Nagano Kosaka Katsuyama Ishikawa Miyazu

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原田幸一郎(オーケストラ指揮・ヴァイオリン)
竹澤恭子(ヴァイオリン)
ヒョー・カン(ヴァイオリン)
カート・サスマンズハウス(ヴァイオリン)
川崎 雅夫(ヴィオラ)
毛利 伯郎(チェロ)
上村 昇(チェロ)
デヴィッド・フィンケル(チェロ)
ネディン・エイシン(チェロ)
セシリア・パペンディック(フルート)
ヨアキン・ヴァルデペニアス(クラリネット)
中川 良平(室内アンサンブル指揮・バスーン)
ジョン・チェルミナーロ(ホルン)
リタ・スローン(ピアノ)
ウー・ハン(ピアノ)
ジャパン-アスペンフェスティバルオーケストラ


原田幸一郎 オーケストラ指揮・ヴァイオリン
 Koichiro Harada

8歳でデビュー。桐朋学園、ジュリアード音楽院で、西村新太郎、宗倫安、鷲見三郎、斉藤秀雄、ポール・マカノヴィッキー、ドロシー・ディレイ、イヴァン・ガラミアンに師事。1969年、東京クワルテット結成。12年間第1ヴァイオリンを務め、タングルウッドを始めとした多くの著名なフェスティバルに参加。1981年、東京クワルテットを離れ、イタリアのスポレイト音楽祭に招待される。クリーヴランド音楽院ヴァイオリン科主任教授、イェール音楽院でも教鞭をとる。リンカーンセンター・チェインバー・ミュージック・ソサイエティー、ケネディ・チェインバー・プレイヤーのゲストアーティストとして数々のコンサートを開催。1981年以来、アスペン音楽祭の教授陣に加わる。現在、桐朋学園教授。国際的な評価が高い名手である。


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竹澤恭子 ヴァイオリン
 Kyoko Takezawa

1988年秋、ニューヨークのカーネギーホールと、東京のサントリーホールでの同時デビューリサイタルという快挙を成し遂げたヴァイオリニスト竹澤恭子は若手ホープとして一躍世界の注目を集めた。

3才よりヴァイオリンを始め、山村昌一、小林健次、ドロシー・ディレイ、川崎雅夫に師事。73〜76年、才能教育研究会海外派遣団の一員として演奏旅行を行う。82年、日本音楽コンクールヴァイオリン部門第一位、84年、アスペン協奏曲コンクール優勝。85年桐朋女子高校音楽科卒業後、ジュリアード音楽院入学。86年、世界最難関のインディアナポリス国際ヴァイオリンコンクールで優勝。その後の演奏活動はめざましく、89年メータ指揮/NYフィル定期にデビュー。フィラデルフィア管、ゲヴァントハウス管、BBC響、バイエルン放送響、93年は読響、新日本フィル、ハンブルグ響、トロント響と共演。94年には、フィラデルフィア管、セントルイス響との共演も決まっている。ニューヨーク・タイムズから「恐るべき才能。国際舞台に躍りでてきた新たな大器」と評され、今後益々の活躍が期待される。


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ヒョー・カン ヴァイオリン
 Hyo Kang

ソウル出身。韓国ナショナルコンペティションで優勝。1964年渡米、ジュリアード音楽院のドロシー・ディレイのもとで学ぶ。ニューイングランド・コンセルヴァトワールオブパフォーミングアートでヴァイオリン部門の教授を務めた後、現在はジュリアード音楽院、ブルックリンカレッジで教鞭を取っている。また、ワシントンD.C.にあるケネディセンターの室内楽奏者でもあり、合衆国のみならず、極東でもコンサート活動を行っている。アスペンミュージックフェスティバルには76年から参加している。


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カート・サスマンズハウス ヴァイオリン
 Kurt Sassmannshaus

優れたヴァイオリン指導者としての名声が高く、室内楽奏者、ソリストとしても活躍している。イゴーム・オジム、ドロシー・ディレイに師事。ジュリアード音楽院、アスペン音楽祭で学ぶ。1987年5月、中華人民共和国と香港に招待され、リサイタルを開催し、多くのマスタークラスで教える。合衆国のみならず、ヨーロッパの国々でも広く演奏活動を行っている。1978年より、アスペン音楽祭の教授を務め、サラ・ローレンスカレッジ、テキサス大学教授の他、現在。シンシナティ大学弦楽器部門主任教授。


