Re: 松本説はトンデモです

投稿者[ 游惟 ] 発言日時 [7月28日(日)09時13分35秒]

元の発言 [ Re: 松本説はトンデモです ] お名前 [ ピクポポデミ ] 日付 [ 7月26日(金)10時31分46秒 ]

>>借音字にはかなり半島の影響があるそうですね。
吏読、郷札、口訣と万葉仮名や片仮名との関わりも言われていますね。

現代朝鮮語では漢字に「訓読み」はありませんが(例外として数詞「一」「二」「三」・・を「ハナ」「トゥール」「セー」と固有語で読むことはある)、三国時代には訓読みもあり、借訓仮名もありました。
万葉集には訓読法や借訓仮名を用いて記述されたものもたくさんありますが、そういうやり方は朝鮮でのやり方を日本人が真似たものであり、それらの歌の中には日本人自身が用字したものもあったでしょう。おそらく貴族達はふと歌が浮かんだ時は簡便な訓読法などを用いて記録しておき、あとで帰化人秘書に借音仮名を用いて清書させたのでしょう。

>>日本語のオの甲乙が否定されると、中期朝鮮語で明快な母音調和をもつ半島の言語との差異がはっきりしてきます。

この「母音調和」という現象を、神が定めた神秘的法則であるかのように思っている人が多いようですが、発音の便から生じる実に単純な現象であり、言語系統とは何の関係もありません。

先に関西人の「ウ」は円唇であるから、その後に続く「オ」も順行同化して円唇化すると述べましたが、逆に東京人の「ウ」は非円唇であるため、後続する「オ」も円唇化しません。仮に円唇の「ウ」と非円唇の「オ」をつなげて発音してみれば非常に発音しにくいことがわかります(その逆はそうでもない)。「母音調和」なんてこれだけの現象に過ぎません。
朝鮮固有語に於いて円唇・非円唇の「オ」が同一語幹内に共存することがないことその他を以て「母音調和」と言われるのですが、こんなものは朝鮮人だって発音しにくいのであって、「発音しにくい母音の組み合わせの単語は発達しない」というのが「母音調和」の正体です。(ただ、朝鮮語には漢語が多数入り、漢語では発音しにくい母音の組み合わせも出来てしまう)
母音を細分化する言語においては、それがA・B群母音の共起制限という形で起こって「母音調和」と呼ばれ、日本語のような母音数の少ない言語においては「条件異音」としてそれが起こるだけのことであり、開音節言語(子音と母音の組み合わせを一音節とする言語)なら、詳しく調べれば必ずそういう現象は起こっているはずです。





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