映画でも"Son of a bitch!"とか"Fucking..."を連発しているものが多い。
Mother fucker!
これは何と解釈すべきだろう。
"Your mother is a fucker!"だろうか?
それとも"You're a mother fucker!"だろうか?
前者なら'Son of a bitch!'と大して変わらない。「おまえの母親はふしだらだ」とか言う意味だろう。英語の場合'is'を省略したりすることはあまりないようなのでどうなのだろうか。しかしありきたりだ。
後者なら「母親とファックするような汚らしい奴!」あるいは「母親とファックしてやがれ!」と言うような意味になのだろうか。
全般的に米国では親をひっくるめて相手をけなす悪口が多いようだ。自分をけなされるのならともかく、親の悪口を言われるのは耐え難い。
それに比較して日本には米国と比較して親に関連した罵り文句が少ない。
確かに、親の悪口をまくし立てることは、相手に心理的に与えるダメージが大きいので罵り文句としての効果は大きい。
やはり儒教の影響があって親など目上の人を貶めることを嫌うからだろうか?
あるいは武士道の伝統から相手の身近な人間をけなすのは卑劣な行為、という意識があるからだろうか。