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川崎 雅夫 ヴィオラ
 Masao Kawasaki

桐朋学園、ジュリアード音楽院で、久保田良作、斉藤秀雄、アイザック・スターン、ヨーゼフ・ギンゴールド、ドロシー・ディレイ、に師事。ソリスト、室内楽奏者としてオルフェウス・チェインバー・アンサンブル、シアター・チェインバー・プレイヤーズに参加。ノース・ウェスト室内楽フェスティバル、アスペン、スポレイト、ロックポート、ムーンビーチ音楽祭にゲスト出演。ゲスト・ヴァイオリストとして東京クワルテット、エマーソン弦楽四重奏団と協演。1981年、ドロシー・ディレイのアシスタントとしてジュリアード音楽院で教鞭を取る。83年、シンシナティ大学音楽院ヴィオラ科教授となる。78年、アスペン音楽祭の指導のため、招かれている。


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毛利 伯郎 チェロ
 Hakuro Mori

1950年生まれ。10才よりチェロを始め、上原与四郎、青木十良に師事。66年桐朋学園入学、チェロをハーヴィー・シャピロ、室内楽をロバート・マン、フィリックス・ガリミア、サミュエル・ローズに師事。74年にはジュリアード・オーケストラ首席チェリストを務め、ジュリアード・ソリスト・コンクールで優勝。75年、ロストロポーヴィッチのマスタークラスに選ばれる。76年ポーランド室内楽フェスティバルに招かれ、77年にはチリ国際チェロ・コンクールで銀賞に輝く。現在、読売交響楽団首席チェリスト。


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上村 昇 チェロ
 Noburo Kamimura

京都市芸術大学で黒沼俊夫に師事。1977年、日本音楽コンクール一位、海外派遣コンクール松下賞受賞。ハーヴィー・シャピロ、ピエール・フルニエに師事。79年、カサド国際チェロコンクール優勝。85年、堀正文、清水和音とピアノトリオ結成。86年、レコードデビュー、バッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会を成功させる。90年ウィーン・カンマー・フィルの日本公演ソリストとして出演。ウィーン・フィルのペーター・シュミドールやヤン・パネンカらと協演。また91年、ノイマン指揮のチェコ・フィルハーモニーと協演。チェロ界期待の大器として、今後の充実ぶりが期待される。現在、母校の京都芸大にて、後進の指導に当たっている。


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デヴィッド・フィンケル チェロ
 David Finckel

エマーソン・ストリング・カルテットのチェロ奏者として知られ、世界各国でコンサート活動を行っている。またソロ奏者としてもハートフォード響、リッチモンド響、ルイジアナフィルなどと共演、妻であるピアニストのウー・ハンとも、しばしばリサイタルを開いている。アスペン、サンタフェ、モストリーモーツァルトなどの夏の音楽祭のレギュラー参加者でもある。作曲家である父のエドウィン・フィンケルからの音楽を学び、その後、チェロをエルサ・ヒルガー、バーナード・グリーンハウス、ムスティラフ・ロストロポービッチに師事。15才でフィラデルフィア響のソロ奏者としてデビューし、ジュニアスチューデントコンペティションで優勝。85年に、世界中の優れたソリスト、室内楽奏者、教授から選ばれるニューイングランド音楽学校ピァティゴルスキー部門アーティストの最初の受賞者をしての名声を獲得。その後、ボストン等でリサイタル・デビューを果たした。現在、ハルト・スクール・オブ・ミュージックの教授を務める。


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ネディン・エイシン フルート
 Nadine Asin

現在、アメリカ交響楽団の首席フルート奏者。1980年より、メトロポリタン・オペラ・オーケストラの団員である。首席フルート奏者・ソリストとして、セント・ポール室内楽団、アスペン室内楽シンフォニー、ニューヨーク室内楽団、ボルチモア交響楽団、ジュリアード管弦楽団とツアーを行っている。リゲティー作"フルートとオーボエのためのダブルコンチェルト"アメリカ初演の際もソリストを務めている。また、アスペン、ジュリアード、ブルックリン、ハンター、アブサラなどの各大学の教員でもある。ジュリアード卒業後、ジュリアス・ベーカー、アーサー・ロラに師事し、奨学生として学士、修士共に修得。78年より、アスペン室内シンフォニーの首席フルート奏者として活躍中。


