栄養豊富な海水が供給されなくなって、プランクトンが半減、漁獲に多大な影響が出る恐れがある、との研究を発表。 |
| 4月 2日 | 全国的にソメイヨシノの開花が大幅に遅れる。冬が暖かかったために、つぼみの生育が遅れたためと考えられる。 |
| 4月 8日 | 北朝鮮の国家獣医非常防疫委員会は、韓国の国立獣医科学検疫院に書簡を送り、平壌の大規模養鶏場などで発生した鳥インフルエンザへの対策に必要な装備、薬品の支援を要請。2月25日に発生したもので、アジアでは初のH7型であると見られている。 |
| 4月10日 | 2月に、京都市山科区の洛和会音羽病院の入院患者から、ほとんどの抗生物質が効かないバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)が検出された問題で、保菌者は計63人に上っていることが調査で明らかになる。 |
| 4月11日 | 国内では沖縄以南の熱帯海域にしか生息しないとされてきた「フサヘリイソギンチャク」が、和歌山県串本町沿岸で初めて確認。温暖化の影響と見られる。 |
| 4月11日 | 政府の都市再生本部は、地球温暖化・ヒートアイランド対策を推進するモデル地域として、雪冷熱エネルギー活用を図る札幌市都心地域、既存工場のエネルギーを活用した環境配慮型住宅の整備などの温暖化対策を実施する北九州市の小倉・黒崎・洞海湾臨海地域など全国13地域の10都市を選定。 |
| 4月11日 | 佐賀県は、3月20日の福岡沖地震に職員がどう行動したかなどを調べたアンケート結果を発表。県内で震度6弱以上の地震が発生した場合に災害対策本部が自動的に設置されることを約7割が知らず、三人に一人は県庁と連絡を取っていなかったことが判明。 |
| 4月11日 | 国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、強力な温室効果をもつ代替フロン類の大気中への放出が、2015年には世界全体で現在の2・5倍に増え、地球温暖化を加速する恐れがあると指摘する報告書を公表。代替フロンは冷蔵庫やエアコンの冷媒などに広く用いられている。 |
| 4月15日 | 国立感染症研究所の調査で、全国約4700か所の医療機関を選んでインフルエンザ患者の報告を調べたところ、1月から4月3日までの統計では、これらの医療機関の患者は約141万2000人となり、過去11年で最悪のペースと判明。 |
| 4月17日 | 国土交通省の国土交通技術会議は、地震や洪水の被害予測やリサイクル技術など防災や安全、環境面から社会に役立つ技術の開発を第3期科学技術基本計画(2006−10年度)に盛り込むよう求める報告をまとめる。 |
| 4月20日 | 福岡県西方沖地震の余震と強い地震が発生。福岡市や同県春日市で震度5強、福岡市の玄界島や佐賀県みやき町などで震度5弱を観測。震源の深さは約14キロ、マグニチュードは5・8。みている。震度5強の余震はこれまでで最大。56人が重軽傷。 |
| 4月27日 | 環境省は「省エネルック」に代わる夏の新ビジネススタイルの愛称を「COOLBIZ(クールビズ)」に決定。 |
| 4月30日 | 東京大学と高知大学などの研究グループが、博多湾から福岡市の中心部を通る長さ約22キロの活断層「警固断層」が、海側にさらに3−2・5キロ延びており、福岡県西方沖地震の余震域にまで達していることを音波探査で突き止める。 |
| 4月 | 本州各地で前年より7倍〜13倍もの花粉が飛散。 |
| 5月12日 | 環境省は、地球温暖化による気温上昇の長期的な抑制目標を、19世紀半ばに比べ全地球平均で最大2度にすべきとする基本方針を決定し、中央環境審議会の専門委員会が中間報告として合意。 |
| 5月12日 | 北海道稚内市の宗谷岬などで、沖合に帯状の流氷が肉眼で確認される5月の観測は非常に珍しい。 |
| 5月31日 | 1人の女性が生涯に産む平均子供数である合計特殊出生率が2004年は1・29となることが、厚生労働省の04年人口動態統計で判明。 |
| 6月 1日 | 英科学誌ニュー・サイエンティストは、地球に2085年に衝突する可能性のある彗星が発見されたと報道。衝突の確率は約30万分の1。 |
| 6月 3日 | 米カリフォルニア大などの研究チームは、衛星画像による調査で、北極圏に位置するシベリア西部の永久凍土地帯に広がる大型湖の数が1970年代以降、1000個も減少していることが明らかになったと、米科学誌サイエンスに発表。地球温暖化の影響と考えられる。 |
| 6月 8日 | 7月に英国グレンイーグルズで開かれるG8主要国首脳会議(サミット)で、日米欧の8カ国は主要議題の地球温暖化対策について、国際エネルギー機関(IEA)との連携を表明する方向で最終調整に入ったと政府筋が明らかにする。 |
| 6月23日 | 北海道各地で30度を超える気温を観測。23年ぶりに東京より早く真夏日を迎える。 |
| 6月24日 | 秋田県鹿角市と田沢湖町の境にある焼山(1366m)の中腹で水蒸気が噴出しているのが見つかり、仙台管区気象台や秋田県の職員らが調査。 |
| 6月26日 | 茨城県水海道市の養鶏場で鳥インフルエンザが発生。日本で始めての「H5N2型」。5km圏内の鶏肉と鶏卵の移動を禁止し、2万5千羽を処分。 |
| 6月27日 | 直下型地震を引き起こす恐れがあるとして、政府の地震調査研究推進本部が指定している全国98か所の「主要活断層」に、新たに12か所が加わることになった。調査技術の進歩によるもので、福岡県西方沖地震との関連が指摘されている警固断層帯等が含まれる。 |
| 6月29日 | 高知県の早明浦ダムの貯水率が3分の1を割り込む深刻な水不足を受けて、四国電力は17日から順次水力発電所を停止していたが、この日、6カ所すべて停止となる。 |
| 6月30日 | 環境省は、庁舎で使う電力の調達先の入札を、従来の価格を重視する姿勢から、CO2排出が少ない発電方式を採用する電力事業者を優遇する新たな審査基準を設ける事を決定。 |
| 7月 1日 | 渇水により給水制限や農業への被害が広がっていた島根県で、一転して集中豪雨となり、18棟の床下浸水や、道路の冠水、のり面の崩壊などの被害が多発。 |
| 7月 1日 | 6月の西日本は、1946年の統計開始以来の記録的な少雨、高温となったことが気象庁の統計で明らかになる。降水量は平年の34%しかなく、29ヶ所で最小値を記録。特に福岡県では平年のわずか6%しかなかった。 |
| 7月 2日 | 南硫黄島から北北東約6キロの福徳岡ノ場と呼ばれる海底火山付近で、高さ約1000メートルにわたって水蒸気が上がっているのを、海上自衛隊硫黄島航空基地の隊員が発見。 |
| 7月 4日 | 米航空宇宙局(NASA)は、テンペル第一彗星の核に、無人探査機「ディープインパクト」から放出した直径約1メートルの銅製の衝突体を命中させることに成功。 |
| 7月 6日 | 英王立協会の研究チームが、化石燃料の消費が盛んになった過去約200年間に大気中に放出された二酸化炭素が原因で、海水のアルカリ度が低くなっており、このまま大気中のCO2濃度が増え続ければ海の生態系に大きな悪影響が出て、人間の生活環境にも影響する、という内容の報告書を発表。 |
| 7月13日 | 沖縄県健康増進課は、県内各地で発生しているインフルエンザの患者数が注意報レベルを超えたとして、県内全域にインフルエンザ流行注意報を出した。インフルエンザは冬に流行するため、夏場の発令は非常に異例。 |
| 7月20日 | 愛知県東部で20〜23日にかけ、ゆっくりとした揺れの低周波地震が100回発生。震源は深さ30kmでM1未満。 |
| 7月22日 | 中央防災会議の「首都直下地震対策専門調査会」は、首都直下地震が発生した際に、行政、経済の中枢機能を自力で維持するため、中央省庁や日銀などが3日間分の非常用電源や食料などを自前で用意するよう求めた報告書を防災担当相に提出。 |
| 7月23日 | 千葉県北西部を震源とする地震が発生。東京都足立区で震度5強。足立区の震度計のデータが気象庁に届くまで、発生から22分かかっていたことが判明。その後の調査で回線処理能力の問題から、東京、山梨、埼玉で情報伝達が遅れることが明らかになる。さらに都の職員で災害対策住宅に住みながら地震直後に登庁しなかった職員がいたことが明らかになる。 |
| 7月 | 8月末にかけて西ヨーロッパで異常乾燥。フランス、スペイン、ポルトガルで山火事が頻発。消防士などに犠牲者が相次ぐ。 |
| 8月12日 | 米アイダホ州でクロイツフェルト・ヤコブ病の症例が2月以降に計6件発生、5人が死亡していることが判明。牛海綿状脳症(BSE)とは別の種別で、州当局は狂牛病と関係はないとしているが、発生率が異常に高い。 |
| 8月12日 | 東京都足立区で最大震度5強の揺れが起きた7月23日の地震で、都庁近くの災害対策住宅に住みながら都庁防災センターに駆け付けなかった都の職員20人を、都要綱に基づきこの住宅から退去するように命じる。災害対策住宅は震度5強以上の地震の際に登庁するかわりに家賃を低く抑えた職員住宅。 |
| 8月15日 | 牛海綿状脳症(BSE)の人間への感染を防ぐため、米政府が食肉処理業者に特定危険部位の除去を義務付けた規制について、2004年1月から今年5月までの間に1036件の違反があったと報道。 |
| 8月16日 | 午前11時46分、宮城県沖地震発生。1978年、2003年の宮城県沖地震と区別するため宮城県南部地震とも言う。M7.2、最大震度は宮城県川崎町で震度6弱。東日本のほぼ全域と、西日本の一部で揺れを観測。重軽症者100人。小規模の津波を観測。緊急地震速報システムが作動。S波が到達する前に速報が出される。 |
| 8月17日 | 米ウィスコンシン大などのグループが銀河系の中心に2万7000光年の棒状の構造があることを確認。 |
