Lazy Diary 20001011030

 


2000年10月27日 (Fri.)

 [漫画] 宇仁田ゆみ「楽楽」を買う。
 ヤングアニマルに掲載された短編が収録された本。この人の作品が載っているかどうかで、アニマルの楽しみ方はかなり変わってくる私としては楽しみにしてた単行本。お気に入りは「ニンゲンをとろう」と「ノド ノ ビリビリ」かな。


2000年10月25日 (Wed.)

 [映画] 「金髪の草原」(1999年、日本)を銀座テアトルシネマにて。
 何とも不思議なファンタジックなお話。ファンタジーとして素直に受け入れられれば十分楽しめるはず。ということで、私は楽しみました。シナリオの仕掛けがうまく効いてないように感じるところがあったのがちょっと残念。スタッフやキャストに共通するところが多い「大阪物語」にどことなく近いものを感じさせる場面が何ヶ所かあった。
 評価4(正確に言えば4.5って感じかな)。プログラム700円。カラー写真のページが袋とじになってるというのが独特。


2000年10月23日 (Mon.)

 [映画] 「マルコヴィッチの穴」(1999年、アメリカ)を渋谷東急にて。
 アメリカで公開された頃から日本で観れるのを待ち望んでいた作品。そしてその期待は裏切られることはなかった。ある程度情報を知っちゃっていたのが悔やまれるけど、それでもこれだけ先の読めないオリジナリティ溢れるストーリーはめったに観れるものじゃない。しかも、それが頭でっかちだったり、考えオチになったりしていないところがまた凄い。監督のスパイク・ジョーンズ、脚本のチャーリー・カウフマン、この2人からはこの先目を離すことが出来ないかも。汚れ役?を演じたジョン・キューザックやキャメロン・ディアスもたいしたものだし、本人役を演じたジョン・マルコヴィッチはやっぱり凄いねぇ。
 評価5(かなり☆に近い)。プログラム600円。映画のプログラムというよりはスパイク・ジョーンズ解説序説って感じかも。


2000年10月22日 (Sun.)

 「F1第17戦 マレーシアGP 決勝」をTV観戦。
 フェラーリがコンストラクターズ・チャンピオンを獲得してダブルタイトル獲得。ジョニー・ハーバートのF1引退レースがクラッシュで終わってしまったのが何とも残念。


2000年10月18日 (Wed.)

 渋谷に行って映画を2本観る。結果的にイギリス映画を2つ立て続けに観ることになった。

 [映画] 「ひかりのまち」(1999年、イギリス)をシネセゾン渋谷にて。
 我が愛しの監督の一人マイケル・ウィンターボトム監督の新作。週末のロンドンを舞台にした群像劇、って感じかな。全体的に優しい感じが漂う辺りが今までとはちょっと違うんだけど、でもいろんな意味でウィンターボトムらしい感じ。ラストシーンなんてけっこうぐっときた。この人の映像感覚って私はかなり肌に合うんです。
 評価5。プログラム600円。

 [映画] 「素肌の涙」(1999年、イギリス)をシアター・イメージフォーラム2にて。
 我が愛しの俳優の一人ティム・ロスの初監督作。近親相姦をテーマにした重い映画。でも、演出はほとんどの場面でしっかりとしていて、初監督作とは思えないくらい。この映画に出てきた家族の崩壊とか近親相姦って内容は、すごく身につまされるところがあって何だか他人事には思えなくなっちゃって。
 評価☆(今年のベスト1候補になるかも)。プログラム400円。
 先月オープンしたばかりのシアター・イメージフォーラムはなかなかいい感じの映画館。ラインアップも意欲的だし、これからが楽しみ。


2000年10月12日 (Thu.)

 [映画] 「チューブ・テイルズ」(1999年、イギリス)をシネクイントにて。
 ロンドンの地下鉄を題材にした9つの短編オムニバス・ストーリー。どのお話もなかなか粒ぞろいで楽しめた。お気に入りは、1話目の「ミスター・クール」、2話目の「ホーニー」、4話目の「パパは嘘つき」かな。
 評価4。プログラム700円。

 [CD(アルバム)] サントラ「サウスパーク 無修正映画版」(輸入盤)。
 このサントラを聴き込んで、もう一度映画を観に行って、インド人のように歌いながら観るというのも悪くないかも。


2000年10月8日 (Sun.)

