末廣

北海道

中央区銀座4-3-2

03-3564-1203

銀座 日曜

4/BBB

97.7.22

麺はほぼストレートの中位の太さのもの。やや柔らかめだがそこそこコシがあって、スープの絡みもそこそこ。スープは豚骨ベースだが4種類あり、どれもそれなりに美味しそう。今回はしょうゆを食べたがまぁまぁ。若干薄味なので、物足りなさを感じる人もいるかもしれないが、スープ自体はややこってりしている。トンコツ味、醤油味2種、味噌味と各種揃っており、それぞれに「こってり」というオプションがあるから、通いこめばそれなりに好みのスープが見つかるかも。チャーシューは部分によって異なるが、まぁ、普通。BとCで迷うところではある。一応、醤油しか食べてないので仮評価、ということにしておいて、トンコツ味や味噌味を食べた時点で確定しようと思う。


末廣飯田橋店

東京とんこつ

飯田橋

4/BBB

2000.12.15

麺は細めの縮れ麺。コシは合格点だが、麺の風味が強く、これが決して良い感じではないのが残念。スープは豚骨、醤油、味噌と、色々なタイプがあるようだが、普通 の醤油を注文したところ、東京とんこつ系の背脂スープだった。嫌みはないのだが、ダシがかなりマイルドで、もうちょっと押しが欲しいところ。チャーシューはスープとのバランスが良く、普通 に美味しかった。


sugakiya

東京

東神奈川

1/CBC

名古屋発祥の有名店らしいが、味の方は今一。まぁ、280円であの味ならコストパフォーマンスは悪くないだろうが、絶対的な評価として大したことがない。化学調味料で味を調え、スープを熱くして客の感覚を麻痺させている印象を受ける。


杉千代

10/AAA

京都

京都

2002.3.27

麺は細めのほぼストレート。京都にしては珍しいこしがしっかりしたもので、スープの絡みも良い。スープは鶏ガラ豚骨ブレンドのしょうゆ味で背脂がのっている。背脂がなければ一蘭のようなイメージ。微妙にピリ辛なのも一蘭チックだが、一蘭のように調味料で強引に旨みを押しつけるような品のなさがなく(別 に下品なのがだめ、というわけではない。念為)、見事というほかない。チャーシューはがんこラーメンのようなとろけるタイプだが、手抜きが感じられずきっちり仕上がっている。これが京都ラーメンか、といわれると正直首を傾げたくなるのだが、京都を代表するラーメン店であることには間違いがない。


介一家

横浜

新横浜

3/BBC

95.10.23

トンコツダシの醤油味スープ。名前からわかるとおり、横浜ラーメンである。ダシのとれ具合がやや甘く、かなりあっさりした印象がある(ただし、横浜ラーメンとしてはであるが)。麺は丸山製麺の極太タイプ。横濱家に比べるとやや太めで吉本家と同程度かそれ以上。太さからコシを出してはいるが、「麺堅め」で注文するのが無難。チャーシューは他の横浜ラーメンと共通に全く今一。やや堅めで厚味があるチャーシューだが、味がしみておらず、素材も今一つである。横浜系のラーメンはどの店もチャーシューに一工夫必要だと思うが、この店はそれが顕著である。家系の中では不出来の部類といえるだろう。


介一家鶴見店

横浜

鶴見

5/ABC

2000.10.17

麺は家系独特の太麺。コシもあるし、スープの絡みも良い。新横浜の介一家よりも良い感じ。スープは家系としてはやや豚骨よりかな、という鶏ガラブレンドの醤油味。まぁ、安心して食べられるレベルではある。チャーシューはまずくはないが、別 に旨くもない、という印象。全体として無難なところでまとまっているので、この界隈では優良店に分類されるだろう。


すず吉

東京

千代田区神田須田町

神田

1/BCC

97.9.5

トリガラベースの東京ラーメンが中心のようだがメニューは豊富で、四川風ラーメンまである。でもそれだけ。ラーメンを食べに行く店というよりは一杯酒を飲みに行く店。神田で三代続いているそうだが少なくとも僕の代は僕はもう行かない。


すず吉

熊本

虎の門

1/CBC

2001.5.29

麺はやや細めで加水率はほぼ標準。熊本のなんとか製麺というところから技術指導を受けてるらしいが、スープの絡みは合格点としても特筆すべきものは特にない。スープはとんこつベースの白湯タイプ。そこそこに味は出ているのだが、厚みの感じられないスープで、この程度のレベルの熊本系は都内にも珍しくないと思う。チャーシューはまずい。


薄野

北海道

港区赤坂5-3-10

03-3582-2060

赤坂 日曜

2/BCB

95.4.02

札幌ラーメンの店にありがちなダシの良く取れていないスープである。したがって、味が非常に淡泊で、味噌ラーメンにいたってはほとんど味噌の味しかしない。スープがこういった感じで、麺もあまりスープに絡まないので、麺とスープがバラバラになってしまっている。チャーシューはかなり大きく、食べでがあるが、特においしいわけでもないので450円も余分に払って食べるものではない。また、シナチクも大きいのだが、何か変わった味で、私はあまり好きになれない。


スタミナラーメン蔵王

北海道

神田

1/CBC

95.4.18

やはりなんといっても麺が弱い。これではラーメンと呼ぶのがはばかられる。スープはそれなりで、まぁ、食べれないわけではない。スタミナの正体はニンニク、韮、卵などで、辛子ミソで味を付けたものがでてくる。チェーン店があちらこちらにあるが、きっとどこも似たようなものだろう。まぁ、どこにも入るべき店がない場合にはよってみても良いが、決してすすめることはできない。最後の手段といえるだろう。


砂川パークホテル

東京

砂川

3/BBC

96.1.8

ホテルの中にある普通の中華料理屋である。麺はまぁまぁこしが有り、スープも一応絡んでくる。スープはトリガラベースの東京系で、札幌系という感じではない。こういったスープの評価は非常に難しく、あえていえば「ま、合格点かな」であろう。ピカ一や勝丸などの東京にあるしなそば屋と比べれば見劣りすることは否定できない。チャーシューはまずい。


すみれラーメン博物館店

北海道

横浜市港北区新横浜2-14-21

045-471-2956

新横浜 火曜

11/特AAA

94.7.16

札幌の「純連(じゅんれん)」の兄弟店である「すみれ」がラーメン博物館に出店した店である。スープの上層に脂の層があり冷めにくい。北国ならではの工夫であろう。だしはトンコツ、魚(おそらくアジ)、ねぎ、こんぶ等でとっていると思われる。麺は森住製麺という製麺所の麺であるが、西山麺に勝るとも劣らないもので非常においしい。なんといっても味噌チャーシューがお薦めである。チャーシューはそのまま食べるとやや硬めなので、スープに浸してよく暖めてから食べよう。「純連(じゅんれん)」は札幌南北線澄川駅に、「すみれ」は地下鉄中の島駅にある(札幌のラーメン好きで知らない人はいないらしい)。


純連(すみれ)

北海道

札幌市豊平区中の島2条4丁目7-28

011-824-5655

中の島 日曜

12/特A特AA

96.1.8

純連の兄弟店。森住製麺の麺は腰が強く、温度の高いスープの中でも全くへこたれない。スープのからみも良く、これ以上のものはなかなか望めないだろう。スープは醤油と味噌では趣がかなり異なり、味噌はにんにくが強烈に自己主張しているトンコツタイプ。醤油は同じトンコツベースでも旭川系の香ばしさが印象的。チャーシューはかなりざっくりと切られた大きな塊が沢山はいっていて、良心的だが、やや大味な印象もある。おみやげラーメンも用意されている。