| 8月29日 | 25日にフロリダ半島を横断したハリケーン「カトリーナ」がアメリカルイジアナ州に上陸。ニューオーリンズ市では湖と河川が相次いで決壊、市内の8割方が水没。少なくとも死者行方不明者1858人。行政の対応が遅れたうえに、イラク派兵の影響もあって9月はじめまで軍が本格的な救助に出動できず、水没地域に取り残される人が相次ぎ、市内で食料を求める暴動が起こるなど治安が極度に悪化。さらに赤痢が蔓延し警察官が任務を拒否する事態に。治安維持のために州兵が投入されることになり、連邦政府への批判が高まる。世界中から支援が寄せられる。 |
| 8月30日 | 和歌山県の調査で紀伊水道でエチゼンクラゲが大量発生しているのを確認。日本海での大量発生は数年前から続いているが、西日本太平洋岸での大量発生は初めて。 |
| 8月31日 | 米海洋大気局(NOAA)とウィスコンシン大などのチームが、1996年ごろから南北両半球で中高緯度地域の成層圏のオゾン層の減少に歯止めがかかったことを示す分析結果を発表。 |
| 8月31日 | 日本木造住宅耐震補強事業者協同組合が、耐震診断した木造住宅約5万3000棟のうち、震度5強程度の揺れに対し、「倒壊または大破壊の危険」「やや危険」と判定された「不適格住宅」が76%に上ることが判明。1981年以降に建てられた比較的新しい住宅でも6割が不適格住宅と判定される。 |
| 9月 2日 | 「世界氷河モニタリングサービス」が、日本や欧米などの研究者と国連の支援で26カ国約780カ所の氷河について調査し、温暖化の影響を受けて、いくつかの氷河は縮小のペースが加速しており、数十年後には消滅する可能性があることを発表。 |
| 9月 5日 | 4日の夜から、埼玉県川口市や、東京都杉並区や中野区、三鷹市、神奈川県川崎市宮前区、多摩区などの地域で1時間当たり100mmという記録的な集中豪雨が発生。神田川の支流などがあふれ都内だけでも100棟以上で床上浸水。 |
| 9月 5日 | 国が2003年12月に定めた東海地震応急対策活動要領で、救援部隊などの活動計画について事前に策定すると決めながら1年半以上すぎた現在も策定していないことが明らかになる。 |
| 9月 6日 | 台風14号、列島を縦断。死者18人。集中豪雨により宮崎県下の大淀川、五ヶ瀬川などが氾濫。宮崎市から高岡町(現宮崎市)にかけての大淀川南岸で大きな被害を出す。高千穂鉄道の第一五ヶ瀬川橋梁、第二五ヶ瀬川橋梁が流失し、同鉄道は運行停止を余儀なくされ、2007年に事実上廃止(復活計画はある)。 |
| 9月10日 | 香港大学の研究グループは、中国などで猛威をふるった重症急性呼吸器症候群(SARS)ウイルスの主な感染源は、食肉用のハクビシンではなく、野生のキクガシラコウモリである可能性が高いとする研究結果を発表。 |
| 9月20日 | 気象庁気象研究所や国立環境研究所のスーパーコンピューターなどを使った解析で、地球温暖化の進行により、台風が巨大化し、集中豪雨も強くなる詳しいメカニズムが明らかになる。 |
| 9月24日 | 大型のハリケーン「リタ」がテキサス州とルイジアナ州の境界付近に上陸。カトリーナの被害を受けたニューオーリンズなどでも再び冠水。高架道路が崩落するなど大きな被害を出す。 |
| 9月25日 | 2005年日本国際博覧会(愛知万博/愛・地球博)が終了。当初の計画を変更して市民参加による環境博覧会へシフトしたことと、キャラクターの人気などもあり、目標をはるかに上回る約2205万人が来場。この種のイベントとしては珍しく100億円もの黒字を出した。 |
| 9月26日 | 6月に発見された、1991年6月の雲仙普賢岳大火砕流発生時に巻き込まれた日本テレビの撮影カメラに残されていた映像記録が378秒ほどにわたって復元される。この火砕流では火山学者、警官、報道陣ら43人が死亡した。 |
| 9月26日 | 政府の地震調査委員会は、日向灘を震源とするM7クラスの地震が発生した場合、宮崎県と高知県の一部で、震度6弱の揺れが予想されることを公表。 |
| 10月 3日 | 厚生労働省は、8月末から9月初旬にかけて米国に滞在していた川崎市内の30歳代の男性会社員が、米国で流行中のウイルス感染症「西ナイル熱」に感染発症したと発表。蚊によって媒介し、人から人への感染はないという。 |
| 10月 5日 | 国際赤十字社・赤新月社連盟は、2005年版の「世界災害報告」を発表した。昨年1年間に世界中で発生した自然災害と大事故は合計719件。死者数は過去10年間で最も多い24万9896人となる。そのうちスマトラ沖地震と津波による死者が22万4495人(4月末時点)に達する。 |
| 10月 5日 | ハリケーン「スタン」に伴う豪雨により、グアテマラのパナバフ村では大規模な土砂崩れで村落が埋没。死者行方不明1400人を出す惨事に。 |
| 10月 6日 | 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の研究者らは、探査機「はやぶさ」を使って調査中の小惑星イトカワについて、100万年に1回の平均確率で地球に衝突するという計算結果を発表。衝突した場合、広島型原爆65万個分に相当するエネルギーを出すと言われている。 |
| 10月 6日 | 理化学研究所や米航空宇宙局(NASA)などの国際チームは、7月9日に観測された「ガンマ線バースト」が、中性子星同士か、または中性子星とブラックホールの合体で発生したとする研究結果を、英科学誌ネイチャーに発表。 |
| 10月 8日 | パキスタン支配域のカシミール地方で大規模な地震が発生。M7.6。9万人が死亡し重軽症者10万人以上の大惨事となる。首都イスラマバードも被害があり日本人も2人死亡。インド側支配域のカシミール地方でも1300人が死亡。 |
| 10月19日 | 内閣府は、地震の際に地質の違いによる揺れ方の差を7段階で表す1キロ単位のメッシュマップ「表層地盤のゆれやすさ全国マップ」を公表。 |
| 10月31日 | 米航空宇宙局(NASA)は、5月にハッブル宇宙望遠鏡によって行った観測結果として、冥王星にこれまで発見されていない2つの衛星が存在する可能性があると発表。後にニクスとヒドラと名づけられる。46kmと61kmという小さな衛星。 |
| 10月20日 | 東京大地震研究所や東北大などの研究グループは、8月に発生したM7・2の宮城県沖地震の震源近くの深さ20〜35kmで、太平洋プレートが屈曲していることを、大規模な構造探査で確認。地震を発生させた地下の破壊現象が、ここで止まった可能性があるという。 |
| 10月28日 | 厚生労働省は、発生すれば国内だけで10万7千人が死亡すると予想されている新型インフルエンザについて、予防や治療、発生動向の把握など総合的な健康危機対策に取り組む推進本部を設置。 |
| 11月12日 | 8月に茨城県小川町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが検出された問題で、養鶏場側が県の調査を拒否し自ら調査したとして提出したデータに虚偽報告があったことが判明し、家畜伝染病予防法違反(検査妨害)の疑いで県警が捜査。 |
| 11月17日 | 国土交通省は、東京、千葉、神奈川の3都県のマンションとホテル計21棟で、設計事務所が偽造した構造計算書が使われていたと発表。14棟は既に完成しており、震度5強で倒壊の危険があるという。 |
| 11月20日 | 宇宙科学研究所が打ち上げた「はやぶさ(MUSES-C)」が小惑星イトカワに着陸。世界で始めて小惑星着陸に成功する。26日にも再度着陸。離陸後、トラブルで行方不明となるが、翌年確認。イオンエンジンの再始動に成功し、地球への帰還の途につく。地球到着は2010年以降の予定。 |
| 11月25日 | スイス・ベルン大などの研究チームが、南極東部で氷床から採取した氷柱を使って昔の大気中のCO2濃度を分析したところ、現在のCO2濃度は約65万年前までさかのぼっても過去最高であることが明らかになったと、米科学雑誌サイエンスに発表。 |
| 11月25日 | 米疾病対策センター(CDC)が、新型インフルエンザの対策を研究するという理由で、1918年に猛威を振るったスペイン風邪ウイルスを遺伝子工学を用いて再現し、生物兵器に転用の恐れがある「指定病原体リスト」に登録していたことが明らかになる。人インフルエンザの登録は初めて。 |
| 11月25日 | 台湾の知的財産局(TIPO)は、インフルエンザ治療薬タミフルの供給が尽きた場合、「強制実施権」に基づいたタミフル製造が容認されるとして、製造元のスイス製薬大手ロシュの許諾なしに台湾がタミフルを製造できる、との見方を示す。 |
| 12月 2日 | 米海洋大気局(NOAA)は、大西洋中部で発生した熱帯暴風雨イプシロンがハリケーンに発達したと発表。これで今季14個目のハリケーンとなり、1969年の記録を抜き、史上最多となる。熱帯暴風雨も過去最多の26個。温暖化の影響と考えられる。 |
| 12月 3日 | オーストラリア西部の広い地域で、隕石の落下が観測される。ウエスタンオーストラリア州を南西に横切るように大気圏に突入し、南の海上に落ちた可能性が高いとみられる。 |
| 12月12日 | パキスタン北部カシミール地方で、10月8日に発生したパキスタン大地震で被災した40歳代の女性が2か月ぶりにがれきの下から救出される。食料とともに瓦礫に閉じ込められたため生き延びたと見られる。 |
| 12月29日 | ペルー北部のアマゾンのジャングル地帯に住む先住民アグアルナ族の人々の間で、12月初めから吐血などの疾病症状があらわれている。正体不明。
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| 12月29日 | 秋田県湯沢市高松の泥湯温泉の共同駐車場で、硫化水素ガスが発生し、宿泊に来ていた一家4人が死亡。31日には住民に避難勧告が出される。現場検証で致死量に近い118〜130ppmほどが観測される。 |
| 12月 | 翌年2月まで全国的に豪雪。平成18年豪雪と命名。昭和38年1月豪雪(いわゆる三八豪雪)以来の命名となる。全国で死者152人、重軽症者2100人。雪崩93件など。名古屋市や鹿児島市で積雪の記録を更新し、通常積雪のない八丈島や宮崎市でも積雪を観測。暴風雪が多発し、各地で大規模停電が発生。12月25日には羽越本線砂越駅〜北余目駅間で特急「いなほ14号」が暴風によって脱線転覆し養豚場に激突。死者5人、負傷者33人を出す事故も発生。 |
