猫の実験
1998.03.15作成
文責:飯島麻夫

さて「猫と暮らした日々」を読んだ方は私が猫好きなのではないか?と思ったかも知れない。が、実はそうでもない。

腐りかけた魚でもあれば持っていかせるぐらいのことはしたが、特に猫がいても気にしないし、普段は相手にしない。猫に気に入られたのはそれぐらいのところが理由だろう。

で同じ頃のこと。

小学生の頃に劇をやって、たぶんグリムかアンデルセンの童話だろう、猫の頭に袋をかぶせるという筋の劇があって、本当にやってみたらどんな反応を示すのだろうか?と子供心になんとなく想像したことがあった。

さて、猫は目の前にいる!
幼い頃の疑問の回答を得る絶好の機会ではないか!

で、やってみた。

想像していたのとは大違いで、猫は前が見えないので恐怖に駆られ、死にものぐるいになって部屋中を全速力で駆け回る。
目が見えないんだから当然そこら中のものにぶつかる、それでも走り続けた。また同じ頃のこと。

小学生時代に読んだ理科の本に猫は高いところから落ちてもきれいに着地できる、ということが書いてあった。

同じくアパートの二階の窓から猫を放り投げてみた。

屋根にじゃまされて着地した瞬間は見えなかったが、おそらくはうまく着地したのだろう。

だって生きていて、また私の部屋に入ってきたから...表紙に戻る


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