 「F1第16戦 日本GP 決勝」をTV観戦。
 M.シューマッハがついにフェラーリでチャンピオン獲得。小雨が降り出したところでハッキネンとの差を縮めて、ピットストップで1位に上がるといういかにもシューマッハらしいレース運びだった。


2000年10月7日 (Sat.)

 東京国際映画祭のチケット発売日。1時間半前から並んで、特別招待作品の「私が愛したギャングスター」とコンペティションの「僕たちのアナ・バナナ」を買う。1週早く発売されたファンタスティック映画祭の「2001年宇宙の旅」と合わせて3作のチケットを購入済。時間とお金の都合を見極めつつもういくつかは観るつもり。

 [漫画] 山田玲司「NG」2巻と、桑原真也「0リー打越くん!!」5巻の2冊を買う。

 「F1第16戦 日本GP 予選」をTV観戦。
 M.シューマッハが実に1000分の9秒差でポールポジション。5位に鈴鹿を初めて走るバトンが飛び込んできたのにちょっと驚く。


2000年10月4日 (Wed.)

 映画サービスデーを利用して映画を観に行く。

 [映画] 「M:I-2」(2000年、アメリカ)を渋東シネタワー2にて。
 前作との繋がりが無いとか、ジョン・ウー監督らしくない、なんて声もあるみたいだけど、いわゆる「オレ様映画」としてはほぼこれ以上ない映画になってるんじゃないかと思う。お約束的なシーンの数々も十分楽しめたしね。
 評価5。プログラム800円。大判仕立て、中身はほとんど写真だけ。

 [映画] 「ワンダー・ボーイズ」をニュー東宝シネマ1にて。
 何が良かったのかを説明するのが難しいんだけど、でも良かったなと思える映画。いい役者揃いで、どの人もいい演技を見せてくれる。
 評価4。プログラム500円。


2000年10月3日 (Tue.)

 立川に行って、映画を3本一気に観る。

 [映画] 「60セカンズ」(2000年、アメリカ)を立川シネマシティ1にて。
 カーチェイスのシーンはなかなか盛り上がるものがあるけれど、ストーリーの盛り上がりの無さが足を引っ張っているような感じかな。脇役がものすごく豪華なのに、それがほとんど意味を成してなくてニコラス・ケイジのスター映画になってしまってるのはやむを得ないところなんだろうか。
 評価3。プログラム500円。

 [映画] 「人狼 JIN-ROH」(1999年、日本)を立川シネマシティ5にて。
 細かいところまで丹念に作られたアニメ映画。物語の背景や登場人物や組織の関係が多少つかみにくいところもあったけど、結果的にはそれほど気にならずに楽しむことが出来た。
 評価4。プレスシート500円。

 [映画] 「サウスパーク 無修正映画版」(1999年、アメリカ)を立川シネマシティ5にて。
 いやぁ、最高です。ミュージカル仕立てなのが見事にはまっていて、それが映画版だからこその刺激の強さ(無修正のセリフの過激さ)とマッチして相乗効果を生み出しているのがすごい。
 評価☆(年に数本しか出さない最高ランクの評価)。プログラム900円。絵本仕立ての装丁で、表紙のデザインの違いで、ケニー・バージョンと、カートマン・バージョンの2種類あり(買ったのはケニー・バージョン)。確かに装丁は立派なんだけど、ちょっと割高な感じもしないではない。


2000年10月2日 (Mon.)

 [小説] 高見広春「バトル・ロワイアル」読了。読み出したらなかなか止められなくて一気に読みきってしまった。中学生が殺し合いをするという設定でありながら、物語の展開は意外(?)とまっとうで、だからこそ一気に読み進められたのかも。元々は映画の原作ということで興味を持ったのだけど、映画の方も楽しみ。


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