セーター
1998.02.13作成 → 1999.04.12追記

バレンタインデーだからというわけではないが、既製品のセーターをもらった。
よほど趣味の悪い人でないかぎり、女性のセンスはかなり信頼できるのでこれは有り難い。自分で選ぶと似たようなものばかりになりがちだし...

ところで社会人になりたての頃に手編みのセーターをプレゼントされたことがあるけど、これって結構迷惑だった。
手編みはただでさえ非常に難しい。まして若い娘の手編みなんて下手くそに決まっている。こっそりしまってあったのに、たまたまそのセーターを手編みのプロの私の母親に見られてしまい、「しまった!」と思ったが既に遅かった。

母親は非常にいい人なので「下手くそ!」と決して口に出しはしなかったが、内心そう思ったに相違ない。だって本当に下手くそだったから...

特に若い娘にありがちなことだが、手編みによほど自信がないかぎり、手編みのものをプレゼントするのは慎むべきだ。自分勝手な思い込みは相手に迷惑なだけなので...

恋愛にも想像力が必要でしょう。

追記:事実だけど我ながらなんて冷たい言い方だろう。(飯島麻夫)
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