絶滅危機動物保護
1999.06.05作成
文責:飯島麻夫

トキの雛が孵った孵らないで騒ぎになっている。トキに関しては絶滅危機動物保護云々と騒がれるずっと前から話題にされてきたし、最近明るいニュースに乏しいのでこういうニュースは大歓迎なのだけど...

でも、絶滅危機動物保護活動の意義ってなんなのだろう?

そんなことして一体どうなるの?と思ってしまうのは私だけなんだろうか?
鯨を殺しちゃいけない、と主張する人たち同様、理屈に合わない感傷主義を感じてしまうのは私だけではなかろう。

絶滅危機動物保護の精神は、人間が彼らの住んでいた自然環境を破壊した結果、彼らは生活するための環境を失い、隅っこに追いやられてしまったのだから、我々人間が責任をとってあげなくっちゃいけない、ということだろう。

人類が生態系を破壊しつつあるのも事実。でも、そのことに責任を感じるのなら、生態系を維持することに力を注ぐべきだろう。生態系からはじき出される寸前の動物たちを救ったところで、何の意味があるんだろう?
遅かれ早かれ彼らは滅びて地球から消え去る運命にあるんだから。

第一、生態系からはじき出されそうなのは彼らだけじゃない。たまたま大きくて人間の目から見て目立つので、いなくなるととっても寂しい...という理由だけでごく一部の動物だけを保護しようとするのはどうみても「感傷的」と言わざるを得ない。

絶滅するのが明白な動物たちを無理に生きながらえさせることに余計なコストをかけるのは考えものだ?そんなことよりは、サンゴ礁の保護や森林の維持のための技術を研究したり、資源や労力を費やして、生態系そのものを維持する努力をするべきだと思う。

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