エピソード3 〜ヨガの復讐〜
鈴樹 瑞穂
 うだるように暑い昼下がり。1日で一番暑い時刻である。本来、この時刻には外に出たくないのだが、よんどころない事情で買い物に出ていたフェイスマンが、汗を拭き拭き戻ってきた。
 場所はマイアミのリゾートマンション。オーシャンビューの広いリビングがついたこの部屋は、例のごとく、フェイスマンが口先三寸で「知人」から借りているものである。
「やっと着いたー。あぁもう、外、嫌んなっちゃうくらい暑いよ。アスファルトから陽炎が立ち昇ってるって。」
 ぶちぶちと文句を言いながら、フェイスマンはスーパーの紙袋の中から、買ってきたものを取り出した。
「ほら、買ってきたよ。どれにする?」
 フェイスマンの催促に、部屋にいた3人――ハンニバル、コング、マードックはよろよろと顔を上げた。
 ラタンの椅子に沈み込んでいたハンニバル、ソファに長々と伸びていたコング、床にクッションを並べてうつ伏せになっていたマードック、ともに心なしか顔色が悪く、げっそりとやつれた面持ちである。
 と言うのも、ハンニバルはアクアドラゴン最新作『対決! アクアドラゴン』の撮影で何時間も海に浸かった挙句に冷やしすぎ、コングはがぶ飲みした牛乳にあたり、マードックに至っては白熊(注・カップのかき氷の方。北極在住の熊に非ず)の食べすぎで、揃って腹具合が悪いのだ。
 そんな時にはこれ! とお祖母ちゃんが言ったかどうかは定かではないが、とにかく、ただ1人無事だったフェイスマンはそれを買いに炎天下の中を走った。フェイスマンが広げたそれは、腹巻だ。黄色地に赤いハートがぐるりとついた毛糸の腹巻、オーソドックスなラクダの腹巻、ちょっと高級感を醸し出すシルクの腹巻。
「おいらはその模様がついたのにするよ。」
 マードックが黄色い腹巻を取り、ハンニバルが目線でシルクの腹巻を指し示す。必然的にコングが残ったラクダの腹巻となるが、特に文句もなさそうだ。
 フェイスマンは腹巻を配って回り、3人はそれぞれにそれを身につけて座り直した。
「ふむ。これはなかなかいいな。」
 急に元気になって葉巻など取り出しながら、ハンニバルがのたまう。
「はー。腹が温まるー。」
 マードックがぽんぽんと腹部を叩き、コングも頷いている。
「で、昼飯は何だ、フェイス。」
 御大、それは調子に乗りすぎ。
「腹が治るまで絶食に決まってるでしょー。あ、脱水症状になると困るから、水分はしっかり摂ってね。ハイ。」
 フェイスマンが甲斐甲斐しく配ったのは、白湯。飽くまでも、白湯。
 不満たらたらといった風情で白湯を飲みながら、ハンニバルが言った。
「体調も回復したし、退屈だな。何か面白いことでもないのか?」
「あるわよ、Aチーム!」
 ばーんとドアを開けて、まさに絶好のタイミングで入ってきたのは、エンジェルだった。



 サマーバカンス中のAチームを追いかけてまで依頼を持ってくるというツワモノぶりを発揮したエンジェルは、やはりと言うか、さすがと言うか、Aチーム(3名)の腹巻姿を目の当たりにしても、いささかも動じなかった。それどころか、フェイスマンに向かって「あなたはしないの、フェイス?」などと放言し、大いに彼を苦悩させた。
「いやー、必要ないって言うか、ホラ、特にお腹も壊してないしね。」
「何言ってるの、この時期、意外とお腹って冷えるんだから。腹巻は必需品よ!」
 思わず相手の腹部を注視してしまったフェイスマンの肩を、エンジェルが「ヤッダー!」とバシバシ叩く。これが結構痛かったりするのだが、フェイスマン、そこは我慢のしどころである。
「仕方ないわね、今日は勝負腹巻だし、ちょっとだけ見せてあげる。」
 真っ赤なキャミソールの下から現れたブツを見て、フェイスマンは眩暈を覚えた。
(キ○ィちゃんか……。)
 しかも、無残に横伸びしているなんて、まかり間違っても口にしてはならない。
「そんで、面白いことって何?」
 直球で話題を戻したマードックに、フェイスマンは心の中で親指を立てた。
「ああ、そうそう、忘れるとこだったわ。」
 あっさりとそう言って、エンジェルは話し始めた。



