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書道芸術入門講座<創作篇>

王義之「十七帖」

[ 王義之「十七帖」 ]

lesson.No.7:[ まとめ ] 99.1.3 up

NET書道芸術講座
白泉書道会主宰
講師 望月鶴川


□ 臨書から創作へ
1:なぜ臨書が必要なのでしょう?
2:創作に臨書が必要な理由?
3:臨書を学ばないと創作は出来ないのか?
4:個性と創作の関係
5:個性と感性を生かす
6:制作へのプロセス
7:学問としての芸術とは?
8:生活に生きる芸術

創作編のまとめとして、上記の8つの問題点を臨書を学ぶ意義を考えながら検討して、創作の足がかりにしたいと考えました。いずれも簡単なようで、奥深く作品を制作する為に、是非考慮して形だけでなく、生命力のある作を制作したいと思います。


□■1:なぜ臨書が必要なのでしょう?■□
美を感じる時に、自然の美と精神の美があります。
自然に近い美、それは誰でもが平等に近く感動を得て美しいと感じるものです。
勿論、感性の違いでそうでない人もいますが!。依り多くの人が認めることが出来る美・・・その為に古典の臨書が必要なのです。

又、文字には人に伝える役目とする大きな目的があり、そこに多くの歴史があり、学ぶべき事が沢山あります。


□■2:創作に臨書が必要な理由?■□
言葉を文字で伝える為に、作られたものなので、その中には、それぞれの制約された部分があります。
そしてその中で時代の変遷とともに幾多の人が立派な書を残しています。
それを学ぶ事により、創作へのヒントが得られます。



□■3:臨書を学ばないと創作は出来ないのか?■□
創作にとって必ずしも臨書は必要かというと、やはり必要と言わざるを得ないと思います。
その理由は文字という限られた制約がある以上、必要不可欠なものがあるからです。勿論、文字を絵として視覚として捉えて表現する場合は別ですが、それでも学んでおいて困る事はなく、是非勉強して欲しいものです。
私もどんな書き方をする場合でも脳裏には古典がちらつきます。



□■4:個性と創作の関係■□
前記と重複する部分がありますが、先に個性でなく、制作過程の中で出てくる個性を大事にしたいと思います。

個性といいますが、それもやは磨かなくてはなりません。単なる個性、それも大事とも思いますが、学んだ上で自ずから出てくる洗練された個性でありたいものです。



□■5:個性と感性を生かす■□
ここでいう個性と感性、それが大事な事です。
古典を学んでいても、人により、見る感覚が違ってきます。
その感性を作品に獲り入れます。
その為により多くの古典や芸術に関する本を読んで欲しいと思います。そして感性を磨き、その個性を出せる様勉強が必要です。


□■6:制作へのプロセス■□
制作に至るまでのプロセスとして1:自分が書きたいものは何か?そのテーマを見つける事です。
どんな作品でも自己表現が大切です。まずそれを決めると後は思う以上に進んでいくものです。それから具体的に大きさ、文字数、詩、用紙等を決めて行きます。
それも気まらないときはどうするかって?・・・・・・その時は自分の好きな作家の本を読んだり絵を見たり別な分野からヒントを得ます。イメージを膨らまして行きます。私はそうして行きます。
そしてそのイメージを書の作品に置き換えて行きます。



□■7:学問としての芸術とは?■□
これはどこで線を引くかというと難しく、アリストテレスの過去にもどらなくてはなりませんので興味のある方は「アリストテレスの芸術論」等をよんでみると良いと思います。
感じることとしては、過去の美、そして書に関する沢山の書物などにあるように、その研究の成果、そのもの自体が学問としての価値を生み出し高めているのです。
単に個性があればそれは芸術とかの解釈でなく、そこに深く培ってきた人の理論がなくてはならないと思います。



□■8:生活に生きる芸術■□
それでは私のような凡人には芸術はと聞かれると、それはそれで自分に出きる範囲で、書や絵画、彫刻でも、その人なりに勉強して楽しむべきものだとと思います。
そして、自分の楽しみを勉強する事により、より深い楽しみ、生甲斐をそこから見出せれば、あなたにとってのそれが最高の芸術だと思います。
小さな作品を家に飾る事、それを制作することの楽しみを味わい、日々の生活に潤いと楽しみを見出したいですね!


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