Lazy Diary 199910630

 


1999年10月29日 (Fri.)

 シネセゾン渋谷にて「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」(1998年、イギリス)。脚本の緻密さと演出の切れ味の良さが素晴らしい。途中である程度先の展開が読める部分もあるんだけど、更にその上を行ってくれる見事さがあった。もう一度観ると今度はまた全く別の楽しみ方が出来そうな作品なので、いずれ2度目、と参りたい。あとはプログラムの値段が1,000円でなければ文句はないのだけれど(600円くらいの内容だよなぁ)。

 今日は「∀ガンダム」をちゃんと見れた。さすがに2話見損ねると展開の流れをつかむのに苦労するなぁ。

 今日からF1日本GPがスタート。初日のフリー走行はまだまだ様子見、って感じなのかな。


1999年10月28日 (Thu.)

 渋谷シネパレスにて「クルーエル・インテンションズ」(1999年、アメリカ)。「危険な関係」4度目の映画化、とは言っても原作を読んだことも無ければこれまでの映画化作品を観たことも無く。とはいえ、実に面白かったです。ちなみに私はサラ・ミシャル・ゲラーよりもリース・ウィザースプーンの方が好み(笑)。この作品を日本のティーン・エイジャーで作ったらどんな感じになるのかな?、とか思ったり。
 更に今週2度目の早稲田松竹にてB級SFアクション2本立て。まずは「ソルジャー」(1998年、アメリカ)。カート・ラッセルいいねぇ、というよりも彼なしには成り立たなかった作品といってもいいだろうけど。あちこちから漂いまくるB級テイストがもうたまりません。
 続いて「ブレイド」(1998年、アメリカ)。これまたB級テイスト漂いまくり。ウェズリー・スナイプズはかっこいいし、スティーブン・ドーフやクリス・クリストファーソンもまた良し。ストーリーはいかにもB級だけどアクション・シーンのシャープなカッコ良さはなかなかのものがありました。

 TVアニメの「∀ガンダム」をビデオに録画するのをすっかり忘れてしまう。先週は間違って別のチャンネルを録画しちゃったし、これで2話続けて見損ねたことになる。多分今まで一度も書いていないと思うんで一応書いておきますと、去年から「スーパーロボット大戦」なんてゲームをやっていた影響もあってかそれこそ10何年かぶりにTVアニメをリアルタイムで見てるんですよ、ハイ。


1999年10月26日 (Tue.)

 シャンテ・シネ2にて「黒猫・白猫」(1998年、フランス・ドイツ・ユーゴスラヴィア)。8月に試写会で観ているので観るのは2度目になるんだけれど、2度観ても面白いものは面白い。ストーリーが分かってる分だけ音楽と踊り?を堪能したりする、…って書くとまるでインド映画を観てるような書き方だけど(笑)。


1999年10月25日 (Mon.)

 早稲田松竹にてブラジル映画2本立て。「クアトロ・ディアス」(1997年、ブラジル)、青春物語として優れているし、実録ものとしてもよく出来ている(とはいっても物語は大分脚色されたもののようだけど)。それぞれの登場人物のやりきれなさが心に染みてくる。
 続いては「セントラル・ステーション」(1998年、ブラジル)。いい映画だとは思うし、評価が高いのにも納得できるんだけど、今一つはまれない。心に入り込んでこない、とでもいいましょうか。要は相性が良くなかった、ってことなのかな。その前の「クアトロ・ディアス」の余韻を引きずっていたのが影響されたのかもしれないけど。


1999年10月22日 (Fri.)

 新宿東映パラス2にて「シャー・ルク・カーンのDDLJラブゲット大作戦」(1995年、インド)。けっこう面白かったし、いい映画だとは思うんだけど、どうも今一つのれなかったような気も。インド映画はちょっと肌に合わないのかなぁ?。


1999年10月20日 (Wed.)

 ユーロスペース2にて「ボーイ・ミーツ・ガール」(1983年、フランス)。レオス・カラックス監督作品初体験。正直に言ってしまえば、「分からない」作品だった。この分からない感覚は「気狂いピエロ」を観た時なんかにも似ているなぁ、と思っていたらプログラムには案の定?、ゴダールを引き合いに出して論じている文章があった。


1999年10月19日 (Tue.)

 新宿ピカデリー4にて「go」(1999年、アメリカ)。タランティーノ風のいかにも今時の青春映画だが、なかなか楽しめる作品だった。アトム・エゴヤン監督作品などに出演しているサラ・ポーリーの美しさもまた堪能出来る。
 とはいえ、噂には聞いていたが初めて行った新宿ピカデリー4、実に素晴らしい(笑)映画館でした。というか、ここを他の映画館と同列に扱っていいものだろうか。せめて他の映画館よりも何百円かは値引くくらいのことをしないとお話にならないような気もするけどねぇ…。


1999年10月18日 (Mon.)