 今回の依頼人は、エンジェルの友人の知人の祖母だと言う。名前はリリーナ・メイプルさん。ヨガ教室でインストラクターを務める元気なお婆ちゃんだ。
 この度、リリーナお婆ちゃんのヨガ教室で夏の合宿を行うことになった。合宿と言うと聞こえはいいのだが、その実態はキャンプである。キャンピングカー数台で出かけ、野外で自然と一体になってヨガを楽しむ催しなのだそうだ。
 そこでAチームに依頼したい仕事というのは、キャンピングカーの運転およびキャンプの指導員。要するに、自分たちがヨガに勤しんでる間に、水を汲んだり火を熾したりする人たちが欲しいのよね、という目論見なのである。
「ねっ、あなたたちなら適任だと思わない?」
 にこやかに話を締め括って、エンジェルが一同の反応を窺う。
「そりゃ、そういうことなら、ベトナムで散々やりましたからね。」
 ハンニバルが気のない様子で煙を吐く。
「いいじゃねえか。キャンプに行きゃ、こんな街中にいるよりゃ涼しそうだ。」
「楽しそうじゃん。」
 コングとマードックは乗り気なようだ。と、なると決定権はフェイスマンにあるようなものだったが。
 ピッポッパッ。
 素早く電卓を弾いたフェイスマンが、エンジェルの前にそれを差し出した。
「2泊3日って言ってたけど、キャンプの指導員なら、相場はこんなもんだよね。」
 普段のAチームの仕事料の相場からすれば、随分と低い額である。それを見たエンジェルがふふんと笑って、電卓を弾き直す。
「ま、今回は楽な仕事だし、場所もここからならすぐだし。急な依頼ってことで色をつけてこれくらいかしらね。」
「そこを何とか。これでどう?」
「これなら何とか。」
 電卓を弾き合うこと数回、どうやら交渉は纏まったようである。



 晴れ渡る空の下、どこまでも続く畑や果樹園、放牧された牛、という牧歌的な風景の中の一本道を、キャンピングカーの隊列はひた走る。対向車とて滅多に通らぬ田舎道だった。
「近いって……言ったのに。」
 3台のキャンピングカーの後を、お馴染みのバンで続きながら、運転席のフェイスマンはぶつぶつと文句を言っていた。前のキャンピングカーをそれぞれにコング、マードック、ハンニバルが運転しているので、当然、バンの運転はフェイスマンに回ってくる。
「文句言わないの。少なくとも飛行機の移動ではなかったでしょ。」
 助手席のエンジェルが詐欺師の上を行く詐欺師的微笑で言い放つ。仲介だけかと思いきや、ちゃっかりキャンプに参加するつもりだったらしい。腰痛に悩んでいた彼女が、半月ほど前からリリーナお婆ちゃんのヨガ教室に通い始めたというのを、出発してから知ったAチームの面々である。
「とにかくヨガはすごいのよ! あれほど酷かった腰痛が綺麗さっぱり治っちゃったんだから!」
 力説するエンジェルに、目を輝かせたのはマードック1人だけだ。
「じゃあさ、おいらの腹痛も治るかな。」
「お前のは冷たいもんの食いすぎだろーが。」
 腹巻で温めていれば治る、というフェイスマンの常識的なツッコミは、マードックには完全に無視された。おまけに、だ。
「肥満解消や体力増進にだって効果があるのよ〜。メンバーのウォルターお爺ちゃんなんて、ビール腹が半年でぺったんこになったって言ってたし、マグワイア夫妻は去年は一度も風邪を引かなかったんですって。」
 エンジェルの語る素晴らしい効果の数々は、がっちりとハンニバルやコングのハートまで鷲掴んでしまった。
 かくして、フェイスマン以外の3人は、結構乗り気で今回の仕事を楽しんでいたりする。「空いた時間は、あなたたちもヨガのレッスンに参加したらいいわ」などという、エンジェルの甘い言葉に乗せられて。
 フェイスマンだけは、キャンピングカーに分乗していったヨガ教室の生徒たちを見て、すっかりやる気を失っていた。
 この手の教室の生徒と言えば、普通、ピチピチのギャル(死語)もしくは、熟した奥様たちが主流ではあるまいか。
 そんなフェイスマンの密かな期待を大幅に裏切って、リリーナお婆ちゃんの生徒は揃って高齢、しかも、やたらに元気な老人たちであった。先生がお婆ちゃんなのだから、推して知るべし。