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| 2006(平成18)年 |
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| 1月 1日 | 世界標準時の元日午前0時00分00秒(日本時間同日午前9時00分00秒)の前に、31日午後11時59分60秒(同1日午前8時59分60秒)という「うるう秒」が挿入される。地球の自転がわずかずつ遅くなっているので調整のため。 |
| 1月 1日 | 真夏の南半球オーストラリアのシドニー近郊にあるキングスフォード・スミス国際空港で最高気温が45度を突破する。 |
| 1月 8日 | 長野、新潟県で大雪。山間部では孤立する集落が続出。 |
| 1月12日 | ロシアのウラルから西シベリアにかけて100年に一度と言う寒波が襲来。各地でマイナス50度以下になる。 |
| 1月15日 | 彗星のちりや星間物質を採集した米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「スターダスト」の試料カプセルが、米国ユタ州内の米軍基地に着陸。 |
| 1月15日 | 各地で3月なみに気温が上昇。1月はじめからの大雪もあって融雪が進み雪崩が相次ぐ。12月からの死者が90人を突破。沖縄県宮古島では例年より2ヶ月以上も早くイワサキクサゼミが鳴き始める。 |
| 1月17日 | 放射線医学総合研究所や東北大学などの研究で、阪神大震災の1ヶ月前から、震源地の北東約25キロにある神戸薬科大で測定していた大気中のラドン濃度データが急上昇していたことが明らかになる。ラドンは地中に含まれる放射性物質。 |
| 1月17日 | 大規模災害に備えて国や東京都が食糧などを備蓄している都内の倉庫19か所のうち、過半数の10か所(備蓄量にして7割以上)が大規模水害時の浸水想定区域内にあることが、政府の中央防災会議の調査で明らかになる。 |
| 1月18日 | 東大医科学研究所の研究チームが、1918年に大流行したインフルエンザ「スペイン風邪」のウイルスを、遺伝子配列情報を元に人工的に作り出し、サルに感染させると、異常な免疫反応が起きて致死性の肺炎になることを発見。英科学誌ネイチャーに発表。 |
| 1月20日 | BSE(牛海綿状脳症)対策でアメリカからの輸入が禁止されていた危険部位の脊柱が付いた牛肉が成田空港で発見される。米政府の検査官が、特定危険部位である脊柱が付いた肉を日本に輸出できないことを知らなかったという非常に御粗末な原因による。このため、日本側は輸入を中断、吉野家などでも牛丼の再開を延期するなど波及。 |
| 1月21日 | 22日にかけて、関東南部、東海地方、西日本で大雪。東京都心でも8年ぶりの大雪となり、交通が麻痺。1都3県でこの日だけで200人近くが負傷。 |
| 1月23日 | アメリカ・ブッシュ大統領の一般教書演説で、はじめて地球温暖化防止対策の必要性について言及がなされる。これまでは経済活動に影響があるとして、温暖化については人間の活動を原因とする説に否定的だったが、環境の悪化や、排出権取引などの活発化に伴い、財界から対策の実施を求める動きが出たためと思われる。 |
| 2月 6日 | ロシアのアブドサマトフ天体観測研究所研究員は、太陽活動の停滞から、6〜7年後に世界の気温が次第に低下し始め、 17〜18世紀に続く「ミニ氷河期」に入る可能性があるとロシア通信のインタビューに対し答える。 |
| 2月 8日 | 米農務省の監察官事務所によるBSE(牛海綿状脳症)対策監査で、米国内の食肉処理施設がBSE感染の兆候とされる歩行困難牛20頭を原因不明のまま食肉処理していたことが判明。 |
| 2月 8日 | アフリカ大陸ではじめてのH5N1型鳥インフルエンザが確認される。 |
| 2月10日 | 秋田県仙北市の乳頭温泉郷にある温泉旅館付近で雪崩が発生し、露天風呂に入浴していた客や近くで除雪作業中だった作業員ら十数人が巻き込まれ、1人が死亡、16人が怪我。 |
| 2月11日 | イタリア、ギリシャの両国で、H5N1型鳥インフルエンザが確認される。欧州では初めて。 |
| 2月12日 | 将来懸念される富士山の噴火による被害軽減のため、避難の時期や対象地域、臨時火山情報を気象庁が出した段階で、火口付近への立ち入り自粛を求めるなどを方針に盛り込んだ富士山火山広域防災対策基本方針がまとまる。 |
| 2月16日 | ドイツでもH5N1型鳥インフルエンザが確認される。渡り鳥によるものと考えられる。 |
| 2月17日 | フィリピン中部の南レイテ州のギンサウゴンで豪雨による土砂崩れが起こり、約1平方キロにわたって村が埋没。少なくとも200人が死亡、約1500人が行方不明になる。 |
| 2月28日 | 千葉県一宮町周辺でカズハゴンドウイルカ約70頭が砂浜に打ち上げられる。 |
| 3月 4日 | インド洋に浮かぶ仏領レユニオン、仏領マヨット、マダガスカル、モーリシャス、セイシェルなどでアジア・タイガー蚊によるチクングンヤ熱と呼ばれる感染症が大発生し、仏領レユニオンでは、人口78万人のほぼ4分の1に当たる18万6000人が感染し、これまでに93人が死亡したと発表。 |
| 3月29日 | アフリカや中央アジアで皆既日食。 |
| 3月21日 | 北海道釧路市阿寒町の雌阿寒岳がごく小規模の噴火。火口が二つ出現。 |
| 4月14日 | 大地震にも強いといわれる五重塔の耐震性の謎を調べる実験が、防災科学技術研究所で行われる。強い理由の有力な説の一つとされてきた「心柱振動吸収説」について、心柱の有無で試したところ、結果に差がなかったことから、この説には疑問符がつく結果となる。 |
| 4月16日 | モナコ公国元首のアルベール2世が、地球温暖化問題の啓発キャンペーンのため、探検家や登山家ら7人と犬ぞりで北極点に到達。北極点に到達した初の国家元首という。北極点周辺でも氷が溶け始めている現象を確認したと言う。 |
| 4月21日 | 午前2時50分。伊豆半島東方沖地震発生。M5.8。静岡県伊東市で最大震度6弱。はじめ震度7と速報され、その後震度4と発表されるなど地震情報で混乱が生じる。軽傷者3人。関東平野で長周期振動が観測される。 |
| 4月17日 | 水産庁がまとめた平成17年度の資源評価で、クロマグロとミナミマグロの資源状態の世界的な悪化に改善の兆しがみられず、資源回復のためには漁獲量削減が必要なことが判明。さらに安定していたメバチマグロも減少し始めていることが明らかになる。 |
| 4月29日 | 農林水産省は、英国政府から鳥インフルエンザH7N3型が発生したという連絡を受け、英国からの生きた鳥と鳥肉の輸入を一時停止。 |
| 5月 6日 | 米航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡が、木星の南半球にある大赤斑の横に現れたに赤い目玉模様の観測に成功。巨大な嵐の渦と考えられる。 |
| 5月12日 | シュバスマン・ワハマン第3彗星が地球に接近。1200万kmを通過。接近中に核が分裂しているのが観測される。この彗星は、太陽系を5.4年周期で一周する。1930年に発見後、1979年に再発見されるまで半世紀にわたり行方がわからなくなっていたなぞの彗星で、国立天文台が各地に観測情報を求める。 |
| 5月13日 | インドネシアのメラピ山の火山活動が活発化。火砕流の危険があるとして、住民に避難指示。 |
| 5月19日 | 世界保健機関(WHO)によると、西アフリカのアンゴラでコレラの感染が拡大し、死者数は19日までに約1300人を突破、1991年のペルーでの大流行以来最大規模の感染被害となっていることが判明。 |
| 5月25日 | 海洋研究開発機構と米海洋大気局(NOAA)などが、マリアナ諸島のロタ島北西60キロに位置する海底火山「NWロタ―1」に、無人探査機で接近し、激しく噴煙を上げる海底火山の撮影に初めて成功した様子が英科学誌ネイチャーに掲載される。2005年10月、海洋調査船「なつしま」とケーブルで接続されたテレビカメラ搭載の無人探査機「ハイパードルフィン」が、水深533メートルの噴火口に約3メートルまで近づき撮影。岩石を採集した。 |
| 5月27日 | インドネシア、ジャワ島中部でM6.2の大きな地震が発生。5000人以上が死亡、3万5000棟が崩壊。ジョグジャカルタの世界遺産ロロ・ジョングラン寺院も崩壊。 |
| 5月28日 | パプアニューギニアのニューブリテン島付近で、マグニチュード6・2の強い地震が発生。前日のジャワ島中部の地震との関連は不明だが、この付近からイランにかけてのプレート境界線付近で地下の活動が活発になっていると言う説があり、スマトラ大津波を引き起こした大地震や、イラン、パキスタンでの大規模地震、インドネシアの火山活動などが相次いでいる。 |
| 5月28日 | 農林水産省水産総合研究センターが中心となって、ノロウィルスがどのようにして牡蠣に蓄積されるのか、3年がかりで調査することを決定。ノロウィルスは人間の体内で増殖後、排泄物とともに下水に流され、下水管を経て海に至り、プランクトンなどの体内を経て、牡蠣に蓄積されると考えられている。 |
| 5月 | 4月から5月にかけて、岩手県内で季節はずれのインフルエンザが流行。学校閉鎖が相次ぐ。北海道や沖縄でも季節はずれの流行。 |
| 6月 1日 | 厚生労働省の人口動態統計(概数)で、2005年の、1人の女性が生涯に産む子供数の推定値である合計特殊出生率が1・25と判明し、5年連続で過去最低を更新しなったことが明らかとなる。さらに出生数から死亡数を引いた「自然増加数」は、統計を取り始めた1899(明治32)年以来、初の減少となるマイナス2万1000人で、「人口減少元年」と称されることになる。 |