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セシリア・パペンディック オーボエ
 Cecilia Papendick

フィラデルフィア響の全首席オーボエ奏者であり、カーティス音楽院の前ディレクターでもあるジョン・デ・ランシに師事。その他の師事者にはメトロポリタン・オペラ・オーケストラの首席オーボエ奏者であるジョン・フエリオ、NYフィルのソロオーボエ奏者のジョセフ・ロビンソンらがいる。彼女はマンハッタン・スクール・オブミュージックに学び、ニュー・ワールド・スクール・オブ・ザ・アーツより、音楽士の称号を受けた。また、アスペン・ミュージック・フェスティバルでは3回連続フェローシップを授受されている。1994年秋には、スペインのオルケスタ・シンフォニカ・デ・カスティニャ・レオンでゲストソロ奏者でフィナーレを納めた。1992年よりメリーランド交響楽団で首席オーボエ奏者を務め、1994年より、キャピタルヒル・チェインバー・プレイヤーズでソロ奏者を務める。ワシントンD.C.では、数多くのオーケストラに出演し、個人教授も行っている。


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ヨアキン・ヴァルデペニアス クラリネット
 Joaquin Valdepenas

イエール大学音楽科においてクラリネットはキース・ウィルソン、指揮はオットー・ヴァーナー・ミューラーに師事。卒業後1980年にトロント交響楽団に入団、首席クラリネット奏者として活躍する。彼の演奏はカナダ、アメリカにおいてラジオ・TV等のメディアでも取り上げられ、アスペン音楽祭を題材にしたPBSドキュメンタリーにも出演、指揮者・クラリネット奏者として注目された。ヨーロッパではBBCウェールズ交響楽団と協演、デビューを飾り、BBC-TVで放送された。現在、アスペン音楽祭役員、バンフ芸術学院役員、トロント大学音楽学部準教授の教授を務め、王立音楽学院交響楽団。トロント・ユース交響楽団の指揮者でもある。


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中川 良平 室内アンサンブル指揮・バスーン
 Ryohei Nakagawa

トザワ・ムネオ、フレデリック・モーリッツ、シャーマン・ウォルト、ロバート・ブルームに師事。東京芸術大学で学士。イエール大学で修士を修得。フィラデルフィア室内楽シンフォニー、アメリカ交響楽団、ニューヨーク・シティ・オペラ管弦楽団、サンフランシスコ響、東京都交響楽団の首席バスーン奏者を経て、現在新日本フィルのソロ・バスーン奏者、東京チェインバー・グループ等の音楽監督を務めている。又、芸大、桐朋、尚美で教鞭をとっている。名古屋芸術大学管弦楽部門教授。1978年より、アスペン音楽祭アーティスト部門のメンバーでもある。


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ジョン・チェルミナーロ ホルン
 John Cerminaro

テキサス生まれ。ジュリアード音楽院に学び、ソリストとして各国の一流のオーケストラと協演、ピエール・ブレ、エーリッヒ・ラインスドルフ指揮のニューヨークフィルと共にモーツァルトのホルン協奏曲をアメリカ国内で演奏、ハリウッド・ボールにおいてもプレヴィン指揮LAフィルと協演。彼の技法は英国のソロ奏法独特の巧みな技術とアメリカ式の音の深みを強調したものが組み合わされている。アスペン音楽祭1964年の卒業生で、以降、独奏・室内楽の演奏を行っている。現在、ジュリアード音楽院ホルン部門教員を務め、ホルン奏者として活躍中。


