一寸法師

投稿者:フィクション小説を書く匿名 - 2001/10/29 21:30

町に連続無差別殺人集団がいて、自分たちが犯人とは言わない。
人々は犯人たちを知っていたが巻き込まれると恐いから、知らないふりをした。

人々は心の中で、目撃情報を警察に言いたいが、後が恐いから、黙っている。
そうこうしているうちに、時がたった。

殺人犯たちは、頭がよくて、警察署も爆破して、警察が機能しなくなった。
その後、町の不良たちが、殺人犯たちを英雄視して殺人犯たちの仲間になり始めた。

これを、『後悔先に立たず』と言う。 私も、後が恐いから黙っていよう。

殺人集団の団長が町長になれば、集団維持のため、『人を殺すな』のルールを作る事になるので、
それまで黙っているのもいい方法かもしれない。

その場合、その殺人団長を教祖とする新しい宗教に、町民全員が入らなければ、ならなくなる。
その時には、今、町にあるすべての宗教が、否定される事になる。


「 一寸法師 」 Copyright (C) gonbe007 . All Rights Reserved.  http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/
 田村虎蔵作曲
世界平和の為の投票所 | 地震発生量の信号機