インターネットバンキング
1999.02.26記入
毎月のことだが家賃を振り込もうと銀行に足を運ぶと現金自動支払機に長蛇の列。待たされるのが嫌な私は「来週でいいや。」とあきらめる。
もちろん富士銀行の「サイバーバンク」(インターネットバンキングシステム:残高照会、移動明細照会、振り込みが自宅のインターネット端末から可能)には加入しているが、どういうわけか故障してしまい、サポートセンターに電話したところ「証明書の再発行手続きをしないと利用できません」とのこと。
「サイバーバンク」もいいのだけどサラリーマンと違ってきちんとした振り込みの受取証がないとあとあと困ったことになるかもしれないので振り込みにはインターネットバンキングは使う気になれない。なんせ手元に受け取りが残らないから領収書だけで管理しきれなくなってしまう。税務調査なんて何年後にくるのかわからないんだから。
この手のセキュリティに関わる事務事項はすべて紙ベースになる。信用が第一の銀行だから仕方ないなあ、とは思うけど。
銀行も我々のような小口利用者に対してはコストがかからない現金自動支払機で...と言うのが基本方針らしい。
なんでも、今後は支店経営においても、収益の問題から個人、中小企業などのリテールマーケットに対してはコスト、特に人的コストを削減し(つまり人を減らすと言うこと)、大手および優良企業など収益性の高いマーケットに絞り込むのだとか。
そういう意味ではインターネットバンキングを利用している私などは銀行のコスト削減に貢献してあげているのであって、ATM利用者からは手数料を取らないのに、私が利用手数量(サイバーバンク利用手数料)を毎月払わなければならないのか、ちと疑問に思うなあ。
だって電話料金はこちらもちなんだし、電話サポート以外の人的コストってほとんどかからない。システム開発にお金がかかるのはどちらにしても同じだし...
てことで、銀行さん、インターネットバンキングを早く無料化してください。
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