その1〜10  望月昌男(鶴川)   記  2002/2/16

その11〜20へ


2002・02・16 (土)  
その10 最近書いたものから(2)〜「壽長生の郷讃歌」CD題字
「壽長生の郷讃歌」CD題字
「小椋 佳」

再び歌手「小椋 佳」さんのCDタイトルです

まだ決まったわけではありませんが、数枚書いて送りました
そのままカンプに出しました

手元には無いのでアップできませんが、商品化になればアップします

このままアップする機会が無い時は、きっと没だったと思ってください(^^)


2002・02・15 (金)  
その9 最近書いたものから(1)〜「地方財政白書」題字

最近書いたもので,これは先月総務省から「地方財政白書」の平成14度版のタイトルです。

写真はカンプに出したものをFAXで送ってもらったものです

残念ながらまだ印刷が出来上がっていないので、どんな色で出来るのかまだ判りません

今期はタイトル文字を背景にも影にするような形で使うことになりました

 



2002・01・21 (月)  
その8 今年の年賀状から〜

今年も、それぞれに工夫を凝らした年賀状が来ました。
やはり日本人何なんだなぁ!と思いつつ。。。
その中で毎年、最後にやってくるのが左の年賀状です

版画に金粉で毎年、良くこんな大変なものをと感心しています
トップページの貝に和歌を書いたのもこの方です。

展覧会でも、毎回工夫があっていつも楽しませてもらいます。
仲良しのひとりです。


今年も期待してます!



2002・01・02 (水)   あけましておめでとうございます
その7 2002年新年書初めに 「花押」

書初めだと思い何を書こうかと・・・
1枚だけで書きたいと、一枚分だけの墨をすり、昨年秋以降新しく使い始めた花押を書いてみよう!

そう思い、思い切って書きました。終筆に不満が残りましたが、こんなものでしょう。

何枚も書くと意図的な部分が顔をだすので・・・、下に余白があったので良寛の詩「即事」を書きました。

この後、生徒の手本を書き始め50枚くらい書いて今年の書初めは終わりにしました。来年は大きいのを書いてみようっと!

 

2001・12・31(月)
その7 墨色・花いろ展・・・その2 個展のあり方

その1から時間が過ぎてしまったが・・・。
左上写真は会場を正面から撮りました

下左は畑さんご夫婦と長阪さん、右は後藤先生と長阪さんと撮りました。【拡大写真】

作品も撮って来ましたがそれは畑さんのHPで直接ご覧になった方が良いので前項のHPを参照です。

私が見ている間にも沢山の観覧者がいらしてました。私だったら多分その半分もこないと思い畑さん後藤先生の親交の厚さをうかがわせます。

書は自分のために書く人のために書く、見てくれる人、誰かのために書く、いろいろですが、この個展では「どうだ!見てください!」という作品がありません。

どれも書いたその人が私自身ですよ!。。。と
帰りに銀座の大きな個展会場があり、ちょっと見て行きましたが立派過ぎて、来場者も敬語の丁寧な言葉で挨拶を交わし別な世界にいるようで、今の私には生まれ買わなければ縁のない華美な世界でした。

書くことは同じでも、歩む先は
千差万別で人間の世界と同じです。それも又魅力の一つです。


2001・12・17(月)
その7 墨色・花いろ展・・・その1 個展のあり方
11/24日(土)畑さんと後藤先生の書と絵画の個展を銀座に友人と見に行きました。
墨色・花いろ展」と題した洒落た楽しめる個展でした
書と絵画が交互に配され作品の大きさも大作ではありますが、身近に感じる半紙や色紙、条幅サイズと絵の方もそれに調和した大きさでした 。

見ていてどれも手に届き、ゆっくり眺め自分の範疇で楽しめて気負いがないとても素晴らしい作品ぞろいでした。

当日、畑さんご夫妻、後藤先生も来場されていたので、ゆっくりお話することも出来ました。

私は絵画の知識はありませんが先生とのお話の中で、不思議に共通する部分が多く「そうなのか・・・!」 とうなずくことが多々ありました。 今回の個展の中で私なりに最大に魅力を考えてみました。

その魅力は畑さん、後藤先生の日常の勉強が自然に前面に出て、書く(描く)ことの楽しみがそのまま表現されていることだと思います。見せるためでも、上手さを出すわけでもなく、本質をしっかり踏まえて自分を表現する素直な気持ちが作品にそのまま出ているように感じました。


「墨色・花いろ展」・・・ 畑 神左HP「独学書道塾」・・・こちらで作品が拝見できます


2001・08・19(日)
その6  莫山先生の書・・・その1 行って帰って?
莫山先生の作品を家に帰って何冊かある本を引っ張り出して、再度考えながら見ました
思い出しながら本物と比べたり本物を見ていないものは想像しながら・・・
良く言われる言葉に「年をとると赤ん坊に返る」といいますが、書もそうなのでしょうか?

初心忘れるべからずではありませんが、初心に返った時に蓄積されたものを身につけ、再度初心からの出発が必要なのだと思います。

繰り返しながら初心に返り、純な気持ちを失わず、とても大切なことだと思います
ある面では進歩は何かを捨ててしまったり大切なものを置き忘れていることだと思います

いつでも本質を見失わないためには初心こそ原点であり、宝の山であるはずです
莫山先生の作品を見ながら感じました


2001・08・19(日)
その5  莫山先生のサイン・・・その1 野に下ったのは?

