週刊ABiChan第21号
2002/7/16 毎週火曜 (できるだけ) 発行



長野県田中知事 失職。
ダム推進派は台風で洪水が起きてくれたらなぁと思っているかも。

ダブル選 思惑はずれて 人捜し

週刊ABiChan 21号です。


今週の

またしても紙シリーズ。インクジェット用紙は種類も多く、それだけに新発売も多い。ネタのない時には格好の題材である。
今回取り上げたのは、新発売になったエイブリィ・デニソン・マクセル株式会社の「高画質フォト用紙光沢「厚手」」である。A4サイズ20枚入りで1200円のプロモPACKを購入してみた。おまけでラベルプロデューサーと言うソフトと、はがきサイズの光沢&マットカード(名刺サイズ)がついてきた。今回は標準タイプしか入手出来なかったが、深みと暖かみの人物専用紙、絵画のような仕上がりの風景専用紙と、バリエーションがある。額面通りに仕上がるかどうかはさておいて、様々なタイプの用紙が開発されていることは、うれしい方向性である。
紙は光沢のある、普通の光沢紙タイプ。PM写真用紙より若干薄く、わずかに光沢性は劣るが、より純白に近い。エプソンプリンターでは光沢フイルムかPM写真用紙で印刷するようにとあり、キヤノンプリンターは光沢フイルムで印刷するよう指定がある。PM950Cを使用して印刷してみたところ、PM写真用紙との比較ではマゼンタの強い発色となった。被写体によっては、ぱっと見華やかで好まれるかもしれない。2400dpiの光沢フイルムで印刷すると時間がかかるため、PM写真用紙設定「早い」モードで印刷したところ、髪の毛の光沢のある部分が再現出来ず、ブルーにつぶれてしまった。いろいろなインクジェット用紙で、暗いグラデーションの部分でよく起こり、髪の生え際などでしばしば見られる現象である。光沢フイルムのモードではきちんと再現されており、この辺はプリンターの2400dpiモードの威力のようである。一般的にインクジェットプリンターは1200dpiモードでも十分な画質が得られるが、紙のテストをしていて、むしろプリンターの2400dpiモードの威力を確認する結果となった。ただしマクセルの場合、フイルムモードで印刷すると、印刷面に不自然な光沢が出来てしまう。正面から見ると気にならないが、角度を変えてみると薄く油を引いたような光沢が印刷面に出来てしまう。これは1200dpiモードでは発生しない。
そこでPM写真用紙をつかい、1200dpiモードで印刷してみると、印刷直後のぬれた状態では髪の解像感がでていないが、しばらくして乾いてくると1200dpiでもきちんと解像されて、グラデーションの再現も行われてくる。2400dpiで印刷すると、さらに解像感があがり、より高画質になることが確認出来た。PM写真用紙の場合、2400dpiで印刷しても油状の不自然な光沢は発生することはない。
ついでにNakabayashiのDigioと言うフォト光沢印画紙もテストした。こちらはA4 20枚で1080円である。Nakabayashiにはインクジェット写真館と言う紙があり、光沢と絹目タイプが発売されている。安い割に高画質でよかったのだが、安く売りすぎてOEM供給元からクレームが付いたのか(推測・根拠なし)、光沢タイプが無くなってしまい、代わりにでてきたのがDigioである。今度は値段が上がってしまったので特別な魅力はなくなってしまったが、発色や解像感などマクセルに近い仕上がりとなる。Digioそのものは特別なお奨めではないが、絹目タイプがほしいとき、インクジェット写真館を選ぶと、こちらは安い割に高画質でお買い得感がある。



細い眉毛で失格
栃木県の中学、柔道大会で、眉を細く剃っていた男子選手が6人、失格となった。そもそも12人眉ぞりした生徒がいたらしいが、そのうち産毛を剃っていたら細くなってしまったと答えた6人は出場を認められ、正直に眉を剃ったと答えた6人が失格になったというもの。眉ぞりで失格処分にしたことが適切であるかどうか、それはさておいて、適当に答えて言い逃れればすむ、と言う前例を残したことは栃木県中体連、柔道連盟の失態といえるだろう。小泉内閣誕生後、国会が注目されることが多くなり、適当な言い逃れでその場をしのげば何とかなる。そういう前例をたくさん見せつけられた中学生が、賢くなってきたのかもしれない。そういえば、細い眉毛で思い出すのはダイエーホークスに入団した寺原投手。巨人に入団した真田投手も眉は細めのように見えるのだが、高校野球は眉ぞりOKなのだろうか。精神論も教育論も大切であるが、どうも生徒に言い逃れ方の教育をしているにすぎない用にも思えてしまうのだが。