 さて、数時間のドライブの末、ようやく目的地に着いた一行は、ドライブ中に固まった体をほぐすべく、早速ヨガのレッスンを開始した。
 その間に、Aチームのメンバーは、水を汲み、夕食の支度をすることにした。食事の支度と言っても、総勢20名の大所帯だ。メニューは自ずと限られる。
「よし、今夜はカレーだ!」
 キャンプと言えばカレー(アメリカでもそうなのかどうかは定かではない)。「今夜は」などと言ってはいるが、きっと明日もカレーだろう。
 ハンニバルの号令一下、一同はきびきびと作業に取りかかった。
 川からコングが水を汲んでくる。ハンニバルとマードックが石を積んで即席の竈を作り、フェイスマンが火を熾す。
 泣きながらタマネギの皮を剥くマードック。ナイフで器用にジャガイモやニンジンの皮を剥くコング。大鍋をお玉でかき回すハンニバル。肉代わりのコンビーフ缶を鍋に入れるフェイスマン。
 因みにエンジェルはちゃっかりレッスンに加わっているので、ここにはいない。
 ほどなくしてキャンプ地には、美味しそうなカレーの匂いが立ち昇った。たとえ肉代わりにコンビーフ缶を使ったカレーでも、自然の中で身体を動かした後なら美味しいだろう、それなりに。
 キャンピングカーからテーブルと椅子を下ろし、食事の準備が整った頃、事件は起こった。



 その頃。キャンプ場に隣接する芝生で、リリーナお婆ちゃんと生徒たち(エンジェル含む)は、ヨガのレッスンに勤しんでいた。
 リリーナお婆ちゃんは髪を栗色に染め、小柄ながらも派手目なレオタードとパンタロンを身につけ、頭にはスカーフを巻いた、パッと見には年齢不詳の女性である。ヨガと言うよりは、ジャズダンスかソシアルダンスの教師と言った方がしっくり来そうな雰囲気だが、恐ろしく姿勢がよく、足取りもキビキビしている辺りはさすがであった。
 対する生徒の方も、ほぼ全員が中高年。頭が禿げ上がった、矍鑠とした老人がウォルターお爺ちゃん。ちょびヒゲの老人と、大柄な老婆がマグワイア夫妻。その他諸々。エンジェルが一番若手で、かつ、一番体が固そうだ。
 大体の動きを見ていれば、古参かどうかはわかってくるが、皆さん、年齢の割には顔の色艶もよく、元気そうだ。
「吸ってー吐いてー、ハイ、リラーックスー。」
 パンパンと手を叩いてのリリーナ先生の号令は、やはりヨガと言うよりはダンス系のソレだったが、生徒の方も心得たものである。それぞれにきちんとヨガのポーズを取って、深呼吸を繰り返している。
 ダンスと違って音楽はかけないから、響くのは小鳥の声と、リリーナお婆ちゃんの号令だけ。
 それはそれで調和していた雰囲気をいきなり破ったのは、突然鳴り響いたアップテンポなメロディだった。