 渋谷東映にて「金融腐食列島 呪縛」(1999年、日本)。リアリティとドラマ性のさじ加減が実に絶妙な作品。なかなか楽しめました。


1999年10月17日 (Sun.)

 F1マレーシアGP。レース自体はフェラーリの戦略の見事さを堪能したのだが、レース後の失格裁定はやはりショック。裁定が覆らない限りはハッキネンとマクラーレンのタイトル獲得が決定するわけだけれども、イタリアGP以降見え隠れしていたハッキネンの精神的な脆さが表彰台であらわになっていたことも少なからぬ驚き。


1999年10月15日 (Fri.)

 BOX東中野にて「コリン・マッケンジー/もうひとりのグリフィス」(1997年、ニュージーランド)。「乙女の祈り」のピーター・ジャクソン監督が母国ニュージーランドの幻の映画監督の足跡を追う…、というドキュメンタリーならぬモキュメンタリー。たっぷりと楽しませて頂きました。


1999年10月14日 (Thu.)

 年内限りでの閉館が決まったシネ・ヴィヴァン六本木にて「リアル・ブロンド」(1997年、アメリカ)。アメリカ人は金髪と腹筋がお好き、という話。というのは半分冗談ですが、なかなか素敵なニューヨーク・ストーリーでした。

 昨日買ったCD2枚を聴く。どちらもけっこう気に入る。


1999年10月13日 (Wed.)

 渋谷エルミタージュにて「ブロークダウン・パレス」(1999年、アメリカ)。ネタは悪くないと思うんだけど、料理の仕方を間違えてしまっている、そういう印象。もっと面白く出来る要素はあると思うんだけども。とはいえ、序盤のシーンではクレア・デーンズに意外にも?サービス・シーンがあったりして(と言っても水着とかですが)、女優2人を堪能する、という意味ではまずまずの作品。あと、音楽の選曲もなかなか良かったかな。

 CD、アルバムを2枚購入。PET SHOP BOYS「NIGHTLIFE」(輸入盤)と、hitomi「thermo plastic」。まだちゃんと聴いていないので、感想はまた改めて。


1999年10月12日 (Tue.)

 PS版「スーパーロボット大戦F」を久々(2ヶ月ぶりぐらい)にプレイ。リアル系最終面で全滅技を使って稼ぎプレイをしていたら、うっかりエヴァ初号機を暴走させちゃってそれまでの苦労が台無しになる。かなり時間を掛けたのに全部パー。やり直す気にもなれずに今度は3ヶ月ぶりに「ファイナルファンタジー8」をプレイ。未だディスク2。今度はあるイベントが出てこないんで、もう少し進めて出てこないようなら、こっちもまたやり直しかもしれない。あ〜あ。


1999年10月9日 (Sat.)

 バイト中にどこぞのおっさんに「おねぇちゃん」呼ばわりされた。その前には酔っ払いに絡まれたし…。


1999年10月7日 (Thu.)

 有楽町スバル座にて「双生児」(1999年、日本)。塚本晋也監督の作品を観るのは初めてだったのだけど、見事にはまる。眉なしのメイクにははじめ面食らうところもあったのだけど、その後は作品世界にぐいぐい吸い込まれていった。


1999年10月6日 (Wed.)

 いきなり日記を始めることにする。その理由とかは「たわごと」の方に書いてあります。

 東京都の映画サービスデーなので早速映画を観に行く。まずは新宿武蔵野館にて「シンプル・プラン」(1998年、アメリカ)。ストーリーそのものは題名通りわりとシンプルなのだが、それ以上に奥深いものがあった。サム・ライミ監督の正攻法の演出の良さもあるし、出演者の演技も素晴らしかった。
 続いて渋東シネタワー1にて「ホーンティング」(1999年、アメリカ)。「シンプル・プラン」の後、時間が合う作品が他に無かったんでこれを観たのだけど、1,000円で観れて良かった、としか言い様のない出来だった。ドルビーEXの音響効果を初めて本格的に実感できたし、ジェリー・ゴールドスミス作曲のスコアは聞き応えがあった。でもそれだけ。評価できるものが音だけ、というのは映画としては最低だと言ってもいいでしょう。今年の現時点でのワースト3には確実に入りそう。

 CDを色々と購入。「マトリックス」サントラPet Shop Boys「I don't know what you want but I can't give it any more」(輸入盤シングル2枚組(別売り))、tohkoのアルバム「Cure」(「Children of the New Century」のカバーが聴きたかったのさ)と計4枚。サービスカードのポイントを使って2000円値引く。

 


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