広島県瀬戸内高校注意処分
瀬戸内高校の野球部が、注意処分を受けた。その理由は、親善試合で来日したアメリカチームに同行していた元大リーガーから、1時間にわたって指導を受けたためという。甲子園大会の予選には出場出来るが、高野連は監督と部長の交代を求めているとのことである。
そもそもプロとアマが対立しているというのが、どう考えてもおかしい。大昔、アマチュアとプロが大差ない時代に、アマチュア選手を引き抜いたと言うことから対立が始まり、プロの指導を受けてはいけないという規則が出来た。根本的に変な規則だし、時代錯誤も甚だしい。オリンピックでも、アテネでは長島茂雄氏が強化部長に就任。おそらくプロ中心のチームが出来るはずだ。オリンピックはアマチュアのもの、という人もいるが、それも変である。オリンピックにでた選手が、ドラフトで相次いでプロ入りして活躍している。オリンピックにでたら一生プロになれないというのなら話もわかるが、用はオリンピックにでてからプロ入りするか、プロになってからオリンピックにでるかという、後先の問題にすぎないではないか。とするならば、オリンピックのプロ化も当然であり、アマチュアとの垣根がある方が不自然である。
そういう時代にもかかわらず、元メジャーリーガーに指導を受けたら注意処分というのだから、時代錯誤も甚だしいと言わざるを得ない。
今、東京の中学では、女子も野球部に入部することが出来る。男女同権と言うこともあるのかもしれないが、男女の区別無く入部出来るのだ。野球離れを心配する対策でもある。ところが、女子のチーム、試合というものはない。つまり、男子に混じって練習し、同じチームで試合をすることになるのである。小学生では男女の体格差が小さく、むしろ女子の方が体格に優れる。そこで運動能力があり、優秀な女子が、中学でも野球部に入りたいと言って来る。だが当然のことながら、中学生になり、高校生になれば男女の体格差は明白であり、同じチームで競うなら男子に劣るのは必然である。運動能力に優れた女子ほど、子供だけにそのことがわからずに野球部に入りたがり、結局無駄に才能をつぶしてしまうことになる。女子を入れるなら女子のチームを作り、女子の大会を行っていくのが筋だろう。それを単に男子に交えて入れるだけなのだから、あきれてしまうばかりである。野球関係者には危機感というものがないのだろうか。まあサッカーに追い抜かれても、私はいっこうにかまわないが、プロとの交流を禁じたアホな規則はさっさと廃止し、男女同一チームというアホな規則もさっさと改正するべきである。
 でなければ、みんなでもっと「Jリーグを応援しよう」。それが一番の教訓となる。

宝くじより、、、
川崎競馬で、なんと100円が883万円になる、超超万馬券が誕生した。1,2,3着を着順通り当てる3連単と言う馬券だが、売れたのはわずか3枚のみであるという。100円が883万だからすさまじい。こうなると予想もへったくれもない。誰も買ってない馬券を探して買っているとしか思えない。もう競馬と言うより完全なギャンブルである。しかし率という点から考えれば、totoはさらに高額配当だ。100円が最高1億円になる。J再開後の初回は1等全的中の配当が270万ほどでがっかりした人も多いようだが、競馬ならすごい配当である。100円が270万だから、ピックニュースの超万馬券だ。しかも変則で行われた再開後2回目のtotoでは1等、全的中者がおらず、1億5千万くらいが次回に持ち越しとなっている。となれば、来週のtotoはねらい目だ。競馬の3連単より率は高い。

 そう、そこにいる、あなた。高額な絵画などを買ってデジカメ資金が底をついたなら、穴埋めはtotoに限るのである。
 でなければ、着実に貯金をするか、だ。



今週の
最近オープンしたギャラリーの中から、おすすめのギャラリーをご紹介します。

Toshi 【光と風の世界】 さん 「出羽善光寺」

Hojoさん show me New York

teruteruさん おなじみの猫ギャラリーに6月分が登場