欲望と性自認の葛藤


from 109@優美さん (2001年11月24日 23:26)

 前回「フェシズム的服装倒錯症」のお話で、助言を頂き
有難うございました。そこで、「治るものも治らなくなっ
てしまう…?」をH間ドクターとカウンセラー(純女)の
先生に伺いを立てた所、「行動療法」や「森田療法」を併
用しつつ、ストレスの根源を元から絶つような努力をして
は如何ですか、というヒントをもらいました。

 ※E館のやうな倶楽部空間は、社交場という感じがしま
すが、イヴェント的要素が強いのも、その世界で生きる方々
と交流するのも 自己を知る意味でもヒントになればなと
私の心のベクトルが交叉し、葛藤を繰り返します。

 ●エクスタシーについての考察:1人2役の性だとしても、
(PartTimeTV)性自認は、本当にあまり無いです。
性格が女々しいから、男っぽい女性に傾倒します。
 …なので、どっちの性でも&いずれにしても、小心者だと
自覚するようになりました。男湯に入っていて、特に…。

 ◎歌舞伎を始めとする舞台やライヴの発声法は、腹式呼
吸法ですね。先日、ピーターさんの歌声をNHKの電波を
通じてですが、その声に打たれました。ライヴだと五感に
きっと感じるんでしょう、多分。生舞台が処方箋かも…。


腹式呼吸・他

 私は「森田療法」については不勉強なので何ともいえませんが、
前回も書いたように、「行動療法」は可能性があるかと思います。
ただし今後は、もし精神科医やカウンセラーに対する不信感が
ないのであれば、この件については当面、彼(女)らの療法に
一本化・一任して、あまり私が意見を差し挟まない方がよいかも
知れません。そうしないと、精神科医やカウンセラーにとって、
優美さんの状態を読みにくくなるような状況を招かないとも限り
ません。必ずそうなる、とは言えないかも知れませんが(そう
断言できるほどの知識は私にはありませんが)、まぁ、用心の
ために・・・(^^;)。

 「E館のやうな倶楽部空間」についてですが、TVの自覚を
お持ちなら、可能性の一つとして数え上げてもよいかも知れません。
ただ、基本的には「パートタイムの女装」を肯定する空間なので、
優美さんに関して、どれほどの効果が期待できるかについては、
疑問を感じないでもありません。まぁ、とりあえず足を運んでみて、
「だめだな」と感じたらやめる、という手もありますが。

 腹式呼吸法については、私は洋楽には基本的に不案内ですが、
歌舞伎でも、あるいはオペラでも、これが出来なければ舞台には
立てないと思います。なぜなら、今のようにマイクやアンプが
なかった昔には、この方法をとらないと芝居小屋や劇場一杯に
声を通すことが出来なかったからで、これは洋の東西を問わない
基本だろうと思います(私が学んだのは詩吟でしたが ^^;)。

 ただ「腹式」というと、身体の前面(おなか)だけを意識する人が
います。これは間違いで、息を吸い込む時には身体の前面(おなか)
だけを膨らませるのではなく、ちょうど風船に空気を入れると風船が
あらゆる方向に膨張して行くように、腹腔が前後左右に同時に広がる
ようにするとよいでしょう。このとき大切なのは姿勢で、腹腔から
身体の中心軸に沿って声が登り、頭頂部から声が出るようにイメージ
します。昔の歌手(東海林太郎とか ^^;)が直立不同の姿勢で歌って
いたのも、この基本に忠実だったからですね。

 今の歌手で私が知る例でいうと、韓国人歌手のキム・ヨンジャさんが、
みごとな「歌う身体」を作り上げていると思います。彼女の場合には、
滑走中のスキーヤーのように身体がやや前傾していて、腹腔から
頭頂部に至る正中線が身体を突き出て、そのままシアターの天井を
貫いているような感じです。こうした身体構造が、彼女の歌唱力と
不可分なものだということが観て取れる例ですね。

L.Jin-na


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