| 6月 3日 | 米オハイオ州立大とロシアや韓国の研究者グループは、南極で上空からレーダーで測定した地形と、衛星による重力データを重ね合わせた結果、直径約500キロのクレーターがあることを発見。2億5000万年前の大絶滅期のものとも考えられるという。 |
| 6月 7日 | 桜島の昭和火口付近で小規模の噴火。噴煙の高さは約1000メートルに達する。同火口付近の噴火は1946年に溶岩を流出した大噴火以来60年ぶり。 |
| 6月 8日 | 海洋研究開発機構などの研究グループの分析で、1997年から98年にかけて北極海で氷が大幅に減少し、その後も回復していないのは、太平洋から暖かい水が流れ込んで北極海が温暖化したためだとの結果が明らかになる。 |
| 6月 8日 | 滋賀県の調査で、琵琶湖周辺に生息する固有種など多くの生物が、2000年時と比べて、絶滅の恐れが高まっているという結果が明らかになる。生息数の減少が懸念され調査対象となった動植物は、約190種増えて1270種に。琵琶湖では温暖化により酸素濃度が変化していると言われている。 |
| 6月12日 | 大分県中部を震源とするやや強い地震が発生。大分県佐伯市と広島県呉市、愛媛県今治市などで震度5弱。震源の深さは146キロ、マグニチュードは6・2。大分、宮崎両県などで計8人が重軽傷。 |
| 6月13日 | 沖縄本島で、8日から始まった集中豪雨により土砂崩れが相次ぐ。那覇市首里鳥堀町では、地上3階・地下2階の賃貸マンションが、地盤の流出などで傾き始め、住民が避難。 |
| 6月16日 | 5月から全国で続いている日照不足で、気象庁が注意を呼びかける。北陸地方などでは過去最低に。天候不順が原因。野菜などが高騰。低いところでは平年の10%程度、比較的日照のあった場所でも5〜6割程度しかない状態。 |
| 6月18日 | 鳥取県衛生環境研究所が2005年4月15・16日に調査したデータから、黄砂を含む大気中から通常平均値の10倍以上のマンガンやヒ素などが含まれていることが判明。中国の大気汚染が原因と考えられる。 |
| 6月19日 | 秋田県横手市で、腸管出血性大腸菌O157の感染者が相次ぐ。県健康推進課では、感染者の多くが、横手市の「秋田ふるさと村」で開かれた動物と触れ合うイベントの参加者だったため、経口感染したのではないかという。 |
| 6月21日 | 英ニューカッスル大は、地球温暖化がきっかけで起こると考えられているヨーロッパ北部などの急激な寒冷化について、日本など東アジア地域は、欧米ほど深刻な影響を受けないとの研究結果を発表。 |
| 6月22日 | 埼玉医大病院で2005末までの約2年間に、入院患者約100人から複数の抗生物質が効かない多剤耐性緑膿菌が検出され、うち男女6人が死亡していたことが判明。 |
| 6月24日 | 英ロンドン大などの研究チームは、牛海綿状脳症(BSE)の牛を食べて発病するとされる変異型クロイツフェルト・ヤコブ病は、感染から発病までの潜伏期間が、長い人で50年を超す可能性があるとの推定をたて、英医学誌ランセットに発表。 |
| 7月 1日 | 産業技術総合研究所が仙台平野の240箇所で調査した結果、869年に東北から関東を襲った貞観津波は、仙台平野で当時の海岸線から約3キロ内陸にまで達していたことが判明。 |
| 7月 3日 | 6月の降水量が、九州や沖縄で平年を上回る量だったのに対し、東北・北陸地方では場所によって平年の20%に満たない記録的な少雨だったことが判明。また梅雨のない北海道でも低気圧の影響で大雨だったことがわかる。 |
| 7月 7日 | スペインでもH5N1型鳥インフルエンザを確認。 |
| 7月15日 | 国立感染症研究所の調査で、アデノウィルスによる咽頭結膜熱(プール熱)が大流行していることが明らかとなる。小児科などからの報告では1月から6月下旬までで約4万1500人が感染。実際にはその約10倍に達しているという推測もある。 |
| 7月15日 | 同月24日にかけて、長野県、福井県、京都府、岡山県、島根県、宮崎県、鹿児島県などで非常に局地的に豪雨が連続。平成18年7月豪雨と命名。死者26人、行方不明1人。 |
| 7月15日 | 海洋研究開発機構の無人深海巡航探査機「うらしま」が、三重県南方沖約40kmの深海底で、海底下の地層から大量の泥が火山のように噴出した地形を詳細に観測。 |
| 7月17日 | インドネシアジャワ島の南岸に津波が襲来。死者行方不明者700人以上。 |
| 7月20日 | ドイツのマックスプランク研究所と米バイオ企業の454ライフサイエンシズが、約3万年前に絶滅したネアンデルタール人の遺骨から、遺伝子を抽出し、全遺伝情報(ゲノム)解読に取り組むと発表。 |
| 7月22日 | 台風4号に直撃された中国南部でこの日までに518人が死亡したことが明らかになる。湖南、広東両省などで2645万人が被災。家屋倒壊は約21万2000棟。295万人が緊急避難。一部では死者数をごまかす動きもあり当局が指導。 |
| 8月 1日 | 研究機関や事業者、公共施設向けの、気象庁の「緊急地震速報」の提供がスタート。 |
| 8月 3日 | 沖縄県の石垣島北西約50キロの海底火山「鳩間海丘」(水深1470メートル)から噴出する青い熱水を海洋研究開発機構の潜水調査船「しんかい6500」が撮影。青い熱水は初めて。火山ガス中の硫黄分と海底の銅や鉄が反応したためと考えられる。 |
| 8月 7日 | フィリピンのルソン島にあるマヨン火山の活動が活発化。一日で6回噴煙を上げ、溶岩がふもとに到達。 |
| 8月12日 | 上空に寒気が入ったため、本州各地で落雷。都心で落雷により電車が停止したほか、全国で38万戸が停電。北陸から甲信越にかけて集中豪雨となり、富士山では「氷あられ」が降り積もる。 |
| 8月17日 | 米航空宇宙局(NASA)は、太陽の爆発現象を探るための「Solar Terrestrial Relations Observatory(略称:STEREO)」計画を発表。2基の観測用人工惑星(太陽に対して公転軌道を回る人工衛星)を使い、太陽を3次元観測するというもの。 |
| 8月18日 | 世界気象機関(WMO)と国連環境計画(UNEP)は、南北両半球の緯度30〜60度の地域で大気中のオゾン層の回復に関する予測を発表。それによると、オゾン層が1980年以前の水準に回復するのは2049年。2002年の予測に比べ、回復が5年遅くなる。 |
| 8月21日 | 厚生労働省は今年上半期(1〜6月)の人口動態統計速報をまとめ、出生数は前年同期比1万1618人増の54万9255人となり、上半期ベースで2000年以来6年ぶりに前年を上回った。これは経済状況がやや改善したため、結婚する人が増加したこともあるが、中絶件数が減ったのも理由のひとつと考えられている。 |
| 8月24日 | チェコのプラハで総会を開いている国際天文学連合(IAU)は、冥王星を惑星から除外することを賛成多数で決定。太陽系の外縁部に同規模の小惑星が多数発見され、また他の8個の惑星と比べても大きさや軌道が異なるのが主な理由。同様の小惑星3個を惑星に昇格させる動きもあったが、結局冥王星を降格させることでまとまった。冥王星が惑星と定められていたのは1930年の発見から76年間となる。天文学者の大半が賛成する一方で、文化人の多くが反対する声明を出した。その後、冥王星は準惑星と呼ばれるようになり、同様の外縁天体を冥王星型とするようになる。 |
| 8月28日 | 鹿児島市の最低気温は24・2度まで下がり、7月7日以来52日ぶりに25度を下回った。51日間続いた25度以上の「熱帯夜」の記録は観測史上最長。 |
| 8月31日 | 警視庁が実施した意識調査で、都内の約5000か所について震災時の危険性を5段階で予測した都の「危険度ランク」について、81・9%の住民が「知らない」と回答したことが判明。 |
| 9月 2日 | 文部科学省は、首都直下型地震への対策として、2007年度から5年計画で地下構造の詳細な調査を実施することを決定。震度2〜3の揺れを感知できる地震計を1都8県に5km間隔で800箇所に設置し、震度1以下の小さな揺れが観測可能な高感度地震計も3か所増設して23箇所として、20km間隔で観測できるようにする。 |
| 9月 9日 | ウイルス性の熱帯病「デング熱」がマニラ首都圏を中心にフィリピン各地で流行。同保健省のまとめで、1月から9月9日までの患者総数は1万4915人、死者数は188人。 |
| 9月17日 | 台風13号が九州を縦断。8人が死亡1人が行方不明。宮崎県延岡市では竜巻が市街地を縦断し、特急列車が横転。 |
| 10月 3日 | 国連の世界気象機関(WMO)は、米航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)のデータから、南極上空に今年発生したオゾンホールが過去最大だった2000年の水準に並ぶ規模に発達したと発表。 |
| 10月15日 | ハワイ州のハワイ島やオアフ島でM6.6の大きな地震。家屋の破壊、がけ崩れなどが起こる。オアフ島は全島がほぼ停電に。マウナケア山頂にある「すばる望遠鏡」にも被害。 |
| 10月30日 | 英国政府は、気候変動の影響を包括的にまとめた報告書を発表。それによると、温暖化対策を取らなかった場合、今後50年間で地球の平均気温が2〜3度上昇すると予測。海面上昇で1億人が移住を余儀なくされ、2億人が自宅を失い、最多で種の4割が絶滅に瀕し、世界経済が2割縮小すると指摘。 |
| 11月 7日 | 北海道佐呂間町若佐地区は、距離で1キロ、最大で幅200メートルの細長い帯状に竜巻が通過。作業員宿舎などが大破し、9人が死亡。 |
| 11月15日 | 午後8時15分頃、千島列島シムシル島東方沖で地震発生。M7.9。国内での最大震度は2。津波警報が出されたが、予想ほど大きい波は観測されず。一方、警報も注意報も出なかった西日本や沖縄でも津波が観測される。ハワイやアメリカ西海岸でもかなり大きな津波が観測された。また、警報が出ているのに避難した住民が非常に少なかったことが問題になった。和歌山県太地町の太地湾にあるいけすでは、いけすが揺さぶられて中のイルカが死亡。 |
