アクセス解析
1999.05.17作成
サイトを運用する側にとって、アクセス解析ができないサイトは盲目に等しい。
例えてみれば、アクセス解析ができないサイトを運営することは、体重を計らないでダイエットするのと同じようなものだ。
運営(ダイエット)することはできるけど、どういうふうに見られているか(どれだけ痩せたか)もわからない。したがって運営するほうとしてもなかなか張り合いがでてこない。
自分がやったことの結果が見えるのは非常に楽しいし、なによりもサイト作りの傾向と対策に大いに役立つ。
思えば、情報を発信する側、とくに個人で情報を発信する場合、役割としては非常に損な立場にあると思う。自分が持っている情報は無条件で与えていながら、見ている人の情報はほとんど入らないのだから。
ダイエットのサイト(http://www.NetLaputa.ne.jp/~asao)を一生懸命やっていたころ、それまで顔も知らない人と会った。ところがその人は私のホームページを隅から隅まで見ていて、私の生活習慣を、何から何まで知っている。公開しているのだから、知られている可能性は十分あるのだが、「いつもどこで泳いでいて水泳のノルマは3km、昨日はこんなものを食べた、現在の体重は何kgで目標は何kg」なんていうことが彼の口からすらすらと出てきたときには、自分の顔が青ざめたような気がした。
「なぜ見知らぬ人にこんなことまで知しられていなけりゃならないんだろう?」
サイトを運営している人が、サイトを見ている人の情報(ごく限られた情報でしかないわけだけれども)を知ることはサイトを運営する人の当然の権利だと思う。
というわけで"Gigahit.com"が早く復旧してくれないとわたしは困る。
<<戻る <<表紙