誰でも わかりやすく 楽しく書道芸術 が学べる


書道芸術入門講座<基礎編>

書と美の空間

NET書道芸術講座
白泉書道会主宰
講師 望月鶴川


[Lesson :1 ] [ Lesson :2 ] [ Lesson :3 ] [ Lesson :4 ][ Lesson :5 ][ Lesson :6 ][ Lesson :7 ][ Lesson :8 ][ 作品展示室 ]
◆Lesson 5. 【 鑑賞:年賀状を見る 】

★年賀状に見る美の心

年賀状NO.1年賀No.1

私の所属する団体の会長です。30年の交際になります。直接指導を受けた事はありませんが、数年に1度お会いして書論を交わすのが楽しみです。80才と言う高齢にして読売展始め各書展での活躍、審査と言う要職にあり、尚競書にも出す。その制作意欲は見習うべきであり、自己を表して万年競書生と言う。書を学ぶ人の範であり、尊敬する先生です。

年賀No.2年賀No.2

28年前、席を同じにして書を学んだ人で、先ごろ日中女流展において名誉ある賞を頂き、読売展でも活躍、ヨガの指導者でもある、T女史、その優しさが添え書きに出ています。今も家族ぐるみのお付き合いをさせて頂いています。


年賀No.3年賀No.3

定年後、書家として群馬県高崎市にて活躍。同門でありお会いする機会も余りありませんが、近年、篆刻にも意欲を燃やし隷書を得意とし読売展などでその実力の評価を得ています。毎年の年賀状の変遷を楽しみにしています。

年賀NO.4年賀No.4

仮名を故今関脩竹先生に師事し、漢字は私とともに学び、日展、読売展と活躍し女流書家として実力のある方です。あっさりした分かり易い流れるような自然な書です。

年賀NO.5年賀No.5

此の方は水泳の知り合いですが、切り絵でとても奇麗で見ているだけで楽しくなるような年賀状を出してくれます。

年賀NO.6年賀No.6

私の生徒さんです。数年前に定年を迎え、新たな目標に向かっていつも前進し、私の方が教わる事が多く共に学ぶ先輩と呼ぶべき人です。此の方の奥様が和紙絵の先生で、いろいろとご協力して頂き「書と和紙絵」の融合した作品を制作しました。

年賀No.8 年賀No.7

私の生徒の小学生低学年です。私のとこでは夏休みなどに、墨絵に顔彩をつかい絵を描きます。思い出して書いたのでしょう。習字を習っていても筆で書く子は少なくなっています。丁寧さが印象に残ります。

年賀No.8私が小学5.6年の時の担任の女性教師です。80才を超え現在俳句で大活躍。時々 短冊に代筆を頼まれて協力してます。50年のお付き合いになります。添え書きに先生の近況が細かく書かれ毎年の年賀状が楽しみです。

総 評
沢山の年賀状の中から数点を選んでみました。達者な字、その人の顔が浮かんでくる字、字と言うより絵としての美しさを感じる物、様々です。どれも甲乙付けがたく、結局のところ字とはその人自身であり、その心の現われで、書を習うに当たり上手い字、良い字のとは何かを考えさせられてしまいます。どれもが大切な1枚です。手書きを取り上げたため掲載はしませんでしたが印刷されたものでもMACでそれは見事なデザインのものが多数ありました。機会があれば次にはそれを取り上げたいと思います。


【 ?質 問 コーナー 】
Q3.
--左手の方が旨く書けますがこのまま右手に直さなければいけないのですか?(私の生徒のお母さんからの質問)
Ans.
左利きの子に小学生低学年で必ず起きる問題ですが。左で書く事自体に問題があるのではなく、字の歴史自体の問題だと思います。左右どちらでも書ければそれに超した事はないでしょう。ただし筆の特性、字の特性、楷書などに見られる入筆、終筆を考えると右手になると思います。書いた上でどちらが優位かを考えながら修正して行けば良いと思います。左で書く事が悪いと言う考えは良くありません。学ぶに連れて良い方向へ行くはずです。右でも書け、左でも書ける。素晴らしいと思います。良く解釈しましょう。

<今日のポイント>
-----まずは身近なところから----
今回は書を通して人に触れてみました。
書に限らず何かを作り上げて行く時、その過程が大切で、納得のいく作品にはそれなりの過去の重みがあり、積み重ねた勉強の跡が出て来ます。
それもより自然な形で。努力すればした分だけのことはあります。
気負うことなく少しずつの積み重ねをして行きましょう。


講座を見て感じた事、素朴な質問(わからない時はごめんなさい)メール受け付けます。 ここをクリック
ホームへ
(C) Copyright "Masao Mochizuki" 1997.10.1, <eishowdo@netlaputa.ne.jp>
Last updated '97.10.1