| 11月15日 | 韓国の通信社・聯合ニュースは北朝鮮で11月初めから、伝染病のしょうこう熱の感染が急速に広がっていると報道。 |
| 11月16日 | 米航空宇宙局(NASA)のエックス線天文衛星「チャンドラ」は、超新星爆発後の残骸の周囲で猛烈に加速しながら電子が飛び散る現象をとらえた。超新星爆発は、地球に降り注ぐ高エネルギー粒子の発生起源と考えられる。 |
| 11月19日 | 大西洋横断クルーズ中の米客船「カーニバル・リバティー号」で、乗員140と乗客530人以上がノロウイルスに集団感染したとみられることが判明。乗客14人と乗員5人の症状が改善せず隔離される。 |
| 11月20日 | 土木学会と日本建築学会による合同研究により、巨大地震で発生する「長周期地震動」によって、名古屋市や大阪市では超高層ビルが大きく損傷する可能性があることが明らかになる。 |
| 11月21日 | 京都市の60歳代の男性がフィリピンで狂犬病に感染し、帰国後に発症して死亡。日本人の海外での感染は36年ぶり。国内での感染例は1956年を最後に例はないが、海外では一般的な病気で、ワクチン接種がないまま感染すると、発症後はほぼ100%死亡する。 |
| 11月30日 | アテネ考古学博物館や英カーディフ大などの研究チーム、ギリシャのアンティキテラ島沖の海底に沈んだ難破船から、1901年にばらばらの状態で発見された紀元前150−100年の謎の青銅製機械が、日食や月食のほか、惑星の動きまで分かる精巧な手動暦計算機である可能性が高まったと英科学誌ネイチャーに発表。 |
| 12月 1日 | 米航空宇宙局(NASA)ジョンソン宇宙センターの研究者らが、2000年1月にカナダ西部の湖に落下した隕石から、46億年前の太陽系創成期にできた有機物が含まれていたことを突き止める。 |
| 12月 8日 | 国立感染症研究所感染症情報センターの調査で、ノロウイルスを主な原因とする感染性胃腸炎が、過去25年で最大の流行となったことが明らかになる。 |
| 12月 8日 | 独マックスプランク研究所などの調査で、アフリカ中西部のコンゴ共和国で、エボラ出血熱のためニシローランドゴリラが大量死し、ロッシ保護区西部では、5000頭以上が最近5年間でほぼ全滅したと推定されることが判明したと、米科学誌サイエンスに発表。 |
| 12月11日 | 米国立大気研究センターなどの研究チームは、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスが現在のペースで排出され続ければ、北極の氷の解けるスピードが加速し、2040年の夏には小規模の氷が残る程度になってしまうという研究結果を、米国地球物理学連合の学会誌「地球物理学研究レター」に発表。 |
| 12月18日 | 読売新聞の全国調査で、本州各地で4月から11月末までに、ツキノワグマ4737頭が捕獲され、うち9割の4250頭を殺処分されていたことが判明。異常気象による餌不足で里に下りてくる例が増加し、殺害されているものと見られ、熊の絶滅の可能性も取りざたされることに。 |
| 12月21日 | 三菱総合研究所の試算で、首都圏で大地震が起きたとき、都心部にいる約2000万人が一斉に歩いて自宅に帰ろうとすると、6時間以上混雑する地点が複数生じ、全員が帰宅するまでには約40時間かかり、初日だけでトイレ約1500万回分が必要となることが明らかになる。 |
| 12月 | ヨーロッパで異常暖冬。雪が降らず、スキー場など多くが閉鎖。オーストリアの研究者が、樹木の年輪などから過去の天候を推測したところ、アルプス地方では西暦755年以降で最も暖かい冬になったという。 |
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| 2007(平成19)年 |
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| 1月 7日 | 鳥取県は、災害時に届く救援物資について、個人の物品提供を原則として断る方針を決める。新潟県中越地震で、自治体職員が大量の物資の仕分けなどに追われて本来の活動に支障が生じたこと、無償で配られる物資が地元経済の復興を妨げること、などを検討した結果。 |
| 1月 7日 | 日本の南極観測隊医療班の調査で、無菌状態に近い雪や氷を解かした水を使っている南極の浴槽にも、重い肺炎を引き起こすレジオネラ菌が繁殖していることが判明。南極に来た人間が持ち込んだものと考えられる。 |
| 1月 8日 | 7日から8日にかけて、東日本を中心に20〜40mの暴風が吹き荒れる。急速に発達した低気圧によるもの。 |
| 1月11日 | 宮崎県清武町の養鶏場で鶏が多数死亡しているのが発見される。その後の調査で高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1型であることを確認。 |
| 1月12日 | カエルの感染症であるツボカビ症を国内で初確認。中米やオーストラリアなどで蔓延しており、感染力が強いことから、地域の両生類が絶滅する可能性もあり、生態系にとって脅威と言われている。 |
| 1月12日 | 硫黄島で、前年11月中旬から6週間で中央部の元山一帯が20cmも隆起する現象が確認される。もともと隆起の速い島だが、今回はそれに加えて火山活動に伴うものとみられている。 |
| 1月13日 | 千島列島シムシル島東方約200キロ付近でマグニチュードM8.2の地震が発生。北海道から紀伊半島までの太平洋岸と、伊豆・小笠原諸島に津波注意報。各地に数十cmの津波が観測される。注意報の出ていなかった鹿児島県などでも津波を観測。注意報の出た地域でもほとんどの人が避難しなかったことが問題になる。 |
| 1月22日 | 宮崎県日向市でも鶏が多数死亡しているのが発見され、その後、高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1型であることを確認。各地で風評被害が出るなどの騒ぎに。 |
| 1月26日 | 岡山県高梁市の養鶏場で採卵用鶏が死亡しているのが発見される。その後の検査で、H5亜型と判明。 |
| 1月30日 | 宮崎県新富町の養鶏場で、鶏が死亡しているのが発見される。その後の検査で岡山県と同様のタイプと判明。 |
| 2月 8日 | 独米などの国際研究グループは、胃がんの原因になるピロリ菌の遺伝子を調べた結果、人類がアフリカから世界中に広がり始めた約6万年前頃に感染し、共に進化しながら世界に広まったことを突き止め、英科学誌ネイチャーに発表。 |
| 2月28日 | 気象庁が定義する冬としては、気象庁が1876年(明治9年)に観測を開始して以来初めて東京で雪が一日も降らず。 |
| 3月25日 | 午前9時41分、能登半島地震発生。M6.9で、最大震度は、石川県七尾市、輪島市、穴水町で震度6強。小規模の津波あり。死者1人、重軽傷者358人。家屋全半壊2416戸。その他一部被害は2万棟以上。 |
| 4月 | 5月にかけて南関東をはじめ全国ではしかが流行。特にワクチン接種経験がない10代後半〜20代にかけて拡大し、大学の閉鎖などが相次ぐ。 |
| 5月13日 | 国の感染症発生動向調査で、「アメーバ赤痢」の患者が大幅に増え、2003年から4年間に届け出のあった患者のうち、70%が国内で感染し、10人が死亡していたことが判明。男女間の性交渉による感染が増加。 |
| 5月24日 | 海洋研究開発機構と東京大学のグループが、巨大噴火で大量の火山灰や火山ガスが広がる様子をコンピューターで再現することに成功し、日本地球惑星科学連合大会で発表。 |
| 7月16日 | 午前10時13分、新潟県中越沖地震発生。M6.8で、最大震度は新潟県柏崎市・長岡市・刈羽村、長野県飯綱町で6強。死者15人、重軽傷者2345人。家屋全半壊6940戸。数十cm〜1mほどの津波が発生。東京電力柏崎刈羽原子力発電所で火災や放射性物質の含まれた水が流出するなどの被害があり、対応や事前調査などの問題が指摘される。同日午後3時には震度6弱の最大余震も発生している。 |
| 7月16日 | 大阪府堺市、和泉市、富田林市などで集中豪雨。 |
| 8月23日 | 兵庫県尼崎市付近で集中豪雨。400戸以上が浸水。 |
| 9月 | 高知県大月町の柏島周辺の海域で、海水温の上昇で起きるサンゴの白化現象が確認される。 |
| 10月 1日 | 午前、神奈川県西部で地震。同日9時に一般向け緊急地震速報システムが起動するも、その運用開始直前だったために速報されず。また、観測機器は、P波を捉えてきちんと分析し速報を出したが、震源地に近い小田原市や箱根町では地震速報が出る前にS波が到達したため、運用後でも揺れには間に合わなかったと考えられる。 |
| 10月 1日 | 米航空宇宙局(NASA)は、クイックスキャット衛星を使って観測した結果、北極海を1年以上にわたって覆う多年氷の面積が、2005年より23%も激減し観測史上最低になったと発表。 |
| 10月 2日 | 中央防災会議は、東京湾北部を震源とするM7・3の首都直下型地震が起きた場合、最大で162万世帯373万人が家を失い、各自治体が最大限住宅対策をとっても、半年後の時点でまだ27万世帯以上が住宅を失ったままになるとの試算を発表。 |
| 10月 2日 | 国土地理院は、柏崎市内を通る西山丘陵で、長さ約15キロ、幅約1・5キロにわたり、最大で高さ15センチ盛り上がる「褶曲現象」が確認されたと発表した。中越沖地震の影響と考えられる。 |
| 10月 6日 | 本来はしかの流行シーズンを過ぎた9月以降も、九州や関西などで10代後半を中心に患者が続出していることが、国立感染症研究所のまとめで明らかになる。 |
| 10月 6日 | 大型で猛烈な台風15号による影響で、与那国島では午前10時54分に最大瞬間風速60・2メートルを記録、午前11時40分には最低気圧929・2ヘクト・パスカルを観測し、観測史上1位の値を更新。 |
