赤い川の谷間

投稿者:時空を飛び回るタイムトラベラー - 2000/05/07 19:00

1858年、この世を、もうすぐ去ろうとしていた老人は、その時、太平洋のかなたにある遅れた島の事を気にかけていました。

彼は、1794年、アメリカに生まれました。
彼は、近代化された海軍の提督になりました。

彼は、その文明の遅れた島の事を、750冊の本で研究しました。
その島では、人は剣を持ち歩いていて危険で、頭には飾りをつけたりして、奇妙に見えました。
ちょっとした失敗で、剣で腹や首を切ったりする残酷な島民の住む島でした。

彼は、その未開の島へ上陸して、生きて帰れないかも知れないと思いました。
しかし、彼は国際親善の為、4隻の船で250年間、鎖国している日本に向かいました。
ペりーは、日本に開国をせまりました。

翌年、1854年、300人の水兵を連れて横浜村に上陸し、日米和親条約を結びました。
ペリーは、帰国後、「日本遠征記」を書いて、日本を紹介しました。

条約から、わずか4年後、64才のペリーは、この世を去りました。
彼は、日本の開国の為に、この世に生まれ、そして去って行ったのかも知れません。

彼の結んだ条約がきっかけで、やがて、日本は大きく変わり、歴史に残る驚異的な発展につながりました。
ペリーの命がけの愛は、21世紀初頭の出来事に、つながっていく事になりました。 


投稿者:時空を飛び回るタイムトラベラー - 2000/05/08 00:10 ペリー老人は、まもなく、この世を去ろうとしていた。 タイムトラベラーは、時空を越えて、老人のベットの前にやってきた。 老人はトラベラーに言った。 「あの立ち遅れた島国の行く末は、どうなるのでしょうか? やっぱり、どこかの植民地になってしまうのでしょか?」 トラベラーは言った。 「いいえ、あなたが開国した事により、あの島国は、大きく変わっていく事に、なります。 あなたにとっては、命をかけた、ひとつの出来事にすぎませんでした。 しかし、あなたのした事が、大きな歴史の分岐点になった事が、150年後に、知られる事になります。 あなたが、小さいと思った国際親善が、実は、それが世界史の大きな流れを変える分岐点でした。「 赤い川の谷間 」 Copyright (C) 1999-2000 by hideaki okazaki.  All rights reserved.  http://www.fsinet.or.jp/~hydesan/  アメリカ民謡
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