病的に低いのなら……


from 井上 けんなさん (2001年09月09日 14:55)


高いといっても注射ですから……大したことはないと思います。それよりも……

通常、「男性」にとって声が低いことはデメリットにならないので保険がきかないのですが、あまりに低すぎる、というのでしたら、たとえば「声が低すぎて聞き取りにくく、コミュニケーションがとりにくい」などの理由を付けて保険適用が可能かもしれません(これはわたしの個人的な考えなので、実際にどうなるかは断言できませんが)

女性の場合保険適応になるのは、社会通念上女性は声が高いのが「普通」であり『異様に声が低い』のは社会生活上支障を来すから、というのと、声帯の構造が「一般の女性の標準」から外れていて「異常」すなわち「疾病」と判断されるためでしょうから、それに準じて考えることが可能ではないか、という話です。

さて、声帯が短いのに声が低すぎる、という場合、声帯を周囲の軟骨に固定している靱帯が切れている、あるいは固定している部位に何らかの異常が起こり、固定が外れた、周囲を支えている筋肉の緊張が緩すぎる、一部の筋肉が機能していない、軟骨の形に異常がある、声帯が何らかの原因で非常に肥大している、左右の声帯の形が対称でない、隙間がある、一部が麻痺している、などの様々な原因が考えられます。
こうした場合は、「異常」であり「病気」であるから保険で治療が受けられると思います。
ただし、こうした場合は、注射では難しく、声帯や周囲の軟骨などの位置関係を修復する手術が必要となるかもしれません。

蛇足ながらMTFの場合、喉仏(アダムのりんご)の出っ張りを気にして削る手術を受ける方がいますが、この際削りすぎると声帯の付け根が外れて声が非常に低くなるようです。ご注意下さい。


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