買うか買わないか
1999.07.06作成

よくパソコンを買いたい人からいろいろと相談される。
最近はさすがにいないけど、数年前までよく見かけたタイプは...

「少し待っていれば安くなるし、性能もよくなるでしょ?」

と言って買う買わないか迷っている人。

こういう人に対しては「迷わずすぐ買ってしまえ!」とアドバイスする。

確かにコンピュータが売れ続けて、技術も進歩しつづける...という前提に立てばパソコンは時間の経過とともに安く、性能もよくなるはずだ。

でも、これを極端に考えると、もっとも性能がよく、安いパソコンを手に入れるベストな方法は、

「その人が死ぬ直前に買う」

のが一番、という非常にばかばかしいことになる。

パソコンを買おうとする人の目的は、最終的に性能の良いパソコンを、安く手に入れることが目的ではなく、パソコンを使うことが目的のはずだ。
「買い換え」ならともかく、いままで持っていない人がパソコンを購入しようとする場合、一刻も早く手に入れて、とにかく使いはじめることがいかに重要なことか。

要はお金だけの問題ではない。

今日、インターネットもあるし、パソコン自体かなり普及しているので使い途に困ることはまず無い。
だから「パソコンが欲しい」と思ったら多少無理をしてでも、早く手にいれてしまったほうが決して損はしないので、すぐに買ってしまおう。


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