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ウィリアム・エイブリーがアーリーエントリーした事で入学と同時にポイントガードのポジションを任され、34試合すべてにスタメン出場。シーズン開始当初は大学のプレイにうまく適応できずにミスを連発していました。元々高校ではシューティングガードをやっていて、スコアラーとして活躍していただけに、大学レベルでのポイントガードの仕事に慣れるまでに時間がかかったようです。それでも、キャラウェル、バティエーらのサポートの下、少しづつポイントガードとして成長を見せ、安定した働きを見せるようになり、ACCトーナメントではMVPを獲得しました。 技術、運動能力は非凡。単純に能力だけをとれば今までのデュークのどのポイントガードよりも上でしょう。運動能力の高さはリバウンドとスティールの数字に現れています。得点力も抜群。体格が良いので速攻やドライブインからのフィニッシュ能力に優れ、アウトサイドシュート以外でも得点できるのが強みです。視野も広く、アシストのセンスも良いものを持っています。 しかし、能力だけではできないのがポイントガードというポジション。チームを勝利に導くにはゲームの流れを把握し、その時にチームが何をすることが必要かを判断し、それをまわりのメンバーをコントロールして実現させなければいけません。ウィリアムズはまだ自分の能力に頼りすぎ、勝負所でうまくまわりを使うことができません。相手とのマッチアップを判断してのナンバープレイのコールや周りの能力を十分に活かせるスペーシングなどを覚えて欲しいところです。周りをうまく使えるようになればシュートセレクションも良くなり、無茶な攻めをしてのターンオーバーも減ると思います。 技術的に気になる所はパスのモーションが大きい事。ペネトレイションや速攻から巧くノーマークを見つけてパスを出すのですが、モーションが大きいためにタイミングがワンテンポ遅れてカットされてしまう場面が多く見られました。もう少しチェストパスなどでコンパクトに速いパスを出せるようになれば視野は良いだけにもっとアシストが増えるのではないでしょうか。 2000シーズンはさすがに1年生、好不調の波がかなり激しかったです。能力が高いだけに、彼の好不調はチームに大きな影響を与えます。2001シーズンに向けてデュークのプレシーズンの評価はかなり高いですが、ファイナル4、そして優勝を狙えるチームになるかどうかは良くも悪くもウィリアムズ次第だと思います。2000シーズンの経験を糧に良い意味でゲームを支配できるポイントガードになってくれる事を期待しています。 |