誰でも わかりやすく 楽しく書道芸術 が学べる


書道芸術入門講座<創作篇>

伏波神祠詩巻

[ 伏波神祠詩巻 ]・・・北宋:黄庭堅 (1101AD)

lesson.No.3:[ 古典を生かして・・・行・草書 ] 98.9.26 up

Lesson.No4 へ進む

NET書道芸術講座
白泉書道会主宰
講師 望月鶴川


 1 ) . 古典からヒントを得る
前回に引き続き古典をどのように作品に採り入れたら良いか考えてみたいと思います

今回は書道の習う順序でいけば当然「王義之」の蘭亭叙、十七帖などですが、
作品を作るのに面白そうな張旭の草書と黄庭堅の行書を選びました。草書と行書を一緒にしたのは現実に作品を作りやすく書く時に変化がつけやすいからです。

この辺はあまりこだわらずに自由に自分の意思で選んだ方が良いと思います。

謝霊運王子晋讃
[ 謝霊運王子晋讃 ]・・・唐:張旭

自由に書いてある草書です。良く見ると基本通りに書いてあります。伸びがあり止まることなく意のままに書いてありますね。それだけ感じてくれれば良いです。難しい事はいらない!!!。

上の2つを拡大してみます
良く見ると淡々と書いて自分でも書けそうですね!。
・・・そう思ったら書いてみましょう。
私はいつも、ここで本当に実際に書いて見ます、それにより意外な事に気がつくのです。
これも自由に且つバランス良く書いてあります。
とても良い字ですね。これだけ自由にかけたらいいなぁ・・・
そう思ったら又書いてしまいましょう。!!


○上記2点、行書と楷書の特徴○

 解説はなしです

 当たり前の解説を入れるより自分で好きなように思えば良いです。

 私も好きに勝手に考えます。良くここで本などを調べると「あそこのここが良い」とか「ここがこうなっているから良い」とか書いてありますが
まず、良くても悪くても自分の考えをハッキリした方が、その後本で調べても、深い理解が出来ます。意味もなく本に出ているとか、皆が言うからと鵜呑みに覚えるのは良くないです。

この創作篇では作品制作にテーマをおいているので、それぞれの古典についての説明は省きますので、自分で調べてみてください。


 2 ) . 創作への第1歩・・・まず書いてみましょう
ここでも前回と同じに合体です、そしてもう一つ想像です

見本01●実際に書いてみました

上の段が原本を見て少し緊張して書きました
下の段は気楽に思いきり良く書きました。

こうしてみると上の方が特徴をつかんで書いてるようですが雰囲気は下のほうが良いと思います。
どちらが良いかより両方の書き方で書くほうが良くて
一つの考えだけ出なく別の角度からも見て書いたほうが勉強になりますね!


こんどは前回と同じ文字を使って書いて見ます


どの部分を合体させたかは、ちょっと説明がしにくくなってしまいました。
雰囲気を捉えて書いたつもりで一気に4枚続けて書きました。

似ているとこもあれば、全く別なものになったとこもあります。
まぁ良いでしょう。気にする事はありりません。

書いてみることがなんたってテーマなんですから。何枚も書けば良くなります
拡大したのも入れました、参考に見てください。

雅印について

4枚とも雅印が捺してあります、簡単に説明します

1枚目は真中に捺してありますね、
真中の空間に華を持たせたというか、そのままだと意味の無い空間になりそうな感じがしたので捺しました。

3枚目は右に捺してあります、これも右側の字が左に負けそうなので雅印を捺して左右の力のバランスをとってみました。

2.4枚目は普通に左下に捺しました。この辺の捺す場所はその人の感性によって違くなると思います。
違くて良いのです。決まりはありません


今回は古典を参考にして行・草書を書きました。
次回をお楽しみに!
予定は10月中旬です。

講座を見て感じた事、素朴な質問(わからない時はごめんなさい)メール受け付けます。
ここをクリック

ホームへ
(C) Copyright "Masao Mochizuki" 1998.8.15, <eishowdo@netlaputa.ne.jp>