紀元前3世紀頃 | 匈奴がモンゴル高原の遊牧民族を統一、騎馬民族国家を確立。 南制を繰り返し、当時の中国の隋、唐を脅かす。 |
9世紀頃 | 匈奴の後、騎馬民族は分裂し、モンゴル系及びトルコ系遊牧民の間で勢力争いが繰り返される。 |
9世紀中頃 | 抗争が一段落し、トルコ系遊牧民が西へ移動。 かわってこの地に移動してきたのが「蒙古」と呼ばれたモンゴル系遊牧民であった。 |
12世紀末 | テムジン(チンギスハーンの幼名)現れる |
1206年 | テムジンはチンギスハーンとなり、モンゴル帝国を建国。 |
1235年 | 第二代オゴダイ・ハーンはヨーロッパに遠征し国土を広げ カラコルムにこの年、壮麗な宮殿を構える都を建設した。 |
1275年 | 第五代フビライ・ハーンは東は朝鮮半島から西は中部ヨーロッパ、 北はシベリア、南はインドという広大な領土を治め、この年、中国の南宋を制圧し、元朝を確立。 |
1368年 | 元朝は中国の明朝に破れモンゴル高原に撤退。 その後、18世紀半ばまで戦乱が続く。 |
1755年 | 全モンゴルが満州人が中国に建てた清朝に支配される。 清朝の元で落ち着きをとりもどしたモンゴルでは各地に仏教寺院が建立され、ラマ僧も急増した。 その一方、清朝による搾取や圧迫の為、生活は苦しくなり、政治への不満は大きくなるが、 この時、ロシアはモンゴルに対し経済的援助かつ独立支援の動きを見せ始める。 |
1917年 | ロシア革命によるソビエト政権樹立 |
1924年 | モンゴル人民党のスフバータルはソ連の援助により、中国軍を追い出すことに成功、 世界で第二番目の、アジアでは最初の社会主義国「モンゴル人民共和国」が誕生する。 |
1939年 | ハルハ河戦争(ノモンハン事件) |
1961年 | 第二次世界大戦後は国家の近代化が進められ、この年国連に加入する。 |
1992年 | 旧ソ連の崩壊に伴い、その影響はモンゴルにも及び、G.オチルバト書記長の下、 複数政党制度が導入され、P.オチルバトが大統領に選出される。 そしてこの年1月13日「モ ンゴル国憲法」が発効し、民主国家「モンゴル国」が誕生する。 |