「あーらあら、皆さんお揃いで、そのポーズはヨガのレッスンかしらー?」
 腰に手を当てて登場したのは、やはり派手目な中年男性。白のフリルも派手派手しいサテンのブラウスに白いパンタロン、腰には赤い帯を巻いている。どうにか金髪の範疇に入れてあげてもいい暗めの髪に、一応ブルーの瞳、マスカラを大量に使っていると思われるラクダ並みの睫。そしてお約束の顎割れに青いヒゲの剃り跡。
 男の後ろには、恭しくCDラジカセを手にした青年および、やはり似たような格好の若者たちが10名余り。
「何だい、アンタは。レッスンの邪魔をしないどくれ。」
 リリーナお婆ちゃんが江戸っ子きっぷな口調で言うと、その男はくねくねと腰を動かし、ついでにくるりとターンした。
「あーら、ゴメンなさいねー。でも、アタシたちもここでレッスンしたいのよねー。場所を空けていただけないかしらー。」
「一体何のレッスンよッ!」
 リリーナの後ろから顔を出して、エンジェルが叫ぶ。
「あらあらあら、見てわからないのかしらねー、そこの子猫ちゃん。このスタイル! このミュージック! ダンスのレッスンだって、すぐにわかるでしょー?」
「……サンバ?」
「いやぁ、どう見てもリンボーダンスじゃろう。」
「違いますよ、お爺さん。フラメンコですって。」
 言いたいことを言うエンジェルとリリーナお婆ちゃんの生徒たち。
「キーッ、わかんない人たちねっ。ジャズダンスに決まってるでしょー。いいこと、ジャズダンス界の赤い彗星こと、このアタシ、アンドレア・アンドリューとその門下生のダンスを特別に披露してあげるから、目ん玉開いてよーく見ちゃってちょーだい!」
 アンドレア・アンドリューと名乗ったその男の合図で、ラジカセ係の青年が、再びミュージックをスタートさせる。
 途端に溢れ出したアップテンポなサウンドに乗って、アンドリューと門下生たちはクネクネと腰を動かし始めた。
「アンドレア・アンドリューだって。」
「くっどい名前。」
「名前だけじゃのうて、何やらダンスもくっどいのう。」
「この音楽も騒々しゅうて、どうにもいただけんのう。」
 年寄りたちの毒舌は、年季が入っている分、冴え渡っている。
 そんな生徒たちに、リリーナお婆ちゃんが活を入れた。
「こっちも負けんじゃないよ! 次は猫のポーズだ!」



 この騒ぎに駆けつけたAチームが見たものは。
 芝生の右半分でヨガのポーズを取る老人たち+エンジェルと、左半分でアップテンポなステップを踏む若者たち。大音響で鳴り響く音楽に、リリーナお婆ちゃんの号令。
 結局、場所だけは双方が並んでレッスンできるだけ、十分に広かったのだ。しかし、ヨガのレッスンとジャズダンスでは、テンポも動きも違いすぎて、並列は相当に難しいようだった。
 その証拠に、リリーナお婆ちゃんとヨガの生徒たちの動きは、どこかビートに乗ってしまっていたし、アンドリューと門下生たちのジャズダンスは、そこはかとなくゆったりとした呼吸を表現しつつあった。
「何だ、これは?」
 葉巻を手に、思わず額を押さえるハンニバル。
「何と言われても……。」
 フェイスマンにだって、説明の仕様がない。1人、喜んでいるのはマードックで、止める暇もあらばこそ、不思議な踊りの輪に乱入していく。
「こりゃあ、盆踊りだな。」
 コングの感想は実に的確だった。腹巻をしたままのマードックが妙に溶け込んでいるのは、気のせいではあるまい。