8/19日(土)横浜の畑さんご夫婦と横浜三越で開かれた「榊莫山展」を見に行きました。ちょうど当日は先生がお見えになりサイン会があるといので、その60年史の本を購入し並んでサインをしていただきました(左図)

太いマジックで思ったより丁寧に書いてくれました。サインだからさっさっと書いて、はいっ!次の人。。。と思っていましたが、丁寧にゆっくりとそして書き終えると、しっかり顔を見て「ありがとう」と関西なまりのやさしい言葉でお礼を言ってくれました。

そうだったんだ!野に下ったのは書だけでなくて人柄自体もだったんだ!
私はそのとき初めて気がつきました。



2001・07・08(日)
その4  私の書の楽しみ・・・書の原点

小学3年の時、電車で2つ目の駅まで書道を習いに行きました。近所にも塾はあったんですが、父の仕事の関係でその先生に習いに行くようになったのです。怖い先生でした。
今みたく墨汁はないし安い墨なので幾ら磨っても濃くならず2時間くらいは、塾にいました。半分くらいが墨をする時間でした。

毎週、電車に乗れるのが嬉しかった思い出と怖かった先生の思い出と2つが今でも印象にあります。

中学3年でやめてしまいましたが、あれから10年以上経って、又その怖い先生と仕事上で何度もお会いする機会に恵まれ、 良く書の話をしました。
先生は「生徒が家で何か書いてきたものを見るのが何より楽しみで生きがいなんだ」 と言っていました。

書の話をするときは目が爛々と輝いています。まだ20歳過ぎたばかりの私に真剣に楽しそうに話をしました。

辞めて何年もたっているのに友人のように話します。 先生から見たらまるで初心者の私にです。
怖かったのに何年も続いたのは、その情熱があったからなんですね。

逝去されて10年以上になると思います、今になってその気持ちが痛いほどわかります
今ならもっと先生と楽しく話せたと思います。



2001・06・23(土)
その3  私の書の楽しみ・・・3:思いのままに

私が所属する白楽会というのがあります。30年前に河野先生に就いたときの一門の会です 。
今年26回目の白楽書道展があります。第1〜3回目のときに連続して最高賞を私がどういうわけか頂きました。先生が逝去されたあと、会には所属し先生には就かないという状態が今まで20年以上続いています。

白楽展にもその後出品せず3年位前から出すようになりました。理由は30年前一緒に机を並べて習った仲間から誘われたからです。空白の期間もずっとお付き合いだけはありました。


まったく展覧会などと縁が無い、独学で自分の好きな書を勉強していました。当時の仲間は皆、立派な指導者になり、あちこちの展覧会で審査員になったり賞をいただいたり活躍しています。

この展覧会には自分の好きな書を書くようにしています。今年は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の一説を書きました。書風とか決めずに初心に戻って淡々と筆を運び、ボールペンで書くように無造作に飾らず書くようにして、印に少し工夫をして、文字の中に印を取り入れました。

詩に少しユーモアと詩の内容にふさわしさが出たように思います。
評価されるための書ではなく、自分の書きたいテーマ、思いが出れば満足です。

楽しみはあくまでも外的でなく、自分の中に。。。
(その一部を掲載しました、表装が出来たら全部掲載します)



2001・06・20(木)
その2  私の書の楽しみ・・・2:散歩の中にも

散歩の中にもちょっとだけ大きなものを書いたりする時もあります。 大変疲れます。
書くまでに墨を磨るだけで疲れて書かないで終わってしまい ・・・一体私は何をしてたんだろうと?

そして翌日になってせっかく磨った墨を捨ててしまう時は。。。

それでも又同じことを繰り返してしまいますが、磨りながら構想を練ったり、前に書いたのを見ながら、あそこはこう書こう、ここはこうすれば良いかな?と創造を巡らし、それが楽しいのでそこで終わっても許されるのです。

そうなんだ!何か書く。。。出来上がる。・・・その前のプロセスに沢山楽しみが詰まっているんだ!
あの紙を使って、この筆で書こう。薄墨で優しい字を書こう!
飛び出してくるような元気のいい字を書こう!

語りかけてくるような言葉で詩みたいに朗読を感じさせる字で書いてみよう!
等など、下調べや想像だけで終わったことが、今までも何度あったことか。



2001・06・18(月)
その1  私の書の楽しみ・・・1:散歩道

第一回目の今日は「私の書の楽しみ」です
展覧会に出すような大きなものを書くより、常時引き出しにある 鉛筆や小筆でメモ用紙に
好きな言葉をちょっと書いてみる。

町で見かけた看板の文字を思い出し「こんな風に書いてあったな!」・・・なんて・・・

課題を書いている時に2センチ位の横の線が思い通りに書けなくて、何度も何度も繰り返し書き、それでも結局は思い通りに行かず、翌日も同じことの繰り返し。

[後でつまらないことにこだわってしまったかなぁ!」と反省。それでもその過程が楽しかったりする。
まるで拾物をしてるような、探せばいくらでもある楽しみ、だから私には高価な筆や半紙が無くても
いくらでも書の楽しみは見つけることができる。

それで充分私は満足しているんです!・・・散歩程度の書が気が休まって好きなんです(^^)



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