Lazy Diary 200061613

 


2000年6月13日 (Tue.)

 渋東シネタワー3にて「どら平太」(2000年、日本)。痛快な時代劇。主人公のどら平太が強すぎるところなど緊張感はさほど感じられないぬるい展開ではあるけどね。役所広司の存在感は抜群で、まさに彼あっての映画。浅野ゆう子はストーリー的にも演技的にもいなくてもよかったような気もしないでもないけども。評価5。プログラム600円。

 ユーロスペース1にて「花火降る夏」(1998年、香港)。「メイド・イン・ホンコン」のフルーツ・チャン監督の香港返還3部作の2作目。サム・リーが引き続き出演している他はほぼ全員素人同然のキャスト。緊迫感がある、というか「とにかくこれを撮りたいんだ」という強い意志が感じる。この監督って何気なくすごいショットを見せてくれるような気がする。3部作ラストの「リトル・チュン」も今から楽しみ。評価5。プログラム700円、いかにもユーロスペースという感じのプログラム。


2000年6月12日 (Mon.)

 ル・シネマ2にて「ショー・ミー・ラブ」(1998年、スウェーデン)。青春映画として宣伝されてはいたけど、実は同性愛の要素が強い(知ってたけどね)。とはいえ、どちらにしても傑作。つまらない田舎町に住むことで感じる閉塞感とか現在や未来への不安感とかが実にうまく表現されていると思う。評価5。プログラム700円。

 DURAN DURANのニュー・アルバム「POP TRASH」。クオリティは高いと思うのだけど、ちょっと地味な感じがするかな。雰囲気としては前作「MEDAZZALAND」よりもその前のオリジナル・アルバム「DURAN DURAN (The Wedding Album)」に近いかも。


2000年6月7日 (Wed.)

 シネマライズ2Fにて「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」(1999年、ドイツ・アメリカ・フランス・キューバ)。ビデオ映像をフィルムに変換した荒い映像に頭がクラクラする。「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」では大丈夫だったんだけどなぁ。おかげで映像にも音楽にも集中できずじまい。それがなくても、曲をしっかり聴かせてくれる場面が少ないことや描き方が総花的な点など音楽ドキュメンタリーとしてはそれほど優れた出来とも思えなかった。評価1。プログラム700円。

 映画サービスデーだったので2本は映画を観るつもりでいたのだけど、「ブエナ…」で頭が痛くなったのでその後に映画を観るのは止めにする。


Back

Home "virgology" Movie いぬぞりそれっきり たわごと Diary Link 掲示板 更新情報