 ようやく曲が終わると、踊りを止めたアンドリューはぜいぜいと肩で息をしながら、リリーナお婆ちゃんに向かって言った。
「アナタたち、なかなかやるじゃなーい。」
「そう言うアンタたちも、若造にしちゃなかなかだよ。」
 汗だくのリリーナお婆ちゃんもイナセに答える。
 その間に、エンジェルから事の経緯を聞き出したハンニバルが、お奉行様よろしく割り込んだ。
「事情は聞かせてもらった。そこでこの場所の使い方についてだが、あたしたちに任せちゃもらえんかね。」
 ハンニバルの言葉を聞いたリリーナお婆ちゃんとアンドリューは顔を見合わせ、それから口を揃えて言った。
「「公平にしてもらえるなら。」」



〈Aチームのテーマ曲、流れる。〉
 トラックで材木を運んでくるフェイスマン。ロープで材木同士を縛るコング。金槌で釘を打つハンニバル。竹ひごを切っては丸めるマードック。
 キャンピングカーの前では、ヨガ教室の生徒と、ジャズダンスの門下生たちが並んでカレーを食べている。大いに意気投合し、缶ビールで乾杯するリリーナお婆ちゃんとアンドリュー。
 力を合わせて櫓を立てるAチーム。張り渡したロープにお手製の提灯を吊るしていくマードック。ハンニバルとコングが満足気に櫓を見上げている。どこからか、太鼓を調達してくるフェイスマン。
 カレーのお代わりを繰り返す老若男女。アンドリューにヨガの呼吸法を伝授するリリーナお婆ちゃん。お礼にと華麗なるターンのやり方を説明するアンドリュー。
〈Aチームのテーマ曲、終わる。〉



 いつの間にか、とっぷりと日が暮れていた。
 フェイスマンに先導されて、ヨガ教室とジャズダンスの一行が、ぞろぞろと芝生に入ってくる。
 と、一斉に提灯に明かりが灯った。
 ドドーン。
 浮かび上がった櫓の上で、半被にパッチ、捩り鉢巻姿のコングが、太鼓を叩いたのだ。
 と、同時に始まるダンスミュージック。炭鉱節だ。CDラジカセのスイッチを入れたハンニバルが満足そうに頷いている。
「こ、これは……。」
 どよめく一同の前に、やはり半被姿のマードックが飛び出した。半被にパッチ、そして腹巻(黄色地に赤いハートマーク)というかなり微妙な格好だが、この際、よしとしよう。さらに気合いの入ったことには、頭の後ろにひょっとこのお面をつけ、ザルを手にしている。何だか安木節まで混同しているようだが、この際、それもよしとしよう。
「さぁさぁ、一緒に踊ろうぜ。同じ阿呆なら踊らにゃソンソン。」
「皆さんの分もありますよー。」
 すかさず進み出て、半被を配るフェイスマン。
「これなら、みんなで楽しめて平等だろう。」
 裁きを終えたお奉行様のように、ハンニバルが鷹揚に言う。
「そりゃまあねー。」
「ま、仕方ないかね。」
 溜息をつきつつも結構楽しそうなアンドリューとリリーナお婆ちゃん。2人はフェイスマンから半被を受け取ると、意気揚々と踊りの輪に加わっていった。



 こうして、見事、ヨガ教室とジャズダンス・スクールの練習場所の取り合いという騒動を収めたAチームであったが。すっかり盆踊りにハマってしまったリリーナお婆ちゃんとアンドリューおよび各々の生徒や門下生たちに請われて、2泊3日のキャンプ中、昼も夜も、太鼓を叩き、踊りを先導し、果てはジャズダンス・スクール一行の分まで水汲みや食事の支度に奔走する羽目になったのだった。
【おしまい】
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