男の性根
1999.03.22作成
男は浮気をする動物だと言うことを忘れないほうがよい。
三人の女を相手にしているスケベな男と、律儀に一人の女しか抱かない真面目な男がいたとして、さてどういうことが起こるだろう。
ごく単純に考えればスケベな男は、真面目な男の三倍の確率で女に自分の子供を産ませることができる。
ということは、放っておけば世の中はスケベな男であふれかえるようになるのが道理だ。
女性の場合はどうかというとたとえ一時期に三人の男性と関係しても一度に三人分の子供が産めるわけじゃない。相手が一人だろうが複数だろうが自分の遺伝子を子孫に残す確率に変化はない。つまり女性の場合は「男好き」という特性は、自分の遺伝子の生存に必ずしも有利な条件とはならない。
しかし、世の中スケベな男ばかりじゃないじゃないか、という反論が予想される。
確かに「スケベな男の血統のほうが生存に有利」という命題は今に始まったものではないはずだ。もしこの命題が人類の歴史数百万年前からのならば、「非スケベ男」などとうの昔に滅んで、世の中スケベ男ばかりになっているはずではないか?
まさにその通り。だから世の中には、すでにスケベ男しか存在していないのだ。
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