| 10月 6日 | 京都議定書で義務づけられた温室効果ガス削減目標の達成に向け、2008〜12年に国内企業が途上国に技術や資金を持ち込むことで排出量削減とする「クリーン開発メカニズム(CDM)事業」235件を国が承認し、排出権として換算すると年平均1億14万トンに達することが経済産業省のまとめで明らかになる。政府はこの排出権を購入して目標達成のひとつに加える。 |
| 10月11日 | 平安時代に東北地方の太平洋沿岸を襲った「貞観津波」の新たな痕跡を、大阪市立大、東北大、東京大地震研究所などのチームが岩手県内で発見し、日本応用地質学会で発表。被害の広さから、M9クラスの地震だった可能性も指摘される。 |
| 10月12日 | ノルウェーのノーベル賞委員会は2007年のノーベル平和賞に、地球温暖化問題に取り組んでいるアル・ゴア前米副大統領と国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の両者に授与すると発表。 |
| 10月13日 | 台湾のニュースサイト「中国台湾網」などは、台湾南部でデング熱が流行し、台南市では同日までに市内で511人の感染者を確認。高雄市でも集団感染が発生しており、過去最大規模となる。 |
| 10月15日 | 日本経団連は、温室効果ガス削減に関する2013年以降の新たな国際協定の枠組みについて、電力や鉄鋼、石炭鉱業など世界の産業分野別に削減目標を定めることを盛り込んだ提言を発表。 |
| 10月25日 | ペルセウス座の方角に見えていたホームズ彗星が、23日には約17等だった明るさが、25日には40万倍の2.9等まで明るくなる。彗星の核から塵やガスが一気に噴出すアウトバースト現象と見られる。 |
| 10月27日 | 地震発生時の地盤の液状化が空港施設に与える影響を調べるため、北海道小樽市の石狩湾新港埋め立て地に作られた実物大の空港施設(滑走路や駐機場)を使って、爆薬で人工的に地震を発生させる世界初の実験が行われる。583箇所に仕掛けられた合計1.8tの爆薬により、施設に液状化現象が起こるのを確認。 |
| 10月31日 | 旱魃が続くオーストラリアのシドニー郊外で、庭の水撒きをしていた住人を注意した通行人と住人が喧嘩となり、住人が死亡する事件が発生。 |
| 11月 9日 | 米科学誌サイエンスに、地球に飛来する最高エネルギー宇宙線が、地球から比較的近い巨大ブラックホールから飛来していることを、17か国の科学者で構成される国際研究チームの観測で明らかになったことが発表される。 |
| 11月13日 | 米国の13の連邦機関が参加する「米国気候変動科学プログラム」がまとめた報告書が発表される。これによれば、北米地域が2003年に排出した温室効果ガスはCO2換算で推定約18億5600万トンに達し、全世界の27%。国別では85%が米国、9%がカナダ、6%がメキシコ。一方で、同地域の森林などの吸収量は推定約5億トンで、排出量の3割を切っているという。 |
| 11月15日 | バングラデシュにサイクロン「シドル」が上陸。1〜6mもの高潮による大水害が発生し、3000人以上が死亡。300万人近くが避難。 |
| 11月16日 | 国立感染症研究所が全国約5000か所の定点医療機関の集計により、例年よりも1ヶ月早くインフルエンザの流行が始まったことを確認。 |
| 11月17日 | 「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は、統合報告書を発表し、温暖化対策のシナリオ別コスト一覧表を示し、排出抑制策を厳しくすればGDP成長率を押し下げるが、対策が後手になれば、影響も大きくなり、結果的にコストは増加することを示す。 |
| 11月18日 | 風邪の原因のひとつでもあるアデノウィルスの変異型ウィルスで、過去1年半の間に、アメリカ国内で10人が死亡したことが、米国疾病予防センターの発表で明らかになる。 |
| 11月22日 | 北海道、東北、新潟県などで記録的な大雪。少なくとも23地点で記録を更新。 |
| 11月24日 | 北海道十勝岳上ホロカメットク山の安政火口付近で、大規模な雪崩が発生。日本山岳会北海道支部のパーティーが巻き込まれる。 |
| 11月27日 | 国連開発計画(UNDP)は、2007年版の「人間開発報告書」を発表し、地球温暖化がもたらす干ばつや気温上昇、降雨の不順による農業体制の崩壊で、水や食料が不足し、アフリカ大陸南部を中心に最大6億人が栄養失調になると指摘、また、洪水や台風で最大3億3000万人が移住する可能性があるとしている。 |
| 12月 1日 | 気象庁は、火山活動や防災を元に、新たな「噴火警戒レベル」を導入。5段階で活動状況、規制適用範囲、住民非難レベルなどを指定する。 |
| 12月17日 | 米ローレンス・バークレー国立研究所などの研究チームが、アラスカやシベリアで発掘された約3万〜3万5000年前のマンモスの牙とバイソンの頭骨の化石にある、焦げた跡を調査した結果、微細な隕石の破片を発見したと発表。隕石の衝突に巻き込まれた動物の化石例として初めての発見。 |
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| 2008(平成20)年 |
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| 1月 5日 | 大災害時に必要な「緊急輸送道路」に架かる橋のうち、3割に当たる約1万5000本が、阪神大震災や新潟県中越地震クラスの大規模地震で損傷・倒壊し、車両が通行できなくなる可能性が高いことが、国土交通省の調べで判明。 |
| 1月10日 | 中国衛生省は記者会見で、江蘇省南京市で、鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)に感染した子供からその父親に感染する「人から人への感染」を確認したと発表。 |
| 1月10日 | 米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所、1月30日に予想されていた火星への小惑星「2007WD5」の接近について、観測データを再分析した結果、75分の1と比較的高い確率で衝突があり得るとしていた予測をあらため、確率を1万分の1に引き下げ、最接近した場合でも火星から約4000キロ圏内に近づくことはないと訂正した。衝突した場合広島型原爆200個分のエネルギーが放出されると考えられていた。 |
| 1月16日 | 温暖化で氷床が融ける現象が起こっているグリーンランドに寒波が襲来。西部のディスコ湾は10年ぶりに凍結。温暖化でグリーンランドでは氷床が融けて、その下の地下資源に注目が集まっている。 |
| 1月18日 | 温暖化による降水量の増加で、シベリアの永久凍土が急速に溶けていることが、海洋研究開発機構とロシア科学アカデミーの共同研究で明らかになる。永久凍土が溶けると、道路などのインフラの損害や、牧草地の水没のほか、地中のメタンガスが放出され温暖化が加速する懸念がある。 |
| 1月24日 | 北京で開かれていた「砂漠化防止に関する国際会議」の閉幕式で、中国国家林業局の祝克列副局長は、中国では土地の荒廃(荒漠化)面積が国土の3分の1を占める263万6200平方キロメートル、砂漠化は5分の1の173万9700平方キロメートルと、砂漠化の被害が世界で最も深刻であると発表。 |
| 1月26日 | 能登半島で震度5弱の地震が発生。緊急地震速報一般運用後初の事例となったが、震度4と予測されたため速報はされず。 |
| 1月27日 | 福井県の外郭団体、財団法人若狭湾エネルギー研究センターが、太陽光を集めて高温状態をつくる「太陽炉」を利用して、二酸化炭素を分解消滅させることにが成功。一日当たり2キログラムのCO2を分解できるため、温暖化対策に期待される。 |
| 1月28日 | 横浜市で同じ学校や医療機関の共通性を持つ5人が耐性インフルエンザウィルスに感染。患者はいずれも治療薬を飲む前であったため、薬による耐性化ではなく、耐性化していたウィルスに小規模集団感染したものと考えられる。 |
| 1月28日 | 福田首相は、衆議院予算委員会で日本の長期的な温室効果ガス削減目標について、「我が国として2050年に半減する。20年もしくは30年の間にピークアウトする(排出量をマイナスにする)」と述べる。 |
| 2月 4日 | 米サンディア国立研究所の研究チームが、1908年6月にシベリア中部ツングースカで起こった大爆発について、これまで考えられた規模の3分の1以下の天体爆発が空中で起きたのが原因とする新説を発表。従来考えられていたより小規模の天体でも十分な被害を出す可能性が指摘される。 |
| 2月 4日 | 厚生労働省の西山正徳健康局長は、参院予算委員会で質問に答えて、新型インフルエンザが国内で流行した場合、「1日あたりの最大入院患者数は、8週間続くとした場合、約10万人となる」という推計を明らかにする。厚生労働省の試算では最悪の場合、2500万人が感染し、うち200万人が入院、死者は約64万人に上るとしている。 |
| 2月 9日 | 高村外相とロシアのイワノフ第1副首相がドイツミュンヘン市内で会談し、日本がロシアから温室効果ガスの排出量を獲得することについて話し合う日露政府間協議を始めることで合意。 |
| 2月14日 | 国連の気候変動枠組み条約事務局のイボ・デ・ブア事務局長が来日し、7月の北海道洞爺湖サミットで、議長国の日本自らが具体的数値目標を掲げ、会議を主導するよう求める促し、排出権取引についても導入を求める。 |
| 2月16日 | 日本、韓国、中国、モンゴルの4カ国の情報を元に黄砂の飛来状況を研究する予定が、中国が国家機密を盾に情報開示を拒否していたことが明らかになる。中国はその後も、黄砂の原因を、韓国や日本で発生している可能性もあると報道するなど問題をそらす動きを見せる。 |
| 2月18日 | 政府の中央防災会議は、中部・近畿地方で内陸地震が起きた場合に震度6強以上の揺れや火災の被害を受ける恐れがある国宝・重要文化財(建造物)をまとめる。京都市直下の地震では被災の可能性がある建造物は250件以上に上るという。 |
