52号 はじめの対談 (2017.08.06 14:00〜)
The A'-Team
C[伊達梶乃];こんにちは、大体半年ブリのA'、梶乃です。暑いっすね。
F[フル川四万];お暑うございます。外に出る気が一切しないよ。
M[鈴樹瑞穂];暑いですね。先週はちょっとマシだったのにな。
C;なー、先週は適度な気温だったのに。これからまだ暑くなるとか、やめてほしいわ。
F;汗かきすぎて、毛染め(マニキュア)の色が抜けて困る。Tシャツの首が真紫になったよ。
M;何と、そんな惨事が。
C;Tシャツの元の色は紫? 黒? それとも般若?(それは色じゃなくて柄だ。)
F;グレー地に狼。別に染まってもいいんだけど、できれば毛の方を染めていてほしいの。
M;切実。染め直すのメンドクサイもんね。
C;染めてないのでわかりません。
F;染めないと関口宏みたいになんのよ。逆スカンクと言うか、逆ドラドラ子猫と言うか。
M;なるね。染めると後で首や額がかぶれるから、できるだけ間隔は開けたいんだが。
C;逆ドラドラ子猫はステキだと思うけどなあ。サンデーだっけ?
F;だっけ? マネージャーの子だよね。好きだったなあ、ドボチョン一家の次に。
M;知らない……記憶にないだけかな?
C;ああ、私もドラドラ子猫はドボチョン一家の幽霊旅行の次に好きだった。幽霊旅行の上に、チキチキマシンと幽霊城のドボチョン一家とスーパースリーがあるけど。
F;記憶にないだけだよ、きっと。と、思ってたらさ、会社の7歳下の人が、あの頃のカートゥーン全く知らなくてビビッた。Wacky Racesの筆箱使ってるのに!
M;うーん、ググっても記憶が甦らない……。
C;知ってるの、私と四万ちゃんと、上の年齢の人たちだよ。年下だと、下手するとAチームさえ知らない。
F;昭和は遠くなりにけり、だな……。
M;この前読んだビジネス書に、バランスの取れたチームの例として引用されてたよ、Aチーム。
C;バランス取れてなかったら、何もできないだろ、Aチーム。全員マードックとか、もうしっちゃかめっちゃかだよ。
F;あれを例に取っちゃいかんだろ。「では、次のタスク・チームは、Aチームをお手本に、営業の山田部長、長谷川君、ITの遠藤さんに、広報の藤田さんで」とか言われたら、自分は誰の担当か悩むよね。
M;持っている技能と役割分担が明確っていう例ね。
C;山田部長がコングファンで社長ぶん殴りに行こうとしたら、残り3人は「じゃあ誰がハンニバル?」ってなるよ。
F;キツイね、ハンニバル。奇を以って良しとする事業計画で、成功しなきゃいけないんでしょ?
M;一番大変なとこだよね。しかし全員ハンニバルなチームもまた、何の成果も上がらないのであった。
C;会社的には全員フェイスマンがマシかな。
F;中途採用されそうだもんね、フェイス。
M;一見無難そうに見えて、コンプライアンス的には大変そうだけどね〜。
C;最初はフェイス、猫かぶることでしょう。工場だったらコング雇う。
F;どうしよう、モンキー雇う現場が見当たらねえ。
M;えっと……カスタマーセンターとかどう?
C;刺身にタンポポ(菊)乗せる仕事は?
F;カスタマーセンター、客、激怒しそう。そして、刺身はタンポポまみれになりそう。
M;タンポポ増量。あ、紙芝居のおじさんとかは? 児童館とかでさ。
C;タンポポ増量品は、刺身つきタンポポとして売ればいいと思う。マードックによる紙芝居のおじさんは、興奮し出したら何が起こるかわからないから恐い。
F;爆破シーンとか楽しそうだよね、モンキーの紙芝居。
M;泣く子とめっちゃウケる子に二分化されるね。
C;ヘリや飛行機のシーンでは紙芝居持って走り回るね。
F;地中に予め爆薬仕込んでおいて、子供たちの背後で爆発。ついでにポン菓子作って配布。
M;ポン菓子、ついでなの!? 水飴とか率先して練りそうだけどさ。
C;サルミアッキ配りそう。リコリスバーでもよし。
F;「それはいらない(キッパリ)」by キッズ。
M;何か評判になってさ、回を追うごとに大きなお友達が増える気がする。ついには児童館関係なく野外紙芝居。
C;爆発している時点で野外でしょ。とにかく、マードックの就職先が決まってよかったよ。ハンニバルはシルバー人材派遣かな。
F;シルバー人材派遣、お得よ。炎天下に社宅の庭全部草むしりさせて、丸1日で5400円くらいだったし。10年以上前の田舎だけど。
M;えー、そんな体力あるシルバー来るの? 来ちゃうの??
C;シルバー、体力結構あるし、技術持ってる人も多いし、しっかり仕事してくれるし、ありがたいよ。
F;うん、雑草根こそぎ取ってくれてさ。で、夕方には、草入った袋20個くらいの真ん中で即身仏みたいになってたけど。
M;わあ、袋20個も! すごいね! ハンニバルなら焼き払いそう。
C;焼き払ったら、社宅も焼けるのでは? ハンニバルだって誰も部下がいなけりゃ、黙々と草むしりするんじゃない?
F;ハンニバル、草刈り機は使うだろうけど、根っこまでは抜いてくれないよね。でも、その有能草むしり爺さん、翌年頼んだら断られた。余程辛かったんだろう。
M;んー、1日草むしりして5400円貰っても、腰痛で整形外科かあんまに行ったら相殺だよね。
C;根っこまで抜かなきゃ、またすぐ雑草生えてくるぞ。マッサー行くこと考えたら、1日5400円はボランティアだ。整形外科ならちょっと安く済む。
F;だよね。うちも今、花壇ボーボーなんで、抜かなあかんのやけど、この暑さ、無理よね。
M;熱中症になると大変だし、ちょっと涼しくなってからかな。ハンニバルに草むしり頼んだら、ヤギ連れてきそう。
C;夜に草むしりするといいかもよ、暑さだけを考えたら。いや、夜も暑いか。ヤギは根っこまで食べないよな。
F;秋まで放置の予定です。近隣の人よ、済まん。
M;いいんじゃない、熱中症で救急車来るよりは。
C;冬まで放置したら枯れるんじゃない? 雑草も何もかも。で、花壇だったとこに物置作る。どう?
F;家の全面に物置? 斬新だわ。
M;便利そうではあるが、開けてみてって感じね。
C;物置、ログハウス風の隠れ家的に作ればいいと思う。
F;じゃあ、敵に攻め込まれた際に奇襲できるよう、物置に狭間(銃を撃つ穴)でもつけるか。そして、中でAチームに待機してもらおう。というわけで、この辺で、本編をお楽しみ下さい。書くのこれからだけど。
M;私も書くのこれから。恐らく、じみーちゃんも。そんなA'ですが、何となく間に合うはずなので、本編でお会いしましょう。

編注1・指摘される前に書いておくと、幽霊城のドボチョン一家はハンナ・バーベラ作品ではありません。
編注2・対談時点において、じみーちゃんはほぼ書き終わってます。
【おしまい】
次回のお題、受付中。Vol.53用お題の締切は2017年10月末日とさせていただきます。
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