ピアノソナタ 月光より 第2楽章

投稿者:時空の旅人 - 2002/07/15 00:30

彼の一生は、病気と貧困の一生でした。 『そんな人が、歴史上有名な法則の発見をし、
大学教授であった』と言われても、信じられないかもしれない。 しかし、・・・

彼は、大学で神学を学びました。 しかし、コペルニクスの地動説と出会ってから、天文学の勉強を始めました。
そして、1609年から1619年にわたってケプラーの法則【惑星の運動法則】を発見、発表しました。

ケプラー【1571-1630】は、ケプラーの法則を発見した天文学者として、世界史に記録されています。
月の地図にも、彼の名前をつけたケプラー山があります。 (当人は知らない)

ケプラーの死の12年後、近代科学の父になるニュートン【1642-1727】が生まれ、
科学のタイマツの火が引き継がれていく事になります。

今では、大先生の立場のケプラーですが、生きている時は、病気と貧困の生活でした。
偉大な発見をした人が、生きている間に、その栄誉と報いが受けられるとは限らない。

しかし、偉大な発見は、後に、歴史家たちによって、時間と空間の壁を越え調査され、正当に評価され、
世界史に深く刻みこまれる事になる。 昔も、今も、これからも。


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