| 2月20日 | 山階鳥類研究所は、環境省や米国魚類野生生物局と共同で、希少動物のアホウドリの雛10羽を、繁殖地の鳥島から350km南の小笠原諸島聟島へ移送し人工繁殖実験に入る。これはアホウドリ最大の繁殖地である鳥島が活動中の火山で、繁殖地が壊滅してしまう危険があるため。アホウドリはかつて500万羽以上いたと言われるが、20世紀前半に大量に殺され、鳥島に残るわずか500羽を残し絶滅寸前まで追い込まれた大型の海鳥。 |
| 2月23日 | 25日にかけて三陸沖に発達した低気圧により、関東甲信越・東北・北陸地方を中心に20〜30mの暴風。停電、鉄道の運休、事故、火災が相次ぎ、24日には東京で砂塵が舞い上がって都市を覆う風塵を観測。富山湾で高波が発生し、入善町を中心に3棟が全半壊、200棟以上が浸水し、2人が死亡。 |
| 2月28日 | 神戸大学大学院理学研究科のパトリック・リカフィカ特別研究員と向井正教授が、太陽系の海王星以遠天体の軌道が傾いていたりゆがんでいる原因として、地球から100天文単位ほどの太陽系の外縁に地球に近い質量を持つ惑星が存在する可能性があることを発表。冥王星が惑星から準惑星へ格下げされたため、新たな第9番惑星として注目される。 |
| 2月 | 前年に続き、南関東、北海道、九州北部などではしかの感染が拡大。年齢層もほぼ同じ10代後半〜20代。 |
| 3月 1日 | 厚生労働省は、インフルエンザ治療薬「タミフル」の副作用について、劇症肝炎の報告例があったことを医師などに向けた医薬品・医療機器等安全性情報に掲載し、注意を喚起。 |
| 3月 3日 | 大規模な黄砂が到来。中国側が情報提供を拒否するなどの問題も発生。 |
| 3月 7日 | 阿蘇山測候所が、阿蘇中岳第1火口の南側火口壁で、1993年以来15年ぶりに火炎現象を確認。噴出した火山ガスが熱せられて炎が上がるように見える現象。 |
| 3月10日 | 内閣府のアンケート調査で、首都直下型の大地震の際に、政府が混乱を避けるために都心での一時収容を想定している「帰宅困難者」の多くが、地震直後に自宅に帰ろうとする考えであることが判明。内閣府では、交通網の寸断などにより、自宅までの距離が10kmを超えた場合、1km遠ざかるごとに1割の人が帰宅不能となり、20kmを超える人は全員帰宅できないとしているが、自宅まで20kmの人でも7割が帰宅を目指すとみられる。 |
| 3月14日 | 平成5年9月の東海豪雨で浸水被害を受けた名古屋市西区と愛知県西枇杷島町(現清須市)の住民37人が、河川を管理する国と県に計約1億4800万円の損害賠償を求めた訴訟について、名古屋地裁は、国と県の河川管理に落ち度はなかったとして住民側の請求を棄却。住民側は「行政が早期に洗堰(あらいぜき・江戸時代に作られた堰)のかさ上げや閉鎖をせずに放置した」として国や県の管理に落ち度があったと主張し、国側は「新川や洗堰に比べて庄内川下流域の方が安全度が低く、この流域を先に強化する当時の改修計画は合理的だった」と反論していた。 |
| 3月25日 | 中央防災会議は、1947年のカスリーン台風と同規模で利根川が氾濫を起こした場合の、6パターンの決壊で被害を試算し公表。茨城県古河市の堤防が決壊した場合、住民の4割が避難しても死者は近隣の3800人に達するという。 |
| 3月25日 | 愛媛大と東北大、米カリフォルニア工科大などの研究チームが、地球からろくぶんぎ座の方向に125億光年も離れた17個の銀河を、欧米のハッブル宇宙望遠鏡で観測したところ、直径が約4000光年と銀河の十分の一もない小さく、宇宙誕生から10億年程度しか経っていない頃の生まれたて銀河であることが判明。 |
| 3月26日 | 230万光年離れたアンドロメダ銀河から延びる星の川「アンドロメダの涙」が、8億年前に同銀河と衝突した、重さがアンドロメダより400分の1ほどしかない小さな銀河の残骸が広がった結果であることが、専修大と筑波大の研究で明らかになる。 |
| 3月28日 | 宇宙葬を手掛ける米セレスティス社は、2009年にも、遺灰をロケットで月面に送り届ける新サービスを開始すると発表。 |
| 4月 1日 | 京都議定書の温室効果ガス削減に関する第一約束期間が始まる。日本の公約は、排出量を1990年と比べてで6%減らすことなので、その後の増加分をプラスすると、実際には13%ほどの削減が必要となる。 |
| 4月 5日 | 甘利経済産業省は、電力消費が多い白熱電球を4年後の2012年までに国内での製造・販売を中止し、電球形蛍光灯への全面切り替えを完了させる方針を正式に表明。消費電力を元にすると、全世帯が交換した場合の温室効果ガス削減量は、家庭の排出量の1・3%に当たる約200万トンといわれる。 |
| 4月 9日 | 百日ぜき患者の報告が急増し、過去10年で最も多かった2000年の水準を大きく上回っていることが国立感染症研究所の調査で明らかになる。成人の感染者が増加。 |
| 4月 9日 | 海外で新型インフルエンザが発生した場合の対応法が、関係省庁対策会議で決定される。発生地域の日本人に速やかな帰国を促すとともに、入国できる場所を成田、中部、関西、福岡の4空港と、横浜、神戸、関門の3港に制限。航空会社などに、インフルエンザ特有の症状が疑われる人を搭乗させないよう協力を求め、発生国に残された日本人には、在外公館で備蓄しているタミフルなどの抗インフルエンザ薬の配布を検討する。また自衛隊機による邦人輸送、航空機の運行自粛要請、外国人へのビザ発給停止なども含まれる。 |
| 4月11日 | 宇宙航空研究開発機構は、月周回軌道上の「かぐや」 がハイビジョンカメラによる「満地球の出」の動画撮影に成功したと発表。満地球が撮影できるチャンスは年に2回しかない。 |
| 4月14日 | 3月に帰国した第48次南極観測隊越冬隊の宮岡宏隊長(国立極地研究所准教授)が会見し、昭和基地で観測を続けている温室効果ガスのメタンの濃度が、2000年から2006年までは、ほぼ横ばいだったのに対し、2007年に上昇に転じたと発表した。昭和基地で観測している二酸化炭素濃度は、上昇し続けていて、2007年に380ppmを超えた。温室効果によって気温が上がると、凍土中や海底のメタンが放出されやすくなり、さらに温暖化を加速して、さらに放出されると言う悪循環を招くと言われている。 |
| 4月14日 | 東芝ライテックは14日、一般白熱電球の製造を2010年をめどに中止すると発表。経済産業省が温室効果ガス排出削減のため、白熱電球から電球型蛍光灯に切り替える方針を示したのを受けての措置とみられる。 |
| 4月18日 | 関東地方各地で強風が吹き、千葉県市原市の三井造船千葉事業所では、資材運搬用の70mクレーンが強風で倒壊。 |
| 4月24日 | 政府の地震調査研究推進本部は、各地で地震による強い揺れが起きる確率を示した2008年版「地震動予測地図」を発表。http://www.jishin.go.jp/main/chousa/08_yosokuchizu/index.htm |
| 4月27日 | サイクロン・ナルギスがミャンマーに上陸。暴風雨、高潮、洪水により、死者行方不明者13万8000人。ミャンマー政府は当初、一部を除き各国の支援を拒否。さらに憲法改正の国民投票も強行した。 |
| 4月28日 | 沖縄県・先島諸島でマグニチュード5.2の地震があり、宮古島市で震度4を観測。気象庁は地震発生から10.6秒後に、一般向けの緊急地震速報を初めて発表したが、震源地に近い宮古島では揺れが到達して約5秒後であった。地震速報は初期のP波と揺れの大きいS波という異なる振動のタイムラグを利用して警報を出す仕組みなので、震源地に近いところでは揺れるまでに間に合わない。逆に一定以上離れた場所では、予報として効果がある。 |
| 4月29日 | 秋田県と環境省は、十和田湖畔で死んでいた白鳥から検出された鳥インフルエンザウイルスが強毒性のH5N1亜型だったと発表。 |
| 4月30 | 厚生労働省が、生活保護受給者は特許が切れて安価で製造できるジェネリック(後発)医薬品を使うよう、自治体に指導を指示していた問題で、従わない場合の手当打ち切りなどの対応を撤回する通知を都道府県などに出す。 |
| 5月 9日 | 中国の新華社は、中国各地で流行している手足口病の感染者数が8日までに、計2万4934人に上ったと報道。各地方当局の新たな報告を集計した結果で、うち32人が死亡。 |
| 5月11日 | 文部科学省は、近い時期に発生が予測される東海・東南海・南海地震の被害を極力抑えるために、新しい発生予測システムの開発に乗り出すことを決定。15〜20年後の完成を目指す。海洋研究開発機構や東京大学などが地震計などを多数設置し、プレートの広い範囲の異変を地下深くまでデータを集め、高性能コンピュータで計算することで、数週間から数ヶ月先の予測まで立てられるようにする。 |
| 5月11日 | 宇宙航空研究開発機構が行った衛星の画像分析をした結果、北極海の多年氷が減り、その結果、今夏は北極海の温度が上がり、全体の氷面積が過去最も縮小する可能性の高いことが、明らかになる。 |
| 5月12日 | 独立行政法人海洋研究開発機構の超高速計算システム「地球シミュレータ次期システム」をNECが落札。同システムは、気象変動などを予測するシステムとして重要視されている。 |
| 5月12日 | 中国四川省でマグニチュード8.0の大地震。死者推定約7万人、重軽症者37万人。415万棟が被害を受け、1500万人が避難。死者の1割が学校倒壊による教師と生徒で、公共事業の手抜き工事が問題となったが、被災者の追及活動に対し、警察が弾圧。地方政府庁舎などの被害は比較的少なかったと言われる。震源地近くでは核兵器関連施設やパンダ繁殖施設などにも被害があったとされる。都江堰や西安にある兵馬俑坑等の世界遺産にも被害。龍門山断層の一部、長さ120kmほどがずれ動いたのが原因と考えられる。 |
| 5月16日 | NASAは、超新星爆発からわずか140年しか経っていない超新星残骸を発見したと発表。射手座の方向に地球から約2万5千光年離れた星で140年前に地球に爆発光が届いたものと思われる。 |
