日本経済新聞と日経産業新聞
1999.04.08作成
元銀行員だったこともあって未だに真っ先に読むのは日本経済新聞だ。
朝日新聞や読売新聞をとっていたこともあったがどうも物足りない。
といっても最近は新聞はとらない主義で、もっぱら図書館で読む。
しかし、日経の最近の記事と言ったらどうだろう。
リストラ、人員削減、倒産、赤字などなど、事実なのだろうけど暗い話題の花盛りで読んでいて落ち込むばかりだ。
で、昨日外訪先で日経産業新聞が置いてあったので読んでみて驚いた。
ご承知の通りこちらはエレクトロニクス、情報産業に関する記事が多い。
電子取引、インターネット、提携等々前向きな記事ばかりで、日経のような暗い記事はほとんど目を引かない。
同じ会社が作っている新聞でもどうしてこうまでカラーが異なるものか?
日本経済新聞は、会社員など日本の経済の担い手たちによく読まれる新聞だ。
日本経済新聞を編集している人たちはその責任を自覚してほしい。これだけ不景気な記事ばかりが目白押しでは読んでいる人間の士気が減退してしまう。「投資したい」「事業を興したい」などなどの意欲を根こそぎそいでしまう。
少しは日本人の勤労意欲を引き出すような努力をしようとは思わないのだろうか?
日本経済が停滞しっぱなしなのは日本経済新聞のせいだ。
<<戻る <<表紙