對海は誤刻

投稿者[ マルセ ] 発言日時 [4月29日(月)19時34分19秒]

元の発言 [ Re: 「宋史日本伝」における地名 ] お名前 [ やまし ] 日付 [ 4月24日(水)07時49分38秒 ]

>>50字に1字の単純な誤記があるなら、2000字に40字ですが。この10倍も見つかるでしょうか?
>>そして、2000字中何字のミスでしょうか。あまり多いとは思えないのですが。

#前に書いたように、地の文や中国内の地名と外国の地名の場合とでは条件が異なるので、このように比較することに意味がないと思います。
1.元々、間違いやすさが異なる。(以前書いたとおり)
2.地の文や中国内の地名は、一度、間違えられても、次に書写する人が、気づいて修正することがあるので、写本が繰り返されても、誤字が累積されにくい。


>>このミスがたまたま「対馬」で起こってしまい、上古音では「m」で中古音では「h」の「海」としてしまった。ほとんど起こり得ない偶然に思えます。


#「海」の上古音を藤堂の字典で見ると、「m」の下に「。」があって「m。6g」。この音って、口を閉じた状態から、鼻から息を抜きつつ、口を丸めないで「ア」に近い感じで出す「オ」という音ですから、日本語の「マ」の音というよりは、どっちかというと、「ホ」とか「ヲ」とかに近いんじゃないでょうか。
 また、当時、倭人は「マ」を「m。6g」に近く発音したと考えても、他の部分の「マ」が全て「馬」であるのがうまく説明できませんので、「海」は単に誤刻とするのが妥当でしょう。


>>私は以前から下の方の意見です。史書を編纂するほどの人物であれば、引用する時には他の史書も知っていて「対海」はおかしいので「対馬」とする。一方で、単に引き写しただけの紹熙本もあった、という考えです。

#例えば、「掖邪狗」ですが、一番最初のところだけは「伊聲耆掖邪拘」となっていて、「狗」の字が間違っています。紹興本もいわゆる紹熙本も同じに間違っているのを見ると、この二つの本が、古い時代に分かれた別系統の本というのは、ちょっと信じられない話です。おそらく、両者とも、咸平本の重刻本か復刻本ということなのでしょう。



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