| 5月27日 | 来日中のサックス国連事務総長特別顧問(米コロンビア大教授)は、都内で記者団と懇談し、米政府がトウモロコシを原料としたバイオ燃料の増産を奨励していることについて、大きな過ちで世界の食糧危機を悪化させていると批判。途上国での食糧増産を支援するための基金設置を急ぎ、温暖化対策は、太陽光発電などの代替エネルギーを追求すべきだとの考えを示す。 |
| 6月 5日 | 政府は、福田首相が月内にまとめる地球温暖化対策の「福田ビジョン」に、太陽光発電設備を住宅などに普及させるための補助金制度の復活を盛り込む方針を固める。太陽光発電は2005年まで補助金制度があったが、世界の流れとは逆行する形で廃止されていた。 |
| 6月 9日 | 福田康夫首相は日本記者クラブでの会見で「福田ビジョン」を発表。これまで慎重だった、温室効果ガスの排出枠を売買する排出量取引制度の導入や、CO2削減の中期目標を発表。同時にマネーゲームを排除する市場ルールが必要と、欧州での排出量取引制度を批判し、2050年までの長期目標は、「現状」からCO2を60〜80%削減すること、具体的にはセクター別アプローチ手法を提示するなどとしている。 |
| 6月 9日 | 国連は、世界のエイズ感染に関する報告書を公表。エイズウイルスの新規感染者は1998年の推定320万人から2007年は同250万人と減少傾向にあることが判明。同年12月時点の感染者数は推定3320万人。途上国では生活苦のために売春などによって感染が広がるケースも多いが、先進国で唯一、増加傾向にある日本では、性モラルの低下による感染も多い。 |
| 6月12日 | 国際天文学連合は、冥王星のような海王星より遠くにあり惑星の定義を満たさない天体を「プルートイド」(冥王星型天体)と決定。冥王星が惑星から降格された後は、冥王星や、それに近い天体を準惑星(ドワーフ・プラネット)と呼んでいた。 |
| 6月14日 | 岩手県南部内陸部を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生。岩手県奥州市と宮城県栗原市で震度6強を観測。死者13人、行方不明者10人、負傷者448人。がけ崩れや土石流が相次ぎ、震源付近で大規模な山体崩壊が観測されるなどして道路や橋が多数壊れたが、揺れそのものによる建造物への被害は比較的少なく、死者・行方不明者はほとんどが山中での土砂崩れなどのよるものだった。断層のずれによるもので、気象庁の地震発生率の高い箇所には想定されていなかったが、50年ほど前の地質図に当該地域の断層が載っており、まったく未知の断層ではなかったと言う意見もある。 |
| 6月26日 | マサチューセッツ工科大とNASA米航空宇宙局の研究チームが、火星の北半球の滑らかな部分は、1万600km×8500kmの巨大な楕円クレーターで、40億年以上前に冥王星ほどの大きさの天体が衝突した跡であると、英科学誌ネイチャーに発表。 |
| 6月28日 | 横浜の中田市長は、テレビの情報番組に出演した際に、仮に新型インフルエンザによる流行が始まった場合、横浜市内でパニックを起こさないように、市営地下鉄を止め、学校は休校にする覚悟でいる、と方針を示す。 |
| 7月 1日 | 中国海南省地震局は、ネット上で広まっているブラジル人教師ジュセリーノの予言とされる「海南島の近くで9月にマグニチュード9.1の大地震が起き、津波で数百万人が死亡して、被害は日本にまで及ぶ」という説について、これを否定し、デマを信じないように、と呼び掛ける声明を出す。 |
| 7月 4日 | NASAの研究チームは、水星の広範囲に見られる平原が、火山から流れた溶岩で形成されたものであることを、1月に探査機メッセンジャーが噴火の痕跡を発見したことから確認。米科学誌サイエンスで発表。 |
| 7月 5日 | 気象衛星ひまわりの後継機種の開発・打ち上げが、国土交通省の参加が見合わされたことから、予算不足のために危機的状況にあることが報道される。現行機の寿命は2015年で、開発にかかる時間約5年を考慮すると、2010年には開発に着手しないと間に合わなくなる。 |
| 7月 8日 | 洞爺湖サミットで、地球温暖化防止についての交渉の結果、世界の温室効果ガスの排出量を2050年に半減させるという、長期目標を共有することで妥結。国別数値目標は盛り込めず。 |
| 7月11日 | 厚生労働省の2つの疫学研究班は、投与後の異常行動が指摘されていたタミフルについて、異常との因果関係は認められないとの見解を正式に発表。使用制限を解除する方向へと進むと見られる。ただし、各地の医大研究者などの間では、タミフル投与による異常行動は非投与の5割高い、と言う説も強く、厚生労働省の見解を批判している。 |
| 7月13日 | 政府の地震調査研究推進本部は、国内で確認されている約2000の活断層について、正確な位置と想定される地震の規模を調査し、地域防災意識を高めるために、公表する方針を決定。 |
| 7月14日 | 千葉県銚子市で震度2の地震が観測された際、気象庁が誤って「最大震度5弱以上」との一報を一部事業者に発信。愛知県岡崎市の小中学校などに設置された「高度利用者向け緊急地震速報」の端末に誤情報が伝わり、マグニチュード12・7、震度6弱の地震が起きるなどの情報が流れる。一部の学校で避難騒ぎに。 |
| 7月14日 | 海洋研究開発機構は、インド洋で起こる海水温の異常「ダイポールモード現象(ジャワ沖で海水温が下がり、アフリカ沖で海水温が上がる現象)」が5月下旬から発生していると発表した。1950年代以降の観測体制で初めて3年連続の発生となる。ダイポールモード現象が起こると、地球規模で異常気象が発生することが知られている。 |
| 7月17日 | 北京オリンピックのヨット会場である山東省では、奇病が拡がり、大勢の市民が感染し多数の死亡者が出ているという噂が拡がっているのを受けて、現地当局がこれを否定する声明を発表。ネットなどでは16万人が感染し1000人が死亡したという情報も。かつてのSARSや5月に手足口病が発生した際にも、地方政府がこれを隠蔽しようとした過去があるため、「山東省の奇病」が事実なのか、デマなのかは不明。同地方では5〜7月に海岸地帯に大量の海藻が発生し沿海を覆い尽くす異常現象も発生しており、当局と市民が総出で除去する事態となった。 |
| 7月24日 | 岩手県北部沿岸を震源とするマグニチュード6.8の地震が発生。岩手県洋野町で震度6強。死者1名 負傷者207名。エネルギーの大きさの割りに、家屋の被害はほとんどなし。東日本の広い範囲で揺れを観測したほか、震源からの距離と揺れの大きさが一致しない異常震域も観測される。家屋に被害が少なかったのは、揺れの周期が短かったためと考えられる。 |
| 7月25日 | 原油高による船舶用燃料の価格高騰の影響で、「海洋研究開発機構」が研究船7隻の年間航海日数を約26%削減することを決定。同機構は、地球規模で海洋調査を行っており、地震予知や地球温暖化研究への影響は必至。 |
| 7月28日 | 北陸と近畿地方で局所的集中豪雨。神戸市灘区の都賀川では、わずか10分間で水位が1.3m上昇し、水遊びに来ていた11人が流され、大人と子供の計5人が死亡。濁流はその数十分後には平常の水量に戻ると言う異常な状況に。また同日午前8時頃、金沢市でも市内を流れる浅野川・高橋川が氾濫。2万世帯5万人に避難命令。500棟以上が浸水。しかしこちらも昼前には完全に水が引く。 |
| 7月28日 | 神戸大学国維寮の敷地にある正体不明の「頌徳碑」が、1938年の神戸大水害で犠牲になった当時の湊川高等実業女学校の教員・生徒の慰霊碑であることが判明。同校系列の湊川相野学園に移すことが決定する。 |
| 7月29日 | 厚生労働省は、新型インフルエンザ流行における社会的影響についてのデータを発表。それによると、1:国外発生時、2:国内発生時、3:大規模な集団発生、4:大流行、5:流行後の小康状態で、企業の従業員が、自身の感染や家族の看病で欠勤する割合は、大流行時に最大40%に及び、欠勤日数は10日間程度と試算。その場合、企業活動への影響により、電気、ガソリンなどの一時的供給停止、輸入の停止や原材料・物資の供給中断、資金調達や決済業務で混乱が生じるとしている。これを元に、各企業に対し、新型インフルエンザが発生することを想定した必要物資の確保などの準備を実施すること、流行発生後は、感染拡大の抑制の観点から不要不急の事業の自粛を求めている。 |
| 7月30日 | 韓国で4月29日に放送され、6月10日にはソウルなどで大規模な暴動にまで発展したMBCテレビのBSE問題番組が、BSEで死亡者が出たかのような捏造を含めた危険性を強調したものであったことが判明し、韓国検察当局が調査に乗り出す。同局は前政権よりであるため、政治的意図があったと言う疑いも強い。 |
| 8月 1日 | 名古屋大学、国立天文台、ハーバード大学の研究者が、スーパーコンピュータを使い、宇宙で最初の「星」の生成をシミュレーション。宇宙誕生から3億年後に暗黒物質の中で小さな原始星が出現する様子を再現。 |
| 8月 4日 | 厚生労働省研究班は、新型インフルエンザの世界的流行に備えて、医療関係者と検疫関係者にワクチン事前接種を開始。新型インフルエンザに対応した事前摂取は世界初の試み。今後、警察関係者、自衛隊員、電気・水道事業者ら計1000万人にまで増やしていく方針。 |
| 8月 5日 | 関東各地で局所的集中豪雨が多発。東京都豊島区雑司が谷では、下水道工事を行っていた作業員6人のうち5人がわずか数分の間に急上昇した水に押し流され、2人が死亡、3人が行方不明。大雨警報の発令1時間前だった。都は下水道工事を全面停止。千代田区、文京区、渋谷区などでも冠水。 |
| 8月 7日 | インドネシアの北スマトラ州アサハン県保健局は、同県アイルバトゥ村で7月末から、相次いで16人が鳥インフルエンザに似た症状を発し、3人が死亡、13人が入院していることを明かし、鳥インフルエンザの集団感染が発生した疑いがあることを発表。 |