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リタ・スローン ピアノ
 Rita Sloan

ロシア生まれのピアニスト。アメリカの地方における奨学金や賞を獲得し、ジュリアード音楽院でマーチン・カニン、ロジャー・レヴァインの生徒として学んだ。ジュリアードではコンチェルトコンペティションで優勝し、オーストリアのザルツブルグに留学中にプローモーツァルト賞を受賞。レオン・フライシャーとウラジミール・アシュケナージに師事。ソリストとして、アメリカやヨーロッパのオーケストラとリサイタルを行い、また、室内楽奏者や共演者として、多くの優れた演奏家たちを国際的に演奏活動を行っている。「シアトル室内楽フェスティバル」「ロングアイランド・モーツァルトフェスティバル」「プロンクス・アートアンサンブルシリーズ」ニューヨークの「バージ室内楽シリーズ」オクラホマの「OKモーツァルト」などの室内楽フェスティバルに出演している。


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ウー・ハン ピアノ
 Wu Han

ウー・ハンは、ニューヨークのリンカーンセンター、カーネギーホールでの演奏や、サンフランシスコを始めとしたアメリカ国内の多くの主要なコンサートシリーズへの出演、そしてヨーロッパ、アジアでの演奏においても批評家の絶賛を浴びている。また、ソリストとしてアスペンフェスティバルオーケストラともたびたび共演。1993年に室内楽の分野で非常に貢献したピアニストに2年に1回贈られるアンドリュー・ウルフ室内楽賞を受賞。彼女はまた、ソナタのパートナーとしてチェロのリン・ハレル、ヴァイオリンのナジャ=サレルノ・ソネンバーグ、チョーリャン・リン等と共演。エマーソンや、メンデルスゾーン、セントローレンス等の弦楽四重奏団ともしばしば共演している。今シーズンは、リンカーンセンターの室内楽ソサイエティーでもデビューし、ラヴィニア、マルボロ、サラトガ、サンタフェ、ラ・ホーヤ、アスペン等の音楽祭でも演奏の予定である。ウー・ハンは9歳から音楽の勉強を始め、故国台湾での主要なコンクールに優勝。まもなく、米国への招待を受け、ハルト・スクール・オブ・ミュージックにてレイモンド・ハンソンに師事。その後、ルドルフ・サルキン、ハーバード・ステッセン、リリアン・カリア、メナマム・プレスラーに師事。現在、夫デヴィッド・フィンケル、娘リリアンと共にニューヨーク在住。


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ジャパン-アスペンフェスティバルオーケストラ
 Japan-Aspen Festival Orchestra

毎年、プロをめざす多くの学生の中から、テープオーディションによって選考され、アスペンミュージックスクールまたはながの-アスペンミュージックフェスティバルマスタークラスを受講し、優秀な成績を修めた卒業生、受講生によって構成されている。

アスペンミュージックスクールからは、一流のアーティストが数多く輩出しており、ながの-アスペンミュージックスクールからも、93年度のエリザベートコンクールで優勝した戸田弥生(第1回受講生・ヴァイオリン部門)、また先頃ジュリアード音楽院を卒業し、演奏活動に入ったヴァイオリニスト諏訪内晶子(第1回受講生)らがいる。93年度の第62回日本音楽コンクール・チェロ部門では上位3位までを卒業生が独占し、ヴァイオリン・ピアノ部門でも上位受賞者を出すなど、今後活躍が期待される若手のアーティストを育成している。

95年度第64回日本音楽コンクール
チェロ部門 1位 長谷部 一郎(第6回奨学生)
 ゛ 3位 上森 祥平(第6回奨学生)
ヴァイオリン部門 2位 田野倉 雅秋(第5回奨学生)
94年度第63回日本音楽コンクール
クラリネット部門 1位 澤村 康恵(第5回奨学生)
94年度第48回全日本学生音楽コンクール
ヴァイオリン部門 高校生の部1位 マヤ・フレイザー(第6,7回受講生)
93年度第62回日本音楽コンクール
ヴァイオリン部門 2位 中島 慎子(第4,6回受講生)
チェロ部門 1位 林 裕(第4回奨学生)
 ゛ 2位 工藤 すみれ(第5回受講生、第6回奨学生)
 ゛ 3位 長谷部 一郎(第6回奨学生)
93年度第47回全日本学生音楽コンクール
ヴァイオリン部門 中学の部
大阪地区3位
島田 玲奈(第6受講生)
 ゛ 中学の部
東京地区奨励賞
マヤ・フレイザー(第6,7回受講生)
ピアノ部門 高校の部
東京地区1位
泉原裕子(第5回受講生、第6回奨学生)


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