さあワンツースリー

投稿者:大政治家を調査する時空の旅人 - 2001/01/28 18:00

『優秀なエリートが大政治家になる』と、あなたは思う。 しかし、歴史は、そうでない事を記録しています。

彼は、少年の頃、成績が悪く学校が大嫌いでした。 学校では、ムチ打ちの体罰を、よく受けていました。

9才の時、転校し、トムソン先生に作文を、ほめられました。
その事が、やがて世界史に残る話になるとは、誰も想像出来ませんでした。
彼は、その後も、作文以外は成績が良くありませんでした。 陸軍士官学校も2度落ち、3度目になんとか入学できました。

1899年、彼は新聞記者として南アフリカのボーア戦争を取材していました。
敵の捕虜になりましたが脱走して、それを記事にし、英国の英雄になりました。
その人気により、下院議員に当選しました。

やがて、総理大臣になり、ヒトラーに対抗する事になりました。
大戦後、『第二次大戦回顧録』を書き、1955年にノーベル文学賞を受賞しました。

チャーチル【1874-1965】は、イギリスの危機を救った強力な指導力のある大政治家として記録されています。
トムソン先生の小さな愛が、やがて英国を救う事になりました。
大政治家チャーチルを作ったのは、体罰のムチではなく、トムソン先生の『生徒の才能を見つけ、ほめる愛』でした。

あなたが思う小さな愛、それが、やがて世界を救う事になる。 

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