カクテルやお酒についての解説。
・原作、アニメの設定に関する説明は赤で表記。
C
Cocktail X.Y.Z.
カクテルXYZは、"マスターの店"(=「同伴スナック やりたい放題」)のマスターがリョウに助けを求める時の合図として登場した。
XYZは「もう後がない」という意味で、新宿駅東口の伝言板(実在せず)にシティーハンターに仕事を依頼したい時のキーワードとして書き込まれる。
実際のカクテル「X.Y.Z.」は、名前の由来は不明だが、"究極のカクテル"という意味が込められているらしい。
サイドカーというカクテルのバリエーションのひとつで、ブランデーの代わりにホワイトラムを使っているものである。
作り方は、ホワイトラムとホワイトキュラソーとレモンジュースを各々3分の1ずつ混ぜ、氷を入れてシェイクすれば出来上がり。
レモンのさわやかな風味と、甘くほろ苦いホワイトキュラソーの味がひとつに溶け合ってホワイトラムを包み込み、とても飲み口よく仕上がる。
白っぽい色のシンプルなカクテル。
■備考
ラムはサトウキビが原料の蒸留酒である。ホワイトラムは樽熟成の後、活性炭処理したもの。
ホワイトキュラソー(White Curacao) には、ホワイト・レディやサイドカーといったカクテルと同じようにコアントロー社のものを使うとベター。トリプル・セックという名前のリキュールもホワイト・キュラソーとだいたい同じなので代用可能。
材料の配分を、ホワイトラム:2/4、ホワイトキュラソー:1/4、レモンジュース:1/4とするレシピもある。
同じ材料で、ホワイトラムを1/3、ホワイトキュラソーを2/3、レモンジュースを1tsp(スプーン1杯)でシェイクすると、「マイアミ」というカクテルになる。
カクテルの語源には色々な説があるが、昔メキシコのユカタン半島の酒場で、少年が雄鳥の尻尾(=cocktail)によく似た木の枝でミックスドリンクをかき混ぜていたことから、というのが有力説。
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